Keep Network(KEEP)とは?特徴・購入方法・将来性について徹底解説!
パブリックブロックチェーン(ビットコイン、イーサリアムなど)は取引の記録を誰でも閲覧できます。
情報がオープンで透明性が高い点は、ブロックチェーンのメリットです。
しかし、オープンであることがプライバシーについて心配になるかもしれません。
そんなプライバシーの問題に重点をおいた「Keep Network」という報酬付きのネットワークがあります。
今回は「Keep Network」の特徴、買い方、将来性などについて解説します。
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Keep Network(KEEP)とは?
Keep Networkは、パブリックチェーンのプライバシー問題を解決するプラットフォームで、トークンは「KEEP」です。
Keep Networkは、Matt Luongo氏とCorbin Pon氏が2017年に設立しました。
2人は2014年にFold(ビットコインで買い物ができるサービス)を共同で創立しています。
2022年1月には、NuCypher (NU) と Keep Network (KEEP)が合併し、Threshold Network(T)が設立されました。
通貨名称 | Keep Network(キープネットワーク) |
通貨シンボル | KEEP |
ブロックチェーン | イーサリアム |
最大供給量 | 10億 KEEPコイン |
承認方式 | PoS |
主要な取引所 | ・Coinbase ・Kuraken ・Uniswap ・Balancer |
公式メディア | ・公式HP ・discord ・ホワイトペーパー ・公式Twitter |
現在価格(2022年11月) | 1KEEP = ¥18.70 |
Keep Network(KEEP)の特徴3選
Keep Networkの特徴は以下の通りです。
- オフチェーンコンテナ「keeps」に取引記録を保存
- ビットコインとイーサリアムを橋渡しするトークン「tBTC」
- 報酬付きネットワークのKeep Network
以上の3つについて解説します。
オフチェーンコンテナ「keeps」に取引記録を保存
Keep Networkは、パブリックチェーンのプライバシー問題解決を目指すプラットフォームです。
複数あるブロックチェーンの内、パブリックチェーン(イーサリアムやビットコインなど)は取引記録を誰でも閲覧できるメリットがある一方、プライバシーの問題もあります。
Keep Networkでは「keeps」という、オフチェーンコンテナ(ブロックチェーン外の保存場所)に取引記録を保存します。
そのため、ブロックチェーン上に情報を記録することなく、暗号資産の取引が可能です。
ビットコインとイーサリアムを橋渡しするトークン「tBTC」
「tBTC」はKeep Network上のERC20規格のイーサリアムトークンです。
ビットコインをイーサリアムのDefiで運用することを目的に作られました。
ビットコインをイーサリアムへ移動させる方法は、
- DApp:tBTCへBTCを預けてロック
- ロックしたBTCを担保に、tBTC=1BTCにペグ(固定)されたtBTCを発行
以上のようにして移動させます。
また、逆にtBTCをビットコインへ交換することも可能です。
tBTCの署名には「ランダムビーコン」というプログラムが使用されます。
署名者をランダムで選び、誰が署名者に選ばれたか誰にもわからない仕組みです。
そのため、カウンターパーティリスク(ハッキングなど)を防げます。
ほかにBTCをイーサリアムと行き来させるプロジェクトだと、WBTC(Wrapped Bitcoin)などがあります。
報酬付きネットワークのKeep Network
Keep Networkを運用するには、KEEPトークンのステーク(一定期間預けること)が必要です。
預けたKEEPは流動性プールに入れて管理され
- 盗まれたりした場合の保証
- BTCの購入
- ペグの維持
などKeep Networkの保全にも役立てられます。
そのためKEEPトークンをステーキングすると、Keep Networkの運用(流動性プールに参加)に貢献でき、報酬としてKEEPトークンを得ることが可能です。
2022年11月現在の報酬利率は41%となっており、Keep Networkのダッシュボードにウォレットを接続することでステーキングできます。
Keep Network(KEEP)の購入方法
KEEPの入手方法について解説します。
手順は以下の通りです。
- 暗号資産取引所(FTXJP)の口座を開設
- メタマスクの作成
- ユニスワップでKEEPを入手
1番と2番はリンクにて詳しく解説しています。
今回は3番について解説します。
ユニスワップでKEEPを購入
ユニスワップについてはこちらでも詳しく解説しています。
手順は以下の通りです。
- ユニスワップにウォレットアプリを接続
- KEEPと交換したい暗号通貨と数量を設定
- 下の段は「KEEP」と検索し、KEEPを設定
- 「スワップ」を選択して、KEEPを購入
以上の手順でKEEPが購入(交換)できます。
Keep Network(KEEP)の今後・将来性
2022年1月にKeepNetworkとNuCypherが統合し、Threshold Networkが立ち上がりました。
現在(2022年11月)Keep Networkには、800万KEEP(約100万ドル)がステーキングされています。
また、tBTCは新バージョン「tBTCv2」をリリースしました。
以上のことから、コミュニティは現在でも活発であり、Keep Networkと並行してThreshold Networkも活動しています。
今後はKeep NetworkからThreshold Networkへ移行が進んでいくでしょう。
まとめ:Keep Network(KEEP)
Keep Networkのポイントは以下の通りです。
- オフチェーンコンテナ「keeps」に取引記録を保存することで、プライバシー問題を解決
- ビットコインとイーサリアムを行き来できる「tBTC」
- 報酬付きネットワークのKeep Network
- Keep NetworkとNuCypherが合併、Threshold Networkが立ち上がる
Keep Networkはプライバシーを重視したプロジェクトです。
ブロックチェーン上に保存するデータを安全に扱いたい方、BTCをDefiで運用したい方にとっては魅力的なプラットフォームではないでしょうか。
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