DEX「ArthSwap(アーススワップ)」とは? 使い方や注意点を解説

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ArthSwap(アーススワップ)は日本発のブロックチェーンであるAster Network上のDEXです。スワップのほか流動性マイニングやステーキングの機能を備えています。とはいえ、使い方がわからない方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、ArthSwapの特徴や使い方、注意点について解説していきます。

ArthSwap(アーススワップ)とは

画像出典:ArthSwap公式サイト

ArthSwap(アーススワップ)はAster Network(アスターネットワーク)上のDEXです。

Aster Network(アスターネットワーク)における主要DEXになることを目標に、2022年1月にローンチされました。

サービス名ArthSwap(アーススワップ)
サービスローンチ2022年1月
ネットワークAstar Network
機能、サービススワップ、流動性マイニング、ステーキング、IDO
ネイティブトークンARSW
日本語対応あり
公式サイトhttps://www.arthswap.org/
サービスサイトhttps://app.arthswap.org/#/swap
公式SNSDiscord
Twitter

Aster Network(アスターネットワーク)はポルカドット(DOT)のパラチェーンであり、イーサリアム(ETH)など他のスマートコントラクトとのハブとして機能しています。

Aster Network(アスターネットワーク)および仮想通貨ASTRについては、こちらの記事をご参照ください。

ArthSwap(アーススワップ)の特徴

ArthSwap(アーススワップ)の特徴を2つ紹介します。

高い利回りで流動性マイニング&ステーキングができる

ArthSwap(アーススワップ)では「流動性マイニング(イールドファーミング)」や「ステーキング」への参加が可能で、いずれも19%以上の高い利率が期待できます。

以下は流動性マイニングの一覧画面です。20%の利率が出ているペアもあります(2023年4月7日現在)。

画像出典:ArthSwap公式サイト

以下はステーキングの画面です。直近7日間のステーキング報酬率は19%を超えています(2023年4月7日現在)。

画像出典:ArthSwap公式サイト

IDOに参加できる

ユーザーはARSWを保有していれば、ArthSwap(アーススワップ)で行われるIDOに参加できます。

IDOとは、Initial DEX Offering(イニシャル・デックス・オファリング)の略称で、DEX上で行われるトークンの初期販売のことです。

ICOやIEOよりも分散化された形でトークンの取引が行われます。

IDOでは一般の取引所に上場する前のトークンを手に入れることができるため、一般投資家たちの参入による値上がりが期待できます。

ArthSwap(アーススワップ)の使い方

基本となるスワップの手順を解説します。

(1)事前準備

ArthSwap(アーススワップ)ではガス代としてASTRを利用します。

あらかじめASTRを購入してメタマスクに送金しておきましょう。

なお、ASTRは以下の国内取引所で購入可能です(2023年4月7日現在)。

(2)メタマスクを接続する

「ウォレットを接続」をタップすると、接続先ウォレットの選択画面が表示されます。

今回はメタマスクを接続します。

画像出典:ArthSwap公式サイト

自動接続されるので、コントラクトアドレスを手動で登録する必要はありません。

接続が完了すると、画面の右上にウォレットアドレスが表示されます。

(3)ASTRをスワップする

スワップ元とスワップ先の通貨を選択します。

今回はASTRからJPYCへのスワップを試してみます。

画像出典:ArthSwap公式サイト

選択と数量の入力が完了後、Swapをタップすれば仮想通貨が交換できます。

ArthSwap(アーススワップ)の将来性

ArthSwap(アーススワップ)の将来性は、今後の取引量次第といえるでしょう。

取引が増加すれば価格も上昇し、価格が上昇すれば取引も増加する傾向があります。

まず取引量に大きな影響を及ぼすのは、取引所への上場です。

ARSWは大手取引所であるGate.ioに上場しています(2024年7月時点)。

また価格の面では、ビットコイン価格が挙げられます。

ビットコイン価格の上昇は仮想通貨市場全体の活性化につながるため、うまく波に乗ることができれば価格上昇と取引量増加の正のスパイラルにつながるはずです。

ArthSwap(アーススワップ)の注意点

ArthSwap(アーススワップ)の注意点は、開発状況が不明瞭ということです。

公式サイト内に公開されているロードマップでは、2022年第4Qが「TBD」となっています。

画像出典:ArthSwap公式サイト

TBDとは、To Be Determinedの略で「未定」や「将来作成予定」と翻訳されます。

さらに2023年以降についてはなんの記載もありません。

開発が長期間停滞すると投資家が将来性がないと判断して資金を撤退してしまったり、最悪の場合はプロジェクトが終了してしまったりする危険もあります。

ArthSwap(アーススワップ)のまとめ

ArthSwap(アーススワップ)について解説しました。

  • ArthSwap(アーススワップ)とはAster Network(アスターネットワーク)上のDEXである
  • 流動性マイニングやステーキングの利回りが高い
  • IDOに参加できる
  • ネイティブトークン「ARSW」が大手取引所に上場済
  • ロードマップが不明瞭

ArthSwap(アーススワップ)は他のDEXに比べて若い取引所です。

サービスの安定性や流動性などの危険性を理解した上で使うようにしましょう。

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