仮想通貨Request(REQ)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
仮想通貨のRequestは、監査や会計に特化した分散型支払いネットワークです。
現在、日本ではDX(Digital Transformation)の取り組みが推奨されており、IoT(Internet of Things)と親和性のあるRequestに注目している方も多いでしょう。
そこで本記事では、Requestの特徴や今後の見通しについてわかりやすく解説します。
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仮想通貨Request(REQ)とは?
名称 | リクエスト(Request/REQ) |
価格(2022年9月現在) | $0.1049 |
時価総額(2022年9月現在) | $104,914,616 |
発行上限 | 10億枚 |
リリース | 2017年 |
開発者 | クリストフ・ラッスイット エティエンヌ・タトゥール |
購入可能な主な取引所 | Binance、KuCoinなど |
公式サイト | https://request.network/en/ |
Requestは、イーサリアム上の請求書の作成や保存、会計、監査を自動化するために開発された分散型支払いネットワークです。
2017年に上記表の2名の開発者によって創設されました。大手銀行や投資会社から出資を受けて、2,000以上の企業がRequestを使用しています。
Requestは幅広い支払い方法の選択が可能です。
- 150種類以上の仮想通貨
- 10種類以上の法定通貨
仮想通貨だけではなく、米ドル(USD)やユーロ(EUR)などが使えるため、汎用性が高いのも魅力のひとつでしょう。
仮想通貨Request(REQ)がよくわかる5つの特徴
Requestの特徴を5つ紹介します。
- 分散型支払いネットワークのトークン
- 支払いや請求処理を低コストにできる
- 企業や組織の財務・監査・会計に使える
- IoT(Internet of Things)との相性がいい
- 大手銀行や投資会社から出資を受けている
特徴1:分散型支払いネットワークのトークン
前述したように、Requestはイーサリアム上で構築される分散型支払いネットワークです。そのネットワーク上では、トークンのREQが使用されます。
特徴は、銀行などの中央集権的な組織が関与せず、P2P(ピアツーピア)の支払いでスムーズな取引が可能なことです。
また、住所や氏名など個人情報を教える必要がないため、セキュリティの観点からも安全性に優れています。
特徴2:支払いや請求処理を低コストにできる
Requestは分散型のネットワークであるため、銀行やクレジットカード会社などの管理者が存在しません。
一般的な請求処理は、請求された金額を銀行で振込します。そのため、請求される度に振込手数料がかかりコストが増大します。
ですが、Requestはネットワークのガス代(手数料)がかかるのみで、仲介者に支払う手数料がなく低コストで取引が可能です。
特徴3:企業や組織の財務・監査・会計に使える
Requestを利用することで、企業や組織の財務、監査、会計を一元管理できます。
一般的な会計ソフトは容易に編集できてしまいますが、Requestはブロックチェーン技術を使っており、改ざんできない「信頼性の高い」報告書の作成が可能です。
また、ブロックチェーンの情報は誰でも簡単に調べたり引き出せたりできます。
そのため、企業だけではなく自治体にも導入することで、透明性の高い予算が公開できるなどのメリットもあるでしょう。
他にもスマートコントラクト機能で自動化でき、人為的なミスを防ぐことができます。
特徴4:IoT(Internet of Things)との相性がいい
スマート家電のように、モノがインターネット機能を有するIoT(Internet of Things)技術が近年普及し始めました。
Requestは少額の決済に対応していることから、IoT技術との融合が期待されています。
例えば、冷蔵庫が不足している食材を検知して、自動で注文しユーザーに決済金額を請求する、といった現実も近いかもしれません。
特徴5:大手銀行や投資会社から出資を受けている
Requestに出資しているのは、世界50カ国以上で銀行業務を展開しているオランダ発祥の「ING銀行」です。
また、事業を成長させるための支援を行う組織(シードアクセラレーター)である「Y Combinator」からも出資を受けています。
開発者であるクリストフ・ラッスイットは、「Y Combinator」の出身ということもあり、Request開発にあたって協力があったのでしょう。
仮想通貨Request(REQ)の今後の見通しと将来性
Requestは、請求書の支払いなど会計に特化した仮想通貨です。
支払いや請求処理のコストを削減して、画期的なシステム構築ができます。そのため、大手の物販サイトなどがRequestを導入すれば、一般的に普及することになるでしょう。
また、Requestはイーサリアムやポリゴンなど14種類以上のマルチチェーンに対応しています。
そのため、ガス代(手数料)を抑えつつ、さまざまな仮想通貨を選択できることから、今後ユーザー数が増えていくと予想されます。
現に、2,000以上の企業やDAO(分散型自律組織)がRequestを使用しています。
今後の将来性に期待できるのであれば、Requestを購入してみるのもいいでしょう。
仮想通貨Request(REQ)のまとめ
今回は仮想通貨のRequestについて、基本情報や特徴、将来性を解説してきました。
分散型支払いネットワークであるRequestは、中央集権的な組織とは違い、低コストな支払いを可能とした画期的な仮想通貨です。
運営に関わる出資会社には、世界的に有名な大手銀行や投資会社が参入している点も注目できるでしょう。
とはいえ、まだ知名度が低く価格も低迷していることから、購入するには検討が必要です。
Requestは、BinanceやKuCoinなどの海外取引所から購入できます。
興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
>> 仮想通貨取引所Binance(バイナンス)とは?評判・手数料・口座開設について
>> 仮想通貨取引所KuCoin(クーコイン)とは?評判・手数料・口座開設について
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