【ビットコイン vs イーサリアム】買うならどっち?違い·価格·将来性を徹底比較
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)、どちらに投資すべきか疑問を持つ方は多いのでしょう。
本記事では、ビットコインとイーサリアムの違いから価格動向、将来性にいたるまで徹底的に比較します。
両通貨の特性を簡単に理解でき、より良い投資戦略を検討可能です。
わかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎
【ビットコイン(BTC) vs イーサリアム(ETH)】買うならどっち?
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は、時価総額ランキングトップを占める人気の仮想通貨です。
では、どちらの通貨を購入すればよいのでしょうか。
以下のポイントを解説します。
- 価値の保存を重視するならビットコイン(BTC)
- 将来のアップグレードに期待するならイーサリアム(ETH)
- リスクを軽減するなら分散投資
価値の保存を重視するならビットコイン(BTC)
ビットコイン(BTC)は価値の保存手段として評価されています。
発行上限は2,100万枚と定められており、希少性を高めるように設計された仮想通貨です。
新しいビットコインは、マイニングと呼ばれるプロセスを通じてのみ発行されます。
以上により、ビットコインの価値は時間の経過とともに希釈されずに持続可能です。
また、ビットコインの価格は過去に何度も大きな変動を経験していますが、長期的には価値が増す傾向にあります。
以上から、ビットコインは「デジタルゴールド」とも称されているのです。
将来のアップグレードに期待するならイーサリアム(ETH)
アップデートはイーサリアムの機能向上やセキュリティ強化などに寄与し、価格の上昇を引き起こしています。
たとえば、イーサリアムのアップデート「ベルリン」は2021年4月に告知され、約24万から1カ月で約42万円に上昇しました。
また、2017年10月実装の「ビザンチウム」では、約37万円から1カ月で約50万円へと上昇しています。
したがって、イーサリアムに将来の技術革新に期待が持てる場合、投資先として有望です。
リスクを軽減するなら分散投資
リスクを軽減するためには、分散投資が推奨されます。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は、価格変動が大きいため、1つの通貨への集中投資は高リスクです。
分散投資により、1つの資産が不調でも、ほかの資産が好調であればバランスを取れます。
たとえば、複数の仮想通貨に投資すれば、一方が価値を失ったとしても、損失を補える可能性があるのです。
したがって、リスク軽減を重視するなら、複数に投資する分散投資を検討すべきでしょう。
【ビットコイン(BTC) vs イーサリアム(ETH)】7つの違い
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)について、以下の項目で各違いを比較します。
- 価格
- 創設者
- 目的
- 発行上限枚数
- コンセンサスアルゴリズム
- 半減期の有無
- ブロック生成時間
価格
項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
価格 | 約981万円 | 約47万円 |
時価総額 | 約193兆円 | 約56兆円 |
ビットコインの価格は約981万円で、時価総額は約193兆円に達しています。
一方、イーサリアムは価格が約47万円、時価総額は約56兆円です。
時価総額は仮想通貨の価格と発行数量を掛け合わせた時価総額によって算出され、仮想通貨の価値や市場規模を比較する際に重要な指標とされます。
したがって、ビットコインはイーサリアムよりも一枚当たりの価格は高価で時価総額も巨大です。
創設者
項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
創設者 | サトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto) | ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin) |
ビットコインは謎に包まれたサトシ ナカモトによって創設され、2009年に世界初の分散型デジタル通貨として誕生しました。
ナカモト氏はビットコインの基本設計を定めましたが、後に公の場から姿を消しており、コミュニティにより運営されています。
一方、イーサリアムはヴィタリック・ブテリンによって創設され、彼はわずか19歳でプロジェクトを開始しました。
ヴィタリック氏は現在もプロジェクトに関与しており、イーサリアムの発展を牽引しています。
目的
項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
目的 | デジタル通貨を使用した、取引当事者間での直接的なオンライン送金 | 分散型アプリ(Dapps)や分散型自立組織(DAO)を構築するブロックチェーンプラットフォーム |
ビットコインはデジタル通貨として機能し、銀行や仲介者を必要とせずに取引を可能にする目的で開発されています。
一方で、イーサリアムは、分散型アプリ(Dapps)や分散型自立組織(DAO)の構築を可能にするプラットフォームとして開発されました。
スマートコントラクトを使用して自動化された取引や契約が実行できる仕組みを実装可能です。
ビットコインが単純な送金手段を提供する一方で、イーサリアムは複雑な組織やプログラムの支援を目指しています。
発行上限枚数
項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
発行上限枚数 | 2,100万枚 | 発行上限設定なし |
ビットコインは最大2,100万枚の発行上限が設定されており、供給が限定されています。
上限の設定は、通貨の希少性を保ちインフレを防ぐためのものです。
一方、イーサリアムには発行上限が設定されていません。
ビットコインは希少価値を保つために上限が設定されていますが、イーサリアムは上限設定がなく、供給量を増加可能です。
コンセンサスアルゴリズム
項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
コンセンサスアルゴリズム | PoW(プルーフオブワーク) | PoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)に変更 |
ビットコインはコンセンサスアルゴリズムにPoW(プルーフオブワーク)を採用し続けていますが、イーサリアムはPoS(プルーフオブステーク)に移行しました。
PoWでは、マイナーが複雑な計算問題を解くことによりブロックを生成しますが、大量のエネルギーが必要となっています。
一方、PoSでは保有している通貨の量に基づいてブロック生成の権利が与えられるため、エネルギー消費が大幅に削減可能です。
ビットコインが従来のセキュリティを重視する一方で、イーサリアムは効率と環境への影響を考慮してPoSに移行しています。
半減期の有無
項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
半減期 | 有り | 無し |
ビットコインには半減期があり、イーサリアムにはありません。
半減期は、新規発行されるコインの数を一定期間ごとに半減させ、希少価値を高めて価値の安定を図ります。
一方、イーサリアムは発行上限が設定されていないため、半減期を設定する必要がありません。
以上から、ビットコインは報酬を少なくして希少価値を高める仕組みが実装されていますが、イーサリアムは半減する仕組みを実装せずに稼働しています。
ブロック生成時間
項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
ブロック生成時間 | 約10分 | 約12秒 |
ビットコインとイーサリアムのブロック生成時間には大きな違いがあります。
ブロック生成時間とは、取引を記録するブロックがブロックチェーンに追加されるまでの時間であり、短いほど、取引の完了が早くなります。
ビットコインのブロック生成時間は約10分ですが、イーサリアムのブロック生成時間は約15秒と短く、迅速な取引が可能です。
したがって、ブロック生成時間が短いイーサリアムは取引完了まで速く、ビットコインと比較し利用しやすい仮想通貨となっています。
【ビットコイン(BTC) vs イーサリアム(ETH)】将来性を比較
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)2つの仮想通貨は、将来性を考えた時、どちらがより良い投資先なのでしょうか?
各通貨の将来性に焦点を当てて比較します。
ビットコイン(BTC)
ビットコイン(BTC)の将来性のポイントは以下のとおりです。
- ビットコインETF承認により投資層が拡大
- 国に法定通貨として採用されれば信頼や関心が高まる
- 半減期による価格変動
各ポイントを解説します。
ビットコインETF承認により投資層が拡大
ビットコインETFが承認され、投資家層が広がると予想できます。
今までは、仮想通貨交換所を通じて取引していましたが、ETFの登場により、一般の証券口座からもビットコインに投資できるようになりました。
ETFにより、ビットコイン市場に新たな投資家と資金を呼び込み、価格の上昇に期待できます。
以上から、ビットコインへの投資が容易になり、新たな投資家を取り込むと想定可能です。
国に法定通貨として採用されれば信頼や関心が高まる
ビットコイン(BTC)が国の法定通貨に採用された場合、さらに信用や関心が高まります。
たとえば、2021年9月にエルサルバドルがビットコインを国の法定通貨として採用しました。
国の採用により、ビットコインへの信頼と関心が高まった結果、約1か月で500万円から700万円にまで上昇しています。
エルサルバドルの例のように、国の法定通貨に採用されると、信用と関心が大きく高まり、結果として価格が上昇する可能性があるのです。
半減期による価格変動
半減期はビットコイン(BTC)の価格に影響を与えます。
実際に、過去の半減期では、新規ビットコインの供給減少が原因で価格が上昇する傾向にありました。
半減時の日付 | 半減前の価格 | 半減後約1年経過時の価格 |
2012年11月28日 | 約12ドル(約1,860円) | 約1,000ドル(約155,000円) |
2016年7月9日 | 約650ドル(約100,750円) | 約2,500ドル(約387,500円) |
2020年5月11日 | 約9,500ドル(約1,472,500円) | 約50,000ドル(約7,750,000円) |
しかし、半減期だけで価格が決まるわけではなく、世界経済の動向など、外的要因も価格に影響を与えます。
したがって、半減期が必ずしもビットコインの価格上昇を保証するわけではありません。
ですが、過去の動向から、半減期はビットコインの価格変動に影響を与えているのを確認できます。
イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)の将来性のポイントは以下のとおりです。
- イーサリアム(ETH)の大型アップデート
- NFT・メタバース市場の拡大
- イーサリアムETFの承認
各ポイントを解説します。
イーサリアム(ETH)の大型アップデート
イーサリアム(ETH)は、定期的なアップデートを実施しています。
たとえば、2022年の「The Merge(マージ)」では、コンセンサスアルゴリズムがPoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)に変更されました。
同時に、新規発行されるイーサ(ETH)の枚数が1日あたり最大13,000ETHから1,600ETHへと約90%減少する仕組みとなり、通貨の希少性が高まります。
以上のとおり、イーサリアムのアップデートが、価格上昇の要因となる可能性があるのです。
NFT・メタバース市場の拡大
イーサリアム(ETH)はNFTの発行やメタバースの構築に適したプラットフォームです。
MarketsandMarkets(マーケッツアンドマーケッツ)によると、メタバース市場は2023年の839億ドルから20307年には1兆3,034億ドルへと成長すると予測しました。
以上の成長率は年平均48%に達する見込みです。
また、同企業は、NFT市場が2022年の30億ドルから2027年には136億ドルへと成長すると予測しました。
以上のように、NFTとメタバース市場の拡大が予想され、今後が注目されています。
イーサリアムETFの承認
現物ビットコインETFの承認後、現物イーサリアムETFの承認が注目されています。
アメリカ証券取引委員会(SEC)は、イーサリアムETF申請を受け付けていますが、2024年5月現在において、未だ承認されていません。
もし承認されれば、イーサリアムへの需要が増し、価格が上昇する可能性がありますが、承認が得られなければ価格が下がるリスクもあります。
ETF承認は、イーサリアムの市場価値に大きな影響を与える可能性があり、多くの投資家が注目するトピックです。
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を5年前に10万円分買っていたら
ビットコイン(BTC)は2024年5月に約981万円へと、イーサリアム(ETH)は約48万円へと価格変動を繰り返しながら上昇しています。
では、各通貨のどちらかを5年前に10万円分購入していたら、2024年5月時点にどのくらい利益となったのでしょうか。
ビットコインとイーサリアムのチャートと一緒に解説します。
ビットコイン(BTC)のチャート
ビットコインを5年前に10万円分購入していたら、価値は約153万円になっています。
2019年5月時点でビットコイン1枚の価格が約64万円となっており、10万円で約0.15625枚のビットコインを購入できました。
2024年5月現在、ビットコイン1枚の価格は約981万円に上昇しています。
結果として、5年前に買った10万円分のビットコインは、約153万円の価値になっています。
イーサリアム(ETH)のチャート
イーサリアム(ETH)を5年前に10万円分購入していたら、約266万円の価値となっています。
2019年5月のイーサリアム価格は18,068円であり、10万円で約5.54枚のイーサリアムを購入できました。
2024年5月現在ではイーサリアムの価格は、約48万円まで上昇しています。
したがって、5年前に買った10万円分のイーサリアムは、約266万円の価値になっています。
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の価格予想
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の価格予想を、以下のデータを使って解説します。
- 著名人
- 金融機関
- AI
複数の予測から今後の投資戦略を探るために、最新の予測データを見ていきましょう。
ビットコイン(BTC)の価格予想
予測した著名人、金融機関、AI | 予測内容 |
米大手投資銀行「JPモルガン」 | 2024年の半減期後の価格下落を予想マイニング事業者に大きな影響があると分析 |
米資産運用会社モルガン・クリーク・キャピタル・マネジメントCEOのマーク・ユスコ氏 | ビットコイン(BTC)の価格は2024年内に15万ドル(約2,270万円)を超えると予測 |
AIを使用した予測サイト「CoinPriceForecast」 | 2024年末:10万ドル 2025年末:13万ドル 2027年:14万ドル 2029年:15万ドル 2031年:20万ドル 2033年:25万ドル |
表のとおり、JPモルガンは2024年の半減期後の価格下落を予想しています。
しかし、ほかの予測は楽観的になっており、長期的にみると価格は上昇する予想です。
イーサリアム(ETH)の価格予想
予測した著名人、金融機関、AI | 予測内容 |
米大手投資銀行「JPモルガン」 | 2024年にはイーサリアムがほかの主要仮想通貨を上回る上昇率を見せると予想アップグレード「Dencun」とEIP-4844の実装が大きな理由 |
仮想通貨取引所「Gate.io(ゲートアイオー)」 | 2024年:約3,000ドル 2025年:約3,600ドル 2026年:約4,000ドル 2027年:約5,000ドル 2028年:約5,700ドル 2029年:約6,000ドル 2030年:約7,000ドル 2031年:約7,400ドル 2032年:約7,900ドル |
AIを使用した予測サイト「CoinPriceForecast」 | 2024年末:5,000ドル 2025年末:6,000ドル 2027年内:7,000ドル 2030年:8,000ドル 2031年:9,000ドル 2033年:10,000ドル |
表のとおり、JPモルガンはイーサリアムのアップグレードにより、ほかの仮想通貨を上昇率で上回ると予測しています。
仮想通貨取引所Gate.ioとAI予測サイトCoinPriceForecastも、2033年までに価格が大幅に上昇すると予測しました。
以上から、イーサリアムの価格は将来的に上昇すると期待されています。
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の購入におすすめの仮想通貨取引所
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の購入には、SBI VCトレードがおすすめです。
SBI VCトレードでは、
- 現物取引(販売所、取引所)
- レバレッジ取引
- 積立暗号資産
など、利用者のニーズに応じた取引オプションが用意されています。
ビットコインやイーサリアムを含む20種類以上の銘柄が扱われており、500円から始められる「積立暗号資産」は初心者でも手軽に投資可能です。
東証プライム市場上場企業のSBIホールディングスの完全子会社として、高いセキュリティ基準で運営されています。
以上のように、多彩な取引スタイルと安全な取引環境を提供しており、仮想通貨の購入におすすめの取引所です。
詳しくは、SBI VCトレードの評判・口コミ」の記事を参考にしてください。
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の買い方
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を購入する前に、「設定」から「2段階認証」を設定しましょう。
「2段階認証」により、ログイン時のセキュリティが強化され、不正アクセスを防ぎます。
次に、メニューの「入出金」から購入資金として日本円を入金します。
SBI VCトレードのアプリやウェブサイトを通じて、銀行振込みや即時入金を選択可能です。
資金入金後、「買う」からビットコインやイーサリアムを購入できます。
仮想通貨の銘柄と数量を決めて購入しましょう。
【ビットコイン(BTC) vs イーサリアム(ETH)】買うならどっち?まとめ
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)、どちらを購入すべきかは投資目的によって異なります。
まとめると、ビットコインは価値の保存手段として優れており、長期にわたっての価値維持に期待可能です。
一方、イーサリアムは技術的な進化が期待され、将来のアップグレードによって価値向上が見込まれます。
どちらの通貨もSBI VCトレードで購入可能です。
購入方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
\SBI VCトレードとSBI FXTRADEのW口座開設で2,000円が貰える!/
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎