仮想通貨dYdX(DYDX)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
仮想通貨dYdX(DYDX)は、DEXと呼ばれる分散型取引所のdYdXで取引・購入できるガバナンストークンです。
dYdXは、DeFiが注目されるきっかけとなったPancakeSwap(パンケーキスワップ)よりも前にローンチされたDEXです。
本記事では、分散型取引所の先駆けであるdYdXのガバナンストークン、dYdX(DYDX)の特徴や今後の見通し、そして将来性を解説します。
dYdX(DYDX)について知っておきたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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- SBIグループの運営で安心感◎
仮想通貨dYdX(DYDX)とは?
dYdX(DYDX)の概要は、以下の表のとおりです。
名称 | ディーワイディーエックス(dYdX/DYDX) |
価格(2022年9月現在) | $1.24 |
時価総額(2022年9月現在) | $81,817,599.30 |
発行上限 | 10億枚 |
リリース | 2017年 |
開発者 | アントニア・ジュリアーノ |
購入可能な主な取引所 | Binance |
公式サイト | https://dydx.exchange/ |
dYdX(DYDX)とは、イーサリアムブロックチェーン上に構築された分散型取引所「dYdX」で取引されるガバナンストークンです。
dYdXは25,000人以上のユーザーを抱える人気の分散型取引所で、元CoinbaseのエンジニアAntonio Juliano氏(アントニオ・ジュリアーノ)によって作られました。
仮想通貨dYdX(DYDX)がよくわかる5つの特徴
dYdX(DYDX)の特徴を5つご紹介します。
- 分散型取引所dYdXのガバナンストークン
- ステーキングを行える
- 高速で低コストな取引を行える
- レバレッジをかけて取引ができる
- 保有量に応じて割引が適用される
特徴1:分散型取引所dYdXのガバナンストークン
dYdX(DYDX)は、分散型取引所dYdXのガバナンストークンとして発行されています。
ガバナンストークンとは、コミュニティの運営方針やルールに関する投票権のようなものです。
ガバナンストークンは、分散型取引所や自立型分散組織と呼ばれるDAOの資金繰りとしてよく用いられている手法で、ガバナンストークンを多く持っているユーザーほど、意見を反映させやすくなります。
特徴2:ステーキングを行える
dYdX(DYDX)自体のトレードはもちろん、ステーキングを行い稼ぐことができます。
仮想通貨のステーキングとは、ブロックチェーンや取引量の維持のために仮想通貨を預けることで、対価として報酬を得られる仕組みのことです。
ステーキングはdYdX(DYDX)を預けるだけでいいので、トレードするよりも低リスクで稼げます。
特徴3:高速で低コストな取引を行える
イーサリアムブロックチェーン上に構築されたサービスは、利用者が増えるとトランザクションが混雑し、ガス代が高騰するなど、スケーラビリティの問題を抱えていました。
そこで考案されたのが、イーサリアムレイヤー2です。分散型取引所dYdXは、イーサリアムレイヤー2上に構築されており、dYdX(DYDX)を使った取引も高速かつ低コストで行えます。
特徴4:レバレッジをかけて取引ができる
dYdX(DYDX)は分散型取引所dYdXで利用されるトークンなので、レバレッジをかけて取引を行えます。
レバレッジは、少額の投資資金でリターンを最大化するために生み出された手法です。
リスクは伴いますが、dYdX(DYDX)の価格上昇幅よりも、大きく稼ぐことができます。
特徴5:保有量に応じて割引が適用される
dYdX(DYDX)の保有量に応じランク分けされ、それに応じ手数料が割引されます。
500万以上の保有者のVIPランクになれば、50%もの割引を受けられます。
仮想通貨dYdX(DYDX)の価格動向・チャート
dYdX(DYDX)の価格動向を解説します。
以下は、2021年9月から2023年4月までの価格チャートです。
dYdX(DYDX)の価格は、分散型取引所dydXの利用状況や市場に左右されてきました。
特に大きな価格変動の要因となったのは、以下のポイントです。
- 2021年9月にBinance(バイナンス)などの取引所に上場し、注目が集まる
- 中国本土での仮想通貨取引を全面的に禁止の発表
これらの要因によりdYdX(DYDX)は急速に価格を高め、10月には最高値の約30ドルを記録しています。
しかし、11月以降は大きく価格を下げて現在(2023年4月)まで低調です。
そんな低調な場面であっても、以下のポイントでは価格が上昇しています。
- 2022年4月に公式Twitterから、完全な分散化を目指すという内容の投稿
- 2023年11月に大手取引所FTX破綻により、dydX含む各分散型取引所の利用が増え、取引高が上昇
以上のように、分散型取引所のdydXに対しての期待感やユーザーや資金の流入が増えたことでdYdX(DYDX)の価格が上昇する場面もありました。
仮想通貨dYdX(DYDX)の今後の見通しと将来性
dYdX(DYDX)の今後の見通しと将来性について、以下の3つの観点からご紹介します。
- 多くの企業やエンジェル投資家からの投資
- dYdXの取引量が世界一
- DeFi市場の拡大
いずれの内容も、dYdX(DYDX)の将来性に期待できるものです。
多くの企業やエンジェル投資家からの支援
dYdXは世界中の多くの企業やエンジェル投資家からの投資を受けています。これはすなわち、dYdXが伸びると期待されているということです。
分散型取引所のdYdXの認知度が高まりユーザー数が増えれば、ガバナンストークンとして使われているdYdX(DYDX)の評価も上がるでしょう。
dYdXの取引量が世界一
PancakeSwapやUniswapなど、さまざまな分散型取引所がありますが、その中でもdYdX
の取引量が世界一です。
今後も開発などが進んでいけば、さらに使いやすくなり今以上のユーザー数と取引量が見込めます。それに伴い、dYdX(DYDX)の価格も高騰するでしょう。
DeFi市場の拡大
近年、Web3の認知が拡大しつつあります。この流れが進み、DeFiへの注目も今以上に高まれば、取引を行うための分散型取引所も自ずと注目を集めるでしょう。
そうなれば、dYdXのユーザー数と取引量がさらに増え、dYdX(DYDX)の値上がりにも期待できます。
仮想通貨dYdX(DYDX)の購入方法
dYdX(DYDX)は、国内取引所に上場していないため、海外取引所を利用して購入可能です。
他の仮想通貨を国内取引所で購入し、海外取引所へ送金、交換してdYdX(DYDX)を購入できます。
dYdX(DYDX)を購入する手順は以下の通りです。
- 国内取引所で仮想通貨を購入
- 国内取引所から海外取引所へ送金
- 海外取引所でdYdX(DYDX)を購入
以上の各手順を解説します。
国内取引所で仮想通貨を購入
海外取引所へ送金するための仮想通貨を購入しましょう。
おすすめの仮想通貨は、手数料が安くて送金も早いリップル(XRP)です。
もし、国内取引所のどこを利用しようか迷っている場合は、コインチェック(Coincheck)をおすすめします。
下のリンクで口座開設方法を詳しく解説しているので、クリックしてみてください。
国内取引所から海外取引所へ送金
仮想通貨を購入したら、dYdX(DYDX)を取り扱っている海外取引所へ送金します。
送金する際はアドレスを間違えると資産を失ってしまう可能性があるので、コピーアンドペーストで入力しましょう。
もし、海外取引所の口座開設をしていない場合は、オーケーエックス(OKX)がおすすめします。
オーケーエックス(OKX)では、dYdX(DYDX)を取り扱っており、本人確認なしで口座開設も数分でできるので、すぐに取引を開始可能です。
下のリンクから口座開設することで、取引手数料が半永久的に25%割引になります。
期間限定なので、この機会にぜひクリックして口座開設を進めてみてください。
海外取引所でdYdX(DYDX)を購入
リップル(XRP)を購入して、オーケーエックス(OKX)へ送金した想定で解説を続けます。
オーケーエックス(OKX)では、USDT、USDC、BTCのペアで取引が可能なので、送金したリップル(XRP)をUSDTと「Convert」機能で交換しましょう。
画像を参考に「From」にXRP、「To」にUSDTを設定し、数量を入力して交換します。
続いて、メニューの「Trade」から「Basic Trading」を押下して、取引画面へ移動しましょう。
画像を参考に検索窓に「DYDX」と入力し「DYDX / USDT」を選択します。
注文画面から、
- 注文方法(Limit、Market、Stop)
- 価格(Price)
- 数量(Amount)
などを設定し、「Buy」を押すと注文完了です。
仮想通貨dYdX(DYDX)のよくある質問(FAQ)
よくある質問について以下の2つを解説します。
- dYdX(DYDX)が国内取引所に上場する予定はある?
- dYdX(DYDX)のエアドロップとは?
dYdX(DYDX)が国内取引所に上場する予定はある?
dYdX(DYDX)が、国内取引所に上場する予定はありません。
現時点(2023年4月)ではバイナンス(Binance)やオーケーエックス(OKX)など海外取引所に上場していますが、dydXコミュニティの意向によっては、今後も他の取引所に上場する可能性があります。
上場予定の取引所は、今後dYdX公式SNSなどで告知することが予想されるので、気になる方は公式メディアをチェックしてみましょう。
dYdX(DYDX)のエアドロップとは?
エアドロップとは、特定の条件を満たしたユーザーに無料でトークンを配布することです。
2021年7月26日までに分散型取引所dYdXで取引や借り入れ、貸し出しなどをしたユーザーに対して、dYdX(DYDX)をエアドロップで配布しました。
仮想通貨dYdX(DYDX)のまとめ
dYdX(DYDX)は、世界一の取引量を誇る分散型取引所「dYdX」で利用されているトークンです。
記事の内容をまとめると、dYdX(DYDX)には以下の5つの特徴があります。
- 分散型取引所dYdXのガバナンストークン
- ステーキングを行える
- 高速で低コストな取引を行える
- レバレッジをかけて取引ができる
- 保有量に応じて割引が適用される
分散型取引所のdYdXが多くの企業や投資家から注目を集めていることや、取引量が世界一であること、DeFi市場が拡大することを考えると、dYdX(DYDX)の価格は上昇すると考えられます。
dYdX(DYDX)は国内暗号資産取引所では購入できませんが、Binanceでの取り扱いはあります。
本記事を参考に、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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