Golem(GLM)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
Golem(GLM)は、2016年からプロジェクトが進行している「分散型のスーパーコンピュータ」を目指すネットワークです。
具体的には、使用されていないコンピュータの計算能力を貸し借りする「シェアリングサービス」を行っています。
今回はGolem(GLM)の特徴や将来性をわかりやすく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎
仮想通貨Golem(GLM)とは?
暗号資産名称 | Golem(ゴーレム) |
シンボル | GLM |
価格(2022年10月現在) | 37.41円 |
時価総額ランキング(2022年10月現在) | 115位 |
総発行枚数 | 10億枚 |
購入可能な主な取引所 | Binance,KuCoin,Gate.io |
公式サイト | https://www.golem.network/ |
Golemは、イーサリアムブロックチェーン上で構築されている分散型ネットワークです。余力のあるコンピュータから計算能力を抽出し、別の人へ共有する「シェアリングサービス」として知られています。
また、Golemネットワークで使用されるユーティリティトークンが「$GLM」です。以前まではGNTトークンが使用されていましたが、2020年11月のERC20規格トークンへの切り替えにより、GLMトークンへの移行が決定しました。
以下で、さらに詳しい特徴を解説していきます。
仮想通貨Golem(GLM)がよくわかる5つの特徴
Golem(GLM)の特徴は以下の5つです。
- コンピュータの計算能力を売買できる
- 個人でも複雑な処理が可能になる
- ERC20規格のトークン
- 正式版のローンチにより人気が再燃
- 多くの大手取引所に上場している
それぞれ見ていきましょう。
コンピュータの計算能力を売買できる
Golem(GLM)では、コンピュータの計算能力を売買することができます。
具体的には、以下の2者によってサービスが成立しています。
- プロバイダー:余っているコンピュータの計算能力を販売する人
- リクエスター:コンピュータの計算能力を購入する人
プロバイダーは、使用していないコンピュータのリソースを販売することでGLMトークンを獲得できるのがメリットです。
また、リクエスターは必要におうじて計算能力を安価で購入できるので、効率よく分散型のスーパーコンピュータを利用できます。
このように、お互いの利害が一致したシステムが構築されているため、需要と供給のバランスが取れたサービスと言えるでしょう。
個人でも複雑な処理が可能になる
Golem(GLM)では、コンピュータのリソースを共有することにより、個人でも複雑な処理が可能になるのがメリットです。
たとえば仮想通貨マイニングや動画編集などは、高い計算能力を必要とします。そのため、スペックの良い高額なPCを購入したり、何台ものPCを用意したりといったコスト負担がありました。
しかし、Golem(GLM)を利用すれば、スーパーコンピュータの一部のリソースを安価で購入できます。よって、資金面で不利に立たされている個人であっても、複雑な計算処理が可能になるのが良い点です。
ERC20規格のトークン
Golemのユーティリティトークンである$GLMは、イーサリアムブロックチェーンと互換性を持つERC20規格のトークンです。
ERC20規格のトークンには、以下のようなメリットがあります。
- Metamask(メタマスク)などのウォレットで一元管理できる
- スマートコントラクト機能を利用できる
- 互換性を持つトークンとスワップ(交換できる)
また、ERC20規格のトークンにはさまざまな任意の機能を設定できるので、開発をスムーズに進められるのもメリットの1つです。
正式版のローンチにより人気が再燃
2021年3月、Golem(GLM)は長年の開発を経て正式版のメインネットをローンチしました。
開発期間が長かったこともあり、投資家の間ではGolem(GLM)への不信感も出ている状況でしたが、正式版ローンチ後は人気が再燃しています。
以下は、Golem(GLM)の過去の値動きをあらわしたチャートです。
ベータ版をリリースした2018年付近で価格が大きく上昇し、その後は低い水準で推移していました。しかし、2021年3月の正式版のローンチにともない、再び価格を上げています。
2018年に付けた最高値は更新できていませんが、今後の動向次第では再びATH(最高値更新)することも十分考えられるでしょう。
多くの大手取引所に上場している
Golem(GLM)は、すでに多くの大手取引所に上場を果たしています。以下は、上場している取引所の一例です。
- Binance(バイナンス)
- KuCoin(クーコイン)
- Gate.io(ゲートアイオー)
- Coinbase Exchange(コインベース・エクスチェンジ)
なお、国内の主要な取引所にはまだ上場していないので、今後の新規上場に注目です。
仮想通貨Golem(GLM)の今後の見通しと将来性
Golem(GLM)の将来性は非常に高いと言えます。
なぜなら、Golem(GLM)が提供している「分散型のスーパーコンピュータ」の需要は、世界中でたくさんあるからです。
現状では、大規模なデータ収集やAIによる分析、仮想通貨マイニングなどは資金力のある企業や団体にしかできません。
しかし、Golem(GLM)の普及によってスーパーコンピュータの共有が進んでいけば、個人レベルでも複雑な処理を低コストで行えます。
さらにGolem(GLM)では、コンピュータの計算力を「提供する人」と「購入する人」の両者にメリットがあるので、ビジネス的な観点から見ても普及していく可能性が高いです。
仮想通貨Golem(GLM)のまとめ
今回はGolem(GLM)の特徴や将来性について解説しました。
Golem(GLM)は、使用されていないコンピュータの計算力を他の人に提供することができる「分散型のシェアリングサービス」です。
コンピュータの計算力を求めている人はGLMトークンを支払うことで、複雑な計算処理を低コストで実現できるようになります。
なお、Golem(GLM)は国内取引所では取り扱われていないので、購入したい方はBinance(バイナンス)の口座を開設して取引しましょう。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎