仮想通貨クロノス(Cronos/CRO)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

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「クロノス(Cronos/CRO)とはどんな仮想通貨ですか?」「特徴はなんですか?」「将来性はありますか?」

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は仮想通貨クロノス(Cronos/CRO)に関する情報をまとめ、ご用意しました。

この記事を読めば、クロノス(Cronos/CRO)を全く知らない方でも、特徴や将来性について理解ができます。

それでは、内容を見ていきましょう。

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クロノス(Cronos/CRO)とは?

仮想通貨名クロノス(Cronos)
シンボルCRO
発行会社Crypto.com
ブロックチェーンCrypto.orgチェーン、Cronos EVMチェーン
価格(2022年6月現在)23.47円
公式サイトhttps://crypto.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/cryptocom

クロノス(Cronos/CRO)とは、Crypto.com社が発行している暗号資産(仮想通貨)です。

以前はCrypto.com Coinという名称でした。しかし2022年2月に「コインの分散化とクロノスのエコシステムの驚異的な成長の反映」のため現在の名称であるクロノス(Cronos/CRO)に変更されています。

また、発行元であるCrypto.com社はマーケティング活動に力を入れており、多くの企業とパートナーシップを結んでいます。

主なパートナーシップ企業

クロノス(Cronos/CRO)の特徴

仮想通貨クロノス(Cronos/CRO)とともに、発行元であるCrypto.comと合わせて特徴を解説します。

クロノス(Cronos/CRO)の特徴は次の3つです。

  • Crypto.com VISAカードの発行
  • NFTマーケットプレイスの展開
  • Crypto.com DeFiサービスの提供

それでは、それぞれ解説していきます。

Crypto.com VISAカードの発行

出典:Crypto.com公式サイト

Crypto.com社はCrypto.com VISAカードというデビットカードを発行しています。残念ながら2022年6月時点で日本では利用できません。

対応通貨は次の7つです。

  • ドル(USD)
  • ユーロ(EUR)
  • ポンド(GBP)
  • シンガポールドル(SGD)
  • カナダドル(CAD)
  • オーストラリアドル(AUD)
  • ブラジルレアル(BRL)

サービスの特徴として、還元率が高いことがあげられます。Crypto.com VISAカードを利用して支払いをすると最大5%のキャッシュバックがもらえます。

キャッシュバックはドルやユーロなどの法定通貨で還元されるのではなく、クロノス(Cronos/CRO)でもらえます。

またクロノス(Cronos/CRO)は他の仮想通貨を経由することで、日本円へと交換することも可能です。

他にも、カードの種類によって異なりますが、サブスクリプションが最大100%還元される特典もあります。

以下特典を受けられるサービス

  • Spotify 最大100%還元
  • NETFLIX 最大100%還元
  • Amazon Prime 最大100%還元
  • Expedia 最大10%還元
  • Airbnb 最大10%還元

NFTマーケットプレイスの展開

Crypto.com社はNFTマーケットプレイスも展開しています。公式サイトでアカウントを作り、Crypto.comとCrypto.comNFTを連携することで利用ができます。

NFTの利用チェーンは次の4種類。

  • Crypto.org Chain
  • Ethereum
  • Polygon
  • Cronos

また、トップで取引されているコレクションは下記の写真の通りです。

出典:Crypto.comNFTマーケットプレイス

取引量1位のコレクションLoaded Lionsは35,200ドルとかなり取引されていることがわかります。執筆時点の最低価格は2,000ドルでした。

Crypto.com DeFiサービスの提供

Crytpo.com社は他にもDeFiサービスを提供しています。

DeFiとは分散型金融(Decentralized Finance)の略です。ブロックチェーン上で仮想通貨の貸し借りや運用を行うことができます。システムはスマートコントラクトによって動いています。メリットとして銀行のようなお金を管理する人がいないため、低コストでの取引が可能です。逆にデメリットはシステムに欠陥があると、ハッキングなどによって資金が抜かれる恐れがあります。

Crypto.comのDeFiウォレットはMetamaskやLedgerなど別のアプリケーションにウォレットがある場合でもインポートして利用することが可能です。

すでに他のウォレットを持っている人にはありがたいシステムとなっています。

クロノス(Cronos/CRO)のチャート・価格動向

クロノス(Cronos/CRO)のチャートは次の通りです。

出典:Coinmarketcap

2018年12月のローンチ後、2019年1月から3月までは2円を下回る動きを見せました。しかしその後は徐々に価格が上昇し、2021年11月に最高価格103.37円を記録しています。そして、現在は103.37円から緩やかな価格減少を続け、23.47円と最高値の1/5ほどになっています。(2022年6月現在)

クロノス(Cronos/CRO)の今後の見通し・予想

今後の見通し・予想について3つ紹介します。

  • Crypto.comVISAカードの日本円対応
  • NFTマーケットの発展
  • Crypto.com社の成長によるクロノス(Cronos/CRO)の値上がり

Crypto.comVISAカードの日本円対応

2022年6月時点で、Crypto.com社が発行しているVISAカードは日本円に未対応です。クロノス(Cronos/CRO)の特徴でも紹介しましたが、7つの通貨にのみ対応しています。

今後、本カードが日本円に対応すれば日本でも利用が可能になります。

カードの支払いで利用した際のキャッシュバックがクロノス(Cronos/CRO)でもらえるため、日本でカードが普及すればクロノス(Cronos/CRO)の価値も上がると考えられます。

また、Crypto.com VISAカードを利用すればSpotifyやNetflix、Amazon Primeといった日本で人気のサービスが最大100%の料金還元されます。

現状、同じサービスのあるカードは他にないので、将来日本で本カードが利用可能になれば、話題にもなりクロノス(Cronos/CRO)にも注目されるかもしれません。

NFTマーケットの発展

NFTはこれから世の中に浸透していくと思われます。2022年5月には自民党内で研修会に参加した人に向け、NFTの記念バッチを配布しました。

日本政府もNFTや仮想通貨などのWeb3.0に関心を示しているのです。つまり今後、政府がNFTなどに対して、法の整備やNFT事業の推進など何かしらのアクションを起こす可能性があるのです。

そして日本国内でそのようなことが起きた際は、NFTマーケットが大きく発展することが予想されます。現在NFTマーケットの大部分をOpenSeaが占めていますが、マーケットが拡大することでCrypto.com社のNFTマーケットも多くの人が利用するでしょう。

そうなれば、Crypto.com社の基軸通貨であるクロノス(Cronos/CRO)の利用も増えて、価値も合わせて上がることが期待できます。

Crypto.com社の成長によるCronosの値上がり

発行会社であるCrypto,comがさらに成長すれば、クロノス(Cronos/CRO)の値上がりが期待されます。

クロノス(Cronos/CRO)とは?でも紹介しましたが、メディアや企業とパートナーシップを結ぶなどマーケティングに力を入れています。

仮想通貨やNFTを知らない層にもCrypto.com社の存在が知れ渡るでしょう。

これから海外での仮想通貨やNFT市場の成長を考慮すると、同社の認知度も上がりクロノス(Cronos/CRO)の成長にも期待ができます。

クロノス(Cronos/CRO)の買い方

クロノス(Cronos/CRO)を買う方法は次の通りです。

  • 国内の仮想通貨取引所に円を入金する
  • 入金した円で仮想通貨を購入
  • 購入した仮想通貨をクロノス(Cronos/CRO)を扱う取引所に送金
  • 送金した仮想通貨でクロノス(Cronos/CRO)を購入

クロノス(Cronos/CRO)のような他の取引所やウォレットへの送金作業が必要とされる仮想通貨を買いたいときは、欲しい金額よりも多めの資金を用意してください。他のサービスへ送金する際、ガス代と呼ばれる手数料が発生します。

なおクロノス(Cronos/CRO)を扱う取引所は次の段落で説明します。

クロノス(Cronos/CRO)を取り扱っている国内外取引所は?

2022年6月現在、国内でクロノス(Cronos/CRO)を扱っている取引所はありません。購入するためには海外の暗号資産取引所を利用する必要があります。

クロノス(Cronos/CRO)を扱う主な海外の暗号資産取引所は次の通りです。

  • OKX
  • Bybit
  • FTX
  • MEXC

注意点として、海外の暗号資産取引所は日本人に対する金融庁からの営業許可が降りていません。2022年6月時点の状況において、海外の暗号資産取引所の利用は自己責任になってします。

クロノス(Cronos/CRO)はやばい?将来性について

執筆時点の価格が23.47円で最高価格から5分の1に下がっています(2022年6月)。しかし2022年5月にほとんどの仮想通貨が同じような下落の動きをしました。クロノス(Cronos/CRO)自体に問題があったわけではありません。

逆にビットコイン(BTC)などの他の仮想通貨価格が上がることで、クロノス(Cronos/CRO)の価格も上昇することが期待されます。

クロノス(Cronos/CRO)のQ&A

Q クロノス(Cronos/CRO)の発行元であるCrypto.com社は信頼できる企業ですか?

A はい。信頼できる企業です。過去にハッキングに遭った歴史がありますが、すぐに対応し「顧客の資産は失われていないこと」「インフラのセキュリティーを強化したこと」を主張しました。

また2022年開催のFIFAワールドカップオフィシャルサポーターに就任したりと、国際的な団体も同社を認めています。

Q 日本人がクロノス(Cronos/CRO)を買っても問題ないですか?

A 買っても問題ありません。しかし仮想通貨ですので、値下がりのリスクや取引で得た利益にかかる税金にはご注意ください。

Q今後日本でクロノス(Cronos/CRO)を扱う予定のある業者はありますか?

A 2022年6月時点では日本国内でCronosを扱う予定のある業者はありません。ですが、今後日本で上場することがあれば、国内の会社からもCronosを買えるかもしれません。

名称改変参照:https://twitter.com/cronos_chain/status/1494556389951172617

デビットカード参照:https://crypto.com/cards

自民党内のトークン配布:https://news.yahoo.co.jp/articles/aec587c6661fc3e30d9dd9d0372815a2e554c40a?page=1 

金融庁の海外暗号資産取引所に関する警告:https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/kasoutsuka_mutouroku.pdf

Crypto.comハッキング事件:

https://crypto.com/product-news/crypto-com-security-report-next-steps

https://coinpost.jp/?p=311460

パートナーシップ企業:https://crypto.com/partners

Cronosチャート:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/cronos/

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