ICON(ICX)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
ICON(ICX)とは、2017年8月にリリースされた「韓国のイーサリアム」と呼ばれるブロックチェーンプロジェクトです。
この記事では、そんなICON(ICX)の特徴や今後の見通し・将来性ついて、初心者にもわかりやすく解説していきます。
これからICON(ICX)の購入や取引を少しでも考えている方は、ぜひ最後まで参考にしてみてください。
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仮想通貨ICON(ICX)とは?
仮想通貨名称 | ICON |
シンボル | ICX |
現在の価格(2022年9月現在) | 33.62円 |
時価総額(2022年9月現在) | 30,908,889,490円 |
時価総額ランキング(2022年9月現在) | 125位 |
購入できる仮想通貨取引所 | Binance、KuCoin、Gate.ioなど |
公式サイト | ICON公式サイト |
ICON(ICX)とは、2017年8月に韓国でローンチされたレイヤー1のブロックチェーンプロジェクトです。
ICON(ICX)では、ある一定の条件で自動的に契約を行うスマートコントラクトを記述することが可能であり、様々な分散型アプリケーション(Dapps)を作成できるプラットフォームとなっています。
また、韓国国内では銀行などの金融機関や病院などがICON(ICX)のブロックチェーンを活用しており、すでに実社会でも利用されて始めています。
仮想通貨ICON(ICX)がよくわかる4つの特徴
次に、仮想通貨ICON(ICX)の4つの特徴を詳しくご紹介していきます。
- 「韓国のイーサリアム」と呼ばれるブロックチェーンプロジェクト
- LFT(Loop Fault Tolerance)という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用
- ICONickという各個人が使用できるウォレットIDがある
- C-rapというコミュニティによって通貨の新規発行枚数が決定される
上記の特徴を順番に見ていきましょう。
「韓国のイーサリアム」と呼ばれるブロックチェーンプロジェクト
先ほども少し触れましたが、ICON(ICX)では契約を自動化できるスマートコントラクトを作成できることから「韓国のイーサリアム」と呼ばれています。
また、ICON(ICX)のスマートコントラクトは、SCORE(Smart Contract On Reliable Environment)という独自の仕組みを採用しており、他のブロックチェーンと接続することも可能となっています。
LFT(Loop Fault Tolerance)という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用
ICON(ICX)では、LFT(Loop Fault Tolerance)というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
このアルゴリズムでは、「ブロック生成」と「ブロック検証」を行う2種類のノードが存在しており、それぞれが異なる役割を担うことで運用される仕組みとなっています。
ICONickという各個人が使用できるウォレットIDがある
ICON(ICX)を理解する上では、ICONickという各個人が使用できるウォレットIDに関しても把握しておく必要があります。
通常のウォレットアドレスは長く複雑な文字列ですが、ICON(ICX)ではICONickという任意のID(ニックネーム)に置き換えて利用することが可能です。
また、自分が作成したICONickを売買することも可能など、汎用性の高い使い方をすることができます。
C-rapというコミュニティによって通貨の新規発行枚数が決定される
ICON(ICX)では、通貨の新規発行枚数を「C-rap」というコミュニティによって決定されています。
他のブロックチェーンでは、マイニングなどプロセスを経ることによって新しい通貨が発行されますが、ICON(ICX)にはそういった仕組みが存在していません。
「C-rap」自体は分散化されたコミュニティではありますが、他の仮想通貨よりも中央集権的な要素が強いことは否定できないでしょう。
仮想通貨ICON(ICX)の今後の見通しと将来性
ICON(ICX)の今後の見通し・将来性としては、やはりICON(ICX)のブロックチェーン上にてどれだけ多くの有望なプロジェクトが開発されるのか?という点が重要になってきます。
2022年9月現在でも、ICON(ICX)では複数の分散型アプリケーション(Dapps)の開発が行われていますが、世界的に大きな人気を博しているアプリケーションはありません。
非常にライバルも多いジャンルなので、これからICON(ICX)がどのようにして多くのプロジェクトを誘致できるかは注目していく必要があるでしょう。
仮想通貨ICON(ICX)のまとめ
今回の記事では、「韓国のイーサリアム」とも呼ばれているレイヤー1のブロックチェーンプロジェクト、ICON(ICX)についてご紹介してきました。
SCORE(Smart Contract On Reliable Environment)という独自のスマートコントラクトを開発できるなど、他にはない特徴を持ったプロジェクトであることには間違いありません。
しかし、他にも有望かつ強力なレイヤー1ブロックチェーンのプロジェクトは数多く存在しているので、いかにして他と差別化できるかが今後のICON(ICX)の動向を占うポイントになると思われます。
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