仮想通貨へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)とは、独自の分散型元帳技術を使用している分散型アプリケーション開発のプラットフォーム、およびそのネイティブトークンです。
2022年2月には、世界的に有名なゲーム開発企業であるUbisoftと提携を発表しており、今後の動向が期待されている銘柄の一つとなっています。
この記事では、そんなへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の概要や今後の見通し・予想などを初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
また、これからへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)への投資を検討している方に向けて、購入方法や取り扱いしている取引所の紹介もしていくので、気になる方はぜひ最後まで参考にしてみてください。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)とは?
仮想通貨名称 | Hedera(へデラ・ハッシュグラフ) |
ティッカー名 | HBAR |
現在の価格(2022年6月現在) | 9.11円 |
時価総額(2022年6月現在) | 192,130,233,880円 |
時価総額ランキング(2022年6月現在) | 34位 |
購入できる仮想通貨取引所 | Binance、KuCoin、Gate.io、Huobi Globalなど |
公式サイト | へデラ・ハッシュグラフ公式サイト |
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)とは、独自の分散型元帳のテクノロジーを使用しているプロジェクト、および仮想通貨です。
従来のブロックチェーンとは大きく異なるコンセンサスアルゴリズムを採用しており、トランザクションの処理速度が非常に速いことも大きな特徴となっています。
2019年9月にローンチした比較的歴史の浅いプロジェクトではありますが、すでに時価総額ランキングでも34位に位置しているなど、投資家からの注目も集まっていることがわかりますよね。
また、ここ最近では銀行の金融システムへの活用も発表されているなど、そのユースケースを着実に広げているプロジェクトと言えるでしょう。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の特徴
ここでは、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)というプロジェクトの特徴や、特許を取得している技術について、ポイントを3つに厳選して解説を行っていきます。
まだへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)について情報を把握できていない方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. Hashgraphという独自の分散型元帳テクノロジーを使っている
2. トランザクションの処理速度が非常に速い
3. 世界的に有名な企業がへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の運営に参加している
Hashgraphという独自の分散型元帳テクノロジーを使っている
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の特徴としてまず挙げられるのが、独自の分散型元帳の技術を使用していることです。
へデラでは、特許を取得しているHashgraphという技術を開発しており、一般的なブロックチェーンとは異なるテクノロジーを採用しています。
下記でも詳しく解説していきますが、この独自のコンセンサスアルゴリズムにより、トランザクションの高速化や低コスト化を実現しています。
トランザクションの処理速度が非常に速い
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)は、トランザクションの処理速度が速いことも大きな特徴です。
上記の画像は、処理スピードやガス代、消費エネルギーなどをビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(Ethereum)と比較したものとなっています。
特に1秒あたりの処理能力が他のブロックチェーンよりも飛び抜けて高く、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の性能の高さがよくわかりますよね。
また、ガス代も非常に安いので、低コストで利用できることはDappsの開発において大きなメリットと言えるでしょう。
世界的に有名な企業がへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の運営に参加している
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の最後の特徴として、有名な企業が運営に参加していることも挙げられます。
・Deutsche Telekom
・BOEING
・IBM
・野村ホールディングス
・Ubisoft
上記のように、世界的にも名だたる一流企業がへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の運営を担う「へデラ運営審議会」に参画しています。
こういった事実からも、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)への期待値の高さが伺い知れますよね。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)のチャート・価格動向
ここでは、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の価格動向について確認してきましょう。
上記の直近6ヶ月間のチャートを見てわかる通り、2021年12月から継続して下落相場が続いている状況となっています。
これはへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)だけではなく、仮想通貨および株式市場全体が下落相場に直面しており、その影響を受けていることが大きな要因と考えられるでしょう。
また、仮想通貨市場全体が下落局面を迎えている原因としては、アメリカのFRB(連邦準備制度)がインフレ率の急激な上昇を懸念し、大規模な利上げ・金融引き締めを行っていることも考えられます。
いずれにせよ、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)が直近でつけた最高値から5分の1程度の価格にまで下落しており、まだまだ底値が見えない展開が続くと予想されています。
まだ予断を許さない状況であることは間違いないので、これからの仮想通貨市場の最新ニュースには目を光らせておく必要があるでしょう。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の今後の見通し・予想
次に、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の今後の見通しに関する予想をご紹介していきます。
足元の暗いニュースが多い仮想通貨市場ですが、長期的には期待されているプロジェクトなので、長期目線での投資を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
1. 国際金融の送金システムなどに採用されるケースが出てくる
2. NFTの作成がより活発化する
3. 新型コロナウイルスへの対策としてさらに活用される
上記の見通しについて、順番に解説していきます。
国際金融の送金システムなどに採用されるケースが出てくる
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の今後の見通しとして、国際的な金融システムに採用されることが予想されます。
実際に2021年4月には、韓国の大手銀行である新韓銀行がへデラの運営組織である「へデラ運営審議会」に参加したことが発表されました。
韓国大手銀行がヘデラに参加
韓国の大手商業銀行、新韓銀行が、エンタープライズ向けの分散型台帳技術開発プロジェクト、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph、以下ヘデラ)のガバナンス担当組織、「運営審議会(Governing Council)」に加盟したことを発表した。
2月のスタンダード銀行グループ(南ア)、3月のフランス電力に続き、20番目の参加組織となった。新韓銀行以外にも韓国からは、大手電子機器メーカーLGエレクトロニクスが既に運営審議会へ加盟している。
韓国大手銀行の新韓銀行、ヘデラ・ハッシュグラフの運営審議会に参加
2021年11月には、新韓銀行がヘデラを使った国際送金システムが完成した旨の発表も行っており、今後こういった国際金融システムとの連携が進むことが予想されています。
NFTの作成がより活発化する
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)では、以下のような複数のサービスを提供しています。
・簡単にトークンの作成ができるトークンサービス(HTS)
・イーサリアム(Ethereum)と互換性があるスマートコントラクトサービス
・分散性を持つファイルストレージサービス
上記の中でも、トークンの作成ができる「Hedera Token Service(HTS)」では、近年大きな話題となっているNFTを作成することもできます。
特徴でもご紹介したように、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)は高速化かつ低コストのプロジェクトなので、今後NFT作成のプラットフォームとしても活用されることが予想できるでしょう。
今後も継続してNFTの需要は拡大していくと考えられるため、これからのへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の動向には注目しておく必要があります。
新型コロナウイルスへの対策としてさらに活用される
最後の見通しとして、新型コロナウイルス対策への活用が拡大すると予想できるでしょう。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)は、すでに2021年からイギリスにてコロナウイルスワクチンの情報管理に活用されており、実社会でのユースケースが徐々に拡大しています。
世界的にワクチン摂取は進んでいるものの、コロナウイルスの収束はまだ見通せないため、まだ数年はウィズコロナの時代が続くと考えられています。
現在では、世界的に普及しているとは言い難いへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)ですが、これからはコロナウイルスワクチンをはじめ、様々な場面での活用される機会が増加していくでしょう。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の買い方
ここでは、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の購入方法・手順を解説していきます。
実際のスクリーンショットもあわせて初心者にもわかりやすくご紹介していくので、購入手順がわからない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、今回はDMM BitcoinとBinance(バイナンス)を利用した購入方法をご紹介していきますが、他の取引所を使う場合でも手順は大きく変わらないのでその点は安心してください。
1. 日本国内の暗号資産取引所で原資となる仮想通貨を購入する
2. 購入した仮想通貨をへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を取り扱う海外取引所に送金する
3. 海外取引所でへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を購入する
日本国内の暗号資産取引所で原資となる仮想通貨を購入する
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を購入するためには、まず国内取引所にて原資となる仮想通貨を取引していきましょう。
どの国内取引所を使用したらよいかわからない方は、利用者からの評判もよく人気の高いDMM Bitcoinの利用がおすすめです。
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DMM Bitcoinのアカウント作成ができたら、まず銀行振り込みなどで日本円の入金を行います。
入金が完了したら、ビットコイン(Bitcoin)などの原資となる仮想通貨を購入していきましょう。
購入した仮想通貨をへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を取り扱う海外取引所に送金する
国内取引所で仮想通貨の購入ができたら、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を取り扱う海外取引所に送金を行っていきます。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を購入できる海外取引所は複数ありますが、特にこだわりがない方は世界最大の取引所であるBinance(バイナンス)を利用すれば問題ありません。
アカウントの作成をしていない方は数分で完了するので、この機会にBinance(バイナンス)の口座を作っておきましょう。
Binance(バイナンス)の口座ができたら、管理画面で「フィアットと現物」のページに移動します。
画面が切り替わるので、国内取引所から送金したいコインの「入金」をクリックし、送金アドレスを表示させてください。
アドレスの確認ができたら、DMM Bitcoinの管理画面にコピー&ペーストして送金手続きを行いましょう。
海外取引所でへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を購入する
最後に、送金した仮想通貨を原資にしてへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を購入していきます。
まずは、Binance(バイナンス)の管理画面から「トレード」→「現物」のページに移動していきましょう。
画面が移動したら、右上にある検索窓にティッカー名である「HBAR」を入力してください。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の取引画面になっていることを確認し、数量を入力して購入していきましょう。
これでへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の購入手順は完了です。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を取り扱っている国内外取引所は?
上記では、Binance(バイナンス)を例にして購入方法をご紹介しましたが、他にもへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を購入できる取引所はあります。
ここでは、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)を取引できるおすすめの取引所を3つに厳選してご紹介していきます。
1. Binance(バイナンス)
2. KuCoin(クーコイン)
3. Huobi Global(フォビ・グローバル)
Binance(バイナンス)
Binance(バイナンス)は、2017年7月に設立された世界最大の仮想通貨取引所です。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)をはじめとした約600以上の暗号資産をラインナップしており、ビットコインから草コインまで幅広い銘柄を購入することができます。
また、世界最大の取引所であることからセキュリティ面も非常に強固となっており、安心して大切な資産を預けることができるでしょう。
取引手数料も非常に安く、ステーキングやローンチパッドなど付属サービスも充実しているので、気になる方はぜひ公式サイトを確認することをおすすめします!
KuCoin(クーコイン)
KuCoin(クーコイン)は、2017年8月に創業した世界でも最大規模の仮想通貨取引所として有名です。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)など、様々な種類のコイン銘柄を取り扱いしており、Binance(バイナンス)などでも購入できない仮想通貨をラインナップしている特徴も持っています。
また、取引手数料も非常に安価に設定されており、取引画面も見やすいなど、ユーザービリティに優れている取引所と言えるでしょう。
アカウント作成も数分で完了できるので、まだ口座を持っていない方はこの機会に作成することを検討してみてはいかがでしょうか?
Huobi Global(フォビ・グローバル)
Huobi Global(フォビ・グローバル)は、シンガポールを拠点とする仮想通貨取引所です。
グループ会社にHuobi Japan(フォビ・ジャパン)という日本国内の取引所があるので、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
Huobi Global(フォビ・グローバル)は、2013年からサービスを開始している老舗取引所として有名であり、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)など数多くのコインを購入することができます。
しかし2022年6月現在、Huobi Global(フォビ・グローバル)は日本居住者の利用を認めておらず、取引や入金ができないので、その点はあらかじめ知っておくようにしましょう。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)はやばい?将来性について
今回の記事では、現在大きな注目を集めているへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)についてご紹介してきました。
ここまでの内容を総括して考えると、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)はその将来に期待できるプロジェクトと言えるでしょう。
すでに国際金融システムに採用されている実績もあり、かつ世界的にも有名な企業が運営に参画しているなど、その期待値の高さは折り紙付きです。
また、近年世界的に注力されているSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを行い、環境への悪影響が少ないことを考えると、投資家にとっても資金を入れやすい銘柄と言えます。
しかし、現在のブロックチェーン市場はどのプラットフォームが覇権を取るのかという熾烈な争いがあることも事実なので、今後強力な競合が現れる可能性も否定できません。
これからへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)への投資を考えている方は、ライバルとなるプロジェクトにも注目しておく必要があるでしょう。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)のQ&A
最後に、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)に関するよくある質問をご紹介していきます。
まだへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)について把握できていない情報がある方は、最後までチェックしてみてください。
1. へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の総発行枚数はどれくらいですか?
2. へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)が国内取引所に上場する可能性はありますか?
3. へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)は環境への悪影響はありますか?
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の総発行枚数はどれくらいですか?
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の総発行枚数は、500億枚に設定されています。
しかし、2022年6月現在で市場に流通している循環供給量は約42%の210億枚となっています。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)が国内取引所に上場する可能性はありますか?
今後の動向にもよりますが、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)が国内取引所に上場する可能性は否定できません。
というのも、2022年3月22日に日本暗号資産取引業協会(JVCEA)がコインの新規上場審査を効率化する「グリーンリスト制度」の採用を発表し、従来と比べて新規銘柄の上場が容易になっていくことが予想されます。
もちろんすぐにへデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)が上場するとは思えませんが、これから先は国内取引所で購入できる日が来るかもしれません。
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)は環境への悪影響はありますか?
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)は、国連総会で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)に沿った運営を行っており、定期的にカーボンオフセットを購入するなど環境に対する取り組みを行っています。
また、マイニングをする際に膨大な電力を消費するビットコイン(Bitcoin)などと比較しても、へデラ・ハッシュグラフ(Hedera/HBAR)の消費電力は非常に少なく、環境に対する悪影響が少ない仮想通貨と言えるでしょう。
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