ジパングコイン(ZGP)とは?特徴・将来性について徹底解説!

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ジパングコインとは、国内初の金価格と連動する暗号資産です。
三井物産の子会社である、三井物産デジタルコモディティーズが発行しています。
金価格と連動するので、インフレ時のリスクヘッジとして利用できることが強みです。
この記事では、ジパングコインについて特徴や将来性などについて解説します。

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ジパングコイン(ZGP)とは?

ジパングコインとは、国内初の金価格と連動する暗号資産のことです。

金の特徴としてインフレ(物価上昇)時においても、金の価値が下がりにくい特徴があります。

そのため、インフレ時のリスクヘッジ(危機回避)手段として利用可能です。

2023年1月時点では入出庫に対応していないため、他の取引所やウォレットなどに送金できませんが、今後対応するとのことです。

通貨名称ジパングコイン(Zipangcoin)
ティッカーシンボルZPG
取り扱いのある取引所bitFlyer
DMMBitcoin
デジタルアセットマーケット
発行開始2022年2月17日
ブロックチェーンmiyabi
現在価格(2022年1月)1ZPG=7,893円
公式ホームページZipangcoin(ジパングコイン)|株式会社デジタルアセットマーケッツ
公式ツイッターZipangcoin / ジパングコイン(@zipangcoin)さん / Twitter
ホワイトペーパーzipangcoin_whitepaper_ver3
出典:ジパングコイン ホワイトペーパー

ジパングコイン(ZGP)4つの特徴

ジパングコインには4つの特徴があります。

  • 国内初、金価格と連動を目指す暗号資産
  • 金の特性をもった利便性のある暗号資産
  • 三井物産デジタルコモディティーズ発行
  • 株式会社bitFlyer Blockchain開発の「Miyabi」を採用

以上の4つについて解説します。

国内初、金価格と連動を目指す暗号資産

ジパングコインは、金価格と連動を目指すステーブルコインです。

ステーブルコインは資産を担保として価格が連動している暗号資産のことで、ジパングコインは金を担保としています。

1ZGP=金1グラムの価値と同等になるように設定されています。

2023年1月時点では1ZPG=7,893円となっており、金価格も1g=7,893円と同等です。

ちなみに、海外ではPaxos社が発行しているPAXGトークンがあります。

このPAXGも金を担保としたステーブルコインで、1PAXG=1oz(1oz=約28g)です。

金の特性をもった利便性のある暗号資産

ジパングコインは、金を担保に連動することから、金の特性を備えた暗号資産と言えます。

紙幣などの価値が下がるような状況(企業や世界の状況など)では、リスクヘッジ(危機回避)先として金が機能します。

金の価値は世界共通であり、金そのものに価値があるためです。

例えば、コロナショック(2020年)やウクライナショック(2022年)の影響により、物価が上昇し現金などの価値は目減りしましたが、反対に金の価格は上昇しています。

出典:TradingView.com GOLD

また金現物は持ち運びや、小さくすることが難しいという点があります。

ジパングコインはデジタルなので、持ち運びや小さい額での取引も可能です。

このことから、ジパングコインは金の特性をもち、利便性のある暗号資産と言えるでしょう。

三井物産デジタルコモディティーズ発行

ジパングコインは、三井物産デジタルコモディティーズが発行しています。

三井物産デジタルコモディティーズは、三井物産株式会社の100%子会社で暗号資産発行事業のために設立された会社です。

三井物産株式会社は有名な総合商社であり、東証プライムに上場しています。

以下は東証プライムについて日本取引所グループから引用です。

多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資者との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場

市場区分見直しの概要 | 日本取引所グループ (jpx.co.jp)

発行体の親会社が三井物産であるということが、ジパングコインの安全性や信頼性を示しています。

株式会社bitFlyer Blockchain開発の「Miyabi」を採用

ジパングコインは、株式会社 bitFlyer Blockchain が開発した「Miyabi」を基盤システムとして発行されています。

「Miyabi」には以下の特徴があります。

  • プライベート型ブロックチェーン
  • 4,000 件/秒のトランザクションが可能
  • 「State Delta」機能で、複雑かつ高速な検索が可能

また、ジパングコインだけでなく以下のような企業での活用事例もあります。

  • マイクロソフト
  • 三井住友海上
  • 住友商事

出典:次世代ブロックチェーンMiyabi – bitFlyer Blockchain

有名な企業で採用されていることから「Miyabi」が信頼されていることが分かります。

以上のことから、セキュリティ面で安全かつ高速なトランザクションが可能です。

さまざまなプロジェクトで活用されていることから、信頼性の高いブロックチェーンであると言えるでしょう。

ジパングコイン(ZGP)の今後・将来性

ジパングコインの今後と将来性について、3つのポイントを解説します。

  • 交換対象の増加
  • 移管できるようになる
  • 取り扱い取引所が増える

交換対象の増加

ジパングコインは交換対象を拡充する予定です。

現在では、日本円とジパングコインを交換できます。

今後は金現物や他の暗号資産との交換を考えているとのことです。

出典:ジパングコイン ホワイトペーパー

入出金ができるようになる

2023年1月時点では取り扱い取引所でジパングコインを日本円で売買し、取引所で保管できます。

しかし、他の暗号資産取引所やウォレットへの移動はできません。

今後ジパングコインは、入出庫が可能となるようにサービスの拡充を予定しています。

出典:ジパングコイン ホワイトペーパー

ジパングコインを取り扱う暗号資産取引所の増加

2024年8月時点では、ジパングコインを以下の取引所で扱っています。

  • デジタルアセットマーケット
  • DMMBitcoin
  • bitFlyer
  • CoinTrade
  • SBI VCトレード

今後取り扱う暗号資産取引所が増えるとのことなので、ジパングコインは今後利便性が高まることが予想できます。

ジパングコインを取り扱う取引所やレンディングについて知りたい方は別記事を参照。

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