GMOコインの積立投資はおすすめ?優良銘柄や始め方を解説

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GMOコインの「つみたて暗号資産」というサービスが目に入り、暗号資産の積み立てが気になった方は多いのではないでしょうか?

「積み立て」と聞くと、保険商品や金融商品、NISAや貯金など手堅いものを想像しますが、リスクの大きそうな暗号資産でも積み立ては意味があるのでしょうか?

この記事で「暗号資産の積み立て」について必要なことは全て解説し、GMOコインのサービスのおすすめの点、注意点まで解説します。

GMOコインのつみたて暗号資産とは?

実はGMOコインに限らず、多くの取引所に暗号資産の積み立てサービスは用意されています。

まずは、一般的な暗号資産の積み立てについて解説します。そのうえでGMOコインのつみたて暗号資産の特徴に触れていきます。

毎日・毎月コツコツ暗号資産を積み立てる

暗号資産の積み立ては、他の金融商品の積み立てと全く同じです。

他の金融商品がそうであるように、毎日、あるいは毎月決まった金額分の金融商品をほぼ自動で購入し続ける方法です。

「暗号資産は価格変動が激しいのに、積み立てとかできるの!?」と思うかもしれませんが、全く問題なくできます

確かに暗号資産の価格は日々変動しますが、例えば「月々1万円分のビットコインを買う」と決めればその金額で毎月積み立てを行います。

もちろん今月と先月では1万円で買えるビットコインの枚数に差はありますが、関係なく毎月1万円分を買います。

暗号資産に限らずNISAなどの金融商品も価格変動はあります。積立投資の根本的な仕組みは変わりません。

20種類以上の暗号資産を積み立てられる

GMOコインの「つみたて暗号資産」では20種類以上の銘柄が積み立てに対応しています。

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、テゾス(XTZ)、クアンタム(QTUM)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)、カルダノ(ADA)、メイカー(MKR)、ダイ(DAI)、チェーンリンク(LINK)、ドージコイン(DOGE)、ソラナ(SOL)、ファイルコイン(FIL)、ザ・サンドボックス(SAND)、チリーズ(CHZ)、アバランチ(AVAX)

ビットコインやイーサリアムのような有名な仮想通貨から、名前も聞いたことのないような銘柄まで多くあるかと思います。

世界には数千種類以上の暗号資産がありますが、GMOコインで積立ができるのは厳選された20種類でありどれも安心感があります。

日本の暗号資産取引所は非常に規制が厳しく、信頼度の高い通貨しか取り扱いがないため怪しい暗号資産は少なくともこの中にはありません。

上記のうち一種類だけを積み立ててもよいですし「毎月ビットコイン5,000円分+イーサリアム5,000円分」のように組み合わせて積み立てをすることもできます。

積み立て手数料は無料

暗号資産の取引はなにかと手数料がかかるイメージがありますが、GMOコインのつみたて暗号資産には手数料は一切かかりません

1万円を積み立てであれば、キッチリ1万円分の暗号資産が購入されて資産に追加されます。

ただし、GMOコインの積立はスプレッドの大きい「販売所」のレートを参考に購入されるため「取引所」のレートと比べると若干割高になる点には注意です。この点については後述します。

暗号資産は、長期的に見ると値上がりが予想されている

「暗号資産は価格の変動が激しいのに、積み立てて意味があるの?」という疑問が湧くかと思います。

たしかに暗号資産は価格変動が大きいですが「長期的に見ると上昇トレンド」です。

ビットコインの2010年以来の価格チャートを見てみましょう。

画像参照:CoinMarketCap

一時的な下落は確かにあるものの長期的に見ると価格は上昇しています。

本記事執筆時点(2024年9月)も、短期的に見ると価格は下落していますが、数ヶ月、数年単位で見ると大きく上昇しています。

また全ての暗号資産はビットコインの価格に引っ張られて上下する傾向にあります。他の暗号資産も「長期的に見ると上昇トレンド」と言えるでしょう。

例えばビットコインに次ぐ暗号資産のイーサリアム(ETH)はビットコインと同じような価格変動を繰り返しています。

暗号資産の積立投資は、数日、数週間での価格変動ではなく、数年単位での上昇を期待する投資手法なのです。

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暗号資産の積立投資のメリットは?

ここまでは暗号資産のつみたてに関する基本的な知識でしたが、ここからはさらに具体的なメリットを紹介します。

  • 初心者でも気軽に始められる
  • 高値掴みのリスクを下げられる
  • 価格が下がってもメンタルのダメージが少ない
  • トレードの手間がかからない

初心者でも気軽に始められる

GMOコインのつみたて暗号資産はなんと500円から始められます

ビットコイン一枚あたりの価格が700万円も800万円もすると、暗号資産投資は気軽に始められないと思うかもしれませんが、決して数百万円の資金がないと始められないわけではないのです。

500円ではビットコインは0.00006枚程度しか買えませんが、それでも立派な投資です。

500円分でもビットコインを保有することで日々の値動きに敏感になり、徐々に投資に対する感覚や知識が芽生えてきます。

どんなに本やネットで投資の勉強をするよりも、実際に500円分のビットコインを購入する方が活きた勉強になります。

少額からできるつみたて投資は初心者におすすめと言えます。

高値掴みのリスクを下げられる

暗号資産投資で一番怖いのが「高値掴み」です。

SNSや動画サイトで「●●の価格が急騰中!まだまだ何倍にも上がるから今買っておくといいよ!」という情報を目にして焦って購入。直後に暴落して落ち込むパターンです。

儲かると思ってなけなしのお金で話題のコインを買ったものの、数日でゴミのような価格になるのは、精神的にもしんどいです。

例えば2022年頃にテラという仮想通貨話題を集めました。その後にテラのエコシステムが崩壊して冗談では済まされないレベルの暴落が起きました。

しかしつみたて投資であれば、毎月、あるいは毎日、決まったタイミングで決まった金額を購入するため、SNSなどの情報に踊らされることはありません

また先述した通り、GMOコインでつみたて出来る暗号資産は一定の信頼性が担保されたものばかりです。大きな上昇トレンドに乗れることはありませんが、暴落に巻き込まれることはないでしょう。

この点では積立投資は「ローリスク、ローリターン」な投資手法と言えますが、投資の世界で大切なのは生き残ることなので悪いことではありません。

価格が下がってもメンタルのダメージが少ない

暗号資産に限らず自分が保有している金融商品の価格が下がって含み損が発生すると、損した気持ちになってしまいます。

しかし積立投資であれば「価格が下がれば多くの枚数が買える」と思い、逆に嬉しい気持ちになることができます。

これは長期的に上がることが確信できているからこそです。

数年単位で考えれば必ず価格が上がると信じているので、暴落時には安い価格でせっせと積み立てることができます。

このように、日々のメンタルへのダメージを減らせるのも積立投資の大きなメリットです。

トレードの手間がかからない

「投資」と聞くと、さもFX投資家か、デイトレーダーのように上がったタイミングと下がったタイミングを見極めて売買する必要を感じるかもしれません。

しかし積み立て投資は一度設定しておくと、あとは何もする必要はありません

ほとんどの人は自分の仕事があり、暇ではないため投資の手間がかからないのは嬉しい点です。

暗号資産は日々の値動きが激しいため「安く買って高く売る」をしようとすると、一日中チャートに張り付き、神経をすり減らすことになります。

毎日の時間を確保し、ストレスからも解放される、非常に健康的な投資方法が積み立て投資なのです。

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GMOコインのつみたて暗号資産の注意点は?

ここまではつみたて暗号資産のメリットばかりを解説しましたが、いくつか注意点もあります。

後になって「知らなかった!」と後悔しないためにも、ぜひ注意点も確認しておいてください。

  • 銀行口座からの自動入金はされない
  • 販売所のレートを参考に購入される
  • 最終的に元本より下がる可能性もある

銀行口座からの自動入金はされない

GMOコインの「つみたて暗号資産」では、アカウントに入っている日本円を使って毎日、あるいは毎月暗号資産を購入します。

そのため、GMOコインのアカウントに日本円をあらかじめ入金しておく必要があります

提携の銀行から自動でGMOコインに入金されればよいのですが、そのような機能は残念ながらありません。手動で日本円を入金する必要があります。

仮に積立投資にかかる費用1年分を事前にGMOコインに入金しておくと、1年間はなんの操作もしなくても自動で積み立てが行われます。

販売所のレートを参考に購入される

GMOコインでは「取引所」と「販売所」で暗号資産の購入ができます。

「取引所」はユーザー同士で暗号資産の売買を行うため、ほぼほぼ適正価格での取引ができます。一方で希望価格での約定に時間がかかることがあります。

「販売所」はGMOコイン(運営)と売買をするため、約定に時間はかかりません。しかし取引所よりもスプレッドが大きいため実質的な手数料がかかります。(スプレッドは買値と売値の価格差のこと)

「つみたて暗号資産」では販売所のレートを参考に購入されるため、取引所よりも若干割高なレートで暗号資産を購入することになります。

取引所と販売所では2.5%ほど価格が違うため、長期的に見るとバカにならない金額です。

とはいえ、日々のトレードのストレスから解放され、上昇トレンドや暴落の話などに振り回されず、メンタルの安定を手に入れられると思うとそれに見合った手数料と考えることもできます。

最終的に元本より下がる可能性もある

ここまで散々「暗号資産は長期的には上がる」と書きましたが、もちろん100%ではありません。

数年単位での暴落期間が訪れ、実質的に資産が塩漬けになることもあります

そのタイミングで暗号資産を日本円に戻してしまうと、その投資は失敗だったことになります。

いくら長期で上がるとは言え、本人が売却したタイミングが購入時より下がっていればそれは損失です。

積立投資もあくまで自己責任と考え、損する可能性もあることを心の片隅に置いておきましょう。

【結論】積立投資は、現実的に最も堅実的な暗号資産投資

ここまで暗号資産のつみたて投資のメリット・デメリットを解説しました。

正直、積み立て投資は暗号資産投資で最も儲かる可能性が高い部類と言えます。

ただし高確率で儲かるのはあくまで「数年単位で見た場合」です。暗号資産価格が下落しているタイミングでは含み損は発生しますが、数年単位で見ると儲かる可能性が非常に高いです。

数年と言わず「10年、20年」という単位で考え、積み立てNISAや国民年金の延長と考えて、少額からでも暗号資産のつみたてを始めるのは良い選択です。

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GMOコインでのつみたて暗号資産の始め方

ここからは、実際にGMOコインで「つみたて暗号資産」を始める方法を解説します。

GMOコインのアカウントを作成する

まずはGMOコインのアカウントを開設しましょう。

GMOは国内で様々なインターネットサービスを提供している大手企業であり、GMOコインは国内でも主要な取引所のひとつなので、安心して口座の開設ができます。

既にアカウントを持っている方は次に進んでください。

アカウントを持っていない方はGMOコインの口座開設方法の記事で詳しく解説しているのでそちらをどうぞ。

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GMOコインは、プライム市場に上場するGMOグループが運営する国内仮想通貨取引所です。 手数料が基本無料であるほか、レバレッジ取引や仮想通貨レンディングなどの豊富な取引手法が魅力です。 本記事ではGMOコインの最新キャンペーン情報を紹介します。 GMOコインの口座開設手順も解説しました。 ※仮想通貨は正式には”暗号資産”という名称が使われますが、本記事では一般的に馴染みのある”仮想通貨”という名称を使用しています。

「つみたて暗号資産」を選ぶ

GMOコインにログインし「つみたて暗号資産」を選びます

パソコンでは、ログイン後、左端のメニュー部分に「つみたて暗号資産」があるのでそこをクリックです。

スマホブラウザでは、ログイン後、画面左上の「三本線」のボタンを押し、メニューを開き「つみたて暗号資産」を選びます。

GMOコインのスマホアプリでは「ノーマルモード」と「トレーダーモード」があります。

アプリの「ノーマルモード」では、ログイン後に「アカウント」画面の「つみたて暗号資産」を選びます。

「トレーダーモード」では、ホーム画面の中程にある「つみたて暗号資産」のバナーをクリックしてください。

積み立てる通貨を選び、設定をする

次の画面では、ビットコインやイーサリアムなどの銘柄がずらっと並んでいます。

自分の積み立てたい銘柄を選びましょう。

複数の銘柄を積み立てたい場合も、ひとつずつ設定をしていくことになります。

積立設定を完了させる

銘柄を選び、以下の項目を選びましょう。

  • 毎日プラン or 毎月プラン(毎月10日に積立)
  • 積立金額(500〜50,000円)

上記2つを選んだら「上記規約に同意します」へチェックし「確認画面へ」を押し「設定する」を押して、積立設定は完了となります。

毎月積み立ては、毎月10日に購入が行われます。それ以外の日への変更はできません。

毎月口座に資金を入金しておく

ここまでの設定をしたら、あとはGMOコインのアカウントに日本円を必要なだけ入金しておきましょう。

毎月の場合は10日まで、毎日の場合は毎日必要な分を入金しておきましょう。

資金不足などで積立が行われなかった場合、3回続くと積立設定が削除されます。

「GMOあおぞらネット銀行」の口座に資金があっても意味はなく「GMOコイン」に日本円があるように注意しましょう。

余剰資金のある方は、1年分などをまとめてGMOコインに入金しておくとよいでしょう。

いつでも積立の変更は可能

以上で積み立ての設定は完了ですが、積立の削除、変更はいつでも可能です。

同じ操作でGMOコインの「つみたて暗号資産」のページを訪れ、設定されている銘柄の横の「削除」ボタンを押せば、積立設定は解除されます。

非常に手軽に積立設定を解除できるため、気軽に始めることもできます。

また、資金が必要になったら「取引所」あるいは「販売所」で暗号資産を売却し、日本円に戻しましょう。

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積み立てにおすすめの暗号資産は?

GMOコインつみたて暗号資産では、20種類以上の銘柄に投資ができますが、いざ投資をするとなると「どの銘柄がいいの?」と思うかもしれません。

もちろん未来の価格は誰にもわかりませんが、シミュレーションなどを参考におすすめ銘柄を3つ紹介します。

GMOコインではシミュレーションを利用できる

GMOコインのつみたて暗号資産のぺージでは、積み立てした場合の資産の増減額をシミュレーションで確認できます。

  • 積み立てたい通貨
  • 積み立てるプラン(毎日/毎月)
  • 期間
  • 金額

もちろん暗号資産の価格は予想値なので参考程度ですが、以下でいくつかシミュレーションをしたので、銘柄選びの参考にしてください。

ビットコイン(BTC)

ビットコインを毎月1万円ずつ積み立てた場合の予想評価額はこちらです。

  • 6ヶ月:元本60,000円/評価額52,809円
  • 3年:元本360,000円/評価額706,623円
  • 10年:元本1,200,000円/評価額65,415,793円

6ヶ月時点では目減りしていますが、3年で約2倍、10年では約50倍になっており、非常に夢があります。

これほど都合よく価格が上昇してくれるとは限りませんが、ビットコインのこれまでの10年の値動きを考えると十分にあり得るシナリオです。

暗号資産を積み立てるなら、とりあえずビットコインを選んでおけば間違いありません。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムを毎日500円積み立てた場合の予想評価額はこちらです。

  • 6ヶ月:元本92,000円/評価額68,304円
  • 1年:元本183,000円/評価179,940円
  • 2年:元本365,500円/評価額487,457円

「毎日」積み立ての場合は2年後までしか評価額を見ることができません。

6ヶ月後、1年後では元本より目減りしていますが、2年後には1.3倍ほどに増えています。

「毎月」プランで3年後、9年後も見てみると、3年後も約1.3倍、9年後は約200倍と、極端な予測が建てられています。

暗号資産積み立ての本命はビットコインで、サブとしてイーサリアムにもいくらか割り振っておくのはおすすめです。

ちなみに「毎月積み立て」と「毎日積み立て」には根本的な差はないため、好みで選んでOKです。

ドージコイン(DOGE)

ドージコインを毎月5,000円積み立てた場合のシミュレーション結果はこちらです。

  • 6ヶ月:元本30,000円/評価額21,494円
  • 3年:元本180,000円/評価202,776円
  • 10年:元本600,000円/評価額118,751,267円

6ヶ月時点では目減りしますが、3年後には約1.1倍、10年後には約20倍という大胆な予測がされています。

ドージコインは、暗号資産の中で「ミームコイン(ジョークコイン)」に分類されています。

ミームコインとは、特に機能を持たず、キャラクターの魅力(ドージコインの場合は柴犬)や、雰囲気、ムードのみで価格が上下するコインです。

ドージコインの将来性の記事はこちらなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

ビットコインやイーサリアムのような「王道」コインに、大穴狙いのジョークコインを紛れ込ませておくのも投資戦略としてはアリかもしれません。

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まとめ:つみたて投資は初心者からベテランまでおすすめの方法

この記事では、GMOコインの「つみたて暗号資産」について解説しました。

積立投資は暗号資産だけでなく他の様々な投資商品でも有効な方法として知られており、日本円とドルの間では「ドルコスト平均法」と呼ばれます。

価格変動の激しい暗号資産だからこそ、高騰時も暴落時も変わらず淡々と買い付けることで精神の安定を保ちます。

また、数年、数十年単位では大きく価格が上がると言われている暗号資産だからこそコツコツ投資をしつつも夢があります。

GMOコインはつみたて暗号資産の手続き方法がわかりやすく、おすすめの取引所です。気になった方は、ぜひ少額からでも始めてみてくださいね。