みずほ銀行のメタバースコインとは?メリットや特徴を解説
みずほ銀行が「メタバースコイン」の発行を発表しました。
しかし具体的にどのようなコインなのか、またどのような特徴があるのかわからない人も多いのではないでしょうか。
仮想通貨やクレジットカードによる決済と比較して、メタバースコインのメリットを解説します。
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この記事のポイント
- メタバースコインは国内銀行として初のメタバース決済用通貨
- メタバースコインは利用者にも事業者にもメリットがある
- メタバースコインでメタバースの決済は便利になる
そもそもメタバースとは
メタバースとは「複数の人が同時にアクセスして共有できる仮想空間」のことです。
オンラインゲームに馴染みのある人では、MMO(大規模マルチオンライン)をイメージしてもらえばいいでしょう。
メタバースではオフィスにいるようにミーティングを行ったり、実際の街を歩くように買い物をしたりできます。
2023年9月現在、メタバース内での決済には、仮想通貨やクレジットカードが利用されています。
なお、メタバースに関する詳細や始め方に関しては「メタバースのやり方&始め方・おすすめサービスをご紹介」で解説しているので、あわせてご覧ください。
みずほ銀行のメタバースコインとは
みずほ銀行は、メタバース空間内で利用できる「メタバースコイン(仮)」を2023年中に発行すると発表しました。
インターネット企業などがメタバース空間内で利用できる通貨を発行している事例はありますが、日本国内の銀行としては初の試みです。
なお、メタバースコインには、既にみずほ銀行が運用している「Jコインペイ」の仕組みが利用されます。
Jコインペイには銀行口座が紐づけられるため、メタバースコインを利用すると銀行口座へ直接残高が反映される仕組みです。
みずほ銀行のメタバースコインのメリット
メタバースコインが実装されれば、利用者側にも事業者側にもメリットがあります。
- 利用者が直接決済できる
- 売上をすぐに受け取ることができる
- 価格変動リスクが低い
各項目を詳しくみてみましょう。
利用者が直接決済できる
メタバース内でクレジットカードを使うときは、決済画面へ遷移します。
しかし決済画面がメタバースに対応していないと、ゴーグルを外しメタバースの外に出て決済を行わなければなりません。
メタバースコインを利用すると直接決済が可能になり、メタバース空間でそのまま支払いを行えます。
売上をすぐに受け取れる
クレジットカードで支払いを受けた場合、事業者が売上を受け取るまでに最大1ヶ月程度のラグがあります。
また仮想通貨決済の場合、仮想通貨を売却して現金化しないと日本円としての収入にはなりません。
しかしメタバースコインであれば、Jコインペイを経由して銀行口座に紐づいているため、即座に収入として反映されます。
価格変動リスクが低い
仮想通貨は価格変動が激しく、決済する側にも決済を受ける側にもリスクが大きいデメリットがあります。
しかし、メタバースコインであれば売上はすぐに銀行口座の残高に日本円で反映されるため、価格変動のリスクを抑えられます。
みずほ銀行のメタバースコインのまとめ
メタバースコインが実装されれば、現在の決済方法による不便な点を解消できる可能性があります。
決済が便利になればメタバース空間の活用が活性化され、より普及していくと期待できます。
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