仮想通貨アルゴランド(Algorand/ALGO)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
仮想通貨アルゴランド(Algorand/ALGO)をご存じでしょうか。
ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨として採用されたことで、有名になった仮想通貨です。
値動きが少なく安全性の高い仮想通貨であるため、購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
本記事では、仮想通貨アルゴランド(ALGO)の特徴や将来性について解説しているので、参考にしてみてください。
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アルゴランド(ALGO)とは?
アルゴランド(ALGO)は、暗号資産の作成者のなかでもトップレベルで、マサチューセッツ工科大学教授のシルビオ・ミカリ氏が開発しました。
詳細について以下の表にまとめました。
暗号資産名 | アルゴランド(Algorand/ALGO) |
価格(2022年7月現在) | $0.338710 |
時価総額(2022年7月現在) | $2,351,652,277 |
発行上限 | 100億枚 |
リリース | 2019年 |
開発者 | シルビオ・ミカリ氏 |
購入可能な主な取引所 | BinanceBybitFTXCoinbase |
公式サイト | https://www.algorand.com/ |
2019年にリリースされ、発行上限は100億枚となっています。
海外の取引所で取り扱っており、国内の取引所での購入はできません。
アルゴランド(ALGO)の特徴
アルゴランド(ALGO)の代表的な特徴を3つご紹介します。
- 「PPoS(Pure Proof of Stake)」を採用している
- ブロックチェーン・トリレンマを解決できる
- 取引スピードが速く、低価格で取引できる
それぞれ以下にて詳しく解説していきます。
「PPoS(Pure Proof of Stake)」を採用している
アルゴランド(ALGO)は、PPoS((Pure Proof of Stake)というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。コンセンサスアルゴリズムは、仮想通貨の取引内容が正しいか承認する作業です。
PPoSは、PoSというコンセンサスアルゴリズムを元に作成されました。PoSの概要について以下の画像にまとめましたので、参考にしてみてください。
PoSでは通貨の保有量や保有期間が長い人でないとマイニング報酬を得られませんでした。
一方で、PPoSを採用するとマイニング報酬を得られる人がランダムで決まるため、誰でも報酬を得られる可能性があります。
ブロックチェーン・トリレンマを解決できる
ブロックチェーンには重要な要素が3つあり、これら3つを同時にブロックチェーンでは共存させられない問題を「ブロックチェーン・トリレンマ」といいます。
【3つの重要な要素】
- スケーラビリティ:取引量の増大により処理に不具合が生じる問題
- セキュリティ:デジタル資産の流出を防ぐための技術
- 分散化:取引やデータを改ざんできないようする技術
他の仮想通貨ではこれら3つを同時に共存させられなかったため、何かしらの問題を抱えていました。
しかし、アルゴランド(ALGO)に採用されているPPoSによって、これらが同時にできるようになりました。
取引スピードが速く、低価格で取引できる
取引の速度が5秒以下と言われており、他の通貨よりも速く取引できることも特徴です。ちなみに、ビットコインは約10分、イーサリアムは約14秒ですので、かなり速いと言えます。
取引手数料は1回あたり0.001ALGOであり、手数料がかなり少ないです。高速かつ低い手数料で取引できるため、ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨に採用されました。
取引スピードが速くて手数料が低価格であるため、使い勝手のよい仮想通貨として普及していっています。
アルゴランド(ALGO)のチャート・価格動向
アルゴランド(ALGO)がリリースされた2019年からのチャートは、以下の画像のとおりです。
2019年の上場直後には3.4ドルの価格で、その後2021年まで大きな価格変動はありませんでした。
しかし、2021年には仮想通貨全体の価格があがり、アルゴランド(ALGO)も値上がりしましたが、同年5月の中国での規制により下落しました。
さらに、2021年9月に、アメリカでのビットコイン先物ETFの承認やエルサルバドルでのビットコインの法定通貨承認によって高騰し、2022年2月末にはロシアによるウクライナ侵攻によって、価格が下落するという流れになっています。
アルゴランド(ALGO)の今後の見通し・予想
アルゴランド(ALGO)の値段は、今後以下のポイントによって変動するでしょう。
- ステーブルコインへの信頼度
- アルゴランド(ALGO)を扱う取引所の数
- 仮想通貨全体の値動き
現在、ステーブルコインの通貨が暴落したことによって、ステーブルコイン全体の信頼が落ちてしまっています。今後、ステーブルコインへの信頼が元に戻ればアルゴランド(ALGO)の価格の上昇を期待できます。
ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨がより多く発行されると、アルゴランド(ALGO)を利用する方が増えるため、高騰するでしょう。
また、日本国内でアルゴランド(ALGO)を扱う取引所が増えたら需要が拡大するため、値上がりする可能性もあります。
アルゴランド(ALGO)の買い方
アルゴランド(ALGO)は海外取引所で購入する必要があります。購入するときは以下の手順にて、アルゴランド(ALGO)を買いましょう。
- 国内取引所に日本円を入金する
- 国内取引所にてビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨を購入する
- 送金先の海外取引所の入金画面にいき、入金アドレスを把握する
- 国内取引所の送金画面に、海外取引所の入金アドレスを入力する
- 送料・ネットワークを選び、送金を実行する
- 送金確認を行い、着金を待つ
上記のように、まずは国内取引所にて仮想通貨を購入し、海外取引所へ送金してアルゴランド(ALGO)を購入しましょう。
アルゴランド(ALGO)を取り扱っている国内外取引所は?
アルゴランド(ALGO)を扱っている国内取引所はなく、海外取引所で購入できます。
- Binance
- Bybit
- FTX
- Coinbase
購入するときは上記の海外取引所を利用しましょう。
アルゴランド(ALGO)はやばい?将来性について
アルゴランド(ALGO)は将来的に価値が上がる可能性があると言えます。
今後CeFiやDeFi市場が拡大していくと、アルゴランド(ALGO)の値段が上がるでしょう。CeDi・DeFi市場で価値を高めるために、Algorandはプロジェクトを立ち上げているので、今後技術が発展していくことも期待できます。
ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨として採用されているため、いきなり価値がゼロになることはないでしょう。
仮想通貨全体の盛り上がりによっては高騰することもありますが、価値が下落する可能性もあります。例えば、国が仮想通貨への規制を強めると需要が縮小して価値が下落してしまうため、注意しましょう。
アルゴランド(ALGO)のQ&A
アルゴランド(ALGO)について、よくある3つの質問について回答していきます。
これから購入しようとしている方はぜひ参考にしてみてください。
日本の取引所では扱っていないのですか?
2022年7月現在、日本の取引所ではアルゴランド(ALGO)を購入できません。
購入したい場合は、海外の取引所を利用してアルゴランド(ALGO)を買います。今後、国内取引所での上場される可能性もあるため、期待して待ちましょう。
PPoSの価値は何ですか?
PPoSを採用している仮想通貨では、高速かつ低価格での取引・決済ができます。
また、PPoSによって誰でもマイニングの報酬を得られるように、民主的な仕組みを作ったことも大きな価値です。さらに、消費電力を抑えられるので、PoSのマイニング時の電力問題を解決でき、環境に優しいこともPPoSの特徴です。
アルゴランド(ALGO)の発行上限枚数はどのくらいですか?
アルゴランド(ALGO)の発行上限は100億枚です。
2022年7月現在、発行上限の69%が供給されています。
データ出典:Algorand(ALGO / JPY)価格、チャート、ニュース | Coinbase
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