仮想通貨Raydium（RAY）とは？特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

ブロックチェーンの技術を利用し、中央管理者が存在しなくても仮想通貨の取引ができるDEX（分散型取引所）が注目を集めています。

取引量も多く、有名なDEXにはイーサリアムチェーンを利用したUniswapやバイナンススマートチェーンを利用したPancakeswapなどがあります。

そんな中、2021年にハイスピードな取引ができる上、ガス代も安く済むDEX「Raydium」がローンチされました。

Raydiumの取引では独自の仮想通貨「Raydium（RAY）」を使います。

そこで本記事では、仮想通貨Raydiumの特徴や今後の見通し、そして将来性について徹底解説します。

仮想通貨Raydium（RAY）とは？

Raydiumの概要は、以下の表のとおりです。

名称	Raydium(RAY)
価格(2022年9月現在)	¥87.34
時価総額(2022年9月現在)	¥11,827,442,051
発行上限	5.55億枚
リリース	2021年2月
開発者	Raydium
購入可能な主な取引所	・FTX ・Binance ・Gate.io ・Geminiなど
公式サイト	https://raydium.io/

Raydiumとは、Solanaチェーン上に作られたDEX（分散型取引所）です。Raydium独自の仮想通貨「Raydium」が取引に利用されています。

仮想通貨Raydium（RAY）がよくわかる5つの特徴

仮想通貨Raydiumがよくわかる5つの特徴は、以下のとおりです。

1. ハイスピード取引ができガス代を抑えられる
2. DEXの仮想通貨なのでハッキングが少ない
3. トレードせずとも報酬を得られる
4. IDOに参加できる
5. SerumDEXと接続している

特徴1：ハイスピード取引ができガス代を抑えられる

仮想通貨Raydiumは、ネットワーク速度が速くガス代を抑えて取引ができる点が特徴です。

イーサリアムチェーンを基盤にしたUniswapやSushiswapは、取引量が増えるとガス代が高騰したり、ネットワーク速度が落ちたりするなどの問題が有り、スケーラビリティの改善が求められていました。

RaydiumはSolanaチェーンを基盤に作られたDEXなので、ハイスピードな取引ができるだけでなくガス代を抑えることもできます。

特徴2：DEXの仮想通貨なのでハッキングが少ない

従来の仮想通貨取引所は、ユーザー同士で取引を行っているわけではなく、中央の管理者を通して取引を行っています。

企業がユーザーのIDやパスワードなどの個人情報を管理するという構造上、万が一企業がハッキングを受けた際、ユーザーの仮想通貨が流出する可能性が高いです。

DEXであるRaydiumでは、ブロックチェーン技術を使って取引を行い、ユーザー自身で個人情報を管理するので、ハッキングのリスクを減らすことができます。

特徴3：トレードせずとも報酬を得られる

仮想通貨Raydiumをトレードする以外にも、ステーキングで報酬を得られます。ステーキングとは、ブロックチェーンのネットワークに仮想通貨を保持して参加することで報酬を得る仕組みです。

また、イールドファーミングで報酬を得ることも可能です。イールドファーミングとは、DEXに暗号資産を預けることで、利息を得られる仕組みです。

いずれの方法も、保有しているだけでいいので、トレードする必要なく低リスクに報酬を得られます。

特徴4：IDOに参加できる

Raydiumを利用すれば、将来的に上場する予定の仮想通貨やトークンのIDOに参加できます。

IDOとは「Initial DEX Offering」の略で、DEXで仮想通貨を発行して資金調達を行う方法です。

IDOに参加し、短期的に大きな利益を上げることも可能です。

特徴5：SerumDEXと連携している

Raydiumは、同じくSolanaチェーン上に作られたDEXの「SerumDEX」と連携しており、多くの流動性を確保しています。

そのため、中央管理型の仮想通貨取引所と遜色ないユーザビリティが実現しました。

仮想通貨Raydium（RAY）の今後の見通しと将来性

仮想通貨Raydiumは、今後の注目度が高い銘柄だと期待されています。今後の見通しと将来性について、以下の観点から説明します。

• DEXの利用ユーザーの増加
• Sushiswapとの統合が予定されている
• ユーザーにとって使いやすい

DEXユーザーの増加

DEXをはじめ、仮想通貨やNFTなどのWeb3領域は、着実に知名度を増しています。今後より多くの人が、Web3のサービスを利用するようになるでしょう。

その中で、DEXユーザーの増加も見込まれます。今以上にDEXユーザーが増えれば、Raydiumを利用する人も増え、仮想通貨Raydiumも高騰すると考えられます。

Sushiswapとの統合が予定されている

2021年2月、イーサリアムチェーンを基盤としたDEX「Sushiswap」がRaydiumと統合すると発表しました。イーサリアムチェーン特有のスケーラビリティの問題を解決するための動きです。

これにより、SushiswapユーザーがRaydiumに流れてくることになるので、仮想通貨Raydiumの価格に変動が見られるでしょう。

ユーザーにとって使いやすい

RaydiumはSolanaチェーンを基盤としたDEXなので、ネットワークのスピードが速く、ガス代も安いです。この点はユーザーにとって使いやすいため、より多くのユーザーが今後利用すると予想されます。

ユーザー数が増えれば、仮想通貨Raydiumの注目度も上がっていくでしょう。

仮想通貨Raydium（RAY）のまとめ

今回はDEXと呼ばれる分散型取引所、Raydium独自の仮想通貨「Raydium」について解説しました。

DEXであるRaydiumは、ネットワークのスピードが速い、ガス代が安い、IDOに参加できるといった特徴があり、注目を集めています。また、ユーザー数の多いSushiswapとの統合が予定されているなど、今以上にユーザー数が増えると予想できます。

こちらが注目を集めるほど「仮想通貨Raydium」の価格は高騰すると考えられるので、将来性に期待できる銘柄だといえるでしょう。

仮想通貨Raydiumは、Binanceで購入できます。購入したい方は「仮想通貨取引所Binance（バイナンス）とは？評判･手数料･口座開設について」を参考にしてください。