犬コインはどんな仮想通貨?買い方やおすすめ銘柄を紹介!

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仮想通貨には犬をモチーフにして作られたものがあります。それを通称”犬コイン”と呼びます。

代表的なものはドージコイン(DOGE)や柴犬コイン(SHIB)などなど。

犬コインは価格が非常に安く、時として大きく値上がるという特徴を持っています。

本記事では犬コインの概要や種類、買い方などを解説しました。

犬コインとは

犬コインとは犬をモチーフにして作られた仮想通貨の総称です。

仮想通貨の名前やアイコンに柴犬や秋田犬、コーギーやサモエドなどを使用しており、並んで見ると非常に可愛らしい雰囲気が漂います。

犬コインは400種類以上も存在しています(2024年11月時点)。仮想通貨まとめサイトCoinGeckoでは”Dog-Themed”というカテゴリが用意されており、仮想通貨の中でも犬コインが一大テーマになっています。

起業家のイーロン・マスクは「ドージコイン(DOGE)」という犬コインがお気に入りです。

その親愛っぷりは中々凄まじく、X(旧Twitter)のアイコンを急にドージコインに変えたり、新しく設立される予定の政府効率化省には”DOGE”という略称を付けています(参考① 参考②)。
※政府効率化省は英語でDepartment of Government Efficiencyなので、奇跡的な偶然かもしれませんが…。

犬コインの特徴

犬コインの特徴は4つです。

  • 価格が安い(100円以下で購入できるものも多数存在)
  • 価格の変動幅が大きい
  • 種類が多い
  • 基本的に使い道は無い

価格が安い(100円以下で購入できるものも多数存在)

犬コインは価格が安いものが多いです。

100円以下で買える犬コインがほとんどであり、中には1円以下で購入できものも多く存在します。時価総額順が多い順に犬コインの価格を見てみましょう。

仮想通貨名価格時価総額

ドージコイン (DOGE)
60.45円約8.8兆円

Shiba Inu (SHIB)
0.0003981円約2.3兆円

dogwihat (WIF)
645円約6,400億円

Bonk (BONK)
0.005978円約4,100億円

FLOKI (FLOKI)
0.03689円約3,500億円

Neiro (NEIRO)
0.3902円約1,600億円

CorgiAI (CORGIAI)
0.2191円約750億円

Department Of Goverment Efficiency (D.O.G.E)
69.95円約700億円

Baby Doge Coin (BABYDOGE)
0.000000428969円約680億円

DOG・GO・TO・THE・MOON(RUNES) (DOG)
0.05857円約580億円
※2024年11月14日時点

ほとんどの犬コインが100円以下で購入できます。

なぜ犬コインがこんなに安いのかというと、単純に言えば「発行数量が多いから」です。

例えばビットコインは2100万枚までしか発行しないと決められているため、1BTCあたりの価値が高くなります。

一方で、SHIBの発行数量は1,000兆枚です。ドージコインに至っては発行上限は決められていません。必要に応じてドージコインの数は増え続けます。

発行されている量が多いために、犬コイン1枚あたりの価格は安くなりがちです。

価格の変動幅が大きい

犬コインは価格の変動幅が大きいです。1日で数十%価格が変わることもしばしば。

例えばドージコインは2024年始めの$0.09から$0.43まで上昇しています。

チャートを見ると分かる通り価格の変動が激しいです。犬コインは大きく上がることもあれば、大きく下がることもあります。

もちろん仮想通貨それ自体が価格変動が激しいという特徴はあるのですが、その中でも犬コインのボラティリティはかなり大きいです。

種類が多い

犬コインは400種類以上存在します。

時価総額が低い草コインやいまなお新たに誕生している銘柄を含めると、犬コインの数は数千種類以上に及ぶでしょう。

犬種で言うと、最も多いのは柴犬です。ドージコインのアイコンになっているのも柴犬ですし、Shiba Inuはもちろん柴犬をモチーフにしています。

ほかにも様々な犬種をモチーフにした犬コインが存在します。

  • 秋田犬
  • 紀州犬
  • コーギー
  • プードル
  • サモエド
  • ハウンド・ドッグ

2020年~2021年くらいにかけて犬コインは色々な犬種が誕生したのですが、90%以上が柴犬モチーフのコインと言ってよいでしょう。

犬コイン界のナンバー1と2であるドージコインと柴犬コインが二つとも柴犬モチーフである点から、仮想通貨界隈ではとにかく柴犬を使いたがる傾向にあります。

基本的に使い道はない

犬コインはジョークやネット上の流行り(ミーム)に乗っかって作られたものがほとんどです。そのため、仮想通貨としての機能はほぼありません

送金くらいはできますが、ほかのサービスと連携したり、何かと交換できたりといった特別な機能は持っていません。犬コインを持っていても使う機会はほぼないでしょう。

では、なぜみんなが犬コインを買うのかというと、一番の理由は「値上がりを期待しているから」です。その期待感があるために、ほかのひとが犬コインを売買できる市場が生まれています。

本来の仮想通貨は現実世界で起きている問題を解決しようとして作られています。

例えばリップル(XRP)は国際送金で時間がかかりすぎる問題や手数料の高さを解決しようとしています。イーサリアム(ETH)は分散型のインターネットを構築するプラットフォームとなることを目指しています。

しかし、犬コインの多くはそんな大層な思想は持っていません。元々がジョークやミーム化して生まれた仮想通貨なだけに、使い道は無いことがほとんどです。

その中でも唯一、柴犬コイン(SHIB)だけは独自のエコシステムを構築して、SHIBの価値を高めようと積極的に動いています。

今後に注目の犬コイン

今後に注目したい犬コインを8つ紹介します。

  1. ドージコイン(DOGE)
  2. 柴犬コイン(SHIB)
  3. ドッグウィハット(WIF)
  4. ボンク(BONK)
  5. フローキ(FLOKI)
  6. ネイロ(NEIRO)
  7. ドッグゴートゥザムーン(Runes)
  8. ベイビードージコイン(BABYDOGE)

ドージコイン(DOGE)

名称ドージコイン
ティッカーシンボルDOGE
時価総額ランキング6位
価格1DOGE = 57円
ローンチ2013年12月
発行上限∞(無限)
ブロックチェーンBNBチェーン
取り扱いのある取引所SBI VCトレードGMOコインなど
公式Webサイト
ホワイトペーパー
X
公式ブログ
2024年11月14日時点 Coinmarketcap

ドージコインは2013年に誕生した犬コインです。

犬コインの中で最も時価総額が高く、発行年度は最古参の部類に入ります。

イーロン・マスクが愛好していることが有名で、過去彼の発言をきっかけにドージコインの価格は大きく変動したことがあります。

ドージコインがモデルにしたのは「かぼすちゃん」という名前の日本の柴犬です。かぼすちゃんは2024年5月24日に虹の橋を渡りましたが、いまでも全世界の人に愛されています(参考)。

DOGEはSBI VCトレードGMOコインなどの国内取引所で購入可能です。

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柴犬コイン(SHIB)

名称Shiba Inu・柴犬コイン
ティッカーシンボルSHIB
時価総額ランキング11位
価格1SHIB = 0.0037円
ローンチ2020年8月
発行上限1,000兆SHIB
ブロックチェーンEthereumエコシステム
取り扱いのある取引所SBI VCトレードGMOコインなど
公式Webサイト
ホワイトペーパー
X
公式ブログ
2024年11月14日時点 CoinmarketCap

Shiba Inu(SHIB)は2020年に誕生した犬コインです。

過去70万倍以上に上昇した犬コインで、「柴犬コインで億り人になった」という人が続出しました。

犬コインの中で2番目に時価総額が高いにもかかわらず、安く購入できる点が特徴です。

犬コインにはあまり使い道がないことが多いですが、SHIBに関しては様々な使い道が構想されています。

分散型取引所のSHIBSWAPやメタバース空間のSHIB MetaverseでSHIBを使ってもらうというプロジェクトがコミュニティ主導で立ち上がっています。他のミームコインと比べてみてもコミュニティは活発です。

またSHIBは定期的にバーンで供給量を絞る方向に動いているため、将来的には市場に流通するSHIBの数は少なくなる予定です。

SHIBはSBI VCトレードGMOコインなどの国内取引所で購入可能です。

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ドッグウィハット(WIF)

名称ドッグウィハット
ティッカーシンボルWIF
時価総額ランキング29位
価格1WIF = 552円
ローンチ2023年12月
発行上限1兆WIF
ブロックチェーンSolanaエコシステム
取り扱いのある取引所BybitBitgetなど
公式Webサイト
ホワイトペーパー
X
公式ブログ
2024年11月14日時点 CoinmarketCap

ドッグウィハット(WIF)は2023年に誕生した犬コインです。

帽子を被っている犬のアイコンが特徴的で、本当はドッグ”ウィズ”ハットとしたかったのですが入力間違えでそのままdogwifhat(WIF)になったという逸話があります。

ドッグウィハットは犬コインの中では価格が高めです。またSolana(ソラナ)上で発行されている犬コインという点も異なります。

WIFは海外取引所でしか購入できません。BybitBitgetなどが取り扱っています。

ボンク(BONK)

名称ボンク
ティッカーシンボルBONK
時価総額ランキング37位
価格1BONK = 0.0055円
ローンチ2022年12月
発行上限100兆BONK
ブロックチェーンSolanaエコシステム
取り扱いのある取引所BybitBitgetなど
公式Webサイト
ホワイトペーパー
X
・公式ブログ
2024年11月14日時点 CoinmarketCap

ボンク(BONK)は2022年に誕生した犬コインです。

BONKはソラナコミュニティに属している人へのエアドロップとして配られました。BONKのエアドロップが行われたのはFTXが破綻を起こした時期です。

FTXの破綻に伴なってSOLの価格が崩れていくなかで、BONKはソラナコミュニティを活性化させるために提供されたと言われています。

引き続きソラナコミュニティを応援されるためにBONKは使われるようです。2024年になったいまでも当時の思想は変わりません。

BONKFは海外取引所でしか購入できません。BybitBitgetなどが取り扱っています。

フローキ(FLOKI)

名称フローキ
ティッカーシンボルFLOKI
時価総額ランキング46位
価格1FLOKI = 0.031円
ローンチ2021年6月
発行上限10兆FLOKI
ブロックチェーンEthereumエコシステム
取り扱いのある取引所BybitMEXCなど
公式Webサイト
ホワイトペーパー
X
公式ブログ
2024年11月14日時点 CoinmarketCap

フローキ(FLOKI)は2021年に誕生した犬コインです。

コミュニティでは「FLOKIを世界で最も有名なミームコインにする」という目標が掲げられています。そのためか、FLOKIはほか犬コインと比べるとサービスを様々に展開しています。

  • ステーキングプラットフォーム
  • フローキのドメイン貸出サービス
  • TradingBotを作れるサイト など

ちなみにフローキの名前の由来はイーロン・マスクの愛犬の名前です。

FLOKIは海外取引所でしか購入できません。MEXCBybitなどが取り扱っています。

ネイロ(NEIRO)

名称ネイロ
ティッカーシンボルNEIRO
時価総額ランキング83位
価格1NEIRO = 0.031円
ローンチ2024年8月
発行上限1兆NEIRO
ブロックチェーンEthereumエコシステム
取り扱いのある取引所BitgetMEXCなど
公式Webサイト
・ホワイトペーパー
X
・公式ブログ
2024年11月14日時点 CoinmarketCap

ネイロ(NEIRO)は2024年7月に誕生した犬コインです。

ドージコインのモデルになった「かぼすちゃん」の飼い主が、新しく飼うことになった犬の名前が「ねいろちゃん」です。NEIROはドージコインの妹分的な存在と言えます。

NEIROトークンそれ自体は特に使い道はありませんが、イーサリアムを開発したヴィタリックブテリンはNEIROを動物福祉団体に寄付したことを述べています。

NEIROは海外取引所でしか購入できません。BitgetMEXCなどが取り扱っています。

ドッグゴートゥザムーン(Runes)

名称ドッグゴートゥザムーン(Runes)
ティッカーシンボルDOG
時価総額ランキング214位
価格1.91ドル(約289円)
ローンチ2024年4月
発行上限1,000億DOG
ブロックチェーンBitcoinエコシステム
取り扱いのある取引所BitgetMEXCなど
公式Webサイト
・ホワイトペーパー
X
公式ブログ
2024年11月14日時点 CoinmarketCap

DOG•GO•TO•THE•MOON(Runes)(DOG)は2024年4月に誕生した犬コインです。

ややこしいかもしれませんが、DOG•GO•TO•THE•MOON(Runes)までが名前です。DOGがティッカーシンボルになっています。

Runesというのはビットコインのブロックチェーン上でトークンを生成する技術のことです。つまり、ドッグゴートゥザムーンはビットコインと関係性が深い犬コインとなっています。

Go to the Moon(月に行け!!)というのは仮想通貨ではよく使われる用語で、価格が急速に上昇することを意味します。価格チャートを月に向かうロケットをイメージしているわけですね。

ドッグゴートゥザムーンは海外取引所でしか購入できません。BitgetMEXCが取り扱っています。

ベイビードージコイン(BABYDOGE)

名称ベイビードージコイン
ティッカーシンボルBABYDOGE
時価総額ランキング149位
価格1BABYDOGE = 0.00000038円
ローンチ2021年6月
発行上限42京BABYDOGE
ブロックチェーンBNBエコシステム
取り扱いのある取引所BybitBitgetなど
公式Webサイト
ホワイトペーパー
X
公式ブログ
2024年11月14日時点 CoinmarketCap

ベイビードージコイン(BABYDOGE)は2021年に誕生した犬コインです。

犬コインの中でも価格が非常に安く、0.00000039円という見たことない金額で購入できます。その分、最大発行数量は42京とやたらと多いです。

犬系コインの中でも比較的早めに誕生しており、Binance Smart Chainで動作する点から高速取引や低い手数料などのメリットがあります。

ただ、ほかの犬系ミームコインの勢いが凄まじくその波に上手く乗れていない感は否めません。

バイナンス上での流動性はあるため売買する分には特に問題はないでしょう。

ベイビードージコインは海外取引所でしか購入できずBINANCEが最も取引高が多いのですが、日本版のBinanceJapanではベイビードージコインは購入できません

購入を検討している方はBybitBitgetなどを利用しましょう。

犬コインの買い方・入手方法

犬コインは仮想通貨取引所で購入できます

主要な犬コインであれば国内取引所で買えますが、マイナーなものや登場して間もない犬コインは海外取引所で購入することができます。

国内取引所で購入する

国内取引所ではドージコインと柴犬コインを購入できます。それ以外の犬コインは国内取引所に上場していないため、海外取引所で購入する必要があります。

国内取引所での購入手順は4STEPです。

  1. 国内取引所の口座を開設する
  2. 「入出金」から日本円を入金
  3. 販売所もしくは取引所で「DOGEやSHIB」を選んで購入画面に移る
  4. 購入注文をする

おすすめの国内取引所はSBI VCトレードです。

SBI VCトレードはドージコインも柴犬コインも取り扱っており、販売所と取引所どちらでも売買可能です。

また2024年12月13日までに新規口座開設した人には1,000円分のBTCを付与するキャンペーンを実施中。

SBI VCトレードの口座開設キャンペーン

SBI VCトレードは新規アプリもリリースされて使いやすい取引所になったので、初心者にもおすすめです。

なお他とも比較してみたい方は次の表を参考にしてみてください。

▼ドージコインを取り扱う国内取引所

項目SBI VCトレードGMOコインbitbankBitTradeOKJ(オーケーコイン・ジャパン)Binance Japan
手数料販売所無料無料無料無料無料無料
取引所Maker:-0.01%
Taker:0.05%
Maker -0.01%~-0.03%
Taker 0.05%~0.09%
Maker:-0.02%
Taker:0.12%
Maker:0.000%~0.200%
Taker:0.000%~0.200%
Maker:0.02%~0.07%
Taker:0.06%~0.14%
Maker:0.1%
Taker:0.1%
スプレッド7.12%7.69%7.87%7.22%4.68%2.84%
レバレッジ取引❌️⭕️❌️❌️❌️❌️
入金手数料未対応無料無料無料無料無料
出金手数料未対応無料5 DOGE5 DOGE10~40 DOGE5 DOGE
積み立て⭕️⭕️❌️⭕️⭕️⭕️
2024年4月調べ。※スプレッドはDOGE/JPYの値

▼柴犬コインを取り扱う国内取引所

取引所名SBI VCトレードビットポイントOKJ(オーケーコイン・ジャパン)bitFlyerBitTradeDMMビットコインコインチェックバイナンスジャパン
売買(取引)手数料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:
入金手数料日本円:クイック入金無料日本円:即時入金無料日本円:振込手数料はユーザー負担日本円:クイック入金無料日本円:クイック入金無料日本円:即時入金無料日本円:振込手数料はユーザー負担日本円:
最小入金数量2,000,000,000 SHIB未対応10000 SHIB0.00000001 SHIB287356 SHIB未対応100000.0 SHIB0.99 SHIB
最小出金数量未対応未対応10000 SHIB500000 SHIB5000000 SHIB未対応0.00000001 SHIB・1,046,144 SHIB(Ethereum)
出金手数料未対応未対応1122276.6895~4489106.7582 SHIB320,000 SHIB663550 SHIB未対応1268052.0 SHIB日本円:150円
最小注文数量(販売所)1000 SHIB0.00000001 SHIB50000 SHIB1,000 SHIB100000 SHIB1,000,000 SHIB円建て500円相当額、もしくはBTC建て0.001BTC調査中
レンディング⭕️⭕️❌️❌️⭕️❌️⭕️⭕️
つみたて⭕️⭕️⭕️⭕️❌️❌️⭕️⭕️
レバレッジ取引❌️❌️❌️⭕️最大2倍❌️⭕️❌️❌️
ステーキング❌️❌️❌️△(受付停止中)❌️❌️❌️❌️
対応ネットワークEthereum(ERC20)Ethereum(ERC20)・Ethereum(ERC20)・PolygonEthereum(ERC20)Ethereum(ERC20)Ethereum(ERC20)Ethereum(ERC20)Ethereum(ERC20)

海外取引所で購入する

海外取引所では国内には上場していない犬コインを購入できます。

ただし、海外取引所は金融庁未認可となっています。ユーザーが利用する分には特に問題はありませんが、なにかトラブルが起きても自己責任で解決する必要がある点を覚えておきましょう。

海外取引所の場合は、国内取引所から仮想通貨を送金する手順が発生します。

  1. 海外取引所の口座を開設する
  2. 国内取引所の口座を開設する
  3. 国内取引所に日本円を入金
  4. 国内取引所で仮想通貨を購入(出金手数料が安いXRPやPOLがおすすめ)
  5. 国内取引所から海外取引所に仮想通貨を送金する
  6. 海外取引所で犬コインを購入する

海外取引所は基本的に日本円を入金できないため、国内取引所から仮想通貨を出金することで資金を用意する必要があります。

手間がかかるため海外取引所は中級者向けです。

おすすめの海外取引所はBybitやBitgetなどの日本人利用者も多いところがよいでしょう。

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分散型取引所で購入する

分散型取引所とは、ユーザー同士が直接暗号資産を取引できるブロックチェーン上の取引所です。

UniswapPancakeswapなどが有名です。

まだ大手取引所に上場していない未知の犬コインを購入できますが、ウォレットの接続やガス代(手数料)の管理、詐欺コインに気をつける必要があり上級者向けです。

犬コインの注意点

犬コインの注意点は4つあります。

  1. 実用性はない
  2. 一部の銘柄は流動性が少ない
  3. 価格変動(ボラティリティ)が大きい
  4. 詐欺の犬コイン・ミームコインも存在する

実用性はない

犬コインには実用性を期待しない方がいいでしょう。

先述したように基本的な送金機能はありますが、犬コインを使って世界的な課題を解決をするとかWeb2からWeb3への橋渡しをするといった崇高な目的はないことがほとんどです。

そもそも犬コインが誕生した経緯がジョークであり、ミームでした。そのことを考慮して、実用性を期待するよりもその値動きやコミュニティの活動を楽しむのが犬コインとのいい距離感の付き合い方です。

一部の銘柄は流動性が少ない

犬コインに限らず、仮想通貨は瞬間的に人気が出たあとに、全く見向きされなくなるものがあります。

流動性が無くなると売買ができなくなります

もし犬コインの購入を検討する場合は、ある程度の流動性がある銘柄を選ぶ、もしくは今後売れなくなる可能性を考慮して購入をするという覚悟が必要です。

価格変動(ボラティリティ)が大きい

犬コインは価格変動が大きいです。

高値掴みをしないように注意しておきましょう。

詐欺の犬コイン・ミームコインも存在する

分散型取引所に上場している銘柄やSNSで知らない人から紹介される仮想通貨は詐欺コインが多いです。

詐欺の例として”ハニーポット”があります。

ハニーポットは「仮想通貨を買うことは出来るけど、売ることはできないように設計」された仮想通貨。

しかしハニーポットの製作者は仮想通貨を売れます。誰かが買って価格が高くなった段階で売り抜けられるため、この構図を利用してお金を取れるだけ取ってしまうという訳です。

こういう詐欺コインは分散型取引所に多いです。

中央集権型の取引所(SBI VCトレードやBybitなど)であれば、詐欺コインはそもそも上場するための審査に通りません。

一応詐欺コインかどうかは「Token Security」や「CoinGecko」で仮想通貨を調べてみて、ステータスを確認することで回避は可能ですが、この辺が怖いと感じる方は分散型取引所を利用するのは控えた方がいいでしょう。

犬コイン以外の動物モチーフの仮想通貨

犬以外にカエルやネコをモチーフにした仮想通貨が存在します。

ミームコイン全体でいうと、犬系コインが7割・カエル系コイン2割・その他(ネコ、ヒト、リス、カバetc)が1割くらいの印象です。

カエル系コイン(PEPE系列)

カエル系コインの代表格はPEPEコインです。

PEPEは仮想通貨の時価総額ランキングでも20位以内にランクインしています。国内取引所のBITPOINTでも取り扱いが開始されるくらいには人気の高い仮想通貨です。

PEPEのアイコンになっているこの目がうるうるしているカエルは、マット・フュリーの漫画『ボーイズ・クラブ』に出てくるカエルのペペというキャラクターがモデルです。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では使われることが非常に多いミームです。

犬コインと同じく、PEPE自体には利用用途は特にありません。

ただPEPEが仮想通貨の中でも大きな時価総額なったため、PEPEに類似した仮想通貨が多く存在します。

CoinGeckoには「The Boy’s Club」のカテゴリでPEPE系列のコインが紹介されています。

ネコ系コイン

「犬コインがあるなら猫コインもあるだろう」と思うかも知れませんが、実は仮想通貨の中では猫コイン人気はそれほど高くありません。

ネコ系コインが人気がないというより、犬とカエルが圧倒的に強いというイメージです。

もちろんネコ系コインの中には時価総額1,000億円規模を誇る「Popcat」や「Mog Coin」などもあるのですが、話題を集めるのはたいてい犬かカエルです。

今後、覇権を取るネコ系コインが出たらまた勢力図が変わるかもしれません。

CoinGeckoには「Cat Themed Coin」のカテゴリが用意されています。

ヒト系コイン(トランプ系列多め)

ヒトをモチーフにしたコインもあります。

特に米大統領のドナルド・トランプを模した仮想通貨が流行しています。その名前には、選挙時の公約「Make America Great Again」を略した”MAGA”が使用される場合が多いです。

ほかにもイーロン・マスクや米大統領候補だったハリスなどの仮想通貨もチラホラ。

過去、大谷翔平の通訳をしていた水原一平氏が違法賭博にのめり込んだ際には、IPPEIトークンなんてものも登場しました。

もうなんでもありですね。

こういったその時一瞬のトレンドに乗ったミームコインにはあまり手を出さないことをおすすめします汗。

その他動物系コイン(リス、カバ、トリetc..)

犬系コイン以外だと、リスやカバ、トリ、ハムスターなど様々な動物系コインが日夜誕生しています。

2024年に大きな注目を集めたのはリス系コインの「ピーナッツ・ザ・スクイレル(PNUT)」です。

2024年11月2日に誕生したPNUTは、11月11日世界的取引所のBINANCEへの上場を果たします。そこからわずか3日間で約20倍近くの上昇をしました。

PNUTのモデルになったリスはアメリカのニューヨークで飼われていた「ピーナッツくん」です。

SNSで人気を博していたピーナッツくんですが、ニューヨーク州環境保護局から「違法動物の飼育」と「狂犬病の検査」のために没収され安楽死の最期を迎えます。

イーロン・マスクはこの騒動に猛烈に反発。「ドナルド・トランプはリスを救う」というポストをするなど非常に話題を集めました(参考)。

この悲観的なストーリーが話題を集め、またイーロン・マスクが関与しそうな銘柄という点からPNUTの価格は上昇を果たしていったと見られます。

犬コインのまとめ

本記事では仮想通貨業界の「犬コイン」について説明しました。

ドージコインや柴犬コインは時価総額が大きく、仮想通貨業界の中でも無視できない存在になっています。

このようなミームコインはたびたび話題を集めます。

ミームコインについて説明した記事の最後の方で、「これはひどい(良い意味で)!ミームコインランキング」も発表しているので、もしよろしければご覧ください。

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ミームコインとはジョークやネタを元にして作られた仮想通貨(暗号資産)です。 元々は内輪で盛り上がっていただけでしたが、いまや仮想通貨の時価総額ランキング8位に上り詰めたドージコインを筆頭に仮想通貨市場でその存在感を強めています。 「仮想通貨で億り人になった」人の中には、ミームコインへの投資がきっかけになっている方もいます。 本記事ではミームコインとは何なのか、その特徴や買い方を解説。今後注目のミームコインも紹介します。