仮想通貨モネロ(Monero/XMR)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
「モネロ(Monero/XMR)はどんな仮想通貨なのだろう。」
今回は、こういった方に向けて、モネロ(Monero/XMR)の特徴と今後の見通し・将来性を解説します。
モネロ(Monero/XMR)は匿名性が非常に高い仮想通貨として注目されており、人気のある銘柄です。
モネロ(Monero/XMR)について興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
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仮想通貨モネロ(Monero/XMR)とは?
モネロ(Monero/XMR)の概要についてまとめます。
名称 | モネロ |
価格(2022年9月現在) | $152.41 |
時価総額(2022年9月現在) | $2,772,046,212.78 |
発行上限 | 1,840万枚 |
リリース | 2014年 |
開発者 | ・Riccardo Spagni ・Francisco Cabañas ・smooth ・othe ・luigi1111 |
購入可能な主な取引所 | ・Binance ・Bybit |
公式サイト | https://www.getmonero.org/ |
モネロ(Monero/XMR)は時価総額ランキングで28位(2022年9月時点)と人気が高く、また発行上限が1,840万枚と少ないため、需要のある銘柄です。
ただ、国内仮想通貨取引所での取り扱いはありません。
後ほど紹介しますが、モネロ(Monero/XMR)が人気のある理由には「匿名性が高い」ということがあげられます。
仮想通貨モネロ(Monero/XMR)がよくわかる5つの特徴
モネロ(Monero/XMR)の特徴は、以下の5つです。
- 匿名性が高い
- 高速取引ができる
- オープンソースの仮想通貨
- マイニングが簡単に行える
- 脱中央集権化を目指している
特徴1:匿名性が高い
モネロ(Monero/XMR)最大の特徴は、その匿名性の高さです。誰から誰に送金されたのか、その総額はいくらなのかを、当事者以外知ることは困難です。
モネロ(Monero/XMR)は、プライバシーを重視する分散型仮想通貨Bytecoinをベースとしており「ステルスアドレス」や「リング署名」などの技術が使われています。
ステルスアドレスとは、送信者と受信者の取引を結びつけられないように、一回のみ使用されるアドレスのことです。取引の際「閲覧用」と「送信用」の2つのアドレスから作られます。
モネロ(Monero/XMR)以外の仮想通貨では、アドレスは同じですが、モネロ(Monero/XMR)では送金の度に新しいアドレスが作られます。
リング署名とは、仮想通貨の取引の際に、複数人が電子署名を行う仕組みです。どのメンバーが署名したかを特定することは不可能です。
これらの技術により、モネロ(Monero/XMR)の匿名性は保たれています。
特徴2:高速取引ができる
モネロ(Monero/XMR)は、高速で取引できるのも特徴です。
ビットコインの送金が10分程度かかるところ、モネロ(Monero/XMR)なら2分で送金できます。
特徴3:オープンソースの仮想通貨
モネロ(Monero/XMR)は、オープンソースのコミュニティが運営している仮想通貨です。
そこには中心となる団体や人物はおらず、完全分散型の仮想通貨を実現しています。
特徴4:マイニングが簡単に行える
モネロ(Monero/XMR)は、マイニングを比較的簡単に行える点も特徴です。
マイニングとは、仮想通貨の取引を承認し報酬を得る作業のことです。
ビットコインのマイニングには、高性能のパソコンに加え、負荷のかかったパソコンを冷却するための高額な電気代がかかります。そのため、一般人がビットコインのマイニングに参加することは、事実上不可能といえるでしょう。
一方、モネロ(Monero/XMR)の場合、発行上限が少なくマイニングしている人も少ないため、一般的な性能のパソコンでもマイニングを行えます。
トレード以外にも、マイニングを行い報酬を得られる可能性があります。
特徴5:脱中央集権化を目指している
モネロ(Monero/XMR)は、脱中央集権化を目指している仮想通貨です。
そのためにモネロ(Monero/XMR)では、プルーフオブワーク(PoW)をベースとしたCrypTonightと呼ばれるコンセンサスメカニズムを採用しています。
プルーフオブワークとは、中央管理者のいない仮想通貨取引には必須で、取引記録を容易に改ざんできないように、ブロックチェーン同士を正しくつなげるための仕組みです。
これにより、大規模なマイナー集団が大きな権力を持たないように、上手く調整できています。
仮想通貨モネロ(Monero/XMR)の今後の見通しと将来性
モネロ(Monero/XMR)の今後の見通しと将来性は、明るい点と懸念点の2つがあるので、それぞれ解説します。
明るい点
近年、Web3が話題となっています。Web3では、中央管理者が存在せず、公平で透明な取引が行えることを目指しています。
モネロ(Monero/XMR)は、匿名性も高く非中央集権的な取引を行える仮想通貨として、今後さらに注目が高まるでしょう。
また、モネロ(Monero/XMR)は発行上限が少なく希少で、需要も高く人気な仮想通貨です。
これら2点から考えると、モネロ(Monero/XMR)の今後の見通しと将来性は高いといえます。
懸念点
前述していますが、モネロ(Monero/XMR)は、匿名性が高く取引を第三者が見ることが難しい仮想通貨です。
これは、モネロ(Monero/XMR)の今後の見通しや将来性を危ぶむ懸念点でもあります。
匿名性の高さゆえ、犯罪に使われるのではないかと考えられているからです。
そのためCoincheckに上場していましたが、2018年に取り扱いが廃止されており、現在は国内仮想通貨取引所で買うことはできません。
仮想通貨モネロ(Monero/XMR)のまとめ
モネロ(Monero/XMR)は、その匿名性の高さから注目を浴びている仮想通貨です。
最後に内容をまとめます。
- モネロ(Monero/XMR)はマイニングを行いやすい
- 高速な取引を行える
- 脱中央集権化を目指す仮想通貨
- 将来性は明るい点も懸念点もある
Web3の概念が徐々に浸透し、プライバシーを重視する声が大きくなっている現代において、モネロ(Monero/XMR)は注目すべき仮想通貨です。
モネロ(Monero/XMR)に興味のある方は、海外の暗号資産取引所で口座開設して取引を始めてみるといいでしょう。
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