仮想通貨Fantom(FTM)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
現在の仮想通貨市場では、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決することを目的とした、レイヤー1のブロックチェーンプロジェクトがいくつかリリースされています。
この記事では、そんなレイヤー1プロジェクトの銘柄の一つとして知られる、Fantom(FTM)の特徴や今後の見通し・将来性などを徹底解説していきます。
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仮想通貨Fantom(FTM)とは?
仮想通貨名称 | Fantom |
シンボル | FTM |
現在の価格(2022年9月現在) | 39.98円 |
時価総額(2022年9月現在) | 101,751,002,037円 |
時価総額ランキング(2022年9月現在) | 62位 |
購入できる仮想通貨取引所 | Binance、FTX、KuCoin、Gate.ioなど |
公式サイト | Fantom公式サイト |
Fantom(FTM)とは、2019年に正式リリースされたイーサリアムのスケーラビリティ問題の解決を目的としたブロックチェーンです。
数あるレイヤー1系のプロジェクトでも注目されている銘柄であり、イーサリアムキラーの筆頭候補と言えるでしょう。
2022年9月現在、Fantom(FTM)は国内の仮想通貨取引所では購入できないので、取引に興味がある方は海外取引所の利用も検討してみてください。
仮想通貨Fantom(FTM)がよくわかる5つの特徴
ここでは、Fantom(FTM)の5つの特徴について、より詳しくご紹介していきます。
- イーサリアムキラーと呼ばれるブロックチェーンの一つ
- Lachesis(ラチェシス)というコンセンサスアルゴリズムを採用している
- トランザクションの処理速度が速く、ガス代(ネットワーク手数料)も安い
- 多くのブロックチェーン関連のプロジェクトとの提携を発表している
- イーサリアムブロックチェーンとの互換性がある
イーサリアムキラーと呼ばれるブロックチェーンの一つ
先ほどもご紹介しましたが、Fantom(FTM)はイーサリアムキラーと呼ばれるレイヤー1系のブロックチェーンです。
数あるレイヤー1系プロジェクトの中でも注目度が高く、多くの資金調達にも成功しています。
実際、2021年には大きな価格上昇を見せており、2022年の年初には2021年から約30倍もの価格を記録するなど、その注目の高さを示しています。
Lachesis(ラチェシス)というコンセンサスアルゴリズムを採用している
Fantom(FTM)では、Lachesis(ラチェシス)という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
このLachesis(ラチェシス)は、トランザクションの高速処理と安全性を特徴としており、従来のブロックチェーンにはなかったコンセンサスアルゴリズムと言えるでしょう。
トランザクションの処理速度が速く、ガス代(ネットワーク手数料)も安い
Fantom(FTM)は、上述のLachesis(ラチェシス)を採用しているので、トランザクションの処理速度が非常に速く、ガス代(ネットワーク手数料)を抑えて利用することが可能です。
近年、イーサリアムブロックチェーンの処理能力が焦点となっており、ユーザーが負担しなければならないガス代の削減が大きな問題となっています。
しかし、Fantom(FTM)であれば、イーサリアムが抱えているスケーラビリティ問題を解決することができるでしょう。
多くのブロックチェーン関連のプロジェクトとの提携を発表している
Fantom(FTM)の特徴として、数多くのブロックチェーン関連プロジェクトと提携していることも挙げられます。
提携先の中には、業界でも非常に有名なChainlink(チェーンリンク)もあるなど、Fantom(FTM)の期待値の高さが伺い知れるのではないでしょうか?
イーサリアムブロックチェーンとの互換性がある
Fantom(FTM)の最後の特徴として、イーサリアムブロックチェーンとの互換性が挙げられるでしょう。
Fantom(FTM)はEVM(イーサリアム仮想マシン)という、イーサリアムのスマートコントラクトを翻訳できるシステムに対応しています。
EVM(イーサリアム仮想マシン)に対応しているブロックチェーンであれば、イーサリアム上で開発している分散型アプリケーションも簡単にデプロイ(展開)することが可能です。
仮想通貨Fantom(FTM)の今後の見通しと将来性
Fantom(FTM)の今後の見通しとして、様々な分散型アプリケーションが開発され、多くのユーザーを獲得すると予想できます。
しかし、2022年3月にはFantom(FTM)の主要開発者がプロジェクトから脱退することを表明しており、今後の開発進行を心配する声も聞こえています。
また、今後行われるアップデートにより、イーサリアムブロックチェーンがスケーラビリティ問題を解決した際には、Fantom(FTM)をはじめレイヤー1系のプロジェクトには大きな影響があると考えられるでしょう。
仮想通貨Fantom(FTM)のまとめ
今回は、イーサリアムキラーとも呼ばれているレイヤー1プロジェクト、Fantom(FTM)の特徴や今後の将来性・見通しをご紹介してきました。
非常に期待値の高いプロジェクトではありますが、影響を受けることが考えられるイーサリアムの動向にも注目していく必要があると言えるでしょう。
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