使うだけで稼げるBraveブラウザとは?危険性やメリット・デメリットを詳しく解説
『ネットサーフィンしてお金が稼げるブラウザがあるって本当?』
『Braveブラウザを使ってみたいけど危なくないか不安』
この記事ではBraveブラウザについて紹介していきますね。
筆者は今まではGoogleChromeを使っていましたが、最近はBraveブラウザをメインに日常的に使用するようになりました。
今回はBraveブラウザの特徴や危険性、稼ぎ方などを解説していきます。
Braveブラウザの使用を検討している方はぜひ参考にして見てください。
Braveブラウザとは?
BraveとはBrave Softwareによって開発されているWEBブラウザです。
2015年に開発をスタートさせ、2017年の資金調達では、わずか30秒で当時過去最高の3500万ドルの調達に成功しています。
また、Brave Softwareは、プライバシー重視型の高速ブラウザと、ブロックチェーンベースのデジタル広告プラットフォームの提供を通じ、ユーザーや広告主にとってより良いインターネットを再構築しようとしています。
開発者兼CEOは、JavaScriptの開発者として知られるブレイダン・アイク氏。
ブレイダン・アイク氏はWEBブラウザのFirefoxの共同創立者としても知られています。
Braveブラウザの月間アクティブユーザー数は右肩上がりで上昇しており、2022年7月時点で5958万人です。ブラウザシェア率は0.05%で知名度はまだまだ低いですが、すでに愛好家もたくさんいるブラウザです。
利用可能な端末は「PC(Windows、Mac、Linux)」「iOS・Android」に対応しているので、端末機種を気にせずBraveブラウザを利用できます。
Brave 広告(ad)ブロックするブラウザ adblock
Brave Software無料posted withアプリーチ
Braveブラウザの特徴
Braveブラウザの特徴は、以下の6点です。
- 広告をブロックできる
- 匿名性を兼ね備えている
- 使用中のブラウザからブックマークを移行できる
- Google Chromeの拡張機能に対応している
- Brave Newsを閲覧できる
- 無料で利用できる
広告をブロックできる
いま、あなたが使っているWEBブラウザで消耗していることはありますか?
当たり前のようにスマホの画面に表示されるので、すでに気にならないっていう人もいるかもしれないですね。
それは、広告です。
検索したときやYou Tubeを見ているときなど、必ずといっていいほど広告を目にします。
なんとBraveブラウザを使うことで全ての広告をブロックできます。
WEBサイトの閲覧時に広告をブロックできるので、広告を見ていた時間の削減も可能です。
匿名性を兼ね備えている
Braveブラウザは匿名性も兼ね備えています。
たとえば、検索をしたあとに検索に関連したモノの広告がでてきたり、自分の趣味嗜好が知られたりなど正直気持ち悪く感じることもありますよね。
この広告は追跡型広告やターゲティング広告と呼ばれており、ユーザーが拒否設定をしないとサイト内に表示され続けます。
Braveブラウザを使うことで広告そのものをブロックできるので、ユーザーの匿名性を保てます。
使用中のブラウザからブックマークを移行できる
Braveブラウザは、Google Chromeやsafariに登録していたブックマークをそのまま移行できます。
初期設定のなかに「ブックマークの設定とインポート」の項目があるので、現在使用しているブラウザを選択してください。
「インポート」をクリックすると、ブックマークの移行は完了です。
すでにBraveブラウザを使用している場合は、設定から「ブックマークの設定とインポート」を選択しましょう。
インポートするブラウザを選択すると、ブックマークを移行できます。
Google Chromeの拡張機能に対応している
Braveデスクトップ版は、Chrome ウェブストアで提供されているほとんどの拡張機能に対応しているため、カスタマイズも簡単です。
ブロックチェーンゲームやNFTの売買をしているユーザーは、MetaMaskやPhantom WalletなどのウォレットもBraveブラウザにインストールできます。
ブラウザをGoogle ChromeからBraveに変更したあとは、Chromeウェブストアから使用する拡張機能をインストールしてください。
Brave Newsを閲覧できる
Braveブラウザを使用すると、自分専用にカスタマイズされたBrave Newsを閲覧できます。
Brave Newsのカスタマイズ画面から興味のあるニュースジャンルを選択するだけで、自動でおすすめのニュースをピックアップしてくれます。
ビジネスやエンタメニュースなどのジャンルを追加する以外にも、お気に入りのWebサイトやブログの登録も可能です。
選択できるニュースジャンルには仮想通貨もあるので、ぜひ利用してみてください。
無料で利用できる
Braveブラウザは無料で利用でき、Webサイト閲覧時の広告は表示されないので快適にインターネットを楽しめます。
5人以上でオンライン会議ができるBrave Talk Premiumや、ネットワークを構築するVPNは一部有料となりますが、個人で利用する場合はすべての機能は無料です。
Braveブラウザには危険性がある?
Braveブラウザの危険性について紹介します。
WEBブラウザの中では知名度もまだ低いため、安心して使っていいものなのか気になりますよね。
結論から言いますと、危険性は低く安全に使用できるWEBブラウザです。
Braveブラウザを安全に使用できると考える理由は、以下の2点です。
- ダブリン大学トリニティ・カレッジが安全なWEBブラウザと結論づけた
- ソースコードを一般公開している
ダブリン大学トリニティ・カレッジが安全なWEBブラウザと結論づけた
アイルランドの名門、ダブリン大学トリニティ・カレッジでおこなわれた研究でBraveブラウザはもっとも安全なWEBブラウザと結論づけられました。
また、開発者がブレイダン・アイク氏ということも安心材料の一つと言えるでしょう。
ソースコードを一般公開している
Braveはオープンソースで開発されており、ソースコードを一般公開しています。
世界中のユーザーは、いつでもソースコードの確認が可能です。
悪意のあるソースコードを書き込まれた場合やシステムにエラーが出たときなどにも、すぐにエンジニアは対応できます。
Braveブラウザの使い方
ではBraveブラウザのインストールをしましょう。
インストールする際は必ずBraveブラウザ公式サイトか各アプリストアからダウンロードしてください。
『Braveをダウンロード』をクリックしてダウンロードを行ってください。
ダウンロードを行いインストールが完了したら各種設定をしましょう。
まずセキュリティ強化&広告ブロックの設定です。
広告の非表示設定は「Brave Shields & プライバシー」から行います。
この写真はデフォルトです。
ユーザーはセキュリティと広告ブロックの強化をすることができます。
次に「Braveウォレット」の設定を行いましょう。
Braveウォレットとは仮想通貨に対応しているお財布のことです。
Brave Walletは他の暗号資産ウォレットとは違い、拡張機能を必要とせずブラウザネイティブのウォレットでもあります
またセキュリティリスクや、CPU/メモリの消費を軽減し、安全性とパフォーマンスで、ほぼすべての暗号資産の取引を行うことができるほか、他のウォレットやWeb3 DAppsとの接続も可能な優秀なウォレットなんです。
Braveウォレットの作成方法はかんたんで3分もあればウォレットを作成できます。
右下の︙をクリックしたあと、ウォレットをクリックしウォレットを作成します。
作成時の注意点として、英単語12語のリカバリーフレーズと呼ばれるとても大事なパスフレーズがあります。
このリカバリーフレーズをなくしてしまうと、再度ログインすることができなくなり資産も失くしてしまうことと同じです。
リカバリーフレーズは大切に保管と保存をしましょう。
Braveブラウザのメリット・デメリット
Braveブラウザのメリットとデメリットをみていきましょう。
Braveブラザのメリット
広告ブロック
Braveブラウザを使う最ものメリットは広告ブロックでしょう!
WEBサイトのバナー広告に限らず、特にYou Tubeを観てるときの動画広告やパソコンで見ているときに下の方に出てくるバナー広告も出てこないので快適です。
高速表示
広告表示やCookieの蓄積を防げるので、他のWEBブラウザよりも高速でサイトを閲覧することができます。
これは単に広告のデータ量を削除したからではなく、広告を表示させるための処理も省略できるからです。
処理が減ると消費電力も削減でき、バッテリーの消耗も約40%ほど抑えることができます。
セキュリティも高く、プライバシーも守られる
マルウェアやトラッカーもブロックできるため、悪質なネット上の詐欺の被害に遭う可能性が軽減されます。
なぜならBraveブラウザ上での通信は暗号化されており、高水準のセキュリティが保たれているからです。
またBraveサーバでは、ユーザーの閲覧履歴や行動履歴はユーザーのデバイス上にだけ存在するので、プライバシーも保たれます。
閲覧するとお金が稼げる
Braveブラウザの強みである「広告ブロック」をあえてブロックせずに広告を出現させることで暗号資産BATを稼ぐことができます。
BATの基盤は同じ暗号資産のイーサリアムとなっており、Braveのユーザーが広告配信を受け取る際に、対価として付与されることを指します。
Braveブラウザのデメリット
翻訳機能が使いにくい
GoogleChromeをデフォルトで使用している場合、翻訳を自動でしてくれたりしますが、Braveブラウザにはその機能がありません。
WEBサイトが表示崩れしているように見える
広告ブロックの制限が強すぎるため、全てのサイトではありませんが、バナーの表示がされなかったり、表示崩れなどがみれます。
Braveブラウザの評判・口コミ
Braveブラウザの評判の口コミをみていきましょう。
悪い評判・口コミ
- VPNまで追加し始めていて不安、方向性が行方不明になりつつある
- ブレイブブラウザが世の中に浸透すると、アドセンス広告でブログを戦っていくのは、キツイことになるよね。。
- Braveブラウザですが何か最近動作がおかしい
- 読み込めませんでしったってページが増えた
- 広告ブロックの影響で見れない動画サイトが増えた
- jupyter notebookが動かない
- 稼ぎが悪くなった(今月20円程度)
良い評判・口コミ
- 広告でない!ブラウジング早い!見たい広告を自分の意思で表示させ、報酬をもらう形式が先進的!
- 今後この形式がブラウザの標準になるのではと思わせられるぐらい良きサービス。
- 快適です。独自の仮想通貨が貯まっていくのも楽しいです。
- youtube動画も広告のCMが表示されないし読み込みも早いので、動画見る時はこのアプリです!
口コミを調べましたが、良い評判の口コミの方が圧倒的に多かったです。
とくにYou Tubeで広告が流れないことへの快適さの口コミがとても多く、実際に筆者も子供にYou Tubeを観させるときに使っており変な広告を見せずにすんでいるので助かっています。
悪い評判は比較的すくなかったんですが、広告で収益をあげてる方からの意見がやはり多かったですね。
Braveブラウザを使うだけで稼げる!?
ブラウザを使うだけでお金が稼げるシステムがBraveブラウザには存在します。
なのでネットサーフィン大好きな人であれば好きな事をしている時間にお金も一緒に稼げてしまう素敵な時代になりました。
どうやって稼ぐのかというと、Braveブラウザの強みである「広告ブロック」をあえてブロックせずに広告を出現させることで稼ぐことができます。
現代のWeb広告の主流では、ユーザーがインターネット上に掲載された広告を見たりクリックすることで、メディアやサイトに報酬が支払われる、という仕組みです。
この仕組みにおいて、広告主は『Braveによって潜在ニーズがあると判断された顧客に向けて効率よく広告を配信』することができます。
ユーザーは広告を表示するだけで報酬としてBATを受け取ることができますし、サイト運営者はユーザーの広告表示による広告料や、「投げ銭」としてBATを受け取ることで収益を得ることができます。
新しい広告の形といってもよいでしょう。
また設定方法もかんたんで「Brave Rewards」(ブレイブ・リワーズ)を有効にするだけであとは広告を見ることで報酬としてBATという仮想通貨を獲得することができます。
BATとは「Basic Attention Token」の略でBraveに紐付いた仮想通貨です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
また、Braveはビットフライヤーと提携をしているため、Braveブラウザとビットフライヤーを連携することでBATを受け取ることができるようになります。
もちろん受け取ったBATは日本円に換金することもできます。
ビットフライヤーの口座開設は公式サイトからどうぞ。
『稼げることはわかったが、どれくらい稼げるのか?』気になりますよね。
だいたい1日2~3時間程度、動画観覧やネットサーフィンで1ヶ月日本円で約50円ほどです。
仮想通貨市場全体が今は下がってきていますが、BATの価値も下がってきており、現在価格で約48円ほどで推移しています。
気づいたらBATが溜まってる「ラッキー」程度で考えておきましょう。
Braveと3つの主要ブラウザで特徴を比較
では、ここでは主要なWEBブラウザとの比較をしていきます。
比較対象のWEBブラウザは
- Google Chrome
- Safari
- Firefox
をみていきます。
Google Chrome
ブラウザのシェア率65%、世界ランキング第一位につけている、言わずと知れたGoogleChromeです。
BraveブラウザはGoogleChromeと比べると
- ページの読み込み速度は3倍高速
- メモリ消費は33%少ない
- バッテリ駆動時間は最大1時間長い
ただ翻訳機能がChromeのように自動でしてくれないため不便なところもあります。
またBraveブラウザは、GoogleChromeと同じオープンソース「Chromium」をベースに開発されているため、基本性能は同等であり、ブックマークやChromeの拡張機能も引き継ぐことが可能です。
Safari
ブラウザのシェア率18%、世界ランキング第2位のSafariです。
SafariはMacやiPhoneなどのApple社製品端末だけでなく、Windows向けにも配分されていますが、Android端末には対応していません。
その点はBraveブラウザは対応機種は幅広く対応しています。(PC(Windows、Mac、Linux)、iOS、Android)
また検索エンジンのサポートに関して比べてみましょう。
Braveブラウザだと、GoogleとBing、DuckDuckGo、Qwant、StartPageなどのプライバシー指向の検索エンジンを簡単に選択できます。
Safariだと、Google、Yahoo、Bing、DuckDuckGoも含まれています。
しかし、Braveとは異なり、それらを切り替えるには設定パネルにアクセスする必要があるためやや面倒です。
Firefox
ブラウザのシェア4%、第7位につけているブラウザです。
貴重なRAMの実際の使用量では、BraveブラウザはFirefoxよりも大幅に重くなっています。
Braveブラウザにはさまざまな機能と「アドオン」が搭載されてRAM消費に繋がっています。
一方のFirefoxは、ユーザーが好きなアドオンや拡張機能をユーザー自身で選択できます。
全体的に、Braveブラウザは、特に暗号資産のユーザーに魅力がある高速かつセキュリティの高いブラウザです。
しかし、大半のインターネットユーザーにとっては、Firefoxのほうがシンプルで優れた選択肢と言えるでしょう。
BraveブラウザのQ&A
Braveブラウザについてのよくある質問をまとめました。
Q:Braveブラウザはどこの国が運営しているの?
A:Braveブラウザの本社はアメリカのサンフランシスコです。
Q:bitFlyerに連携できるデバイス数は?
A:現時点では、ひとつのbitFlyerアカウントに連携できるBrave Rewardsウォレットの最大数は4までです。
注意点としては一度でもbitFlyerに接続をしたデバイスは解除してもリセットされません。
Q:Brave Rewardsはスマホに対応してるの?
A:Brave Rewardsは現時点ではデスクトップのみ対応です。
今後はスマホでも対応予定です。
Q:Brave RewardsとBraveウォレットの違いは?
A:Brave Rewardsは、Braveプライベート広告に関連する機能です。
Braveウォレットは、ほぼすべての暗号資産やNFTの購入、送信、管理、スワップ、他のウォレットやWeb3 DAppsとの接続、および暗号資産ポートフォリオ全体の一般的な管理を行うことができるツールです。
Brave Rewardsで獲得したBATはBraveウォレットに送ることはできます。
Braveブラウザのまとめ
今回はBraveブラウザについて紹介しました。
Braveブラウザをまとめると
- 危険性は低く安心して使える
- 広告ブロックと匿名性
- BATという仮想通貨を稼ぐことができる
まだまだ知名度は低くシェア率は低いBraveブラウザですが、実力はGoogleChromeとかわらないほど優秀なWEBブラウザです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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