DOGE COIN（ドージコイン）の将来性は？いま買うべきかを解説！

暗号資産(仮想通貨)

最終更新日：2024/08/28

ふじさわあつし

【PR】記事内には広告が含まれることがあります。

DOGE COIN（ドージコイン）は今後価格が上がるのか？いま買っておくべきなのか？気になりますよね。

「将来的に上がるなら、今のうちに買いたい！」と考える方は多いかと思います。

そこでこの記事では、DOGE COINの将来性を、DOGE COINで億り人になった人や、イーロン・マスク氏の動向も踏まえつつ、解説します。

未来のことですので100%確実に断言できることはありませんが、本記事がDOGE COINの将来性を予測するのに少しでも役に立てばと思います。

DOGE COINの基礎知識と歴史を解説

DOGE COINは、2013年にジャクソン・パルマー氏とビリー・マーカス氏によって開発されました。

ジャクソン・パルマー氏はAdobe社の製品開発責任者。ビリー・マーカス氏は米IBM社に勤めていました。

DOGE COINは仮想通貨時価総額ランキング8位のコイン(2024年4月時点)です。6位のUSDC、7位のXRPに続いており、業界全体で見ても主要なコインのひとつと言えます。

DOGE COINにはかわいい柴犬がデザインされています。日本に実在するかぼすちゃんという柴犬がモデルです。

犬は英語で「DOG」ですが、スラングでは「DOGE（ドージ）」と呼ばれることもあります。このスラングがそのままDOGE COINの名称に使われています。

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DOGE COIN(ドージコイン)は最大規模の「ミームコイン」

DOGECOINのモチーフになぜ日本の柴犬である「かぼすちゃん」が選ばれたのか？

かぼすちゃんはSNSやブログにたくさん写真がアップロードされた国内外を問わず人気の柴犬です。

このようにインターネット上で人気が高まることは「ミーム」と呼ばれますが、それがジャクソンさんの目に止まりDOGE COINが誕生しました。

インターネット上で人気のキャラクターやモチーフをベースに作られたコインは「MEME COIN（ミームコイン）」と呼ばれています。DOGE COINだけに限りません。

暗号資産データベースの「CoinMarketCap」でも大カテゴリとして「ミームコイン」が用意されているほど、ミームコインは盛り上がっています。

人気のあるミームコインは、DOGE COINの他に「SHIBA INU」や「PEPE COIN」がありますが、DOGE COINはその中でも最大の時価総額を誇ります。

	DOGE COIN	SHIBAINU COIN	PEPE COIN
価格	$0.14	$0.00002	$0.0000048
時価総額	$21,183,681,938	$13,036,743,987	$2,045,331,237

^{2024年4月時点}

DOGE COINには、送金スピードが早く、安全などの基本的な暗号資産としての特徴は持っていますが、機能面、性能面で目立ったポイントはありません。

「DOGE COINはジョークだ！」と公式HPで何度も言及されており、「親しみやすさ」「わかりやすさ」「シンプルさ」が強みです。

2021年の大暴騰で億り人が誕生

DOGE COINと言えば「億り人」を連想する方も多いのではないでしょうか？

2021年に数ヶ月で価格が約17倍に暴騰した際に資産を大きく増やした方が続出しました。

その中でも、米国のGlauber Contessoto氏は資産を1800万円から3億円に増やし、これ以降「プロ・ザ・ドージ」を自称しYouTubeで発信活動を行っています。

Glauber氏のDOGE COINに関する見解などは、別記事で詳しく解説しています。

イーロン・マスク氏がキーマン

テスラ社のCEOでTwitterを買収しX(エックス）と名称を変更するなど話題の多いイーロン・マスク氏です。

イーロン・マスクもDOGE COINのファンであることを名言しています。

ur welcome pic.twitter.com/e2KF57KLxb
— Elon Musk (@elonmusk) February 4, 2021

上述の2021年4月の大暴騰も、イーロン・マスク氏の度重なるDOGE COINへの言及の影響が大きいです。

世界でも指折りの資産家であるイーロン・マスク氏が積極的にDOGE COINを応援し、自社の事業と絡めていく可能性は、DOGE COINの将来性を考慮する上で非常に重要です。

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DOGE COINの将来性に関わる特徴

ここまでがDOGE COINに関する基礎知識です。

ここからDOGE COINの将来性に関わる特徴を解説していきます。

DOGE COINはビットコインをベースに作られている

暗号資産には完全にオリジナルのものは少なく、ほとんどのアルトコイン（ビットコイン以外の暗号資産）は、既存のシステムを採用して作られています。

DOGE COINはライトコインをベースに作られています。ライトコインはビットコインをベースに作られているためDOGE COINの基本システムはビットコインと似通っています。

つまり「送金スピードが早い」「安全に送れる」などの基本的な暗号資産の性能を備えています。

そしてビットコインと同じく世界中の人がマイニングをしてDOGE COINを堀り出しています。

本記事では深く言及しませんが、高性能のコンピュータを使えばDOGE COINのマイニングに参加することもできます。

DOGE COINは発行上限が設定されていない

DOGE COINには発行上限が決められていません。

もしかしたら発行枚数の上限がないことで将来性へのマイナスのイメージがあるかもしれません。極端な話「DOGECOINを明日から5000京増やします！」なんてことをされたら1枚あたりのDOGECOINの価値が低くなるのは予想が付きますよね。

しかしDOGE COINはトータルの発行上限はありませんが、1日ごと、1年ごとの発行数の制限はあります。

Dogecoin’s supply is not unlimited, because it has an absolute limit of issuance per block, per day, per year – just like other coins do. The only difference is that Dogecoin’s issuance does not have an end date. Therefore, Dogecoin is only “infinite” over “infinite time”. Over finite time, its issuance is, in fact, finite.

(日本語訳)
ドージコインの供給量は無制限ではありません。ブロックごと、日ごと、年ごとなど、他のコインと同様に発行上限が絶対的に決まっています。唯一の違いは、ドージコインの発行には終了日がないことです。したがって、ドージコインは「無限の時間」でのみ「無限」ということになります。有限な時間内で見れば、その発行量は実際には有限です。
DOGECOIN

無限の時間を前提にしたときのみ発行枚数は無限となります。しかし現実にはそうではありません。

ビットコインの発行上限は2100万枚ですが全て掘り終わるのは2140年頃と言われています。

2024年に入って最高値を更新しているビットコインの躍進を見る限り、将来性を考える際に発行上限はそこまで気にする必要はなさそうです。

時価総額2位のイーサリアムも発行上限は設定されていません。発行枚数に上限がないことは、将来性とは切り離して考えて問題ないでしょう。

ちなみに、DOGE COINには「半減期」は設定されていません。

発行枚数が半分になる半減期がビットコインやライトコインには設定されていますが、より「シンプル」を目指すDOGE COINには設定されていません。

DOGE COINにはバーンシステムはない

「バーンシステム」とは「Burn（燃やす）」の言葉通り、暗号資産を廃棄することを意味します。

どうやって暗号資産を廃棄するかというと、取り出し不可能なウォレットに送金する、ゲーム内でのアイテムの購入に利用するなどの方法があります。

暗号資産のバーンにはその通貨の希少性を高める効果があると言われています。流通量を減らすことで、1枚あたりの価値を高くすることができるからです。

ただ、DOGE COINは複雑なシステムを取り除いた「シンプル」を目指しているためバーンシステムは実装されていません。

既に一部では決済通貨として利用されている

暗号資産は「仮想通貨」とも呼ばれますが、現実的には通貨として利用される機会は殆どありません。

一方、DOGE COINはごく一部ですが決済通貨として利用されています。

doge marketでは実用化されています。

ジャマイカのボブスレーチームとケニアの井戸への寄付は一度きりの送金でした。プロモーションの要素が大きかったかもしれません。

いまのところ多くの暗号資産が決済手段としての地位を獲得できずにいます。

そんな中、DOGE COINが決済通貨としての導入される可能性があります。イーロン・マスク氏はたびたびDOGECOINを決済手段として使う可能性を示唆しています。

DOGE COINが今後さらに実用化される可能性

DOGE COINの将来性を考える上でなんらかの決済手段に選ばれるかは重要です。

決済手段に選ばれる可能性があるのは3つ。

X(旧Twitter)での利用
テスラ社の支払い
月開拓後の惑星間の支払い

3つ全てがイーロン・マスク氏関連です。

イーロン・マスク氏はDOGE COINの開発者と何度も会って打ち合わせを重ねています。すでにイーロン・マスク氏の働きかけで送金スピードのアップを実現しているため今後も同氏から目が話せません。

数年以内に実現の可能性があるのはX(旧Twitter)内での利用です。

DOGE COINの公式HPに掲載されている動画でも、SNS上で「イイネ」と思った投稿や作品に気軽に送金できる手段としてDOGE COINが導入される可能性を示唆しています。

動画では「Twitter」を思わせる青い鳥の姿も確認できます。

またイーロン・マスク氏と言えば「テスラ社」CEOなため、同社への支払い方法としてDOGE COINが導入される可能性も考えられます。

加えて、イーロン・マスク氏は宇宙開発企業の「Space X」の創業者でもあります。

今後、月面の開発が進む中で「惑星間取引」の手段としてDOGE COINが用いられると噂されています。

上述の公式HPの動画の最後にも「月で会いましょう！」というメッセージが挿入されており、コミュニティにおいて大きな目標であることは間違いありません。

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DOGE COINのこれまでの価格動向

DOGE COINのこれまでの価格動向を振り返り、将来性の予測をしてみましょう。

2013〜2021年：長い黎明期

DOGE COINは2013年に開発されましたが、こうして見ると、2021年まではほとんど動きがないように見えます。

上述のボブスレーチームへの寄付、ケニアの井戸作りへの寄付は2014年に行われましたが、暗号資産自体の盛り上がりも小さかったためか、ほとんど価格に影響は現れていません。

2017年ごろのビットコイン価格の高騰を受け、2017年〜2018年の間に価格が0.0002ドルから0.005ドルに約25倍まで上昇しています。

価格が伸びずに消えていく草コインが多い中、この時期にこれほど価格を伸ばせたことはこれ以降の動きに置いて非常に大きな意味を持ちました。

2021年：大暴騰

イーロン・マスク氏が頻繁にDOGE COINに関するツイートをし始めた2021年1〜4月の間、DOGE COINの価格は歴史的な大暴騰となりました。

この時期に前述のGlauber氏のような億り人が誕生し、暗号資産業界全体からも注目されるようになりました。

といっても、最高値で全てを利確できるような人は少ないです。大半のDOGE COINホルダーは、暴騰以降に下落するDOGE COIN価格を見て、はがゆい思いをしたことでしょう。

価格が上昇したことにより「ミームコイン」という新しいカテゴリの存在感が増し「SHIBA INU」や「PEPE COIN」のような後追いのミームコインもこれ以降に誕生しました。

2022〜2023年：安定期

一時期0.68ドルまで上昇した価格は2021年末には0.22ドルに落ち着き、2023年にかけて0.07ドル前後で落ち着きました。

落ち着いたと言っても、大暴騰以前は0.003ドル程度だったため、20倍近く高い価格で高止まりしたこととなります。

暴騰以前からDOGE COINを保有し続けた方は20倍になって大満足ですが、暴騰時に購入した人は10分の1から2分の1程度になってしまいました。

2024年〜：再び上昇トレンドに

2024年2月からビットコインの価格が高騰し、3月には史上最高値を更新し、再び暗号資産バブルの匂いがしてきています。

ビットコインに引っ張られる形で各アルトコイン価格も上昇し、DOGE COINも例外ではなく、0.16ドル前後を推移しています。

2023年と比べると2倍となり、暴騰時ほどではありませんが期待の持てる動きを見せてくれています。

2025〜2030年予想：1ドルを突破し、過去最高値を更新するか

ここからは予想となります。

個人的には2025年〜2030年の間にDOGE COIN価格は1ドルを突破することが期待できます。

DOGE COINは「ミームコイン」の中でも最大規模だからです。

暗号資産にも株式投資のような一種のトレンドサイクルがあります。ビットコインが注目される時期、アルトコインが注目される時期、そしてミームコインが注目される時期。

新進気鋭のミームコインが注目を集める一方で、ミームコインで最大規模のDOGECOINも注目されることが予想されます。

上述したようにイーロン・マスクの動向と合わせて決済手段としての利用がスタートすればさらなる価格上昇が期待できるでしょう。

また、ビットコイン価格は長期的には上昇するとされており、DOGE COINの価格もビットコインに引っ張られる形でジワジワ上昇することが予想されます。

2030年以降：3ドル〜10ドルまで上昇する可能性も

DOGE COINは2013年に開発され、2024年現在まで実に11年もの期間、強いコミュニティとファンに支えられています。

11年続いた通貨が、次の6年も盛り上がると考えることは不自然ではないため、2030年でもDOGE COINの人気が続いていても不自然ではありません。

上述の、Xでの決済手段や惑星間取引に採用されていると、現在価格の200倍である3ドル〜10ドルに上昇していると予想されます。

DOGE COINによって「億り人」となったGlauber氏も「今後、DOGE COINは5ドル、10ドルと上がるだろう」と発言しており、将来性に期待が持てます。

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DOGE COINの将来性を予想

改めてDOGE COINの将来性についてまとめてみます。

DOGE COINは「ミームコイン」という大きなカテゴリにおいて最大の時価総額を誇り、イーロン・マスク氏というビッグネームが関わっている点を考えても、将来性には期待できます。

DOGE COINそのものは「ジョークである」と明言されていますが、複雑なシステムや専門的なシステムの多い暗号通貨業界において、そのシンプルさが逆に大きな強みとなっています。

資産の全てを使ってDOGE COINを保有することはおすすめできませんが、話題作りの一環として、ポートフォリオの一部に保有するのは選択肢としてはありかもしれません。

もちろん投資には絶対は無いので、もしDOGECOINを保有したいと思った際には自分でもよく情報を調べるようにしましょう。

利益目的の投資家による大量売りも警戒

DOGE COINはもはや草コインではなく主要コインのひとつです。良い意味でも悪い意味でも注目されています。

現在大量に保有し、暴騰時に高値で売り抜けることを狙っている投資家が多く存在することは想像に難くありません。

暴騰時にいわゆる「クジラ」が売り抜けることにより暴落するリスクは、十分に想定しておき、無理な保有の仕方はしないようにしましょう。

他の暗号資産でも同じようなリスクはありますが、DOGE COINは将来性が期待できるため、長期保有を前提とすることをおすすめします。

DOGE COINの価格予想をしているサイト

以下の2サイトではDOGE COINの今後の価格を予想しています。

Gate.ioでは2030年のDOGE COINの価格は最高で約0.41ドルと予想。これは現在価格の約2倍です。

COINDATAFLOWでは2029年（5年後）の価格は最高で0.7ドルと予想しています。これは現在価格の約5倍です。

どちらのサイトでも緩やかな上昇が予想されており、3ドル、5ドルといった大胆な予想はされていません。

いずれの予想も、暗号資産業界全体の価格上昇を考えると自然な上昇と言えます。他の通貨と比べて高い将来性を期待できるかもしれません。

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DOGE COINを購入できる取引所は

国内の以下の取引所でDOGE COINを購入できます。

項目		SBI VCトレード	GMOコイン	bitbank	BitTrade	OKJ(オーケーコイン・ジャパン )	Binance Japan
手数料	販売所	無料	無料	無料	無料	無料	無料
手数料	取引所	Maker：-0.01% Taker：0.05%	Maker -0.01%～-0.03% Taker 0.05%～0.09%	Maker：－0.02% Taker：0.12%	Maker：0.000%~0.200% Taker：0.000%~0.200%	Maker：0.02%~0.07% Taker：0.06%~0.14%	Maker：0.1％ Taker：0.1％
スプレッド		7.12%	7.69%	7.87%	7.22%	4.68%	2.84%
レバレッジ取引		❌️	⭕️	❌️	❌️	❌️	❌️
入金手数料		未対応	無料	無料	無料	無料	無料
出金手数料		未対応	無料	5 DOGE	5 DOGE	10～40 DOGE	5 DOGE
積み立て		⭕️	⭕️	❌️	⭕️	⭕️	⭕️