仮想通貨エンジンコイン(ENJ)とは?特徴や今後の見通し・将来性を解説
エンジンコイン(ENJ)は、NFTやゲームなどの分野で注目されている仮想通貨です。
「エンジンコインって何?」「価格が高騰した背景は?」「将来の価値はどうなるのか?」と気になっているのではないでしょうか。
本記事では、エンジンコインの基本情報や過去の高騰理由、2025年以降の将来性などを詳しく解説します。
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エンジンコイン(ENJ)とは?
通貨名称 | Enjin Coin(エンジンコイン) |
ティッカーシンボル | ENJ |
価格 | 43.56円 |
時価総額ランキング | 165位 |
時価総額 | 約775億円 |
発行上限枚数 | 無制限 |
取り扱いのある仮想通貨取引所 | GMOコイン ビットバンク DMMビットコイン |
公式サイト | https://enjin.io/ |
公式SNS | X Telegram Discode |
エンジンコイン(ENJ)は、「エンジンプラットフォーム」で使用される仮想通貨です。
エンジンプラットフォームとは、ブロックチェーン技術を活用したゲームやデジタル資産の作成や取引を簡単に行えるようにした基盤となるものです。
エンジンコインを開発するEnjin社は2017年にシンガポールで設立されました。同年にはICOで1890万ドルの資金調達に成功しています。
そして2018年にエンジンプラットフォームが本格稼働しました。
エンジンプラットフォームは独自規格であるERC-1155トークンの発行や取引ができる点が大きな特徴です。
2023年にはイーサリアムチェーンから独自のブロックチェーンである「エンジンブロックチェーン」に移行しました。
さらに、エンジンコインはマイクロソフトやサムスンなどの大手企業とも提携しています。
以上のように、エンジンコインはブロックチェーン技術を使ったゲームやNFT市場で大きな可能性を秘めている仮想通貨です。
エンジンコイン(ENJ)の特徴
エンジンコイン(ENJ)の特徴は以下のとおりです。
- ブロックチェーンゲーム開発やNFT作成に特化したプラットフォーム
- Web3プロジェクトの運営・管理に使用される
- ゲームやアプリ、NFTに特化したブロックチェーン
- NFTの発行・販売が簡単に行える
- Enjinが開発したERC-1155規格
- NFTをエンジンコインに戻す「メルティング機能」
- メタバースプラットフォーム「Efinity」
ブロックチェーンゲーム開発やNFT作成に特化したプラットフォーム
エンジンコイン(ENJ)は、ブロックチェーンゲームの開発やNFTの作成に特化したプラットフォームの仮想通貨です。
Enjin社が開発したエンジンプラットフォームは、専門知識がなくてもゲーム開発が可能な仕組みを提供しています。
たとえば、ブロックチェーンに必要な技術をひとまとめにしたSDK(Software Development Kit)を無料で利用可能です。
また、プラットフォームではゲーム内のキャラクターやアイテムをNFTとして作成でき、NFTマーケットプレイスの「NFT.io」で取引できます。
以上の通り、エンジンコインはクリエイターがゲームやNFTを製作しやすい環境(エンジンプラットフォーム)であるため、Web3プロジェクトでの活用が期待されています。
Web3プロジェクトの運営・管理に使用される
エンジンコイン(ENJ)は、エンジンプラットフォームの運営や管理に使用される仮想通貨です。
使い道としては以下のようなものがあります。
- ガバナンス投票
- ステーキング
- 決済
- ゲーム内アイテムの生成
ガバナンス投票では、ENJを使ってプロジェクトの運営や意思決定に関わる投票が可能です。
ステーキングでは、ネットワークの安全性を高める役割を果たし、貢献した対価として報酬が提供されます。
さらに、ENJはエンジンブロックチェーンでの取引手数料の支払いに利用可能です。
また、ENJを用いてゲーム内アイテム(NFT)の生成ができます。
以上の機能を通じてエンジンプラットフォームの運営や管理に使用され、エコシステムを支える重要な役割を担っているのです。
ゲームやアプリ、NFTに特化したブロックチェーン
エンジンコイン(ENJ)が採用されているエンジンブロックチェーンは、ゲームやアプリ、NFTの利用に特化したブロックチェーンです。
「Enjin Relaychain」と「Enjin Matrixchain」の二層構造で設計されており、それぞれが異なる役割を担っています。
セキュリティとネットワークの基盤となる「Enjin Relaychain」
Enjin Relaychainは、エンジンブロックチェーン全体のセキュリティを支える基盤です。
PolkadotのSubstrateフレームワークを利用しており、高いスケーラビリティと安全性が特徴となっています。
なおエンジンコインの仕組みやルールを変更する際には、コミュニティで話し合ったうえで投票によって決まります。
この仕組みを採用することにより、エンジンコインの公平性や信頼性を高めることが可能になっています。
NFTアプリケーションに特化したレイヤー「Enjin Matrixchain」
Enjin Matrixchainは、NFTの作成や取引に特化したブロックチェーンです。
NFTマーケットプレイス機能を内蔵しているため、ユーザーはオンチェーン上でトークンを生成し、取引やオークションを簡単にできます。
NFTの発行・販売が簡単に行える
エンジンコイン(ENJ)は、初心者でも簡単にNFTを発行し、販売できるプラットフォームを提供しています。
Enjinプラットフォームは操作も簡単です。
ブロックチェーン技術や暗号資産の知識が無くても、NFTを作成できるようになっています。
作成したNFTはマーケットプレイス「NFT.io」に出品できます。
NFT.ioでは、NFTの販売やオークションが可能です。NFT.ioで売買が成立すれば、出品者にはNFTを売った分の利益が入ります。
またQRコードを生成できる「Enjin Beam」という機能を使えば、簡単にNFTを配布できます。
以上のとおり、NFTの発行から販売までの手間を大幅に削減し、誰でも手軽にNFTを活用できる環境が整っているプラットフォームとなっています。
Enjinが開発したERC-1155規格
ERC-1155規格は、エンジンが開発したイーサリアムのトークン規格で、非代替性トークン(NFT)と代替性トークン(FT)を同時にあつかえる規格です。
トランザクションの効率化とコスト削減を目的として設計されました。
従来のERC-20やERC-721規格では、それぞれのトークンに異なるスマートコントラクトが必要でしたが、ERC-1155では単一のコントラクトで複数のトークンを管理できます。
たとえば、ERC-1155であれば、ゲーム内アイテムや通貨などを一度のトランザクションで一緒に送信可能です。
また、ERC-1155規格のNFT発行時には、エンジンコインが裏付けとして使用される仕組みです。
以上のとおり、ERC-1155規格はスムーズな取引が行えることに加えて取引コストの削減にも寄与します。
NFTをエンジンコインに戻す「メルティング機能」
エンジンコイン(ENJ)は、NFTを「メルティング」しエンジンコインに戻せます。
メルティングとは、NFTを消滅させ、裏付けとして保持されていたエンジンコインを取り戻す仕組みです。
たとえば、ERC-1155規格のNFTをEnjin Walletでメルティングすれば、NFTを完全に削除して内部のエンジンコインを回収できます。
回収したエンジンコインは、対応している仮想通貨取引所で取引すれば現金化も可能です。
NFTを暗号資産に戻すメルティング機能は、ほかのプロジェクトやブロックチェーンではほぼ見られずエンジンコイン独自の特徴と言えるでしょう。
メタバースプラットフォーム「Efinity」
メタバースプラットフォーム「Efinity」は、2022年3月にEnjin社によって立ち上げられました。
Efinityを立ち上げた背景には、イーサリアム環境の高い取引手数料やネットワーク速度遅延の問題(スケーラビリティ問題)があります。
ポルカドットのネットワークを活用してスケーラビリティ問題を解決し、メタバースやNFTを快適に利用できる環境を目指しました。
Efinityの特徴として、簡単に仮想通貨を鋳造し、ほかのブロックチェーンに移動させられる仕組みがあります。
また、1回のトランザクションで最大2,200の仮想通貨を別々のウォレットに鋳造可能です。
2023年6月には、Efinityをもとに独自の「Enjin Blockchain」へとフォークしました。
現在ではEfinityはEnjin Blockchainを構成する「Efinity Matrixchain」として機能しています(2024年12月時点)。
以上により、従来のエンジンコインはEnjin Blockchainへ移行され、より多くの用途で利用できるようになりました。詳しいEfinityの情報は「Efinity(エフィニティトークン/EFI)とは?特徴・購入方法について解説」をご覧ください。
エンジンコイン(ENJ)の過去チャート・高騰理由について
エンジンコイン(ENJ)の過去チャートを以下の高騰理由とともに解説します。
- サムスンとの提携
- EnjinCraft(エンジンクラフト)のリリース
- コインチェックへの上場
- 「JumpNet」と「Efinity」のリリース発表とビットコイン価格の上昇
- ビットコイン現物ETFの承認
サムスンとの提携
エンジンコイン(ENJ)は、サムスンとの提携が発表されたことで注目を集め、価格が大きく上昇しました。
2019年2月にスペインで行われたモバイル関連のカンファレンスで、サムスンの新型スマートフォン「Galaxy S10」に仮想通貨ウォレットを内蔵すると発表されました。
ウォレットに対応する通貨として、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要な仮想通貨とともにエンジンコイン(ENJ)も対応リストに含まれています。
発表後、エンジンコインの価格は発表前の約3円から約23円まで急上昇しました。
世界的企業であるサムスンとの提携は、エンジンコインの信頼性を高めることに繋がりました。
そしてスマートフォンにウォレットを内蔵するという発表から、「エンジンコインの利用範囲が広がるのでは?」という期待感も大きかったのでしょう。この提携は、エンジンコインの普及に貢献しました。
EnjinCraft(エンジンクラフト)のリリース
エンジンコイン(ENJ)は2020年5月27日にリリースされたプラグイン「EnjinCraft(エンジンクラフト)」を発表しました。
EnjinCraftは、世界中で人気のあるゲーム「Minecraft(マインクラフト)」にブロックチェーン技術を統合する目的で開発されました。
Minecraft内でNFTを活用できるプラグインであり、プレイヤーはゲーム内でデジタル資産を管理・取引できるようになります。
リリース前の2020年3月にはエンジンコインの価格が一時5円台でしたが、リリース発表後には20円台まで上昇しました。
EnjinCraftの登場は、ブロックチェーン技術とゲームの融合を進め、エンジンコインの価値をさらに押し上げる要因となっています。
コインチェックへの上場
エンジンコイン(ENJ)は、仮想通貨取引所であるコインチェックへの上場時に価格が大きく上昇しています。
上場により、日本国内での認知度と取引量が増加し、投資家の注目を集めました。
コインチェックでの取り扱いが2021年1月26日に開始されると発表され、1月1日時点で約13円だったエンジンコインは、1月27日には約45円まで上昇しています。
上場により、日本市場での取引の機会が広がり、価格が大きく動きました。
「JumpNet」と「Efinity」のリリース発表とビットコイン価格の上昇
2021年にEnjin社が発表した、ガス代の削減と相互運用性を強化する「JumpNet」と「Efinity」のリリースが価格上昇の要因となっています。加えて同時期に、ビットコイン価格の急騰も影響していたと見れます。
新しい技術の導入による期待感と仮想通貨市場全体の過熱がおもな理由です。
市場全体の盛り上がりがエンジンコインにも波及し、2021年1月の約17円から4月には約350円に到達しています。
エンジンコインは新技術の発表と市場全体の動向を背景に大きな価格上昇を記録しました。
ビットコイン現物ETFの承認
2024年1月にビットコイン現物ETFが承認され、エンジンコイン(ENJ)の価格上昇にも影響を与えました。
価格上昇はETF承認だけでなく、マイクロストラテジー社のビットコイン追加購入やビットコインの半減期への期待も影響しています。
影響はアルトコイン市場にも波及し、エンジンコインも2024年1月から2月の40円台から、3月には約95円まで上昇しました。
ビットコイン現物ETFの承認は、仮想通貨市場全体に大きな影響を与え、エンジンコインを含む多くのアルトコインの価格を押し上げる要因となりました。
エンジンコイン(ENJ)の価格はなぜ下落した?
エンジンコイン(ENJ)は、2021年11月に約436円のピークを記録した後、仮想通貨市場全体の影響を受けて価格が下落しました。
新型コロナ収束後のインフレや各国の金融引き締めが市場の資金流出を招き、2021年末以降、市場全体が下落しています。
さらに、2022年にはロシアのウクライナ侵攻が世界経済に不安をもたらし、市場全体の下落に拍車をかけました。
2022年5月のLUNA/UST騒動で、エンジンコインは約125円から約74円に急落しました。
2022年11月には大手暗号資産取引所FTXの破産により市場が混乱し、エンジンコインは11月6日の約70円から11月13日には約40円にまで下がっています。
ただし、2024年7月にはスクウェア・エニックスとの提携が発表され、エンジンコインの価格は一時約95円まで回復しました。
エンジンコインの価格下落は市場全体の動向や個別の出来事に影響を受けた結果といえます。
提携や新しい取り組みによる回復の兆しも見られることから、今後の動向に注目が必要です。
エンジンコイン(ENJ)の価格はどうなる?2025年以降の予想
エンジンコイン(ENJ)は、2025年以降も価格の変動が続くと予想されています。
以下は、仮想通貨取引所Gate.ioや価格予想サイトCoinDataFlowの予想価格をドルと円でまとめた表です。
年度 | Gate.io(ドル/円) | CoinDataFlow(ドル/円) |
2025 | $0.38 (¥56.55) | $0.37 (¥55.69) |
2026 | $0.41 (¥60.86) | $0.16 (¥23.75) |
2027 | $0.37 (¥55.43) | $0.19 (¥27.80) |
2028 | $0.55 (¥82.13) | $0.29 (¥43.17) |
2029 | $0.48 (¥72.48) | $0.82 (¥122.80) |
2030 | $0.71 (¥106.55) | $0.32 (¥48.20) |
Gate.ioのデータでは、2025年に$0.38(約56.55円)で始まり、2030年には$0.71(約106.55円)まで上昇する予想です。
一方、CoinDataFlowの予測では価格の振れ幅が大きく、2030年には$0.32 (¥48.20)まで下落する可能性が示されています。
以上のデータから、エンジンコインの価格は今後も大きく変動する可能性が高く、将来の価格動向には引き続き注意が必要です。
エンジンコイン(ENJ)の今後の見通し・将来性
エンジンコイン(ENJ)の今後の見通しや将来性のポイントは以下のとおりです。
- 企業との提携
- NFT取引の手数料負担がゼロに
- 「ゲーミングマルチバース2.0」の発表によるゲーム体験の向上
企業との提携
エンジンコイン(ENJ)は数多くの企業と提携しています。
- Microsoft: 2019年3月、リワードプログラム「Azure Heroes」プログラム発足、サンドボックスゲーム「Minecraft」で利用できるNFTを発行
- Samsung:2019年3月、Galaxy S10以降のSamsung KnoxによりERC-20とERC-1155の秘密鍵を保護可能に
- Dvision Network: 2021年7月、韓国のメタバース企業「Dvision Network」と提携
- スクウェア・エニックス: 2022年7月「ファイナルファンタジーVII」のNFTコレクション発売
- BMW: 2020年10月、メンバー向けアプリ「BMW Vantage」にブロックチェーン報酬プログラムを導入
大手企業との提携は信頼性向上に繋がります。
今後も新たな提携があれば、エンジンコインの需要が高まることが予想されます。
NFT取引の手数料負担がゼロに
エンジンコイン(ENJ)には、取引手数料を開発者や企業が肩代わりできる「燃料タンク機能」があります。
燃料タンク機能はプラットフォームの利用ユーザーにとってメリットが大きいです。
通常であれば取引手数料はユーザーが支払うものですが、燃料タンク機能が適用されていればユーザーは取引手数料を支払う必要が無くなります。
具体的には次のような活用シーンが考えられます。
- NFTコレクター: マーケットプレイス「NFT.io」で手数料を使わずに取引が可能
- NFTクリエイター:「Enjin Beam」を使用し、取引手数料なしでNFTを鋳造・配布
- ゲームスタジオ: Enjinプラットフォームを活用し、ガスフリーでNFTドロップを提供
取引手数料をゼロにする取り組みにより、プレイヤーやクリエイターが負担なく取引できる環境が整います。
この環境があることによりEnjinエコシステムにユーザーを増やせるかもしれません。
「ゲーミングマルチバース2.0」の発表によるゲーム体験の向上
エンジンコイン(ENJ)は、2024年に「ゲーミングマルチバース2.0」で新機能の搭載を発表しました。
新機能によりプレイヤーは複数のゲームをシームレスに行き来し、アイテムや資産を活用可能です。
開発者にとっては技術的な統合が簡単になり、少ない労力でマルチバースの活用が可能になります。
具体的な内容は以下のとおりです。
- 3Dモデルの導入: 高品質の3Dモデルにより、ゲーム内アイテムの視覚的な魅力を向上
- マルチバースコーデックスのローンチ: プレイヤーが新しいゲームを発見し、アイテムの使い道を確認できるプラットフォーム
- マルチバースクエストの開始: 継続的な報酬を提供するイベントを開催
- クロスゲーム体験: プレイヤーが異なるゲーム間でアイテムを自由に活用可能
以上の取り組みは、Enjinエコシステム全体を進化させ、プレイヤーと開発者の双方にメリットをもたらします。
エンジンコイン(ENJ)を購入できる国内取引所
エンジンコイン(ENJ)は以下の仮想通貨取引所で購入できます。
各取引所について解説します。
GMOコイン
GMOコインは、一部手数料の無料化やセキュリティ対策が充実しており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
コールドウォレット管理やマルチシグ対応など、堅牢なセキュリティ体制が整っており、安心して取引が可能です。
取扱銘柄は国内最大級の27種類(2024年12月時点)で、エンジンコインを含む多様な仮想通貨を提供しています。GMOコインでは販売所や取引所での売買はもちろんのこと、レバレッジ取引も行えます。
GMOコインの取引ツールも充実しており、スマートフォンアプリやPC専用ツール「WebTrader」で、初心者でも簡単に取引を始められる設計となっています。
最短10分で口座開設が完了し、当日中に取引を開始できる迅速な対応も特徴です。
ビットバンク
2014年に設立されたビットバンクは、アルトコインの取扱が豊富で上級者から初心者まで幅広い利用者に対応しています。
2024年12月時点でエンジンコインを含めて40種類の仮想通貨を取り扱っており、国内取引所の中でも豊富です(2024年12月時点)。
さらに、日本円の即時出金サービスに対応しており、24時間365日いつでも出金要請を出せます。
取引スタイルも多様で、初心者向けの簡単な操作が可能な販売所や、現物板を利用した信用取引のレバレッジ取引などが可能です。
加えて、レンディングサービスを利用すると、保有している暗号資産を最大年率5%で増やせます。
上級者向けには、「TradingView」を採用した高度なテクニカル分析ツールや、APIを活用したシステムトレードの環境を利用可能です。
さらに、一定の取引量を超える利用者には手数料優遇などの特典があるVIPプログラムも用意されています。
DMMビットコイン
DMMビットコインはDMM.comグループに属しており、レバレッジ取引が充実している点が特徴です。
最大2倍のレバレッジ取引が可能で、34種類の仮想通貨が対象となっています(2024年12月時点)。
また、初心者から上級者まで対応する「STモード」と「EXモード」が搭載されたアプリを提供しており、取引経験に応じた操作が可能です。
2024年5月にはビットコインの不正流出が発生し、2024年12月に事業撤廃が発表されました。
不正流出に伴い、現時点では新規口座開設の審査を停止しています(2024年12月)。
顧客資産は2025年3月にSBI VCトレードに移管される予定です。
エンジンコイン(ENJ)の買い方
エンジンコイン(ENJ)を購入するには、仮想通貨取引所で口座を開設する必要があります。
GMOコインなどで購入する方法が一般的で、日本円を入金後に取引所で購入可能です。
まず、取引を始めるには口座開設が必要となります。
GMOコインでは、メールアドレスの登録や本人確認書類の提出など、簡単な手続きで口座を開設可能です。
口座開設が完了したら、次に日本円を入金します。
入金方法には「即時入金」と「振込入金」があり、【入出金】から金融機関を選択して手続きしましょう。
エンジンコイン(ENJ)は「取引所(現物取引)」で購入可能です。
購入方法には「成行」と「指値」の2種類があり、アプリやブラウザから簡単に注文できます。
成行では価格を指定せず数量を入力するだけで、指値では希望の価格を入力して注文しましょう。
注文内容を確認後、確定すれば購入が完了します。
詳しい口座開設の方法は「GMOコインの口座開設キャンペーン|登録方法も解説【2024年最新版】」をご覧ください。
エンジンコイン(ENJ)に関するよくある質問
以下のよくある質問について答えます。
- エンジンコイン(ENJ)は終わった?
- エンジンコイン(ENJ)はコインチェックで取引できる?
- エンジンコイン(ENJ)の発行枚数は?
- エンジンコイン(ENJ)が上場廃止になった?
エンジンコイン(ENJ)は終わった?
エンジンコイン(ENJ)について「終わった」との声が上がる理由には、市場環境やサービス提供の変化が影響しています。
具体的な要因としては、NFT市場の低迷やコインベースでの取引停止などです。
しかし、市場調査会社のMordor Intelligenceによると、NFTゲーム市場の規模は2024年に4,719億米ドル、2029年には9,425億8,000万米ドルに達すると予測されています。
以上のデータから、エンジンコインの短期的な低迷が見られる一方で、将来性は依然として期待されている仮想通貨です。
エンジンコイン(ENJ)はコインチェックで取引できる?
エンジンコイン(ENJ)は、コインチェックで一部の取引が制限されています(2024年12月時点)。
販売所でのENJ購入、またCoincheckつみたてにおける積立が一時停止されています。
販売所 | 購入 | ❌️ |
売却 | ⭕️ | |
取引所 | 購入 | ⭕️ |
売却 | ⭕️ | |
つみたて | ❌️ |
2021年1月26日、コインチェックでの取扱いが開始され、国内で初めてENJを上場した取引所となりました。
しかし、2023年11月1日以降、グローバル市場での流動性低下により、コインチェック販売所でのENJ購入および売却、またCoincheckつみたてにおける積立が一時停止されました。
ただし、ENJの送金や受取は引き続き利用可能です。
エンジンコイン(ENJ)の発行枚数は?
エンジンコイン(ENJ)の発行枚数は上限が設けられていません。
もともと、ENJはイーサリアムチェーン上で発行され、発行枚数の上限が10億枚に設定されていました。
しかし、独自チェーンであるエンジンチェーンへの移行にともなって制限が撤廃されています。
エンジンコイン(ENJ)が上場廃止になった?
エンジンコイン(ENJ)は、いくつかの仮想通貨取引所で上場廃止されています。
おもな理由は、取引量の低下や市場での需要減少です。
2024年6月14日には大手取引所コインベースがエンジンコインの取引停止を発表しました。
また、ビットトレードでは2024年4月11日をもってエンジンコインの取扱いを終了しています。
エンジンコイン(ENJ)高騰理由・2025年以降の価格予想・将来性まとめ
エンジンコイン(ENJ)は、ゲームやNFT分野に特化した仮想通貨で、さまざまなプロジェクトと連携して活用されています。
とくに、ERC-1155規格は、NFTやゲームアイテムの管理を効率化するために大きな役割を果たしてきました。
ビットコイン価格の上昇やNFTブームの影響を受け、エンジンコインの価格は急騰しましたが、市場低迷などにより価格は下落しています。
しかし、NFTゲーム市場の拡大や新たな技術の導入が期待されている面もあるのです。
一部の取引所ではエンジンコインの取り扱いが停止されていますが、GMOコインなど、まだ取引可能なプラットフォームも存在します。
エンジンコインは一時的な困難を経験しつつも、ゲームやNFT市場の成長に合わせて進化を続けている仮想通貨です。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎