仮想通貨カデナ（Kadena/KDA）とは？特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

カデナ(Kadena/KDA)は、数ある銘柄の中でもトップレベルの処理速度を誇っている仮想通貨です。

開発陣にも優秀なメンバーがそろっており、将来性の高さから多くの投資家に注目されています。

今回の記事では、カデナの特徴や今後の見通しをわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

仮想通貨カデナ（KDA）とは？

カデナ(KDA)は、既存ブロックチェーンのさまざまな問題を解決するために生まれた仮想通貨です。基本情報について、以下の表にまとめました。

暗号資産名	カデナ(Kadena/KDA)
価格(2022年9月時点)	$1.56
時価総額(2022年9月時点)	$309,400,385
時価総額ランキング(2022年9月時点)	113位
リリース	2016年
取扱取引所	Binance・Bybit・Gate.ioなど
公式サイト	https://kadena.io/

カデナ(KDA)は、すべての人がブロックチェーンを利用できるような世界を目指しており、問題解決に向けてイノベーションを促進しています。

仮想通貨カデナ（KDA）がよくわかる5つの特徴

カデナ(KDA)の特徴を5つ紹介します。

• JPモルガン出身のメンバーが創設者
• 処理スピードが速い
• ガス代がほとんどかからない
• PoWのデメリットを改善した仮想通貨
• パートナーが豪華

順番に見ていきましょう。

JPモルガン出身のメンバーが創設者

カデナ(KDA)は、世界的な金融機関「JPモルガン」の元メンバーによって創設されました。以下は、カデナ(KDA)を創設した人物たちの詳細です。

• スチュアート・ポープジョイ：JPモルガン出身者。ブロックチェーン技術に精通している。
• ウィル・マルティーノ：JPモルガン出身者。SEC(証券取引委員会)でリーダー経験がある。
• スチュワート・ハーバー：ブロックチェーン技術の先駆者。

3人中2人がJPモルガンの出身者となっており、金融業界を熟知したメンバーで構成されているのが大きな強みです。

なお、スチュワート・ハーバー氏はJPモルガンの出身者ではありませんが、ビットコインの誕生前からブロックチェーン技術を開発していた先駆者として知られています。

処理スピードが速い

カデナ(KDA)は、複数ネットワークを同時に稼働させる「Chainweb」という機能を導入しており、高速処理を可能にしています。

例えば、処理スピードの速さで有名なSolana(ソラナ/SOL)のトランザクション処理件数は、毎秒5万件ほどです。

一方、カデナ(KDA)は毎秒48万件のトランザクション処理が可能であり、Solanaの10倍近くの速度を誇っています。

カデナ(KDA)はトップレベルに処理性能が高いため、既存通貨のスケーラビリティ問題を解決する存在になり得るでしょう。

ガス代がほとんどかからない

カデナ(KDA)では、ガス代がほとんど発生しません。

イーサリアム(ETH)などのガス代が高騰しやすい通貨とは違い、カデナ(KDA)はスムーズな高速処理によってガス代を低くおさえています。

低コストで利用できることからDApps(分散型アプリ)の開発などにも適しており、利便性の高さが注目されています。

PoWのデメリットを改善した仮想通貨

カデナ(KDA)のコンセンサスアルゴリズムにはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)が採用されています。

PoWは多くの仮想通貨で採用されている承認アルゴリズムですが、電力消費の多さから「環境に悪影響を及ぼしてしまう」という声も少なくありません。

しかし、カデナ(KDA)は「Chainweb」の導入によって消費電力をおさえ、PoWの問題を解決しました。

PoWを採用しつつ消費電力をおさえられる仮想通貨はめずらしいため、需要はさらに拡大するでしょう。

パートナーが豪華

カデナ(KDA)のパートナーは非常に豪華です。大手取引所のBinance(バイナンス)や、時価総額ランキング10位のPolkadot(ポルカドット)など、実績のある企業やサービスが並んでいます。

強力なパートナーがいると開発がスムーズに進むため、カデナ(KDA)のさらなる成長に期待が持てます。

仮想通貨カデナ（KDA）の今後の見通しと将来性

カデナ(KDA)の今後の見通しと将来性について、以下の2つのポイントを解説していきます。

• 新たな取引所への新規上場
• 環境問題の解決手段として注目される可能性

それぞれ確認していきましょう。

新たな取引所への新規上場

カデナ(KDA)は2022年9月時点で一部の海外取引所でしか取り扱われておらず、まだまだ取扱取引所の数は少ないです。

上場済みの取引所の数は20ほどとなっており、日本国内に関してはカデナ(KDA)を取り扱っている取引所は1つもありません。

今後、カデナ(KDA)が新しい取引所に上場すれば、取引量の増加によって価格が上昇する可能性があるでしょう。

環境問題の解決手段として注目される可能性

多くの仮想通貨はコンセンサスアルゴリズムにPoWを採用していますが、消費電力の多さから環境への悪影響が問題視されています。

しかし、カデナ(KDA)は独自のメカニズムによって消費電力をおさえることで、PoWの問題を解決済みです。

とくに現代は、環境保全への意識が強まっていることもあるので、カデナ(KDA)は時代の流れにそった仮想通貨として認知される可能性があるでしょう。

カデナ(KDA)が環境問題への一手として注目されれば、需要の拡大による価格上昇が期待できます。

仮想通貨カデナ（KDA）のまとめ

今回は、仮想通貨カデナ(Kadena/KDA)の特徴や将来性について解説しました。

本記事のまとめは、以下のとおりです。

• カデナ(KDA)は、既存のブロックチェーンの課題を解決するために開発された仮想通貨
• 創設メンバーはJPモルガンの出身者を中心に構成されており、信頼性が高い
• カデナ(KDA)は処理性能が優れており、高速かつ低コストのトランザクション処理を実現している
• PoWの問題点を改善しているため、環境にやさしい仮想通貨として認知される可能性がある

なお、カデナ(KDA)の購入を検討している方は、Binance(バイナンス)の口座を開設して購入してみましょう。