仮想通貨のレバレッジ取引とは?特徴やメリット・デメリットを解説
仮想通貨を取引する方法の1つ「レバレッジ取引」をご存知でしょうか?
レバレッジとは「てこの原理」のことで、レバレッジ取引をすると持っている資金の何倍もの取引ができます。
現物取引よりも大きな利益を得られることで有名です。
とはいえ、レバレッジ取引についてよく知らずに取引するのは危険なため、事前に特徴を理解しておくことは重要です。
そこでこの記事では、レバレッジ取引の特徴やメリット・デメリットなどについて解説します。
これからレバレッジ取引を始めてみたいと考えている方はぜひ最後までお読みください。
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仮想通貨のレバレッジ取引とは?
仮想通貨のレバレッジ取引とは、預けたお金(保証金)を担保に「預けたお金の何倍もの金額」を取引できる方法のことです。
例えば、レバレッジ2倍の場合、100万円を預けると200万円分の仮想通貨を購入できます。
そもそもレバレッジは「てこの原理」を意味しており、小さな力で大きな物を動かせる原理のことをいいます。
手元に少額しかお金がない場合でも、大きな金額を動かして莫大な利益を狙うことが可能です。
なお、レバレッジ取引がおこなえる海外取引所については「仮想通貨FX 海外取引所の最大レバレッジ比較ランキングTOP10」をご覧ください。
仮想通貨のレバレッジ取引のメリット
仮想通貨のレバレッジ取引のメリットは以下の3つです。
- 手持ちの金額以上の取引ができる
- 下落相場でも利益を出せる
- 24時間いつでも取引できる
1つずつ見ていきましょう。
手持ち資金以上の取引ができる
手持ち資金以上の金額で取引できるのは、レバレッジ取引の大きなメリットです。資金が少ない人でも大きな利益を狙えます。
例えば現物取引の場合、100万円で購入した仮想通貨が10%値上がりすると、10万円の利益です。
しかし、2倍のレバレッジで取引すると、200万分の仮想通貨を購入できます。10%値上がりすると利益は20万円となり、現物取引よりも2倍の利益を出せます。
上記のように、レバレッジ取引をすると、少額でも大きな利益を狙うことが可能です。
下落相場でも利益を出せる
下落相場でも利益を出せることもレバレッジのメリットの1つです。
なぜなら、レバレッジ取引では空売りが可能だからです。仮想通貨の価格が下がることを予想して空売りすれば、下落相場でも利益を狙えます。
レバレッジ取引は、預けたお金(証拠金)を用いた取引だからこそ、上記のようなことが可能といえるでしょう。
24時間いつでも取引できる
仮想通貨のレバレッジ取引は、24時間365日取引できます。
株や為替には取引時間が決められており、なおかつ土日祝日は休みです。一方で、仮想通貨は取引時間の決まりはなくいつでも取引できます。
平日は忙しくトレードできない人でも、仮想通貨であれば時間のある土日で取引することも可能です。
仮想通貨のレバレッジ取引のデメリット
仮想通貨のレバレッジ取引のデメリットは以下の3つです。
- 取引のリスクが高くなる
- 手持ち資金以上に損失が発生する可能性がある
- 取引手数料以外の手数料がかかる
レバレッジ取引はリスクのある取引なので、初心者の方は必見です。
それぞれのデメリットについて詳しく確認していきましょう。
取引のリスクが高くなる
レバレッジ取引は、基本的にリスクが高いと知っておくことが重要です。
そもそも仮想通貨は、株式などのその他投資商品よりも価格変動が激しいです。
短期間で大きな利益を狙える分、損失も大きくなります。
初心者の場合は十分に注意して、取引する必要があります。
手持ち資金以上に損失が発生する可能性がある
レバレッジ取引をすると、預けた資金以上の損失を被る可能性があります。
2倍のレバレッジをかけると利益は2倍です。一方で損失も2倍となる可能性があるので注意が必要です。100万円で始めた取引だった場合でも、気づけば損失が200万円になる場合もあり得ます。
大きなリターンを狙えるレバレッジ取引ですが、想定外に大きな損失を被る可能性があることも理解しておくとよいでしょう。
取引手数料以外の手数料がかかる
レバレッジ取引では、取引手数料以外にも以下の手数料を負担する必要があります。
- レバレッジ手数料
- ロスカット手数料
現物取引ではかからない手数料を負担するため、想定以上のコストが発生してしまいます。
大きな負担とならないためにも手数料について理解しておくことが重要です。
仮想通貨のレバレッジ取引できる取引所
すべての仮想通貨取引所でレバレッジ取引ができるわけではありません。
ここではレバレッジ取引できる国内取引所を3つ紹介します。
- GMOコイン
- DMMビットコイン
- SBI VCトレード
GMOコイン
名称 | GMOコイン |
レバレッジ取引に対応している仮想通貨 | 14種類 |
レバレッジ倍率 | 2倍 |
取引手数料 | 無料 |
注文方法 | 成行/指値/IFD/OCO/IFD-OCO |
両建て取引 | 可能 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | 評価レート × 建玉数量 × 0.04% / 日 |
GMOコインはGMOグループの関連会社が運営する暗号資産取引所です。
14種類の仮想通貨がレバレッジ取引に対応。
GMOコインのスマホアプリは、レバレッジ取引する人にとってかゆいところに手が届く仕様になっており非常に好評です。
またGMOコインでは仮想通貨以外にも米ドルやユーロ円などのFXトレードも可能。ひとつのアプリ内で仮想通貨・FX共にのレバレッジ取引が完結します。
\ハッキング被害ゼロで信頼性が高い取引所/
DMMビットコイン
名称 | DMMビットコイン |
レバレッジ取引に対応している仮想通貨 | 34種類 |
レバレッジ倍率 | 2倍 |
取引手数料 | 無料 |
注文方法 | FIFO注文/指値注文/逆指値注文/OCO注文/IFD注文/IFO注文/BitMatch注文 |
両建て取引 | 可能 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | 建玉金額 × 0.04% / 日 |
DMMビットコインはレバレッジ取引に特化している暗号資産取引所です。
34種類の仮想通貨でレバレッジ取引ができます。その分、現物取引ができる銘柄は少なめですが、レバレッジ取引のみを行いたい人は向いているかもしれません。
ただ、DMMビットコインは2024年5月にハッキング被害に遭っています。
盗まれた金額相当の仮想通貨は全て保有者に返還されたものの、セキュリティ体制においては一抹の不安が残るのも事実です。
もしDMMビットコインを使う場合は、自分でも資産を守れるように取引に使う金額のみ入金するのがおすすめです。
\レバレッジ取引に強い/
SBI VCトレード
名称 | SBI VCトレード |
レバレッジ取引に対応している仮想通貨 | 13種類 |
レバレッジ倍率 | 2倍 |
取引手数料 | 無料 |
注文方法 | 指値注文/成行注文/IFD注文/IFO注文 |
両建て取引 | 可能 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | 日によって変動 |
SBI VCトレードはSBIグループが運営する暗号資産取引所です。
13種類の仮想通貨でレバレッジ取引ができます。
SBI VCトレードはスプレッドが狭めでファンディングレートが日々変動する点が特徴的です。
注意点として、SBI VCトレードでは毎週水曜日の午後12時~13時システムメンテナンスが入ります。その間はトレードが行えないため、十分に気を付けてください。
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