NFT不動産投資とは?メリット・デメリットや始め方・事例を徹底解説!
近年大きな注目を集めているNFTですが、「不動産投資」の分野でもNFTが活用されているのはご存知でしょうか。今回はNFT不動産投資について、そのメリット・デメリットや始め方などを初心者にもわかるように解説します。
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この記事のポイント
- NFT不動産投資とはどのようなものかを解説!
- NFT不動産投資のメリット・デメリットとは?
- NFT不動産投資の事例紹介や始め方もご紹介
最近何かと話題になっているNFT。
有名アーティストのNFTが数億円で取引されたり、子供が作ったNFTが数千万円で購入されるなんてこともありました。
このように大きな注目を集めているNFTですが、「不動産投資」の分野でもNFTが活用されているのはご存知でしょうか。
「NFTと不動産ってどういうこと?」
「NFTってデジタルのものじゃないの?」
このように思われる方も多いかと思います。
そこで今回はNFT不動産投資について、そのメリット・デメリットや始め方などを初心者にもわかるように解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
NFT不動産投資とは?
NFT不動産とはデジタル上に存在する土地や建物のことです。
デジタル上の不動産とはいえ、現実と同じように土地の価格変動が起こったり、物件を他人に貸して収入を得ることができます。
メタバースで行われるNFT不動産投資
NFT不動産は「メタバース」と呼ばれるデジタル上に広がる仮想空間に存在しています。
現在NFT不動産投資ができるメタバースとして、「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」と「ディセントラランド(Decentraland)」の2つのNFTゲームがあります。
例えばサンドボックスではランド(LAND)と呼ばれる土地を購入して、
そこでオリジナルのゲームやアートなどを作成して自由に遊ぶことが可能です。
ランドの区画上限数は166,464個と決められているため、サンドボックスのユーザー数が増えるにつれ土地の価格が上昇し、不動産収入が増えていくことが見込まれています。
NFT不動産投資のメリット・デメリット
次にNFT不動産投資のメリット・デメリットを解説します。
NFTやメタバースが大きな注目を集め、NFT不動産の今後の成長が期待されていますが、まだまだ課題が残っているのも事実です。
NFT不動産投資を始める際はメリット・デメリットをそれぞれ把握しておきましょう。
メリット①「小口投資ができる」
NFT不動産では所有している土地や建物の一部をトークンとして売ることができます。
反対にトークンを購入することで分割された物件のオーナーになることができ、その分の賃貸収入や売却時の利益を得ることも可能です。
少額からでも不動産を購入できるので大きな損をしてしまうリスクが減り、初心者でも安心して投資することができます。
メリット②「管理費がかからない」
現実の不動産を所有する場合、土地や施設を管理するために多くのコストが必要になります。
また、建物などは年月が経つとどうしても老朽化したり、地震などの災害によるリスクもつきまといます。
一方でメタバース内での不動産はデジタルの世界に存在しているため、そういった心配が一切ありません。
NFT不動産投資は現実での不動産投資のリスクを払拭した投資方法だと言えます。
メリット③「世界中の不動産を売買できる」
現実の世界では外国の不動産を所有することはなかなかハードルが高いことです。
逆に日本で所有している不動産を外国に住む人に売却するのにも多くのコストがかかってしまいます。
しかしメタバースの世界ではそのような障壁は存在しません。遠く離れた場所でも簡単かつ迅速に取引をすることができます。
そのため外国の不動産を安全に購入できたり、反対に外国の顧客に自分の所有するNFT不動産を手軽に売却することが可能です。
メリット④「住宅ローンを組める」
実はNFT不動産では住宅ローンを組むことも可能です。
住宅ローンがあればまとまった資金がなくても不動産を所有できるため、投資家や企業でなくてもNFT不動産投資をすることができます。
デメリット①「情報が少ない」
NFTやメタバースが注目を集めるようになったのはここ数年の話です。
国内での認知度が低いのはもちろん、世界的に見てもまだまだユーザーの数は多くありません。
一般的な不動産投資や株式投資などの場合、ニュースや新聞、インターネットなどを調べれば簡単に情報を見つけることが可能ですが、
仮想通貨やNFTといった分野ではまだまだ情報が少ないため、
海外のサイトを見ないと情報を得ることができないなんてこともよくある話です。
また、こうした状況を逆手にとって情報を求める人に向けた詐欺も横行しています。
デメリット②「法整備が追いついていない」
急速に拡大したNFTマーケットではまだまだ法整備が追いついていません。
その上詐欺やハッキング被害が非常に多く、何かトラブルなどがあっても自己責任となってしまうこともあります。
反対に、突然法律で規制されてしまい所有していた不動産を売却できなくなってしまったり、
最悪の場合知らずに法律違反をしてしまい逮捕されるなんてこともありえます。
NFT関係に携わる場合は法律や税制についてチェックしておきましょう。
デメリット③「所有感がない」
NFT不動産はあくまでデジタルデータを所有しているのであり、
実物の不動産を売買するわけではありません。
そのため「実物がないと不安だ」というような人にとって、所有している実感がわきにくいNFT不動産は相性が良くないかもしれません。
しかし今後NFTやメタバースが成長を続けることで、デジタル上の資産を保有するのは当たり前になっていくことが予想されます。
今のうちからデジタル資産の所有に慣れておいてはいかがでしょうか。
NFT不動産投資の事例
続いて、NFT不動産投資の事例をご紹介します。
カナダの投資企業が3億円で土地を購入
2022年11月、カナダの投資企業であるTokens.comがディセントラランド内の土地2.88億円相当を購入しました。
土地の大きさは116区画(約560平方メートル)で、メタバースでの土地の売買において過去最大規模であると話題を呼びました。
5,500万円で落札されたデジタルハウス
NFTマーケットプレイスのスーパーレア(SuperRare)で出品された、
「マーズハウス」と名付けられたデジタルハウスが約5,500万円で落札されました。
購入者はマーズハウスをメタバース内にアップロードすることで、アバターが住む家として利用することができます。
実物の家もNFTで所有できる!
メタバース空間の不動産だけでなく、現実に存在する家もNFTとして販売することが可能です。
ウクライナの首都キーウ(キエフ)にあるアパートは所有権譲渡書類へのアクセス権などをNFTにしてオークションにかけられました。
その結果、約1,368万円で落札されています。
NFT不動産投資の始め方
NFT不動産はコインチェックから購入することができます。まだコインチェックのアカウントを開設していない方は登録を済ませましょう。
コインチェックNFT(Coincheck NFT)から土地を購入する
NFT不動産はCoincheck NFTから購入します。
コインチェックのトップページからCoincheck NFTにアクセスしましょう。
購入したい土地を選ぶ
本記事ではSandboxのLandを使って解説します。
商品の左上に「出品中」と表示されているもののみ購入することが可能です。
購入の確認
購入したい商品を選ぶと購入画面に移るので、「購入確認」→「購入」と進むことで取引が完了します。
土地は価値が高いので手を出しにくい金額ではありますが、投資に関して行動派の方はこの機会にNFT不動産を所有してみてはどうでしょうか。
まとめ
今回はNFT不動産投資について解説しました。
形のないデジタル上の不動産と言われるとピンと来ない方も多いかと思います。
しかし、NFTやメタバースは今後ますます成長していく産業として世界中から注目されています。
もしかすると数年後にはNFT不動産を持っているのが当たり前の世界になっているかもしれません。
その時に先行者利益がしっかり取れるように、今のうちから準備してみてはいかがでしょうか。
まだまだ参入者が少ないNFT不動産投資には大きなチャンスが眠っています。
ぜひこの機会に始めてみましょう。
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