Locus Chain(LOCUS)とは?特徴・購入方法・将来性について徹底解説!
ブロックチェーンの課題に「トリレンマ」があります。
セキュリティ、スケーラビリティ、分散化の3つ全てを満たしたブロックチェーンを作ろうとすると、1つは犠牲になるというものです。
今回はトリレンマ解決を目標にしているプロジェクトの「Locus Chain」について解説します。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎
Locus Chain(LOCUS)とは?
Locus Chainとは、分散化と高速で安定したトランザクション処理を追求するブロックチェーンです。
開発元はブルームテクノロジーという会社で、大ヒットゲームの制作経験があるプログラマーのイ・サンユン氏が創設しました。
また、Locus Chainのトークン「LOCUS」はLocus Chainネットワークで使用できるイーサリアムベースのERC20トークンのことです。
通貨名称 | Locus Chain(ルーカスチェーン) |
通貨シンボル | LOCUS |
ブロックチェーン | イーサリアム |
最大供給量 | 70億LOCUSコイン |
承認方式 | PoS |
主要な取引所 | ・BitMart・Bitrue・XT.COMなど |
公式メディア | ・公式HP・ホワイトペーパー・Twitter |
現在価格(2022年11月) | 1LOCUS = ¥7.24 |
Locus Chain(LOCUS)の特徴3選
Locus Chainの特徴は以下の通りです。
- 高速でトランザクションが可能な「AWTC」
- ストレージの負担を軽くする「検証可能なプルーニング」
- アルゴリズムでシャードを制御する「動的シャーディング」
それでは、解説します。
高速でトランザクションが可能な「AWTC」
「AWTC」はAccount-Wise-Transaction-Chainの略で、Locus Chainのコアとなる仕組みです。
高速なトランザクションを可能とし、ブロックチェーンのスケーラビリティ問題を解決します。
従来のブロックチェーン構造が一直線なのに対し、「AWTC」のベースとなったDAG構造は網目状で並列処理が可能。
「Account」とあるように、ユーザーごとにチェーンがあるため、ユーザーの分だけトランザクションを追加するポイントがあります。
また「BFTコンセンサスアルゴリズム」という悪意のあるノードが分散ネットワークに参加していても、安定したネットワークを運用できるアルゴリズムを採用。
以上の結果、セキュリティを高めると同時に毎秒4,000〜10,000回のトランザクションが可能です。
ストレージの負担を軽くする「検証可能なプルーニング」
検証可能なプルーニングとは、過去のデータをプルーニング(剪定)する仕組みです。
ブロックチェーンの台帳サイズを小さくし、ストレージの負担を軽くします。
一般的なプルーニングと違い、Locus Chainの場合はデータをプルーニングした後でも、ハッシュ値を使用して以前のデータが正しいか検証可能です。
プルーニングにより大幅にデータが小さくなり、スマートフォンやIoTデバイスなどでもフルノードとしてブロックチェーンに参加できます。
アルゴリズムでシャードを制御する「動的シャーディング」
仮想通貨におけるシャーディングとは、バリデーター(承認者)をグループ分けして負荷を分散することです。
通常のシャーディングは、一部のグループに作業が集中することや、グループ間のデータ参照と検証が難しくなる場合があります。
Locus Chainの場合はグループ間のバランスが悪くなると新しくシャードを再構成し、グループ間にかかる負荷バランスの再調整が可能です。
結果、ネットワーク全体の負荷が軽くなり、トランザクション量も増加します。
また、ブルームテクノロジーは2022年6月に動的シャーディングに関する技術の特許出願をしました。
Locus Chain(LOCUS)の買い方
LOCUSは海外取引所で購入可能です。
今回は「コインチェック」と「Bitmart」を利用した購入方法を解説します。
手順1.コインチェックでXLM(ステラルーメン)を購入。
コインチェックはアプリダウンロード数No1の国内取引所です。
LOCUSを購入するために必要な、XLMの取り扱いもあります。
口座開設が必要な方はこちらを参考にしてみてください。
口座開設が完了したら、XLMを購入して準備しましょう。
XLMについて知りたい方はこちらが参考になります。
手順2.BitmartでXLM→USDT→LOCUSと交換していく。
Bitmartがどんな取引所か説明すると
- 2018年設立
- 日本語対応
- 取引手数料一律0.005%
といった特徴があります。
Bitmartでは以下のように取引します。
- Bitmartの口座を開設
- コインチェックからBitmartにXLMを入金
- Bitmartの現物取引にて、XLM→USDT→LOCUSと交換
1.Bitmartの口座を開設
Bitmart公式サイトより、「スタート」から案内に沿って口座開設を進めます。
2.コインチェックからBitmartにXLMを入金
続いて、コインチェックからXLMをBitmartに送金します。
Bitmartの「預ける」からXLMを検索し、アドレスをメモしておきましょう。
コインチェックの「暗号資産の送金」からメモしたアドレスへ送金します。
3.Bitmartの現物取引にて、XLM→USDT→LOCUSと交換
Bitmart「現物取引」で取引します。
検索窓へ「XLM」と入力し、XLM/USDTのペアを選択してUSDTを購入しましょう。
USDTを入手したら、次は「LOCUS」と入力し検索、LOCUS/USDTのペアを選択して取引します。
以上の手順で「LOCUS」を購入可能です。
Locus Chain(LOCUS)の今後・将来性
Locus Chainが使用されたサービスには
- メタバースプラットフォームの「Creta」
- 人気ゲームのリメイク「キングダムアンダーファイア」のサーバー
などがあります。
「キングダムアンダーファイア」では、一部のサーバーをLocus Chainに置き換えることで、ゲームサーバーをシャットダウンしても無料で永続的なサービスを提供できるようです。
これまでゲームで培ったノウハウを活かし、ゲーム分野にブロックチェーンを組み込んでいくようです。
医療分野のブロックチェーンエコシステムの構築に合意したことや、処理能力の低いデバイスでも対応可能なことから、将来的にはあらゆる分野へLocus Chainを応用できるでしょう。
まとめ:Locus Chain(LOCUS)とは?
Locus Chainとは、「トリレンマ」の解決を目指す「AWTC」がコアのブロックチェーンです。
そのポイントは、
- 毎秒4000以上のトランザクションが可能なブロックチェーン
- スマートフォンやIoTデバイスもブロックチェーンに参加可能
- ゲーム分野からあらゆる分野へ
以上がポイントです。
Locus Chainは比較的新しいブロックチェーンですが、今後活躍が期待されるブロックチェーンではないでしょうか。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎