仮想通貨IOTA(アイオタ)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
IOTA(アイオタ)は、IoTと分散型台帳システムをかけ合わせて、IoT社会の実現を目指すプロジェクトです。資金調達や決済に独自トークンのIOTAトークン(MIOTA)が使用されています。
IoTとは「Internet of Things」の略称で、モノ(車・家電・建物など)がインターネットを通じて、相互に情報を交換する仕組みのことです。
IDC Japanの調査によれば、IoT市場は2025年には10兆円に達すると予測されています。そのため、IOTAは将来性のあるプロジェクトとして、投資家からの期待を集めています。
とはいえ「IOTAプロジェクトの内容を詳しく知りたい。IOTAの今後の見通しを教えてほしい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、IOTAの特徴や価格推移、将来性について解説します。IoT技術は年々注目度が高まっているため、IOTAについて知っておいて損はないはずです。ぜひ最後までお読みください。
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仮想通貨IOTA(アイオタ)とは?
名称 | IOTA |
シンボル | MIOTA |
価格(2022年12月時点) | ¥28.61 |
時価総額(2022年12月時点) | ¥79,102,341,342 |
時価総額ランキング(2022年12月時点) | 66位 |
公式サイト | IOTA公式サイト |
IOTA(アイオタ)とは、IoTと分散型台帳システムをかけ合わせて、IoT社会の実現を目指したプロジェクトのことです。2015年に公開され、ICOでの資金調達に成功しました。ブロックチェーンを使用しておらず、独自の分散型台帳システムを活用しているのが大きな特徴です。
IOTAトークン(MIOTA)は、IOTAが独自に発行しているトークンです。発行上限は約27.8億枚に設定されており、すべて発行済みとなっています。主に資金調達や決済に使用され、IoT市場の盛り上がりから注目度も高まっています。
仮想通貨IOTA(アイオタ)の特徴
IOTA(アイオタ)の特徴は以下のとおりです。
- 独自の分散型台帳システム「Tangle」を使用している
- さまざまな企業と提携している
- 送金手数料が無料
1つずつ順番に解説していきます。
独自の分散型台帳システム「Tangle」を使用している
IOTAでは、独自の分散型台帳「Tangle」を使用しています。ブロックチェーン技術を使っていない点が大きな特徴です。
Tangleは利用者同士で取引を承認できるため、マイニングの必要がありません。そのためマイナーを介さず、トランザクションの高速処理が可能となっています。
なお、IOTAの共同創業者によれば「Tangleはブロックチェーン技術よりもスケーラビリティに優れ、手数料のかからない取引も実現できる」とされています。
さまざまな企業と提携している
IOTAはさまざまな企業と提携しているのも、大きな特徴といえるでしょう。
例えば以下のとおりです。
- Microsoft
- Volkswagen
- 富士通
- Botsh
上記を含めて20以上の企業と提携を結び、IoTの新しい市場を開拓しようとしています。
送金手数料が無料
IOTAでは送金手数料が発生しません。なぜならマイニングを必要としない仕組みとなっているからです。
前述のとおりIOTAでは、独自の台帳システムTangleを採用しており、マイナーが存在しません。利用時にマイナーへの手数料が発生しないため、無料で送金できるようになっています。
仮想通貨IOTA(アイオタ)の価格推移
仮想通貨IOTA(MIOTA)の価格推移を確認していきましょう。
以下は2021年12月からのチャートです。
2021年12月末に170円をつけていましたが、その後は価格が低下。2022年12月時点では、28円台を推移しています。
2022年5月に発生した仮想通貨市場暴落の影響を受け、IOTAの価格も下がっている状態です。
とはいえ一時期よりも格安のため、IOTAを購入しやすい価格になっています。IOTAを購入したい方は、国内取引所コインチェックで口座開設をしておくのがおすすめです。
仮想通貨IOTA(アイオタ)の今後の見通しや将来性
IOTA(アイオタ)の今後の見通しや将来性を、以下の3点から確認していきます。
- IoT実用化の進行具合
- 国内取引所への新規上場
- 提携企業の増加
それぞれ順番に見ていきましょう。
IoT実用化の進行具合
IoTの実用化が進めば、IOTAのプロジェクトの認知度も高まっていく可能性があります。
総務省の「令和3年版 情報通信白書」によれば、世界のIoTデバイス数は以下のように推移すると予測されています。
- 2020年:253億台
- 2023年:340.9億台
上記のように、IoTデバイスの台数が右肩上がりで増加すれば、IOTAも将来的に伸びていくと予想できるでしょう。
また、IoTデバイスの中でも「産業用途(インフラなど)」や「コンシューマー」向けのものが高成長すると紹介されているため、IOTAの今後の成長に期待できます。
国内取引所への新規上場
IOTAは国内取引所での取り扱いはなく、取引するには海外取引所を利用する必要があります。(2022年12月時点)
そのため、日本での認知度があまり高くないのが現状です。
今後、国内取引所に上場すればIOTAの認知度や信頼度が高まり、価格の上昇に期待できるでしょう。
提携企業の増加
前述のとおり大企業との提携を果たしているIOTAですが、さらに提携企業が増えれば、今後の大きな成長が見込まれるでしょう。
IoT技術を導入する企業と連携することで、IOTAの利用者が増える可能性があります。そして多くの実績を積むことができれば、さらなるIOTAの認知度拡大や仮想通貨IOTAの価格上昇につながるはずです。
仮想通貨IOTA(アイオタ)の買い方・購入方法
IOTAは海外の仮想通貨取引所で購入する必要があります(まだ国内の仮想通貨取引所に上場していないため)。
仮想通貨IOTAを買うまでの手順は5STEP。
- 国内取引所を開設
- 海外取引所を開設
- 国内取引所→海外の取引所に暗号資産を送金
- 海外取引所で暗号資産「USDT」を購入
- 海外取引所でIOTAを購入
国内の仮想通貨取引所を開設
まずは仮想通貨を購入するために、仮想通貨取引所の口座を開設します。
おすすめの取引所は「SBI VCトレード」。SBI VCトレードは取引手数料が無料であるほか、仮想通貨を効率的に運用できるステーキングの評判が良くおすすめできます。
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海外の仮想通貨取引所を開設
次に、海外の仮想通貨取引所を開設します。
海外の取引所を開設する理由は、海外取引所でしかIOTAを購入できないためです。
▼IOTAを扱う海外の仮想通貨取引所
- Bybit
- Gate.io
- MEXC
- KuCoin
- Huobi
海外取引所の中では「Bybit」がおすすめ。Bybitは取引高が多く様々な種類の仮想通貨が上場しています。今後の高騰が見込める仮想通貨に投資できるチャンスも得られるでしょう。
ちなみにBinanceは有名な取引所ですが、日本居住者の利用が制限されており使えません。
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国内取引所→海外の取引所に暗号資産を送金
続いて、IOTAを購入するために国内取引所から海外取引所に暗号資産を送金します。
海外取引所は日本円での入金を受け付けていないところが多く、暗号資産で口座に入金する必要があるためです。
こでの手順は以下の通り。
- SBI VCトレードで暗号資産を購入
- Bybitの入金アドレスを確認
- SBI VCトレードからBybitに暗号資産を送金
- Bybitで入金を確認
具体的なやり方は、「SBI VCトレードの仮想通貨出金方法」「Bybitの入金方法」の記事を参考にしてみてください。
海外取引所で暗号資産を「USDT」を購入
Bybitの口座に暗号資産を入金できたら、「USDT」という暗号資産を購入します。
USDTは米ドルと同じ価格になるように調整されたステーブルコインで、NFTゲームでもでよく使用されます。
IOTAの取引ペアは「IOTA/USDT」なので、Bybitに入金した暗号資産でUSDTを購入しましょう。
海外取引所でIOTAを購入
BybitでUSDTを用意できたら、あとはIOTAを購入するだけです。
取引画面で「IOTA」と検索した後に、購入したい金額分のIOTAを購入してみましょう。
仮想通貨IOTA(アイオタ)のまとめ
今回は、IOTA(アイオタ)の特徴や価格推移、将来性について解説しました。
本記事の要点は以下のとおりです。
- IOTAでは独自の台帳システムTangleが使用されている
- ブロックチェーン技術は使われていない
- さまざまな企業と提携し、IoT市場の開拓を目指している
- 仮想通貨IOTAは国内の取り扱いはなく、海外取引所で購入できる
IoTの市場は今後大きく拡大することが見込まれているため、仮想通貨IOTAの注目度も高まっていくでしょう。また、国内の取引所でも上場する可能性があるため、IOTAの動向をチェックしておくのがおすすめです。
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