草コインとは?メリット・デメリットやおすすめの銘柄、買い方を徹底解説
ビットコイン以外の仮想通貨をアルトコインといい、その中でも知名度や時価総額の低いものは草コインと呼ばれます。知名度は低いものの、莫大な利益を得られる可能性があり、一部の投資家の中では注目度が高めです。
とはいえ「草コインは買っても大丈夫なのかな?デメリットはないの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、草コインの特徴をまるっと解説し、購入におすすめの銘柄を紹介します。草コインを買ってみたい方は、ぜひ最後までお読みください。
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草コインとは?
草コインは、アルトコインの中でも時価総額の低いコインを指します。
草コインの主な特徴は以下のとおりです。
- 時価総額が低い
- 知名度が低い
- 扱っている取引所が少ない
- 流動性が低い
- 価格が低い
ビットコインなどのメジャーな通貨と比べて取引するユーザーが少ないのが草コインの特徴です。そのため通貨の流動性が低く、価格も低い傾向にあります。
しかし、価格が何十倍にも高騰する可能性があるのが草コインの大きな魅力です。
例えば、著名人がコインに関する言及をしたり、実際に購入したりすると価格が急騰する場合があります。ハイリターンを狙えるため、投機目的で購入する投資家も少なくありません。
草コインのメリット
草コインを購入するメリットは以下のとおりです。
- 少額から購入できる
- 大きな利益を期待できる
それぞれ順番に解説していきます。
少額から購入できる
草コインは時価総額が低く、基本的に価格が低いです。
そのため、少額からでも購入できます。
例えば、ビットコインと草コイン「トロン(TRX)」の2022年10月時点の価格を比較すると以下のとおりです。
- ビットコイン:2,851,922.99円
- トロン:9.3円
草コインは数円以下で購入できる銘柄も多く、かなり格安といえるでしょう。
ちなみに、トロン(TRX)に関する詳細や買い方については「仮想通貨トロン(TRON/TRX)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説」をご参考ください。
大きな利益を期待できる
草コインは時価総額が低いため、将来的に価格が高騰する可能性があります。そのため、大きな利益を期待できることが大きなメリットです。
過去には、0.5円台を推移していた草コインの「DOGE」が74円にまで高騰し、100倍以上のリターンをもたらしました。
DOGEの特徴や将来性については「仮想通貨ドージコイン(Dogecoin/DOGE)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説」でご紹介しているので、あわせてご覧ください。
草コインのデメリット
草コインを購入するデメリットは以下の2つです。
- 価格が暴落する可能性がある
- 詐欺コインもあり注意が必要
それぞれ順番に解説していきます。
価格が暴落する可能性がある
草コインは突然暴落し、価値がつかなくなる可能性があります。一度高騰した場合でも、暴落してそのまま価格が戻らないケースも少なくありません。
その結果、上場が廃止される銘柄も存在します。
例えば、コインチェックに上場していた仮想通貨ファクトム(FCT)は、2022年5月17日に取扱い廃止となりました。
プロジェクトの将来性がないと上場を廃止されることもあるため、草コインへの投資は十分に注意して行いましょう。
詐欺プロジェクトもあり注意が必要
草コインには、資金を持ち逃げする詐欺プロジェクトも存在します。
上記のような手法はラグプルと呼ばれます。プロジェクトが最初から詐欺目的で作られており、投資家から集めた資金をそのまま運営が持ち逃げするというものです。
ラグプルの事例は少なくありません。プロジェクトを事前に調査しつつ、草コインへの投資は慎重に行うのがおすすめです。
ラグプルの詳細や対策に関しては「仮想通貨詐欺「ラグプル」とは? 被害に遭わないためのポイントを解説」でご紹介しているので、あわせてご覧ください。
草コインの選び方・見きわめるポイント
投資する草コインの選び方・見きわめるポイントは、以下のとおりです。
- 運営情報が公開されている
- 開発目的がはっきりしている
- トレンドにマッチしている
順番に解説します。
運営情報が公開されている
草コインに投資する際は、運営情報が公開されていることを確認しましょう。
草コインおよび仮想通貨は国による裏付けが無いので、運営者の情報で信頼性を判断するのが一般的です。
仮に運営情報が非公開の場合、その草コインの信頼性は低くなり、投資家から敬遠されて価格が伸びません。
知名度が低い草コインだからこそ、運営会社や開発者の情報はしっかりリサーチしてくださいね。
開発目的がはっきりしている
草コインのなかには、開発目的が曖昧なものも多くあります。
草コインがどのように使われるのかが明記されていないと、投資家としては価値を見出せません。
また、開発目的を記載していても、実体が伴わないような草コインも存在します。
たとえば「ノアコイン」という草コインは、フィリピン政府が関わった社会貢献をうたって40億円以上の資金を集めましたが、虚偽情報がバレて価格が大暴落しました。
開発目的が明確なことを確認するのはもちろん、情報を見誤らないようにSNSなどを活用して様々な角度から情報を集めましょう。
トレンドにマッチしている
投資先の草コインを選定するときは、トレンドに着目するのがおすすめです。
たとえば、2023年に入ってからはAI(人工知能)のトレンドが発生し、Ocean Protocol(OCEAN)やSingularityNET(AGIX)といったAI関連銘柄が価格を大きく伸ばしました。
将来性の高い草コインに効率よく投資したい方は、トレンドの発生をいち早くキャッチしましょう。
なお、トレンドが終わると価格が暴落する草コインもあるので、売り時を見きわめることも大切です。
将来性に期待できるおすすめの草コイン3選
この見出しでは、将来性に期待できるおすすめの草コインを3つ紹介します。
- IOST(アイ・オーエスティー)
- ENJ(エンジンコイン)
- MONA(モナコイン)
上記は、値上がりが期待されている銘柄なので、詳しくチェックしてみるとよいでしょう。
とはいえ、必ず値上がりするわけではないため注意しつつ参考にしてみてください。
IOST(アイ・オーエスティー)
1つ目はIOSTです。
名称 | IOST(アイ・オーエスティー) |
シンボル | IOST |
価格(2022年10月時点) | ¥1.67 |
時価総額(2022年10月時点) | ¥31,129,224,905 |
購入可能な取引所 | コインチェック BITPOINT |
公式サイト | IOST公式サイト |
独自のコンセンサスアルゴリズム「PoB」を採用しており、処理スピードの向上と非中央集権を目指しています。PoBであれば、ビットコインなどが抱える消費電力問題に対応できるため、今後の成長に期待されています。
IOSTは人気の取引所「コインチェック」で購入可能です。
なお、IOSTの詳しい情報や将来性は「IOST(アイオーエスティー)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説」でご紹介しているので、あわせてご覧ください。
ENJ(エンジンコイン)
2つ目はENJです。
名称 | ENJ(エンジンコイン) |
シンボル | ENJ |
価格(2022年10月時点) | ¥63.47 |
時価総額(2022年10月時点) | ¥63,418,400,066 |
購入可能な取引所 | コインチェック bitbank |
公式サイト | エンジンコイン公式サイト |
エンジンコインはNFTプラットフォーム「Enjin Platform」の基軸通貨です。NFT関連の銘柄のため、NFT市場の拡大とともに値上がりに期待できます。
ENJは人気の取引所「コインチェック」や「bitbank」で取り扱っています。
なお、ENJの特徴や将来性については「仮想通貨Enjin Coin(ENJ/エンジンコイン)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説」をご参考ください。
MONA(モナコイン)
3つ目はMONAです。
名称 | MONA(モナコイン) |
シンボル | MONA |
価格(2022年10月時点) | ¥63.72 |
時価総額(2022年10月時点) | ¥4,188,510,612 |
購入可能な取引所 | コインチェック bitFlyer bitbank GMOコイン |
公式サイト | MONACOIN公式サイト |
モナコインは、インターネット掲示板の5ちゃんねるから生まれたコインです。メインユーザーは日本人であることが大きな特徴で、投げ銭に使用されることもあります。
取り扱っている国内取引所が多く「コインチェック」や「bitFlyer」など人気のある取引所で購入できます。
なお、MONAの将来性や買い方は「MONA(モナコイン)とは?特徴や今後の将来性・予想を解説」をご参考ください。
草コインを購入できるおすすめの取引所
草コインを購入できるおすすめの取引所は、以下のとおりです。
- BITPOINT(ビットポイント)
- Coincheck(コインチェック)
- bitbank(ビットバンク)
それぞれ紹介していきます。
BITPOINT(ビットポイント)
BITPOINT(ビットポイント)は、17種類の仮想通貨を取り扱う取引所です。(2023年4月現在)
DEP(ディープコイン)やJMY(ジャスミー)といった、国内では取り扱いが少ない草コインを取引できます。
また、BITPOINT(ビットポイント)は入出金手数料が無料です。
草コインを購入するための入金コストや、利益を出金する際のコストを節約できるため、お財布にやさしい取引所と言えるでしょう。
他の取引所にはない草コインを低コストで購入したい方は、BITPOINT(ビットポイント)の利用を検討してみてください。
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Coincheck(コインチェック)
Coincheck(コインチェック)は、17種類の仮想通貨を取り扱う取引所です。(2023年4月現在)
先ほど紹介した「IOST・ENJ・MONA」をすべて取り扱っており、ほかにもSAND(ザ・サンドボックス)やLSK(リスク)といった草コインを取り揃えています。
Coincheck(コインチェック)の最大の魅力は、スマホアプリの使いやすさです。
国内の仮想通貨取引アプリの中でNO.1のダウンロード数を誇っており、多くのユーザーが愛用しています。(データ出典:AppTweak)
草コインを迷わずに購入したい方は、Coincheck(コインチェック)の利用を検討してみましょう。
\アプリが使いやすく初心者におすすめ!/
bitbank(ビットバンク)
bitbank(ビットバンク)は、28種類の仮想通貨を取り扱う取引所です。(2023年4月現在)
国内最多レベルの取り扱い通貨数を誇っており、OAS(オアシス)やBOBA(ボバネットワーク)などの珍しい草コインを購入できます。
また、bitbank(ビットバンク)はすべての取り扱い通貨が「取引所形式」に対応しているのがメリットです。
取引所形式とは、ユーザー同士で仮想通貨を売買する形式を指します。
取引所形式では価格を指定する注文(指値注文)ができるので、草コインを希望価格で売買したい方はbitbank(ビットバンク)の利用を検討しましょう。
草コインの買い方【3つの手順】
ここでは、草コインの買い方を解説します。
例として、コインチェックでENJ(エンジンコイン)を購入していきます。
手順は以下の3つです。
手順①:コインチェックで口座開設する
手順②:日本円を入金する
手順③:コインチェックでENJを購入する
上記のとおりで、初心者でもかんたんに購入できます。
まだ、コインチェックの口座開設が済んでいない方は、まずは口座開設から始めてみましょう。
草コインのまとめ
今回は草コインの概要やメリット・デメリット、おすすめ銘柄や買い方などを紹介しました。
草コインは知名度や時価総額が低く、取引するユーザーが少ない仮想通貨の総称です。元の価格が低いからこそ、1つのキッカケで価格が急騰する可能性があります。
草コインに投資してハイリターンを狙いたい方は、本記事で紹介した銘柄や取引所を参考に取引してみてくださいね。
なお、1円以下で購入できる草コインや国内取引所は下記の記事で紹介しているので、参考にしてください。
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