Compound(COMP)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
COMPとは、ユーザー同士で仮想通貨の貸し借りを行うことができるレンディングプラットフォームCompoundが発行するガバナンストークンです。
現在、仮想通貨のレンディングを提供するサービスは複数ありますが、その中でもCompoundは非常に人気が高く注目を集めています。
今回は、COMPの特徴や今後の見通し・将来性などを徹底解説していくので、投資を検討している方はぜひ最後までチェックしてみてください。
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仮想通貨Compound(COMP)とは?
仮想通貨名称 | Compound |
シンボル | COMP |
現在の価格(2022年9月現在) | 7,770.33円 |
時価総額(2022年9月現在) | 56,468,174,950円 |
時価総額ランキング(2022年9月現在) | 88位 |
購入できる仮想通貨取引所 | Binance、Bybit、KuCoin、Gate.ioなど |
公式サイト | Compound公式サイト |
COMPとは、レンディングプラットフォームとして非常に有名なCompoundが発行するガバナンストークンです。
イーサリアムブロックチェーン上で発行されている仮想通貨となっており、イーサリアムとの互換性がある「ERC-20」のトークン規格に準拠しています。
2022年9月現在、COMPを取り扱う国内取引所はないので、投資を検討している方はBinance(バイナンス)などの海外取引所の口座を開設することをおすすめします。
仮想通貨Compound(COMP)がよくわかる3つの特徴
ここでは、仮想通貨COMPの3つの特徴をわかりやすくご紹介していきます。
- レンディングプラットフォーム「Compound」が発行するガバナンストークン
- DeFiやレンディング関連銘柄の中では非常に人気が高い
- Compoundを利用することでCOMPを獲得できる
上記の3つの特徴について、順番に確認していきましょう。
レンディングプラットフォーム「Compound」が発行するガバナンストークン
先ほどもご紹介したように、COMPはCompoundが発行するガバナンストークンです。
ガバナンストークンとは、コミュニティの運営に参加することができるトークンであり、何かしら組織で意思決定を行う際の投票権の役割を持っています。
こういった非中央集権的であり、ガバナンストークンを保有するメンバーの投票によって運営される組織のことをDAO(自律分散型組織)を呼んでおり、現在の仮想通貨市場でも大きく注目されています。
DeFiやレンディング関連銘柄の中では非常に人気が高い
COMPの特徴として、DeFiやレンディング関連の仮想通貨銘柄の中では非常に人気が高いことが挙げられます。
上記の画像は、レンディングに関連する仮想通貨の時価総額ランキングですが、COMPは第4位に位置しています。
様々な仮想通貨銘柄の中でも、いかにCOMPの人気が高いのかよくわかるのではないでしょうか?
Compoundを利用することでCOMPを獲得できる
COMPの最後の特徴として、プラットフォームで仮想通貨の貸し借りを行うことで獲得できるということが挙げられるでしょう。
例えば、仮想通貨の貸出を行った際には借入をしたユーザーから利息収入を得ることができますが、それに加えてCOMPがエアドロップされる仕組みとなっています。
つまり、ある程度のまとまった資金がある方であれば、Compoundでレンディングを行うことで大きな利益を得られる可能性があります。
これから仮想通貨で資産運用をしていきたい方にとっては、Compoundでのレンディングは一つの選択肢になるのではないでしょうか?
仮想通貨Compound(COMP)の価格動向
仮想通貨Compound(COMP)の価格動向をご紹介します。上記の画像は、2023年以降のCompound(COMP)の価格推移を示したチャートです。
2023年に入って以降、Compound(COMP)は年初から100%を超える大きな価格上昇を見せました。
この上昇理由としては、アメリカFRBの利上げ政策にある程度の見通しが立ち、年内の利下げに期待が高まったことが考えられます。
しかし、3月にはシリコンバレー銀行など複数の銀行が経営破綻し、金融危機の懸念が広がったため、直近最高値から約56%ほどの大きな下落が発生しました。
また、4月にはメタマスクから大規模な資金流出事件が起こるなど、投資家の心理状況が悪化しています。
現在のCompound(COMP)は、価格調整局面に入っている状況だといえるでしょう。
仮想通貨Compound(COMP)の今後の見通しと将来性
Compound(COMP)の今後の見通しや将来性を解説します。
- レンディングの需要の拡大
- イーサリアムの処理速度の改善
- 新しいネットワークへの対応
それぞれ順番にチェックしていきましょう。
レンディングの需要の拡大
COMPの今後の見通し・将来性としては、やはりレンディングに対する需要がどれだけ増加するかが大きなポイントになると思われます。
Compoundはすでにレンディングプラットフォームとして確固たる地位を築いているため、レンディングの需要が伸びることで多くの新規ユーザーが流入すると予想できます。
新規ユーザー数が伸びることで、ガバナンストークンCOMPの価格が上昇することは十分に考えられるでしょう。
これからのCOMPの動向を見ていく上では、レンディングに対する需要にも目を向ける必要がありそうですね。
イーサリアムの処理速度の改善
Compound(COMP)は、今後のイーサリアムの処理速度の改善に大きな影響を受けると考えられます。
現状のイーサリアムは、スケーラビリティ問題を抱えている状況です。トランザクションごとに必要なガス代(ネットワーク手数料)も高額であり、ユーザビリティが良いとは決していえません。
Compound(COMP)は、イーサリアムブロックチェーン上で構築されているプロトコルです。利用するたびに、イーサリアムの高額なガス代を支払う必要があります。
これからCompound(COMP)がより多くのユーザーに利用されるためには、イーサリアムの処理速度を向上させるアップデートが必要でしょう。
新しいネットワークへの対応
Compound(COMP)は、イーサリアムのトランザクション処理速度に大きな影響を受けます。
このような状況を変えるために、Compound(COMP)がイーサリアム以外のネットワーク(ブロックチェーン)に対応する可能性も考えられるでしょう。
現在、さまざまなDapps(分散型アプリケーション)が、複数のネットワークに対応するマルチチェーン化を進めています。
特にUniswap(ユニスワップ)のマルチチェーン化の動きは顕著であり、2023年4月現在で合計6つのネットワークに対応しています。
今後、Compound(COMP)も他のプロトコルに追随し、OptimismやArbitrumなどのネットワークに対応する可能性は十分に考えられます。
仮想通貨Compound(COMP)の買い方・購入方法
仮想通貨Compound(COMP)の買い方・購入方法をご紹介していきます。
- 国内の仮想通貨取引所で口座開設する
- Compound(COMP)の購入原資となる仮想通貨を取引する
- 購入した仮想通貨を海外取引所に送金する
- 海外取引所でCompound(COMP)を購入する
順番に解説していきます。
国内の仮想通貨取引所で口座開設する
Compound(COMP)を購入するためには、まず国内取引所で口座開設する必要があります。
おすすめの取引所は「SBI VCトレード」。SBI VCトレードは取引手数料が無料であるほか、仮想通貨を効率よく運用できるステーキングが好評です。
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Compound(COMP)の購入原資となる仮想通貨を取引する
SBI VCトレードの口座開設ができたら、Compound(COMP)の購入原資となる仮想通貨を取引していきます。
銀行振込で日本円を入金したら、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入してください。
購入した仮想通貨を海外取引所に送金する
国内取引所で仮想通貨を購入できたら、Compound(COMP)を取り扱う海外取引所に送金していきます。
2023年4月現在、Compound(COMP)をラインナップする海外取引所は以下があります。
- Bybit(バイビット)
- OKX(オーケーエックス)
- Gate.io(ゲートアイオー)
- KuCoin(クーコイン)
- Binance(バイナンス)
海外取引所の中では「Bybit」がおすすめ。Bybitはお得なキャンペーンの開催が多く、資産効率よく仮想通貨投資が行えます。
Binanceは有名な取引所ですが日本居住者の利用が制限されており使えません。
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海外取引所でCompound(COMP)を購入する
最後に、海外取引所で仮想通貨Compound(COMP)を購入していきます。
Compound(COMP)の取引画面にアクセスし、数量・指値などを決めて注文を発注してください。
以上で、Compound(COMP)を購入する手順は完了となります。
仮想通貨Compound(COMP)のまとめ
今回の記事では、レンディングプラットフォームとして有名なCompoundのガバナンストークンCOMPの特徴や今後の見通し・将来性などを解説してきました。
ガバナンストークンはコミュニティの運営に参加できる投票権の役割を持っているので、これからCompoundの運営側に入っていきたい方は保有を検討する必要があるでしょう。
数あるDeFi関連銘柄の中でも人気が高い仮想通貨なので、興味のある方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?
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