仮想通貨BGBとは?将来性&買い方を解説!
この記事では、仮想通貨のBGBについて解説しています。
BGBは、仮想通貨取引所のBitgetが提供している仮想通貨です。
BItget内でさまざまなユーティリティを持ち、Bitget利用者と保有者に対して、さまざまな特典を提供します。
類似の事例などから多方面への展開も期待でき、注目したい取引所発の仮想通貨です。
この記事では、BGBの概要から特徴、将来性などについて解説しています。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎
この記事のポイント
- BGBはBitgetの仮想通貨
- 保有者には特典が多数
- 今後の展開に期待したい
- デフレなど不安定要素も
仮想通貨のBGBとは?
ティッカー | BGB(Bitget Token) |
総供給量 | 2,000,000,000 |
規格 | ERC-20 |
ローンチ | 2021/7 |
BGB(Bitget Token)は、主にBitgetプラットフォームで使用される仮想通貨です。
この仮想通貨は、Bitgetのエコシステムと密接に統合されており、ユーザーに多様なメリットと特典を提供します。
BGBは、取引手数料の割引、早期プロジェクトアクセス、投票権、およびプラットフォーム上での他の特典を受ける機会を含む、Bitgetの幅広い機能に関連しています。
イーサリアム上に展開されるERC-20のトークンなので、独自のブロックチェーンを持つタイプの仮想通貨ではありません。
そのため、現時点ではBitgetでさまざまな特典やユーティリティを受けられる仮想通貨という側面が強いです。
仮想通貨BGBの3つの特徴
BGBの特徴について、以下の3点から解説していきます。
- Bitgetがバックアップする仮想通貨
- Bitget関連でさまざまな特典
- デフレの設計
BGBの特別なポイントをチェックしていきましょう。
Bitgetがバックアップする仮想通貨
BGBは、Bitgetのプラットフォームと深く結びついており、取引所の機能拡張とエコシステムの強化を目的としています。
そのため、BitgetとBGBを切り離して考えることはできません。
Bitgetは、BGBの運営と発展を積極的に推進し、トークンの利用価値を高めることに尽力しています。
2024年1月時点では、Bitgetはデリバティブで世界5位に位置しており、比較的大きな海外取引所です。
今後、Bitgetの規模が大きくなるにつれて、BGBが受ける影響や恩恵も変化していくでしょう。
Bitget関連でさまざまな特典
BGBトークン保有者は、Bitgetプラットフォーム上で多くの特典を享受できます。
これには、すでに実施されているものや今後予定されているものを含めると、以下のようなものが挙げられます。
- 各種手数料の割引
- 新規プロジェクトへの早期アクセス
- ローンチパッドへの参加
- 特定のトークンへのアクセス
- Earn系機能へのアクセスやインセンティブ
上記の通り、BGBの保有はBitgetプラットフォーム上での影響力を高め、より多くの機会へのアクセスを可能にします。
上記のようなインセンティブは、CEX・DEXともに取引所発のトークンに見られがちな特徴です。
Bitgetを利用している方や、今後利用予定の方にとっては注目したいポイントです。
デフレの設計
BGBトークンは、今後デフレになることを目指すトークンです。
トークンの総供給量が限定されているのに加えて、今後何らかの方法で供給を絞っていくことを意味します。
このような設計は、長期的にはトークンの価格を増加させる可能性があるでしょう。
主なBGBのデフレへの施策は、Bitgetによる買い戻しとトークンのバーンが予定されています。
トークンのバーンは、トークンの一部を永久に市場から取り除き、流通中のトークン量を減少させるプロセスです。
これにより、供給量が減少し、残っているトークンの希少性が増します。
上記の仕組みは、投資家やユーザーにとって魅力的であり、トークン価値の長期的な増加に寄与することが期待されます。
ただ、スマートコントラクトで確定されているものや、確実にロードマップが提供されているタイプのバーンではありません。
あくまで、Bitgetが今後予定していると公表しているという段階です。
仮想通貨BGBの配布と割合
引用元:BGBホワイトペーパー
BGBの配布割合は、以下のとおりです。
- BGBエコシステム: 15%
この割合は、BGBトークンを通じてBitgetのエコシステムを強化するために使用されます。 - 投資家保護基金: 10%
投資家保護に当てられます。 - 紹介プログラム: 15%
ユーザー参加のインセンティブとして用いられます。 - BFTとの交換: 25%
BFT(Bitget Futures Token)との交換に使用される部分です。 - ブランディング(KOL): 15%
キーオピニオンリーダー(KOL)やマーケティング活動に使われるトークンです。 - チームインセンティブ: 20%
Bitgetチームに対するインセンティブとして配分されます。
上記の中でも、BFTとの交換・BGBエコシステム・投資家保護基金についてはアンロック済みです。
ブランディング・紹介プログラム・チームインセンティブについては段階的なアンロックが続いています。
各項目ごとにアンロッされていく%は異なっていますが、概ね年間で2%から4%程度に設定されています。
仮想通貨BGBの将来性・今後
BGBの将来性・今後について、以下のポイントから解説していきます。
- Bitgetの動向
- ユーティリティの増加
- 多方面への展開
- デフレが本当に実現するか否か
BGBのこれからについてチェックしていきましょう。
Bitgetの動向
BGBは、結局のところBitgetの仮想通貨です。
取引所が独自の仮想通貨を発行する例はBGBに限らず、多数見られます。
概ね、こういったタイプの仮想通貨は、発行元になる取引所の動向に大きく受けます。
例えば、破産してしまったFTXの仮想通貨であるFTTは、FTXの破産とともに価格を大きく下げました。
しかし、破産後もFTX関連のニュースに影響を受けて、価格が変動する事例がいくつか見られます。
BGBについても、Bitgetがより大きな仮想通貨取引所となることで、自ずと注目が集まる可能性は高まります。
BGB保有者は、Bitgetの動向への注視が必要です。
ユーティリティの増加
BGBは、すでにBitget関連のプラットフォームでさまざまなユーティリティが提供されています。
今後も、こういったユーティリティが増加することで、BGBにポジティブな影響が期待可能です。
CEX・DEXに限らず、取引所発のトークンは主にローンチパッドやEarn系のサービスで、ユーティリティが提供されます。
すでに、BitgetのEarn・ローンチパッド系のプロジェクトでは、BGBのステークやロックが必要なことが多いです。
今後、こういったタイプのユーティリティが増加すると、BGBを保有する潜在的な動機になります。
BGBを活用することの多いステーキングについては「Bitgetのステーキングとは?利回りの比較とやり方を解説」でも詳しく解説しています。
多方面への展開
取引所発のトークンは、発行元の取引所が提供するユーティリティに大きな影響を受けます。
しかし、そこから脱皮してより多方面への展開を行う例も見られます。
例えば、BinanceがバックアップするBNBは、元々イーサリアムをメインネットに展開されていました。
その後、現在のBNBチェーンであるBSCの展開とともに、BSCへの移行が進みます。
上記のような経緯もあり、現在BNBはBSCのネイティブトークンです。
単なる取引所が提供するユーティリティのみならず、チェーンの中心的な仮想通貨としても活用できるようになりました。
現在、BGBに上記のような動きはまだ見られません。
しかし、独自チェーンのみならず、多方面へのさまざまな展開といった側面は注視していきたいでしょう。
デフレが本当に実現するか否か
価格のみに注視した場合、デフレも重要なトピックです。
デフレを目指す仮想通貨は多く、さまざまな方法で供給を絞ろうと工夫しています。
一方で、その試みが失敗していることや、デフレのためのメカニズムが上手く働かないことも多いです。
BGBについても、何らかの強制力のある施策や仕組みはまだ見られないため、今後の動向が重要です。
Bitgetが買い戻しを発表するといった動向が見られた場合は、ポジティブな影響を与える可能性があります。
ただし、前述した通りまだ総供給量が全て供給されきっていません。
今後、数年間は項目ごとに数%程度の供給が行われていく流れになっています。
発行価格の約0.06USDと比較すると、価格自体は安定的に上昇しているものの、まだ供給とその絞り方において不安定要素が多いです。
仮想通貨BGBの買い方
BGBの買い方はいくつかあります。
しかし、BGBの購入後の運用やメリットを活かすことを考慮すると、Bitgetで購入するのがおすすめです。
Bitgetでは、BGBをUSDTやETH・BTC建てで購入可能です。
また、Bitget内にある5USD以下の少額資産を、BGBに変換することもできます。
普段からBitgetを利用しているといった方は、少額資産の交換を試してみても良いかもしれません。
BGBの購入にあたって必要なBitgetの登録方法については「Bitgetの口座開設・登録方法を解説【画像付き】」で解説しています。
また、そもそも仮想通貨を持っていないという方は、まず国内取引所へ登録してください。
さまざまな手数料が無料の国内取引所であるBitpointの登録方法を「ビットポイント(BITPOINT)の口座開設手順【画像あり】」で開設しています。
仮想通貨BGBの買い方まとめ
この記事では、仮想通貨BGBについてさまざまな点から解説しました。
BGBは、Bitgetの仮想通貨としてさまざまな特典やユーティリティが提供されています。
Bitgetはデリバティブ取引量世界5位ということもあり、今後もユーティリティの拡大や、さまざまな展開などの動向に注目したい仮想通貨の1つです。
画像・データ出典:Bitget
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