フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)とは?特徴やIEO情報を紹介
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)は、コインチェックIEOでの上場を控えている仮想通貨です。
IEOは「取引所を介して新規トークンを先行販売するイベント」のことで、フィナンシェトークンはコインチェックの第2弾IEO銘柄として注目を集めています。
本記事では、フィナンシェトークンの特徴やIEOの最新情報を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)とは?
フィナンシェトークン(FNCT)は、日本発のweb3クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」で活用される仮想通貨です。
クラウドファンディングとは、特定の目的を達成するためにファン(群衆)から資金を集める仕組みを指します。
一般的に、日本国内のクラウドファンディングでは日本円を利用します。しかし、FiNANCiEは日本発のクラウドファンディングでありながら、仮想通貨のフィナンシェトークンを導入予定です。
なお、フィナンシェトークンリリース前の2023年2月現在は、日本円で購入できるコミュニティトークンが使用されています。
名称 | フィナンシェトークン(FiNANCiE Token) |
シンボル | FNCT |
価格 | 0.4304円(2023年8月時点) |
総トークン発行量 | 200億FNCT |
トークン規格 | ERC-20 |
上場取引所 | コインチェック(Coincheck) エムイーエックスシー(MEXC) |
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)の仕組み
フィナンシェトークン(FNCT)は、「FiNANCiE」の成長をユーザーへ還元する目的で開発されました。
フィナンシェトークンで、FiNANCiEがユーザーの支援で成長し、利益をユーザーに戻すサイクルを作り出します。
オーナーとサポーターの関係
フィナンシェトークンやコミュニティトークン(CT)を利用し、オーナーとサポーターの新しい関係を築きます。
オーナーが発行するコミュニティートークンをサポーターが購入して、オーナーのコミュニティを支援可能です。
ファンは購入したコミュニティートークンをホールドし、フィナンシェトークンを得られます。
FiNANCiEでのオーナーとサポーターの関係は、双方にメリットがある新しい関係です。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)、コミュニティトークン(CT)の違い
先ほどの解説に、フィナンシェトークンとコミュニティトークンが登場しました。
2つの違いを解説します。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)
フィナンシェトークンはイーサリアム(Ethereum)のERC-20規格の仮想通貨です。
FiNANCiEのプラットフォームトークンとして発行されました。
コミュニティ成長のインセンティブとして機能し、FiNANCiEを利用するサポーターへ配布されます。
コミュニティトークン(CT)
コミュニティトークンは、FiNANCiEアプリ内で購入できるアプリ内通貨です。
オーナーが独自に発行するトークンで、FiNANCiEサービス内でのみ使用されます。
コミュニティトークンは、FiNANCiEポイントで購入可能です。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)の特徴
フィナンシェトークン(FNCT)の理解を深めるために、4つの特徴を解説します。
- 支援しながら利益を狙える
- プロジェクトの方針決定に関与できる
- コインチェックのIEOで上場予定
- 「ステーキング」と「グレード特典」
それぞれ順番に見ていきましょう。
支援しながら利益を狙える
通常のクラウドファンディングでは、支援のリターンとして優待券や新商品などをもらえます。これらの見返りはファンにとっては嬉しい反面、金銭的なインセンティブが付くわけではありません。
一方、フィナンシェトークンを活用する「FiNANCiE」では、支援をすると同時に利益を狙えます。なぜならフィナンシェトークンは価格が変動する仮想通貨であり、マーケットで売却できるからです。
フィナンシェトークンの価格が将来的に上昇していけば、長期的な資産作りにも貢献するでしょう。
よって、FiNANCiEでは支援者がお金を消費するだけではなく、トークン価格の上昇による恩恵を受けられるのが特徴です。
プロジェクトの方針決定に関与できる
フィナンシェトークンは「ガバナンス機能」を有しており、保有することでプロジェクトの方針決定に関与できます。
具体的には、コミュニティの方針を決める投票に参加したり、オーナー(資金調達をする人)にメッセージを直接送ったりすることが可能です。
通常のクラウドファンディングではオーナーが方針を決めますが、FiNANCiEではファンが主体のプロジェクト運営を実現しています。
なお、方針の決定権はトークンの保有量に比例するので、自分の意見を多く取り入れたい方は保有量を増やしてくださいね。
コインチェックのIEOで上場予定
冒頭でも述べた通り、フィナンシェトークンはコインチェックのIEOで上場予定です。
IEOでは新規上場通貨を通常よりも安く購入できるため、多くの投資家が参加します。また、IEOで取り扱われる仮想通貨は期待値が高く、上場後に10倍以上の価格上昇を果たすことも珍しくありません。
実際、2021年7月に開催されたコインチェックの第1弾IEOでは、上場したパレットトークン(PLT)の価格が30分でおよそ11倍まで上昇しました。
海外取引所のIEO(ローンチパッド)では100倍以上の上昇を果たすケースもあるため、IEOはすべての仮想通貨投資家が注目するイベントとなっています。
「ステーキング」と「グレード特典」
フィナンシェトークンを持つと「ステーキング」と「グレード特典」の2つを利用可能です。
ステーキングは、フィナンシェトークンをロックしてFiNANCiEプラットフォームのエコシステムを支援し、報酬としてフィナンシェトークンを受け取れます。
一方、グレード特典はフィナンシェトークンの保有数に応じて、FiNANCiEポイントを増量して購入できる特典です。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)は儲かる?
フィナンシェトークン(FNCT)には、稼げる可能性があります。
フィナンシェトークンは日本の仮想通貨取引所で実施されたIEOの4例目です。
銘柄 | 1枚当たりのIEO価格 | 現在価格(2023年8月時点) |
フィナンシェトークン(FNCT) | 0.41円 | 0.4304円 |
FCRコイン(FCR) | 2.2円 | 0.299円 |
パレットトークン(PLT) | 4.05円 | 8.16円 |
ニッポンアイドルトークン(NIDT) | 5円 | 5.6円 |
以上のとおり、IEO価格よりも低い銘柄もあれば、倍以上になった銘柄もあります。
ただし、IEO銘柄が必ず成功する保証はありません。
フィナンシェトークンの場合は、IEO価格より上昇しており、成長が期待される仮想通貨です。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)の買い方・始め方
フィナンシェトークン(FNCT)の買い方と始め方を2つに分けて解説します。
フィナンシェトークンの買い方
フィナンシェトークンはコインチェック(Coincheck)で購入できます。
コインチェックの口座を開設したら、「日本円の入金」から入金しましょう。
フィナンシェトークンを購入するには、通貨リストから「FNCT」を選択して購入します。
FiNANCiEの始め方
FiNANCiEの始め方をご紹介します。
- FiNANCiEアカウントの新規作成
- MetaMask(メタマスク)を用意してFNCT.xyzにログイン
- MetaMask(メタマスク)とFiNANCiEアカウントを連携する
FiNANCiEアカウントの新規作成
アカウントはFiNANCiEのスマホアプリから作成できます。
お使いのスマホアプリストアにて、「フィナンシェ」と検索しインストールしてください。
アプリを開いて、指示に従ってアカウントを作成します。
MetaMask(メタマスク)を用意してFNCT.xyzにログイン
MetaMaskの導入については、以下の記事を参考にしてください。
FNCT.xyzにアクセスして、右上からログインします。
次に「ウォレットでログイン」を選び、MetaMaskを選択しましょう。
ウォレットを操作してログインすると、ダッシュボードが表示されます。
MetaMask(メタマスク)とFiNANCiEアカウントを連携する
ダッシュボードで「FiNANCiEアカウントを連携する」を押し、確認事項を読んで「FiNANCiEアカウントを連携」を押します。
FiNANCiEアカウントでのログインを求められたら、最初に登録したアカウントでログインしましょう。
ダッシュボードにアカウントが表示されたら、連携完了です。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)のプロジェクト一覧
FiNANCiEで成長中のプロジェクト上位3つを選定しました。
プロジェクト | 概要 |
國光DAO | Web3やメタバース領域で、日本から世界で活躍する組織の増加を目指すDAO |
アビスパ福岡 | 福岡市をホームタウンとし、Jリーグに加盟するプロサッカークラブ。 |
KAMITHUBAKI DAO | KAMITSUBAKI STUDIOが開発した架空の都市「神椿市」をメタバースに建設するDAOプロジェクト |
さまざまな分野での価値創出やコミュニティ形成を目指すプロジェクトがFiNANCiEを活用しています。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)の将来性
フィナンシェトークン(FNCT)の将来性について解説します。
エコシステムの拡張やグローバル版のローンチなどが、ロードマップにて発表
ロードマップでは、以下のアップデートが予定中です。
段階 | 内容 |
Ver.1 (2023年中頃) | FNCT IEO実施、ステーキング・ガバナンス開始 |
Ver.1.5 (2023年内) | 国内エコシステム拡充、スポーツ・クリエイターサポート |
Ver.2 | グローバル版FiNANCiEローンチ |
Ver.3 | FiNANCiE独自ブロックチェーン(FNBC)検討、FNCTをネイティブトークンとしての使用予定 |
継続的なアップデートにより、FNCTの成長が期待されます。
本田圭佑氏など、多くの著名人がアドバイザーを務める
氏名 | 役職 |
本田圭佑氏 | サッカー選手・実業家 |
長友佑都氏 | サッカー選手 |
平野淳也氏 | HashHub共同創業者兼CEO |
石塚亮氏 | 株式会社メルカリ共同創業者 |
Zaf Chow氏 | Animoca Brands アドバイザー |
サッカー選手として国際的に知られる本田圭佑氏をはじめ、業界のリーダーや専門家の名が並んでいます。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)の評判・口コミ
価格の動向や活動内容など、多くの情報がTwitterで共有されており、今後の展開を楽しみにされています。
フィナンシェトークンへの期待
FiNANCiEの提携発表などが続く
フィナンシェトークンが1カ月で3倍近く価格上昇
とくに、著名な企業や団体との提携について多くの注目が集まりました。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)が購入できる仮想通貨取引所
フィナンシェトークン(FNCT)は、コインチェック(CoinCheck)とエムイーエックスシー(MEXC)で購入できます。
コインチェックなら、日本円で購入可能です。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)の価格推移
以下の画像は、フィナンシェトークン(FNCT)のIEO実施後から現在(2023年8月)までのチャートです。
IEO開始直後は、1.21円まで上昇しましたが、3月18日から下落し、6月後半には0.126円の最低価格となりました。
直近4カ月の価格動向は以下のとおりです。
7月はじめから価格が上昇に転じました。
8月はじめには0.45円まで伸びIEO価格よりも上回っています。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)のQ&A
以下2つの質問について解説します。
- フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)が売却できない
- フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)が暴落?
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)が売却できない
フィナンシェトークン(FNCT)はコインチェック(Coincheck)の現物取引で売却できます。
販売所では売却できないので注意が必要です。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)が暴落?
フィナンシェトークンはIEO開始価格の0.41円台から0.11円台まで下落しました。
しかし、現時点(2023年8月)では、0.41円台付近を推移しています。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)のIEO最新情報
2022年12月21日、コインチェックは「フィナンシェトークンIEO」の最新情報をプレスリリースで発表しました。発表内容は「今冬にフィナンシェトークンのIEOを開催する」とのことです。
具体的な日程は明記されていませんが、今冬なので2023年の3月までには開催される可能性が高いです。ただし、開催時期は予告なしで変更になる可能性もあるので、絶対的な確定情報ではありません。
なお、IEOの販売数量には限りがあるため、事前申し込みを受け付けてから抽選が行われます。第1弾のパレットトークンIEOのときは抽選倍率が20倍を超えており、事前の購入金額に応じて当選確率がアップしました。
フィナンシェトークンIEOでも同様の流れが予想されるため、今のうちからコインチェックに登録し、日本円を入金して準備を整えておきましょう。
フィナンシェトークン(FiNANCiE Token/FNCT)のまとめ
今回は、フィナンシェトークン(FNCT)の特徴やIEOの最新情報を紹介しました。
FiNANCiEはオーナーとサポーターを結びつけるプラットフォームです。
仮想通貨の「フィナンシェトークン(FNCT)」を発行し、ERC-20規格を採用しています。
フィナンシェトークンは、コインチェック(Coincheck)で購入可能です。
今後はエコシステムの拡張やグローバル版のローンチが予定されており、著名人のサポートも受けています。
IEO開始後の価格は変動があり、現在(2023年8月時点)は上昇傾向です。
画像・データ出典:FiNANCiE公式サイト、コインチェック公式サイト
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