CRYPTOLENDINGのサービス内容・特徴を徹底解説
CRYPTOLENDINGとは、株式会社FUELHASHが提供する「暗号資産のレンディングサービス」です。
最大年利10%を提供するCRYPTOLENDINGは、国内でも最高クラスの利回りを誇ります。
ただCRYPTOLENDINGには、「返還手数料がかかる」「中途解約できない」などのデメリットもあるため、投資は慎重に検討する必要があるでしょう。
本記事では、CRYPTOLENDINGのサービス内容から使い方などを徹底解説します。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)とは
CRYPTOLENDINGは、暗号資産を貸し出す(レンディング)ことで利息を貰う資産運用サービスです。
株式会社FUELHASHが運営をしています。
サービス名 | CRYPTOLENDING(クリプトレンディング) |
サービス開始 | 2022年11月 |
年利 | USDC:10%(キャンペーン)・6%・5.5%・5% USDT:10%(キャンペーン)・6%・5.5%・5% BTC:1.5%・1.25%・1% ETH:2.75%・2.5%・2.25% ETC:2023年8月時点では提供なし XRP:2.75%・2.5%・2.25% BNB:5%(キャンペーン)・0.1% (※2023年8月時点) |
提供サービス | ・FUELMINING ・CRYPTOLENDING ・CRYPTOTREND ・FUELGUILD ・FUELHAPPINESS ・FUELSOLAR ・FUELCRYPTO ・FUELFOREST |
運営企業 | 株式会社FUELHASH |
CRYPTOLENDINGの基本的な概念、背景、取り扱い銘柄、そして年利について詳しく解説します。
暗号資産を貸し出して利息が貰えるサービス
CRYPTOLENDINGは、暗号資産を貸し出して利息を受け取るサービスです。
暗号資産を貸し出すことで、最大10%の年利で資産運用ができます。
なぜ暗号資産を貸し出す(レンディング)ことで利息が貰えるのか?
その理由は、ユーザーが貸し付けた暗号資産を元手にFUELHASHが資産運用を行い、その利益の一部をユーザーに配分しているからです。
暗号資産は価格変動が激しいリスクの高い投資と言われる一方で、暗号資産のレンディングは比較的安全性の高い投資として注目を集めています。
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)の取り扱い銘柄
CRYPTOLENDING取り扱い銘柄は、7種類です(2023年8月時点)。
- USDC
- USDT
- BTC
- ETH
- ETC
- XRP
- BNB
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)の年利
CRYPTOLENDINGの年利は0.1%〜10%で設定されています。
金利は暗号資産のレンディングプランによって異なっており、最も高金利で行えるのは「USDC」「USDT」などのステーブルコインです。
通貨 | 年利 | 期間 | 最小預入数量 |
---|---|---|---|
USDC | 10%(キャンペーン)・6%・5.5%・5% | 30日・60日・90日 | 50USD |
USDT | 10%(キャンペーン)・6%・5.5%・5% | 30日・60日・90日 | 50USDT |
BTC | 1.5%・1.25%・1% | 30日・60日・90日 | 0.01BTC |
ETH | 2.75%・2.5%・2.25% | 30日・60日・90日 | 0.01ETH |
ETC | 2023年8月時点では提供なし | ‐ | ‐ |
BNB | 2.75%・2.5%・2.25% | 30日・60日・90日 | 0.1BNB |
XRP | 5%(キャンペーン)・0.1% | 30日・60日・90日 | 50XRP |
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)の特徴
CRYPTOLENDINGの特徴は大きく2つ。
- 最大金利は国内最高水準の10%
- 安全性を重視した運用方法
最大金利は国内最高水準の10%
CRYPTOLENDINGの最大金利は、国内最高水準の10%です。USDTやUSDCを30日間預けると年利10%の利益を得られます。
暗号資産レンディング自体は、国内の暗号資産取引所でも可能。ただ、国内暗号資産取引所のレンディングは募集が少なく、いつでも始められるところは少ないです。
年利に関しても、レンディングに特化したサービスよりかは低めに設定される傾向にあります。
名称 | 最大金利 |
---|---|
SBI VCトレード | 20% |
GMOコイン | 15% |
PBR Lending | 12% |
LINE BITMAX | 12% |
ビットレンディング | 10% |
クリプトレンディング | 10% |
bitbank | 5.0% |
コインチェック | 5% |
HashHubレンディング | 4.0% |
BitTrade | 募集によって変動 |
BIT POINT | 募集によって変動 過去最大はキャンペーン時の年利100% |
なるべく高い利回りを狙いたい場合は、レンディングに特化した暗号資産サービスのほうが想定リターンは高くなります。
ほかの仮想通貨レンディングサービスと比較してみたい方は別記事をどうぞ。
安全性を重視した運用方法を採用
CRYPTOLENDINGでは、レンディングで顧客から預かったされた暗号資産の約8割を「担保ローン」、残りを「自己勘定取引」の運用資金に当てています。
担保ローン
担保ローンは、暗号資産(BTCなど)を保証金にして、ステーブルコイン(USDTやUSDCなど)を貸し出して金利を得る方法です。
具体的には、2000万円分のBTCを担保に1000万円分のUSDTを貸し出す、といった運用をしています。貸し出すUSDTよりも、多めのBTCを保証金として確保することで、借り手が倒産しても、保証金となるBTCを売って元本を守ることができます。
自己勘定取引
自己勘定取引とは、自社が市場で行う取引のことです。CRYPTOLENDINGでは、「デルタニュートラル戦略」と呼ばれるリスクが低めの運用を行うようになっています。
過去には、高収益を追求しすぎた結果、リスクを取りすぎたレンディング事業者が経営破綻するケースが見られました。経営破綻すると、預けていた元本(暗号資産)は返ってきません。
CRYPTOLENDINGは運用の安全性を確保し、レンディング事業の信頼性を高め、顧客の資産の安全性を確保しています。
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)はあやしい?
CRYPTOLENDINGに限らず、暗号資産サービスには「怪しい」という評判が付き物です。
暗号資産はまだまだ市場に出てきたばかり。詐欺で使われた、価格が暴落したなど扇情的なニュースが報道されるため、CRYPTOLENDINGにも「怪しい」と考える人もいるようです。
どんな投資でも100%安全と言い切ることはできませんが、CRYPTOLENDINGでは以下のような運営をしています。
サービス運営は日本企業の株式会社FUELHASH
CRYPTOLENDINGを運営するのは、株式会社FUELHASHです。FUELHASHは、『クリプトを、当たり前に。』をミッションとし、2021年3⽉に設⽴されたWeb3技術を活用した企業。
FUELHASHのクリプトレンディングは、サービス開始2ヶ月で累計レンディング残高1億円を突破。その五ヶ月後には4億円を超えました。
資産運用額を見るに、ユーザーからの期待値は高そうです。
運用事業者はCMSライセンスを持つ事業者
CRYPTOLENDINGでは、ユーザーから預かった資産の運用を海外のCMSライセンスを保有する企業に委託しています。
CMSライセンスとは、シンガポール金融当局(MAS)から発行される「金融サービスを提供するために必要な資格」のようなものです。
日本では、レンディングで貸し付けた暗号資産については、法律が定められておらず、分別管理(顧客が預けた資産を別で管理)する義務がありません。この点は、国内暗号資産取引所も同様です。
CRYPTOLENDINGは、シンガポールの金融当局が発行するCMSライセンスを保有する企業に委託することで、信頼性と透明性を示し、顧客の資産の安全性と規制への対応を試みています。
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)のメリット
CRYPTOLENDINGのメリットには2つ。
- ステーブルコイン(USDT、USDC)を年利10%で運用できる
- 国内初のBNBのレンディングが可能
ステーブルコイン(USDT、USDC)を年利10%で運用できる
CRYPTOLENDINGでは、USDTやUSDCを30日間預けることで、年利10%の利益を得られます。
ステーブルコインとは、現実の通貨と価格が同じになるように調整された暗号資産です。USDTやUSDCのような主要なステーブルコインは、多くの取引所やサービスでの利用が拡大しており、その需要の高さから運用のチャンスが増えています。
海外の暗号資産取引所では、暗号資産を買うのにステーブルコインが必要であることがほとんど。ステーブルコインを増やすことによって、リスクを抑えつつも、新たな投資をするための種銭を得ることが出来ます。
国内初のBNBのレンディングが可能
CRYPTOLENDINGでは、2022年11月16日にBNBの取扱を開始しました。BNBのレンディングを行うことができるのは、日本国内では初めてです。
BNB(バイナンスコイン)は、世界最大手の暗号資産取引所「Binance」が発行した独自トークンです。
BNB Chainのガス代の低さや高速な処理速度、取引所でのメリットなどから、BNBは期待されており、2023年8月時点での時価総額ランキングでは第4位となっています。
BNBのレンディングは、その価値の高さや取引量の増加から、資産運用の新しいチャンスとして注目されています。
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)のデメリット
CRYPTOLENDINGのデメリットは3点。
- プラン申し込みをしたあと、途中解約できない
- 返還手数料がかかる
- 年利10%はキャンペーン期間のみ
プラン申し込みをしたあと、途中解約できない
CRYPTOLENDINGでのレンディングプランは、30日・60日・90日間の3パターン。
一度レンディングを開始すると途中で解約する事ができません。そのため、急に資金が必要になったり、価格が高騰しているときに売ったり、価格が下落しているときに損切りしたりすることができません。
レンディングする際は、余剰資金で行いましょう。
返還手数料がかかる
返還に伴う手数料については自身で負担する必要があります。
通貨 | 返還手数料 |
---|---|
USDT | 5USDT |
USDC | 5USDC |
BTC | 0.0005BTC |
ETH | 0.005ETH |
ETC | 0.01ETC |
BNB | 0.001BNB |
XRP | 0.3XRP |
年利10%はキャンペーン期間のみ
CRYPTOLENDINGの最大年利10%は、キャンペーン期間中のみ適用されます。
具体的なキャンペーン期間は明らかにされていませんが、後々利回りが下がる可能性があるので注意しておきましょう。
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)の始め方
CRYPTOLENDINGは、3STEPで始められます。
- アカウントを開設
- 暗号資産を入金
- レンディングプランを選択
アカウントを開設
CRYPTOLENDINGを始めるには、アカウントの開設が必須です。
公式ページから、必要な情報を入力してアカウントを開設します。
アカウントの開設した後は、本人確認を行います。
「アカウント設定」から本人確認書類の提出(運転免許証かマイナンバーカードのみ)、2段階認証設定が必要です。
暗号資産を入金
アカウントの開設が出来たら、レンディングする暗号資産を入金します。
レンディングの「入庫」画面で、入金用アドレスを表示し、国内取引所から、暗号資産を入金します。
この時必ず【ERC-20】の規格のトークンを送付してください。USDTなどは、ETHやBNBチェーンなど複数の送金方法がありますが、CRYPTOLENDINGは、【ERC-20】の規格しか対応していないため、間違えないように注意が必要です。
別のネットワークから送金をすると資産を失ってしまいます。
レンディングプランを選択
入金が完了すると、「保有通貨数量」に送金した暗号資産が反映されます。
申し込みたい暗号資産、数量、期間を選択し、「プランに申し込む」を押すとレンディングが開始されます。
2023年8月現在のレンディングプランは以下の通りです。
通貨 | 年利 | 期間 | 最小預入数量 |
---|---|---|---|
USDC | 10%(キャンペーン)・6%・5.5%・5% | 30日・60日・90日 | 50USD |
USDT | 10%(キャンペーン)・6%・5.5%・5% | 30日・60日・90日 | 50USDT |
BTC | 1.5%・1.25%・1% | 30日・60日・90日 | 0.01BTC |
ETH | 2.75%・2.5%・2.25% | 30日・60日・90日 | 0.01ETH |
ETC | 2023年8月時点では提供なし | ‐ | ‐ |
BNB | 2.75%・2.5%・2.25% | 30日・60日・90日 | 0.1BNB |
XRP | 5%(キャンペーン)・0.1% | 30日・60日・90日 | 50XRP |
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)の将来性
CRYPTOLENDINGのサービスの将来性を検討します。
暗号資産市場は今後も拡大する
暗号資産市場は、技術的進化や社会的需要の増加に伴い、今後も拡大が予想されます。
暗号資産の利用者数は、世界中で増加しています。さらに主要な金融機関や企業が暗号資産の取り組みを強化しています。
エルサルバドル、中央アフリカではで暗号資産を法定通貨として認める動きが見られ、暗号資産への期待値の高さは見て取れます。
ただ、市場規模の拡大がいつ頃になるのかはまだまだ先が読めない状況下にあります。短期的な目線では、未だにビットコインの価格は激しく乱高下しており、損失を重ねている人も見受けられます。
特にレンディングにおいては、レンディング期間中に預けた暗号資産の価格が、一時的に落ちることは十分あり得ます。今後、暗号資産業界がどうなっていくのかは自分でも情報を集めて、自分にあった投資戦略を立てることが大事です。
日本初の再生可能エネルギーを活用
CRYPTOLENDINGは、再生可能エネルギーを駆使したマイニングを行なっています。
世界中で見ても、再生可能エネルギーを中心にしたマイニングは一般的ではありません。例えば、アメリカでの天然ガス利用、カザフスタンでの石炭利用などが主流です。
しかしながら、エルサルバドルのようにBTCを公式な通貨として採用する国々では、地熱などの再生可能エネルギーの導入が進行中です。
FUELHASHは、日本において再生可能エネルギーを用いたマイニングの取り組みをリードしています。
暗号通貨の市場が拡大する中、再生可能エネルギーを活用したマイニングは、地球環境を守るとともに経済的な効果も期待される動きとして注目されています。
CRYPTOLENDINGと他サービスの比較
暗号資産のレンディングサービスは、CRYPTOLENDING以外にも選択肢が存在します。
例えばPBRレンディングは最大12%の利率があります。BitLendingは返還期間が短くてもOKなので、運用計画が立てやすい。HashHubレンディングはSBIホールディングス傘下で、信頼性が高いなどそれぞれに異なった特徴があります。
国内取引所でもレンディングサービスを提供しているところは多いです。
名称 | 最大金利 |
---|---|
SBI VCトレード | 20% |
GMOコイン | 15% |
PBR Lending | 12% |
LINE BITMAX | 12% |
ビットレンディング | 10% |
クリプトレンディング | 10% |
bitbank | 5.0% |
コインチェック | 5% |
HashHubレンディング | 4.0% |
BitTrade | 募集によって変動 |
BIT POINT | 募集によって変動 過去最大はキャンペーン時の年利100% |
それぞれのサービスを比較検討すれば、自分の投資計画に合ったレンディングサービスが見つかるかもしれません。
CRYPTOLENDING(クリプトレンディング)のまとめ
CRYPTOLENDINGは、暗号資産を活用した新しい資産運用方法です。このサービスを利用することで、暗号資産を貸し出し、最大10%の年利を得ることが可能です。
特に、ステーブルコインのUSDTやUSDCを使えば、初回30日間は年利10%で資産を増やすことができます。
CRYPTOLENDINGは、その中でも安全性を重視し、元本のリスクを低減する方法を採用しています。
もちろん、ほかにも暗号資産のレンディングサービスはあります。ぜひ自分の投資戦略に合うレンディングサービスを探してみてください。
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