仮想通貨BitTorrent-New(BTT)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
近ごろ、仮想通貨を導入しトークンエコノミーを形成するweb3プロジェクトが次々にローンチされ、話題になっています。
BitTorrent-Newもそのうちのひとつで、世界で20億のユーザーを抱えるBitTorrentプラットフォームで利用される通貨です。
本記事では、BitTorrent-New(BTT)の概要・特徴・今後の見込みを解説しているので、BTTが気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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仮想通貨ビットトレントニュー(BitTorrent-New / BTT)とは?
名称 | ビットトレントニュー(BitTorrent-New / BTT) |
価格(2022年9月現在) | $0.000000778 |
時価総額(2022年9月現在) | $731,329,097 |
発行上限 | 未定 |
リリース | 2018年 |
開発者 | TRON Foundation BitTorrent Foundation |
購入可能な主な取引所 | Binance Gate.io KuCoin |
公式サイト | https://www.bittorrent.com/ |
仮想通貨BitTorrent-New(BTT)は、2018年にBitTorrent(BTTOLD)としてBitTorrent社とTRON(トロン)社によって開発・リリースされました。
実際にBitTorrent-New(BTT)という名称でリリースされたのは、2021年12月です。
BTTOLDのユースケースの拡充やBTTブロックチェーン(BTTC)のローンチにより、供給量が不足していたため、時価総額を変えずに供給量を増やし、BitTorrent-New(BTT)と再定義されています。
現在国内での取扱いはされていないので、購入の際はBinanceやGate.io、KuCoinのアカウントが必要です。
仮想通貨ビットトレントニュー(BitTorrent-New / BTT)がよくわかる5つの特徴
BitTorrent-New(BTT)の特徴は、以下の5つです。
- 世界中で20億ユーザーのP2Pファイル共有プラットフォーム
- ファイルをアップロードするともらえるインセンティブ通貨
- 最適化されたプロトコルによる基本的な3つのBTTサービス
- 世界で初めての異種クロスチェーン相互運用性プロトコル
- わずか18分で約7億7000万円(700万ドル)調達の注目通貨
特徴1:世界中で20億ユーザーのP2Pファイル共有プラットフォーム
仮想通貨BTTを知るには、BitTorrentプロトコルを知っておかなければいけません。
BitTorrentプロトコルとは、BitTorrent社が2004年にリリースした世界最大の分散型Peer to Peer(P2P、個人間)ネットワークです。
Web3の根幹でもある「分散型、P2P」の先駆けとなるBitTorrentプロトコルは、もちろんオープンソースのため収益化が困難でした。
そこで、2018年にTRON社がBitTorrent社を買収し、仮想通貨の導入による収益化をはかり、BTTによるトークンエコノミーが形成されています。
BTTは、今では世界中で20億人が利用するファイル共有プラットフォームの通貨として認知されています。
特徴2:ファイルをアップロードするともらえるインセンティブ通貨
BitTorrentプロトコルで動くP2Pファイル共有プラットフォーム(BitTorrent)は、ファイルの高速ダウンロードを可能にしました。
その仕組みを例えると、あなたと同僚が上司のPCからファイルaをダウンロードする際、ダウンロード中にaの一部を同僚にアップロードすることで、その同僚は上司とあなたからの2リソースからデータを一斉にダウンロードするため、単純に2倍早く処理できるというものです。
アップロードされるデータの一部が多いほど、高速で処理できるため、積極的にアップロードしてくれるユーザーはインセンティブとしてBTTが得られます。
特徴3:最適化されたプロトコルによる基本的な3つのBTTサービス
BTT導入によってBitTorrentのポテンシャルが発揮されるようになり、以下の3つのサービスを軸にBTTのユースケースが増えています。
- BitTorrent Speed(分散型コンテンツ配信サービス)
- BitTorrent File System(分散型ストレージサービス)
- 分散型プロキシサービス
BitTorrent Speedは、BTTを支払うことで優先的にダウンロードできるシステムです。
BitTorrent File Systemは、BTTを支払うことで分散型ネットワーク上にデータを保管・ダウンロードできる仕組みです。
分散型プロキシサービスによって、Wi-Fiに依存するモバイルユーザーなど、接続が断続的でも、確実にWebリソースを取得することができるようになります。
特徴4:世界で初めての異種クロスチェーン相互運用性プロトコル
2021年12月にBTTブロックチェーン(BTTC)がローンチされ、EthereumやTRON、BSCのパブリックチェーンとの相互運用が可能になりました。
これにより、1秒間に最大7,000トランザクション、平均取引手数料1セント未満を達成しています。
またBTTは、TRON メインネット上で TRC20 トークンとして発行され、BTTC メインネットにマッピングされます。
特徴5:わずか18分で約7億7000万円(700万ドル)調達の注目通貨
BTT導入直後のトークンセールでは、わずか18分で700億ドルの調達に成功し、注目されました。
成功の要因としては、元々P2Pの分散型ネットワークの実績があるBitTorrentが仮想通貨を導入したことや、ネームバリューのあるBinanceでのBTT販売であったことなどが挙げられます。
仮想通貨ビットトレントニュー(BitTorrent-New / BTT)の今後の見通しと将来性
BTTは、世界的に人気のBitTorrentプロトコルが基盤になっています。
また、デジタルコンテンツに強いTRONのメインネット上で TRC20 トークンとして発行され、技術面での不安は少ないでしょう。
TRONからの支援を受けることで、さらに分散化されたサービスや機能の実装が期待されます。
TRON社がBitTorrent社を買収し、BTTを介してブロックチェーンサービスの展開を図っているのは、元祖P2PのBitTorrentプロトコルを収益性の高いプロジェクトにするためであり、今後の動向をチェックしておく必要があります。
仮想通貨ビットトレントニュー(BitTorrent-New / BTT)のまとめ
BTTは、2018年にBitTorrentエコシステムを健全に回すためのインセンティブ通貨として開発されました。
BitTorrentは、2004年の開発当時からweb3の根幹でもある「分散型」で設計されていたファイル共有プラットフォームであり、P2Pネットワークを形成することで、高速ダウンロードを可能にしています。
加えて、2018年にはTRON社の買収により仮想通貨の導入し、より強固なP2Pネットワークの形成に成功しました。
実装しているサービスの規模に対して、まだまだ時価総額も低く、注目度も上がり切っているとは言い難いです。
日本では聞き馴染みがないかもしれませんが、世界的には20億のユーザーが利用しているプラットフォームなので、価値が上がる可能性もあるので、購入を検討するのも良いでしょう。
BTTはBinance、Gate.io、KuCoinなどの海外取引所で購入できます。
興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
>仮想通貨取引所Gate.io(ゲートアイオー)とは?評判・手数料・口座開設について
> 仮想通貨取引所KuCoin(クーコイン)とは?評判・手数料・口座開設について
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