Oasis Network(ROSE)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
Oasis Network(ROSE)は、ユーザーのプライバシー保護に取り組んでいるレイヤー1ブロックチェーンです。
Binance(バイナンス)やa16zなどの大手企業から出資を受けており、2021年から2022年にかけて価格を大きく伸ばしました。
今回はOasis Network(ROSE)の特徴や将来性について解説するので、内容を詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
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仮想通貨Oasis Network(ROSE)とは?
暗号資産名称 | Oasis Network(オアシスネットワーク) |
シンボル | ROSE |
価格(2022年10月現在) | 9.01円 |
時価総額ランキング(2022年10月現在) | 106位 |
最大発行枚数 | 100億枚 |
創設者 | Dawn Song氏 |
購入可能な仮想通貨取引所 | Binance,Bybit,KuCoinなど |
公式サイト | https://oasisprotocol.org/ |
Oasis Network(ROSE)は、Web3.0時代のプライバシー問題に取り組んでいるレイヤー1ブロックチェーンです。
レイヤー1とは、イーサリアムに代表される主要ブロックチェーンのことで、開発のベースとなるネットワークを指します。
以下で、Oasis Network(ROSE)の特徴をさらに詳しく解説していきます。
仮想通貨Oasis Network(ROSE)がよくわかる5つの特徴
Oasis Network(ROSE)の特徴は以下の5つです。
- 個人情報の分散管理を目指している
- スケーラビリティが高い
- データのトークン化を実現
- ステーキングが可能
- さまざまな企業から出資を受けている
それぞれ見ていきましょう。
個人情報の分散管理を目指している
Oasis Network(ROSE)の目標は、個人情報を分散管理してユーザーのプライバシーを保護することです。
現在のインターネット社会は、ユーザーの個人情報が一部の大手企業に集中している「中央集権型」の状態です。個人情報を1つに集約してしまうと、悪質なハッカーなどが攻撃のターゲットを絞りやすいという問題があります。
Oasis Network(ROSE)は、そんな個人情報の中央集権化を防ぐために、ユーザーが自身で情報の保管場所を決められるシステムを構築しています。
スケーラビリティが高い
Oasis Network(ROSE)は、スケーラビリティの高さも特徴として挙げられます。
スケーラビリティとはシステムの変化に対応できる度合い、いわゆる「柔軟性」のことです。
Oasis Network(ROSE)では、ネットワークを以下の2つのレイヤーに分割することでスケーラビリティを高めています。
- コンセンサスレイヤー:ブロック生成の合意をおこなう
- パラタイムレイヤー:トランザクションの処理を実行する
合意と実行のレイヤーを分けていることにより、トランザクションの処理スピードや処理性能の向上を実現しています。
また、スケーラビリティの高さから開発作業もスムーズになり、システム全体に良い影響をもたらすのがメリットです。
データのトークン化を実現
Oasis Network(ROSE)は、データのトークン化を実現しています。
具体的には、個人情報などのデータをトークン化することで、よりセキュリティレベルの高い安全な分散管理が可能です。
また、データのトークン化はプライバシー保護だけではなく、ユーザーの利用動機にもつながります。
たとえば、分散管理されている自分の個人情報を分析アプリに提供すると、見返りとして仮想通貨を獲得できます。
データを安全に管理しながらお金を稼げるので、ユーザーにとっては一石二鳥のサービスと言えるでしょう。
ステーキングが可能
Oasis Network(ROSE)では、ステーキングを利用することで仮想通貨を運用できます。
提供されているステーキングサービスは以下の2つです。
- ROSEファーム:USDTやUSDCなどのステーブルコインをステーキングするとROSEトークンを獲得できる
- ROSE cultivate:ROSEトークンをステーキングして保有枚数を増やすことができる
ステーキングはROSEトークンだけではなくステーブルコインでも可能なので、より安定した資産運用を行えます。
さまざまな企業から出資を受けている
以下は、Oasis Network(ROSE)に出資している企業の一例です。
- a16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)
- Binance(バイナンス)
- Polychain Capital(ポリーチェーン・キャピタル)
特に「a16z」は世界最強のVCと言われており、これまで「Skype」や「Airbnb」などの名だたる企業にいち早く投資して大きな利益を得てきました。
先見性が高い「a16z」から出資を受けているということは、それだけOasis Network(ROSE)の実用性が高いことを証明しています。
仮想通貨Oasis Network(ROSE)の今後の見通しと将来性
Oasis Network(ROSE)は、個人情報を安全に管理することでユーザーのプライバシーを守っている仮想通貨プロジェクトです。
個人情報の管理については昨今の社会問題として挙げられており、人々の関心が高まっている分野でもあります。
特に、情報をあつかう企業からすると改善が急務となっており、非常にニーズが高いです。情報管理のセキュリティにおいてOasis Network(ROSE)が地位を確立できれば、企業との提携などで需要が拡大するでしょう。
また、Oasis Network(ROSE)はスケーラビリティの高さから「イーサリアムキラー」の仮想通貨としても注目されています。
イーサリアムは時価総額2位の有名な仮想通貨ですが、「処理スピードの遅さ」や「手数料の高騰」などのスケーラビリティ問題を抱えています。
Oasis Network(ROSE)がイーサリアムのシェアを奪っていければ、価格も上昇する可能性が高いです。
仮想通貨Oasis Network(ROSE)のまとめ
今回はOasis Network(ROSE)の特徴や今後の見通しについて解説しました。
本記事のまとめは以下のとおり。
- Oasis Network(ROSE)は、ユーザーの個人情報を分散管理してセキュリティを向上しているレイヤー1ブロックチェーン
- レイヤーを2つに分けることで高いスケーラビリティを実現している
- 個人情報をトークン化してセキュリティおよび利用価値を高めている
- さまざまな大企業から出資を受けているので将来性が高い
なお、Oasis Network(ROSE)は2022年10月時点で国内の取引所では購入できません。購入を検討している方は、大手取引所のBinance(バイナンス)で取引することをおすすめします。
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