仮想通貨Orbs(ORBS)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
仮想通貨のOrbs(以下、ORBS)は、分散型アプリの開発を目的としたプラットフォームです。
イーサリアムのスケーラビリティ問題(送金遅延など)を解消し、バーチャルチェーンを採用することで強固な安全性が保たれています。
ORBSは韓国の大手インターネットサービス会社と提携するなど、社会的な信用もあるプロジェクトです。
本記事では、ORBSの特徴や将来性についてわかりやすく解説していきます。
仮想通貨Orbs(ORBS)とは?
名称 | オーブス(Orbs/ORBS) |
価格(2022年9月現在) | $0.03482 |
時価総額(2022年9月現在) | $100,162,834 |
発行上限 | 100億枚 |
リリース | 2019年 |
開発者 | ダニエル・ペレド ユリエル・ペレド タル・コール ネッタ・コーリン |
購入可能な主な取引所 | Gate.io、KuCoinなど |
公式サイト | https://www.orbs.com/ |
ORBSは、イスラエルの企業であるOrbs社が開発したプラットフォームです。
イーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題を解消するため、以下3点のパフォーマンスが期待されています。
- 処理速度の高速化
- 手数料の低廉化
- セキュリティの強化
2019年に上記表の4名の開発者によって創設されました。「スマートコントラクトをよりスマートに」をコンセプトに、ORBSはレイヤー3を担当しスマートコントラクトの強化を図っています。
仮想通貨Orbs(ORBS)がよくわかる5つの特徴
ORBSの特徴を5つ紹介します。
- 分散化プラットフォーム【Web3版AWS】
- 安全性を確保したバーチャルチェーン
- コンセンサスアルゴリズムは独自のrPoS
- スマートコントラクト強化のレイヤー3
- Moonstakeを使ってステーキングできる
特徴1:分散化プラットフォーム【Web3版AWS】
ORBSが目指している姿は、Web3版のAWS(Amazon Web Service)です。
AWSはAmazonが提供するクラウドサービスで、データベース管理やプログラミング、分析といったサービスを提供しています。
一般的に、アプリやサービスをゼロから制作するには多大な費用や時間を要しますが、AWSは事前に開発をサポートすることで、その問題を解決しています。
ですが、AWSは中央集権的にAmazonが管理しているため、障害などのリスクは避けられません。
そこで開発されたのがORBSです。分散化プラットフォームとしてAWSのような存在になることを目標にしています。
特徴2:安全性を確保したバーチャルチェーン
バーチャルチェーンと呼ばれる「仮想ブロックチェーン」の技術を採用しているのも、ORBSの特徴のひとつです。
従来は1つのブロックチェーン上でデータを共有し合う仕組みですが、ORBSはそれぞれのバーチャルチェーン上で分散型アプリを動作させます。
独立したバーチャルチェーンを使うことで、同じブロックチェーンを使うよりも安全性が強化される仕組みです。
特徴3:コンセンサスアルゴリズムは独自のrPoS
仮想通貨の取引データなどをブロックチェーンに記録する仕組みとして、PoS(Proof of Stake)があります。
ORBSは独自のrPoS(randomized Proof of Stake)を採用しています。
特徴は以下の表の通りです。
名称 | 承認者 | 特徴 |
---|---|---|
PoS | 仮想通貨を多く保有しているバリデータ | ・処理速度が遅い ・不公平になる |
rPoS | 多数のバリデータからランダムに選出 | ・処理速度が速い ・公平性がある |
rPoSはランダムな選出により、安全性や分散化が保証される点も特徴のひとつです。
特徴4:スマートコントラクト強化のレイヤー3
ORBSはスマートコントラクトを強化するため、レイヤー3の複雑なロジックとスクリプトを担当しています。
イーサリアムなどのブロックチェーンはレイヤー1を担当し、スケーラビリティやセキュリティーの課題を抱えています。
レイヤー1の課題を解決するためレイヤー2の拡張領域が存在し、ORBSはレイヤー3のアプリケーション領域でDApps(分散型アプリ)などのサービスを提供しています。
特徴5:Moonstakeを使ってステーキングできる
ステーキングは仮想通貨を保有し、残高に応じて報酬を得る仕組みです。
ORBSは世界最大級のステーキング会社「Moonstake」で利用できます。
2022年9月現在では、APY(年間収益率)が最大6.67%の予想です。
データ出典:Orbsステーキング | Moonstake
例えば、10万円分のORBSを1年間保有すれば、最大106,670円となる計算です。
仮想通貨Orbs(ORBS)の今後の見通しと将来性
ORBSは、Gate.ioやKuCoinといった多くの海外取引所で取り扱われています。
Web3版のAWSの開発が進み、高い処理能力が評価されれば通貨の価値が上昇します。これにより、ユーザーの需要も高まることで多くの取引所に上場していくでしょう。
「IBM」や「ConsenSys」などのブロックチェーン関連企業と協力しており、通信事業向けのアプリケーション開発を進めています。
さらには、韓国の大手インターネットサービス会社「グラウンドX」とも業務協約を締結しているため、今後の動向にも注目です。
仮想通貨Orbs(ORBS)のまとめ
今回は仮想通貨のORBSについて、基本情報や特徴、将来性を解説してきました。
ORBSはコンセンサスアルゴリズムに独自のrPoSを採用し、取引の高速化に成功してます。よって、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解消する仮想通貨として、将来性に期待が持てます。
また、AWSの分散型化に成功すれば利用するユーザーも増えていき、一般的に認知される日が近いかもしれません。
とはいえ、まだ知名度が低く価格も低迷していることから、十分なリサーチをして購入を検討してください。
ORBSは、Gate.ioやKuCoinなどの海外取引所から購入できます。
興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
> Gate.io(ゲートアイオー)口座開設のやり方”>>> Gate.io(ゲートアイオー)口座開設のやり方
> KuCoin(クーコイン)口座開設のやり方”>>> KuCoin(クーコイン)口座開設のやり方
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