仮想通貨レンディングとは?メリット・始め方・おすすめ取引所
「暗号資産(仮想通貨)を持つだけじゃなくて、運用して増やしたいなぁ」と思っている方も多いでしょう。
この記事では、暗号資産(仮想通貨)投資初心者のかたでも簡単にできるレンディングという運用方法について解説します。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎
仮想通貨レンディングとは?仕組みや特徴について
仮想通貨レンディングとは、保有している仮想通貨を企業(仮想通貨取引所など)や機関投資家に一定期間預けて金利をもらう仕組みのことです。
保有している仮想通貨を預けるだけで利益がでるので比較的、リスクが少ないのが特徴です。
レンディングとステーキングって何が違うの?
レンディングに似ている運用方法でステーキングというものがあります。
「ステーキングも仮想通貨預けて金利を貰う仕組みだよね?」
そのとおりで、仮想通貨を預けて利息として報酬を得る仕組みとしては同じです。
ですが、この2つの運用方法は仮想通貨を預けている対象が異なっています。
レンディングは「企業(仮想通貨取引所など)や機関投資家など」を対象にしているのに対して、ステーキングは「プロトコル(ブロックチェーンの構造)」を対象にしています。
またレンディングは仮想通貨を「預けている」に対して、ステーキングは仮想通貨を「保有」しています。
そして、大きな違いとしては、「引き出し制限があるかどうか」です。
レンディングは預け入れの期間中の引き出し制限がかかる分、ステーキングと比べると金利が高めで設定されています。
仮想通貨レンディングのメリット・デメリット
仮想通貨レンディングのメリット
仮想通貨レンディングのメリットは以下の3点です。
- 仮想通貨を預けるだけで増やすことができる
- 初心者でも簡単に始めることができる
- 売買などトレードしなくてよい
レンディングは企業(仮想通貨取引所など)によって、レンディングできる銘柄も決まっており、おもにBTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、USDC(USDコイン)などメジャーな仮想通貨銘柄が多いです。
仮想通貨初心者でも預けるだけなので、難しいトレードのテクニカル分析、ファンダメンタルズ分析はリスク少なく運用することができます。
仮想通貨レンディングのデメリット
仮想通貨レンディングのデメリットは以下の3点です。
- 一定期間は引き出すことができない
- 途中で解約できる企業(仮想通貨取引所など)では、解約手数料がかかる
- 仮想通貨が増えても、日本円に換金すると損することがある
レンディングの1番のデメリットは、価格変動により損をする可能性が高いということです。
トレードの場合は、価格が暴落した瞬間に損切りなど自分ですぐに対応できますが、レンディング場合は暴落してる中、何もできないということがおきます。
仮に、途中解約できても解約手数料を払わないといけません。
ですが、暴落してもレンディングは仮想通貨の数量は増えます。
例えば、年利3%のレンディングをしている場合、100ETH(イーサリアム)を1年間預けると103ETH(イーサリアム)になります。
数量は増えていますが、価格変動を見てみると
- 1ETHが150,000円の時に100ETHを購入しレンディングを始め、1年後1ETHが100,000円となりました。
- 購入時100ETH⇒15,000,000円、1年後105ETH⇒10,500,000円
となり、ETH(イーサリアム)の数量は増えていますが、価値としては下がっているので損していることになります。
仮想通貨レンディングの始め方
今回はCoincheck(コインチェック)を例にしてレンディングの始め方を説明していきますね。
- Coincheck(コインチェック)で口座開設
- 暗号資産(仮想通貨)を購入し貸し出す
- 貸し出し終了
1.Coincheck(コインチェック)で口座開設
Coincheck(コインチェック)の公式サイトから口座開設をします。
スマホから簡単に登録でき、最短即日で開設することができます。
2.暗号資産(仮想通貨)を購入し貸し出す
レンディングしたい仮想通貨を購入したら、貸暗号資産アカウントを選択し貸し出します。
3.貸し出し期間が終了
貸し出し期間が終了すると、貸し出した通貨に利用料が上乗せされ返却されます。
また、「自動貸出機能」を使うと、貸出終了した注文を自動的に再貸出することもできます。
仮想通貨レンディングのおすすめ取引所
国内でのおすすめレンディングサービスを想定利回りで比較しました。
名称 | 最大金利 |
---|---|
SBI VCトレード | 20% |
GMOコイン | 15% |
PBR Lending | 12% |
LINE BITMAX | 12% |
ビットレンディング | 10% |
クリプトレンディング | 10% |
bitbank | 5.0% |
コインチェック | 5% |
HashHubレンディング | 4.0% |
BitTrade | 募集によって変動 |
BIT POINT | 募集によって変動 過去最大はキャンペーン時の年利100% |
なお、レンディングサービスを選ぶ基準は金利だけではありません。
- レンディングできる暗号資産
- 預け入れ(ロック)期間
- 案件の募集頻度
- 運営年数など
様々な要素を比較してみて、自分に合ったレンディングサービスを選ぶのが大事です。
詳細なまとめは「仮想通貨レンディングサービスを徹底比較」を参考にしてみてください。
仮想通貨レンディングの注意点
仮想通貨レンディングをするときの注意点は以下のとおりです。
- レンディングで得た報酬も、雑所得に分類されます。
- 預金保険の対象外となる
仮想通貨トレードで利益が出たときと同じで、税金の分類は雑所得となります。
ちなみに、雑所得になると株や国内FXでの利益に対する税金よりも多く支払う可能性が高くなります。
またレンディングサービスは預金保険の対象外となるため、仮想通貨取引所が破綻した場合は預けていた仮想通貨は戻ってこない可能性が高いということです。
仮想通貨レンディングに関するよくある質問
Q:日本と海外のレンディングの仕組みに違いはありますか?
A:日本では、仮想通貨取引所やレンディングサービスを行っている企業に対して貸し出しを行いますが、海外では企業や個人と貸し借りを行うことが多いです。
その為、利回りは海外の方が大きくなりますが、持ち逃げなどのリスクも増えます。
Q:レンディングすることができないこともあるんですか?
A:レンディングサービスを受けるための審査だったり、そもそもレンディングの募集期間以外だったりすると、レンディングをすることができません。
仮想通貨レンディングまとめ
今回は仮想通貨レンディングの始め方について解説しました。
まとめると以下の通りで
- 仮想通貨を預けるだけで利益がでるので比較的、リスクが少ないのが特徴
- 仮想通貨レンディングのおすすめ取引所は
Coincheck・GMOコイン・BITPOINT・Bit Lendeing・LINE BITMA・HashHub Lendeing
仮想通貨レンディングはガチホする人やリスクが高いトレードをしたくない人にはおすすめの運用方法でしょう。
おすすめの仮想通貨レンディングサービスは他の記事でも詳しくまとめているので、よろしければご参照ください。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎