ハッシュリボンとは?概要や仕組み、点灯する条件を徹底解説

【PR】記事内には広告が含まれることがあります。

ハッシュリボン(Hash Ribbons)とは、簡潔に言うと「ビットコインの価格上昇を示すサイン」です。

つまり、ハッシュリボンを理解することで、BTCの価格動向を予測できます。

今回はハッシュリボンの概要や仕組みなどを解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

おすすめ取引所!
  • 想定年利10%以上の仮想通貨運用
  • 各種手数料が無料
  • 500円から仮想通貨を買える
  • SBIグループの運営で安心感◎
SBI VCトレードの評判・口コミ
【公式】SBI VCトレード

ハッシュリボン(Hash Ribbons)とは?

ハッシュリボンは、「TradingView」という取引ツールで無料公開されている、ビットコイン専用のインジケーターです。インジケーターとは、チャート上に表示させるサポートツールを指します。

冒頭でも述べたとおり、ハッシュリボンは「ビットコイン価格の上昇サイン」として機能します。BTCの価格が上昇トレンドへ転じるような場合に「Buyサイン」が点灯する仕組みです。

なお、ハッシュリボンは頻繁に点灯するわけではありません。2023年2月現在までの点灯回数は15回です。

しかし、過去の統計では、ハッシュリボン点灯後に必ずBTCの価格が上昇しています。

中長期的に30〜50倍の上昇を果たしたこともあるので、かなり強力な指標と言えるでしょう。

ハッシュリボンが点灯する仕組み

ハッシュリボンが点灯する仕組みは、ビットコインのハッシュレート(採掘速度)が関係しています。

ハッシュレートとは、簡単に言うと「仮想通貨のマイニング速度・勢い」のことです。

ビットコインのマイナー(採掘者)は、高性能コンピュータを使ってマイニングをおこないます。コンピュータの性能が上がるほどマイニング速度も上がり、ハッシュレートも高くなる仕組みです。

そのため、マイナーの競争率が高くなるとハッシュリボンが点灯しやすくなり、BTCの価格も上昇トレンドに転じやすくなります。

一方で、マイナーがマイニング事業から撤退するとハッシュレートが下がり、BTCの価格が下落トレンドに転じやすいです。

なお、マイナーが撤退する原因は

  • 電気代の高騰
  • 運営コストの高騰
  • BTC価格の下落

などがあります。

コンピュータを稼働するための電気代などがマイニング報酬よりも高くなると、採算が取れなくなって撤退するのです。このような状況を「マイナーの降伏」と言います。

つまり、マイナーの動向によって、ハッシュリボンが点灯するかどうかが決まる仕組みです。

ハッシュリボンの点灯条件

ハッシュリボンが点灯する条件には、ハッシュレートとビットコインの「移動平均線」が関係しています。移動平均線とは、一定期間の平均値をつないだ折れ線グラフです。

具体的には、短期の移動平均線が中長期の移動平均線を上に抜けると「ゴールデンクロス」が発生し、「Buyサイン」が点灯します。

なお、ハッシュレートとビットコインの両方でゴールデンクロスが発生しないと、Buyサインは点灯しません。

以前まではハッシュレートだけで点灯していましたが、より精度を上げるためにビットコインの移動平均線も使うようになりました。

ハッシュリボンの見方

画像出典:TradingView

上の画像は、BTCのハッシュリボン(Hash Ribbons)の画面です。

各インジケーターの見方について解説していきます。

買いサイン

青色の丸は、ハッシュリボンの買い(Buy)サインです。

ゴールデンクロスを達成したタイミングで点灯しています。

デッドクロス

赤色の範囲は、デッドクロスが発生していることを表しています。

デッドクロスはゴールデンクロスの対義語で、短期移動平均線が中長期移動平均線を下に抜けると発生します。

このタイミングでは、BTC価格の急落に注意しましょう。

マイナーの立ち直り期間

緑色の丸は、マイナーの立ち直り期間です。

マイナーが降伏状態(マイニング市場からの撤退)から立ち直る、もしくは新たなマイナーが続々と参入することを意味します。

よって、このタイミングでは、マイナーのBTC保有量が増加傾向にあるのが特徴です。

半減期

赤色の線は、半減期を表しています。

半減期とは、BTCの新規発行枚数が半分になる期間です。約4年に一度の間隔で訪れ、マイナーの報酬が半減することを意味します。

ハッシュリボンに関するよくある質問と回答

ハッシュリボンに関する質問をピックアップして回答します。

ハッシュリボンの予想は絶対に当たりますか?

予想が絶対に当たるとは限りません。

実際、ハッシュリボンの「Buyサイン」が点灯したのにも関わらず、BTCの価格が一時的に暴落したこともあります。

ただし、全体的な傾向を見るとハッシュリボンは的中率はかなり高いです。

ハッシュリボンはスマホでも見れますか?

TradingViewのアプリを使うと、スマホでも見ることができます。

とくにお金はかからないので、ぜひ利用してみましょう。

ハッシュリボンまとめ

今回は、ハッシュリボン(Hash Ribbons)の概要や仕組み、点灯する条件などを解説しました。

ハッシュリボンを見るとBTCの価格動向を予測しやすいため、トレードをする上で非常に有効的です。

上昇トレンドの始まりを知るためにも、ハッシュリボンは常にチェックすることをオススメします。

おすすめ取引所!
  • 想定年利10%以上の仮想通貨運用
  • 各種手数料が無料
  • 500円から仮想通貨を買える
  • SBIグループの運営で安心感◎
SBI VCトレードの評判・口コミ
【公式】SBI VCトレード