DApps(分散型アプリ)とは?特徴や始め方・おすすめアプリを紹介
DApps(分散型アプリ)は、ブロックチェーン技術を活用したアプリのことです。近年では、Move to EarnやNFTマーケットに注目が集まっていますが、これらもDAppsサービスです。
とはいえ「DAppsがよくわからない、具体的にイメージできない」と感じている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、DAppsの特徴をわかりやすく解説した後、おすすめのDappsサービスや始め方を紹介していきます。DAppsについて興味のある方はぜひ最後までお読みください。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎
DAppsとは?
DAppsは、ブロックチェーン技術を活用したアプリのことです。
Decentralized Applicationsの略称で、日本語では分散型アプリケーションと呼ばれます。
ブロックチェーン技術が使われるDAppsは、中央の管理者なしで自動で契約を処理・実行するスマートコントラクトの仕組みが導入されています。
一般的にはこのスマートコントラクトによって動作するアプリをDAppsといいます。
DAppsの特徴3つ
DAppsの特徴は以下の3つです。
- 中央の管理者がいない
- スマートコントラクトの機能が導入されている
- アートやゲームなど幅広い事例がある
1つずつ順番に確認していきましょう。
中央の管理者がいない
DAppsには、基本的に中央の管理者はいません。ブロックチェーンの技術を応用することで、管理者不在の非中央集権サービスを展開しています。
また、アプリのソースコードは一般公開されており(オープンソース)、不正が起こりにくい仕組みです。
スマートコントラクトの機能が導入されている
DAppsではスマートコントラクトの機能が導入されています。そのため、自動で契約を処理・実行することが可能です。管理者なしで動作するため、サービスを円滑に展開できます。
また、スマートコントラクトは事前に決められたルールに従って自動的に動くため、信頼性が高いことも特徴です。
アートやゲームなど幅広い事例がある
DAppsには幅広い事例が存在します。
例えば以下のとおりです。
- NFTアート
- ゲーム
- DeFi
- メタバースプラットフォーム
技術の発展により、今後もDAppsが活躍する分野が増えていくでしょう。
DAppsのメリット3つ
DAppsのメリットは以下の3つです。
- 透明性が高く不正が起こりにくい
- データ改ざんのリスクが少ない
- 市場の拡大が期待されている
1つずつ順番に確認していきましょう。
1.透明性が高く不正が起こりにくい
DAppsは、透明性が高く不正が起こりにくい仕組みです。なぜならスマートコントラクトを活用しているからです。
スマートコントラクトは契約を自動で行う上に、取引の履歴をすべて記録しています。そのためDAppsでは不正が起こりにくく、ユーザーは安心して利用できます。
2.データ改ざんのリスクが少ない
繰り返しになりますが、DAppsはブロックチェーン技術を使っています。非中央集権で分散して管理する体制のため、データの改ざんは不可能に近いです。
また、ソースコードをオープンにしていることで、不正や改ざんが起こりにくくなっています。
3.市場の拡大が期待されている
今後はNFTやDeFi、メタバース市場が拡大していくと予想されています。実際に、FacebookやDisney、DMMなど有名な企業が参入を発表し、市場が盛り上がりを見せ始めた状況です。
そのため、基盤となるDAppsの技術革新や成長にも期待できます。DAppsはさまざまな領域で発展を続けていくでしょう。
おすすめのDApps3選を紹介
続いて、おすすめのDappsサービスを3つ紹介します。
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)
- OpenSea(オープンシー)
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
1つずつ順番に確認していきましょう。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)
PancakeSwapは、2020年にローンチされた分散型取引所(DEX)です。BNBチェーンで展開されています。
DAppsで有名なイーサリアムチェーンと比べて「処理速度が速く、ガス代が低い」のが特徴です。
仮想通貨を預けることで、独自トークンCAKEを獲得できます。
OpenSea(オープンシー)
OpenSeaは、2017年にローンチされた世界最大級のNFTマーケットプレイスです。
2022年1月には、1日あたりの過去最大の取引高となる2億6100万ドルを記録しました。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)
The Sandboxは、メタバース空間を楽しめるオープンワールドのブロックチェーンゲームです。
マインクラフトのようなイメージのゲームで、アバターを作成したりゲームを作成したりできます。
The Sandboxで使われる仮想通貨SANDはコインチェックで取引できるので、ぜひチェックしてみましょう。
DAppsの始め方【3つの手順】
DAppsについて理解できたところで、実際の始め方を確認しましょう。
DAppsは主に以下の3つの手順で始められます。
- 手順①:仮想通貨取引所で口座開設する
- 手順②:ウォレットを作成する
- 手順③:ウォレットに仮想通貨を送金してDAppsと接続する
それぞれのサービスによって細かい部分は異なるので注意してください。
まだ、仮想通貨取引所で口座開設が済んでいない方は、国内でも人気のSBI VCトレードを利用するのがおすすめです。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎