ハードウォレットとは?メリットやデメリット・おすすめの商品を解説
仮想通貨投資が人気を集める中、資産の安全管理は投資家の重要な関心事となっています。
仮想通貨取引所の資金流出や、ウォレットのハッキングがニュースで取り上げられるので、対策を検討している方も多いでしょう。
この記事では、安全に仮想通貨を管理できるハードウォレットの特徴を解説します。
メリットやデメリット、おすすめのハードウォレットも紹介しますので、ぜひ最後まで記事を読んで下さい。
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この記事のポイント
- ハードウォレットを利用すると、安全に仮想通貨を管理できる
- ハードウォレットは、さまざまな仮想通貨やNFTを管理できる
- ハードウォレットは、紛失してもバックアップが可能
ハードウォレットとは?
ハードウォレットは、仮想通貨にアクセスする秘密鍵を管理できるウォレットです。
専用のデバイスはインターネット環境から遮断されているため、セキュリティが高くコールドウォレットとも呼ばれています。
代表的なハードウォレットを紹介します。
- Trezor
- Ledger
- SafePal
- CoolWallet
- SecuX
ハードウォレットにはUSBに接続するタイプとカードタイプがあり、数千円から数万円で購入が可能です。
ハードウォレットのメリット3選
ハードウォレットを使用するメリットはこちらです。
- セキュリティが高い
- さまざまな仮想通貨に対応している
- ハードウォレットを紛失してもバックアップが可能
セキュリティが高い
ハードウォレットは、MetaMaskやPhantom Walletなどのウェブウォレットに比べて、セキュリティが高いです。
インターネットから遮断された環境で仮想通貨を管理するので、ハッキングやフィッシング詐欺を防止できます。
万が一パソコンやスマートフォンがウイルスに感染しても、仮想通貨を盗まれるリスクを回避できるでしょう。
ハードウォレット本体の紛失や盗難に注意すれば、安全に仮想通貨を管理できます。
さまざまな仮想通貨に対応している
無料で利用できるウェブウォレットとは異なり、ハードウォレットはさまざまな仮想通貨に対応しています。
Bitcoin(BTC)やEthereum(ETH)など、ブロックチェーンが異なる通貨も1つのウォレットで管理が可能です。
日本では取り扱いのないアルトコインや、NFTに対応しているハードウォレットもあり、1つのウォレットで一元管理できます。
ハードウォレットを紛失してもバックアップが可能
ハードウォレットはリカバリーフレーズ(復元用パスワード)で管理するので、デバイスを紛失してもバックアップが可能です。
ハードウォレットは比較的小さなモデルが多く、外出先や引っ越しなどで紛失する可能性があります。
万が一デバイスを紛失したときは、新しくハードウォレットを購入し、リカバリーフレーズを入力すると仮想通貨の情報を復元できます。
ハードウォレットのデメリット3選
ハードウォレットのデメリットはこちらです。
- 購入費用が必要
- リカバリーフレーズを紛失すると仮想通貨を失う
- 中古品は詐欺のリスクがある
購入費用が必要
ハードウォレットは安全に仮想通貨を管理できますが、購入費用が必要です。
数千円で購入できるモデルもありますが、対応できる仮想通貨の種類が多くなると、価格が2万円を超えることがあります。
無料で仮想通貨を管理できるウェブウォレットに比べると、初期費用がかかることはデメリットといえるでしょう。
リカバリーフレーズを紛失すると仮想通貨を失う
購入時に設定するリカバリーフレーズを紛失すると、管理している仮想通貨にアクセスできなくなります。
また、リカバリーフレーズが流出してしまうと、他のデバイスから情報を復元される可能性が高まります。
リカバリーフレーズの情報は誰とも共有せず、厳重に保管してください。
中古品は詐欺のリスクがある
中古のハードウォレットは正規品よりも安価で購入できますが、詐欺のリスクがあるのでおすすめできません。
リカバリーフレーズの設定を済ませてから販売している場合があり、仮想通貨を盗まれる可能性があるからです。
安全に仮想通貨を管理するためにも、中古品ではなく正規品のハードウォレットを購入してください。
おすすめのハードウォレットを紹介
おすすめのハードウォレットを、2つご紹介します。
Ledger
Ledgerは、5,500種類の仮想通貨とトークンを管理できるハードウォレットです。
世界中で600万人以上が利用しており、公式サイトは日本語にも対応しています。
Bluetoothに対応したモデルもあり、スマートフォンを利用して外出先からも仮想通貨を管理できます。
LedgerのハードウォレットはNFTを管理できるので、ブロックチェーンゲームを楽しむユーザーに最適です。
モデル名 | 価格 |
Ledger Nano S Plus | ¥12,499 |
Ledger Nano X | ¥23,999 |
Ledger Stax | ¥39,997 |
Trezor
Trezorのハードウォレットは、日本語のマニュアルが付属しており初期設定が簡単です。
ハードウォレットの使い方や復元方法も日本語で解説しているので、初めて購入する方でも安心して利用できます。
多くのアルトコインを保管でき、MonaCoin(MONA)やCardano(ADA)などの通貨にも対応しています。
タッチスクリーンの表示画面も大きく、操作性が高いウォレットです。
モデル名 | 価格 |
Trezor Model One | $69.00 |
Trezor Model T | $186.00 |
ハードウォレットのまとめ
仮想通貨を安全に管理できる、ハードウォレットの特徴やメリット、デメリットを解説しました。
ハードウォレットの購入には初期費用が必要ですが、ハッキングやフィッシング詐欺を防止できます。
安全に仮想通貨を管理するためにも、ハードウォレットの利用を検討してください。
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