仮想通貨Tribe(TRIBE)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
仮想通貨のTribe(以下、TRIBE)は、DeFiの開発・改善を進めるFeiプロトコルと繋がりの深いトークンです。
多額の資金調達に成功し、注目されているTRIBEについて興味を持っている方も多いでしょう。
そこで本記事では、TRIBEの特徴や今後の見通しについて詳しく解説します。
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仮想通貨Tribe(TRIBE)とは?
名称 | トライブ(Tribe/TRIBE) |
価格(2022年9月現在) | $0.2242 |
時価総額(2022年9月現在) | $101,681,174 |
発行上限 | 10億枚 |
リリース | 2020年 |
開発者 | ・ジョーイ・サントロ ・ブリアンナ・モンゴメリー ・セバスチャン・デルガド |
購入可能な主な取引所 | ・Binance ・GATE.io ・KuCoinなど |
公式サイト | https://fei.money/ |
TRIBEはDeFiプロジェクトのひとつである「Feiプロトコル」のガバナンストークンです。
Feiプロトコルは2020年12月に、上記表の3人の開発者によって設立されました。2021年3月には1,900万ドルの資金調達をしたことで、投資家の間でも注目されています。
そんなFeiプロトコルの運営や開発に関わるための「投票権(ガバナンストークン)」が仮想通貨TRIBEです。
仮想通貨Tribe(TRIBE)がよくわかる5つの特徴
TRIBEの特徴5つを解説します。
- Feiプロトコルの意思決定に関われる
- ステーキング報酬を得ることができる
- DAOがネットワークを管理している
- 分配率のバランスが決められている
- 投資会社からの資金調達に成功している
特徴1:Feiプロトコルの意思決定に関われる
前述したように、Feiプロトコルの意思決定に関われるのが、TRIBEの大きな特徴です。
具体的にTRIBEホルダーは、以下の内容を実行できます。
- トークン調整曲線の追加に関する投票
- 既存の価格曲線を調整するための関数追加
- プロトコル制御値(PCV)の配分を調整
いずれもマニアックな内容なので、とりあえず購入してみたい方は気にしなくても大丈夫です。
ガバナンストークンを活用したい方は、Feiプロトコルの公式Mediumを参考にするのが良いでしょう。
特徴2:ステーキング報酬を得ることができる
TRIBEはUniswapで「Fei USD(FEI)」とのLPトークンをステーキングすると、報酬としてTRIBEを受け取ることができます。
ステーキングとは簡単にいうと、保有している仮想通貨を預けて報酬を受け取るという仕組みです。
TRIBEを売らずに預けることで、さらにTRIBEを増やせます。
特徴3:DAOがネットワークを管理している
TRIBEの母体でもあるFeiプロトコルは、DAO(分散型自律組織)によって運営されています。
立ち上げこそ3人の開発者によって行われましたが、その後はDAOコミュニティによって運営・管理が行われています。
企業などの中央集権的な組織ではなく、DAOによって運営されているため、透明性の高いプロジェクトのひとつです。
特徴4:分配率のバランスが決められている
TRIBEは発行数が10億枚と決められており、以下の分配率で配布されます。
配布先 | 分配率 |
---|---|
DAOの財布(財務管理) | 40% |
DEXからの資金調達用(IDO) | 20% |
Feiプロトコルの主要メンバー | 13% |
プロジェクトへの早期参加者 | 10% |
ステーキング報酬 | 10% |
投資家へのリターン | 5% |
寄付金・助成金 | 2% |
この分配率はブロックチェーンに記録されているため、改ざんすることはできません。また、比率の変更はDAOに承認されなければいけないので、誰か1人の意見に左右されることもありません。
このように分配率のバランスが決められ、透明性が高く管理されているのはTRIBEの大きな特徴です。
特徴5:投資会社からの資金調達に成功している
TRIBEおよびFeiプロトコルは、2021年3月に約22億円(当時)の資金調達に成功し注目されました。
出資者の中には、世界的な投資会社が名を連ねたことも注目の要因です。
- Andreessen Horowitz(a16z)
- FrameworkVentures
- Coinbase Ventures
- Nascent
運営の透明性やプロジェクトへの期待から、資金が集まっていると言えるでしょう。
仮想通貨Tribe(TRIBE)の今後の見通しと将来性
TRIBEは一時期、$2.0/TRIBEで取引されていましたが、現在は$0.2/TRIBEほどを推移しています。
参考:2022年9月現在 データ出典:Tribe価格、 TRIBEチャートと時価総額 | CoinMarketCap
あくまでFeiプロトコルのガバナンストークンであるため、将来性にはFeiプロトコルの発展が大きく関わります。
価格としては買い時ですが、今後のFeiプロトコルの動向を注視する必要があるでしょう。
仮想通貨Tribe(TRIBE)のまとめ
仮想通貨のTRIBEについて、特徴や将来性を解説してきました。
中央管理者のいらない金融システムを目指すFeiプロトコルは、世界的な投資会社からも注目されています。
そのガバナンストークンとして使われるTRIBEも、今後に期待できる仮想通貨と言えるでしょう。
TRIBEは、Binanceなどの海外取引所から購入できます。
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