Bybitの流動性マイニングとは?メリットデメリットやおすすめの暗号資産ペアを解説
Bybitの「流動性マイニング」について解説します。
「正直よくわからない!」「ただ単純に保有しておくよりもメリットがあるの?」などの疑問に答えます。
流動性マイニングは暗号資産投資の中でも運用利回りが非常に高い部類です。
この機会にぜひチェックしてみてください。
Bybitの流動性マイニングとは?
Bybitの流動性マイニングは、2種類の暗号資産を預け入れて利回りを得る投資手法です。
ユーザー自ら市場に流動性を与える。その見返りに手数料を得るという仕組みになっています。
もう少し分かりやすく説明しますね。
例えば「ETHを売ってUSDTにしたい人」がいます。
このとき「USDTを売ってETHを手に入れたい人」がいなければ取引は成立しません。交換相手がいなければ、そもそも交換が成立しないからです。
交換のしやすさのことを流動性といいます。
流動性が高い=交換しやすい=取引が成立しやすい
流動性が低い=交換しにくい=取引が成立しにくい
流動性を高くするにはどうすればいいか?
第三者が一定量のETHとUSDTを市場に預け入れておけばいいのです。暗号資産を交換したい人は、元々預け入れられているETHとUSDTで交換できるため取引はスムーズです。
第三者が2種類の暗号資産を預け入れる行為を「流動性を供給する」と表現します。
もちろんただ暗号資産を預け入れるだけでは第三者にメリットがありません。市場に流動性を与えた人には、その見返りに取引所から報酬を受け取れます。
つまり流動性マイニングは、「流動性を供給することで、手数料をマイニング(掘る)する仕組み」といってよいでしょう。
Bybitの流動性マイニングの想定利回り
Bybitの流動性マイニングの利率は非常に大きいです。
最大年利30%を超えるような通貨ペアもあります。
Bybit公式ページには、それぞれの暗号資産ペアで流動性マイニングを行った場合にどれくらいの収益が貰えるかも記載されています。
銀行預金の金利は年間0.1〜0.4%、インデックスファンドの平均利回り4〜7%と比べると流動性マイニングの利回りは高いです。
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イールドファーミングとの違いは?
流動性マイニングと似た意味を持つ「イールドファーミング」という言葉があります。
ほぼ一緒の意味を持ちますが微妙に内容が違います。
意味 | |
---|---|
イールドファーミング | DeFi(分散型金融)上で、暗号資産(仮想通貨)を預けて流動性を提供することにより利益を得るシステムのこと。 |
流動性マイニング | イールドファーミングを行う人達を惹き付けるため、流動性(通貨ペア)提供の対価として利息の他にガバナンストークンが付与されることを指す。 |
要するに、イールドファーミングは流動性を与えて利益を得る仕組みそのもの。
流動性マイニングはイールドマイニングの利益に加えてガバナンストークンも貰えるようになっているものです。
例えば、Uniswapという分散型取引所では報酬のほかに「UNI」という独自トークンが貰えます。
ただし、ここで注意して欲しい点があります。
Bybitの流動性マイニングではガバナンストークンは貰えません。USDTでの報酬のみです。
呼び方の違いはそこまで重要なことではありませんが混乱しないために知っておきましょう。
以後本記事では、Bybitにおける流動性マイニングを説明します。
ステーキングとの違いは?
Bybitの流動性マイニングとステーキングの違いは主に4点あります。
流動性マイニング | ステーキング | |
---|---|---|
利率 | 1%~70%程度 | 5%程度 |
レバレッジの可否 | 5倍まで可能 | ✕ |
預け入れる暗号資産の数 | 2種類 | 1種類 |
受け取れる報酬 | USDTもしくはUSDC | 預け入れた暗号資産 |
流動性マイニングとステーキングの共通点は「暗号資産を預けると利回りが貰える点」くらい。
それ以外は別物です。
ステーキングと流動性マイニング、どちらの方が稼げるかが気になりますよね?
選ぶ通貨の種類や時期によって変動するため、ステーキングにも興味がある方は、Bybitのステーキングに関する記事もチェックしてみてください。
Bybitの流動性マイニングの利回り算出方法
Bybitの流動性マイニング利回りは次の式で出せます。
利回り = (お客様の流動性 ÷ プール内の流動性の合計)× プールからの合計利回り
まぁ、この式は正直わかりにくいと思います。
Bybitの流動性マイニングのページには想定利回りが書いているので、実際にはそちらを参照したほうが手っ取り早いです。
とはいえ、流動性マイニングの利回りがどうやって出されるのか理解しておくのも大事です。
ここでその説明をしますが興味ない方は飛ばして大丈夫です。
利回り = (お客様の流動性 ÷ プール内の流動性の合計)× プールからの合計利回り
・お客様の流動性 = 自分がBybitに預け入れた金額
・プール内の流動性の合計 = 同じプールに預け入れられている合計金額
※プールは「資金を蓄えられているところ」をイメージしてください
・プールからの合計利回り = 流動性プールから自動的に算出される
例えばBTC/USDTで流動性マイニングを行うとしましょう。
BTCの価格は40,000ドルとします。
Aさんは0.1BTCをBTC/USDTの流動性プールに供給しました。
・お客様の流動性(元本) = 4,000ドル
・プール内の流動性の合計 = 1,000,000ドル
・プールからの合計利回り = 1,000USDT
この時Aさんは4USDT(4,000 ÷ 1,000,000 × 1,000)を受け取ります。
流動性マイニングの利回りは変動するため、最新のデータで確認する必要があります。
Bybitの流動性マイニングのページ右上には「利回り計算機」があるため、そちらを使う方法も紹介しておきましょう。なお利回り計算機はPCでしか利用できません。
利回り計算機の画面では、プールやレバレッジ倍率を選択することで想定利益を確認できます。
画面の項目に従って選択や数値を入力するだけです。
- プールを選択:流動性を供給する取引ペアを選択
- 元本を追加:流動性を供給する元本を入力する。元本は「BTCを追加・USDTを追加・BTC+USDTを追加」から選べます。1つだけの暗号資産で入力しても自動で1:1に分けて計算してくれます。
- レバレッジ:1倍~5倍の範囲で選択
- 推定価格:ステーブルコインではない方の暗号資産の価格が、今後どうなるか推定価格を入力する。この数値を元に、流動性マイニングした方が利益を出せそうなのか、それとも暗号資産だけで保有したほうが利益を出せそうなのかを算出する。
- シナリオ1:流動性マイニングをした場合にどれだけの利益が見込めるかを算出する。マイニング期間を30日~720日の間で選択可能。
- シナリオ2:暗号資産のみで保有していた場合の想定利益を算出する。
流動性マイニングを始めたいと思ったときには、ぜひ利回り計算機でも想定利益を確認してみてください。
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Bybitの流動性マイニングのメリット
Bybitの流動性マイニングのメリットは6つです。
- 暗号資産に値動きがなくても利益をあげられる
- ただ暗号資産を保有するだけよりも利益が出る可能性がある
- 手数料無料
- 少額から始められる
- レバレッジをかけて運用できる
- 複利効果で収益を伸ばせる
暗号資産に値動きがなくても利益をあげられる
流動性マイニング最大のメリットは「暗号資産に値動きがなくても利益をあげられる点」です。
暗号資産投資と言えば「安く買って、高く売る」が原則ですが、そんな価格の動きが予想できれば誰も苦労しません。
流動性マイニングは、暗号資産に全く値動きがなくても手数料という形で資産を増やせます。
Bybitの流動性マイニングは人気のある暗号資産ペアが主に採用されています。BTCやETHのような超安定した暗号資産と、USDT、USDCのようなステーブルコインのペアがほとんどです。
どの暗号資産ペアも絶えず誰かが取引をしています。そのため安定して手数料収入を得られる確率が高いです。
流動性マイニングを行うことで価格の上下に振り回されなくなります。
ただ暗号資産を保有するだけよりも利益が出る可能性がある
単純に暗号資産を保有しているよりも、流動性マイニングでUSDTやUSDCなどを貰っておいたほうが資産は多くなります。
流動性マイニングは自分の好きなタイミングで資産を引き出すことが可能。
暗号資産を預け入れた時より高い価格で売れば、流動性マイニングで貰った手数料収入の分だけ利益は大きくなります。
例えば、ETHの未来を信じていて、これから確実に価格が上がると考えている場合。
ただETHを保有するだけではなく「ETH/USDTのペア」で流動性マイニングするという手があります。
将来を信じている資産がある場合は、流動性マイニングのペアに選ぶことで手数料を得ながら暗号資産投資ができ、ダブルで利益を得ることができます。
ただし、流動性マイニングで差し出した仮想通貨が高騰した場合は、ただ保有しているだけの方が利益が多くなることがあります。
このリスクを「変動損失」といいます。
変動損失は記事の後半で改めて説明します。
手数料無料
Bybitの流動性マイニングは手数料はかかりません。
預け入れ時も引き出し時も手数料はかからないため気軽に預け入れができます。
Bybitの流動性マイニングでプールに差し出した暗号資産ペアは、Bybitのデリバティブ市場にも流動性を供給します。
プールに追加した資産は、Bybit のデリバティブ市場にも流動性を提供するため、取引手数料から利回りを獲得できます。 このようにして、流動プロバイダーの資本利用率を最大化し、従来の AMM よりも高い利回りを得ることができます。
Bybit流動性マイニングのご紹介
Bybitを手助けする立場になるためか手数料はかかっていないのかもしれません。
少額から始められる
流動性マイニングは1万円未満で始められます。
主要な通貨の最低入金額は以下の通り。
- BTC:0.001BTC(約10,268円)
- ETH:0.01ETH(約5,614円)
- SOL:2SOL(約42,802円)
- XRP:100XRP(約7,884円)
- DOGE:500DOGE(約9,925円)
- USDT:50ドル(約7,985円)
- USDC:50ドル(約7,985円)
(2024年6月時点)
暗号資産を入金すると自動的に2分の1ずつ暗号資産が分けられて流動性マイニングがスタートします。
流動性マイニングは仕組みが少し難しくてハードルが高めに思えますが、実は初期資金のハードルは低いです。
初心者の方でも始めやすい投資と言えます。
レバレッジをかけて運用できる
Bybitの流動性マイニングでは最大5倍のレバレッジをかけられます。
5倍のレバレッジで運用すると年間利回りも5倍となりますが、その分リスクもあります。
保有している通貨が値下がりした時は値下がり幅も5倍です。トータルで損をする可能性があります。
あまりにも通貨の下げ幅が大きいと強制決済となり、最悪の場合は資金を失うため注意が必要です。
他のレバレッジ取引と同じく、自己責任で行う必要があります。
なお強制決済のリスクがあるのはレバレッジを設定した場合のみです。レバレッジをかけない(1倍)で運用していれば強制決済は行われません。
複利効果で収益を伸ばせる
Bybitの流動性マイニングは複利で運用できます。
得られた手数料収入をそのままプールに合算できるので、複利運用が自動で行えるようになっています。
アインシュタインが「人類最大の発明は複利だ」と言ったように、複利の効果で資産を増やすことができればよりラクに稼ぐことができます。
収益性の高いハイリスクハイリターンな通貨ペアで資金を増やした後、安定性の高いペアで取引をするような投資法も目指せるでしょう。
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Bybitの流動性マイニングの注意点は?
ここからは流動性マイニングのデメリット、注意点について解説します。
- 暗号資産保有と同等のリスクがある
- 強制決済のリスクがある
- 暗号資産の変動損失がある
暗号資産保有と同等のリスクがある
流動性マイニングは基本的に暗号資産とステーブルコインの通貨ペアを1:1の割合で預け入れます。
ステーブルコイン(USDTやUSDC)は比較的価格が安定していますが、BTCやETH、XRPなどの価格はそこまで安定しているとは言えません。
BTCは2023年~2024年の間に価格は約4倍の値動き。
価格が短期間に上がるということは、短期間で下がる可能性もあるということです。
流動性マイニングをしている間は暗号資産を保有しているのと同等のリスクを背負っていることは認識しておきましょう。
もちろんマイナーコインや草コインと比べるとBTCやETHの価格は安定している方なので、少しでもリスクを下げたい方はなるべく時価総額が大きい人気の暗号資産を選ぶのがおすすめです。
強制決済のリスクがある
Bybitの流動性マイニングでは2〜5倍までのレバレッジをかけられます。
「流動性マイニングでレバレッジってどういうこと?」と思うかもしれませんね。これは単純に考えて大丈夫です。
流動性マイニングでレバレッジ3倍をかける場合
1ETHを提供すると3ETH分の流動性を供給したことになります。本来は1ETHの流動性を供給した分の報酬のはずですが、レバレッジ3倍をかけていれば3ETHの流動性を供給した分の報酬を受け取れます。
レバレッジをかけた分、より大きな金額の手数料を受け取れます。
その一方で、レバレッジをかけたことで強制決済のリスクが生じます。
仮にETHとUSDTのペアで流動性マイニングをしていたとしましょう。
ETHの価格が10%下落した時。通常であれば1ETHの価値が0.9ETHになりますが、レバレッジ3倍をかけていると0.7ETHの価値しか持てなくなります。
もともと1ETHと釣り合うようにUSDTを預け入れていたはずなのに、片方の価格が下がるとその流動性プールで取引できる暗号資産の総量がおかしくなってしまいます。
この状態になるのを防ぐために行われるのが”強制決済”です。
強制決済が行われるとユーザーのポジションは自動的に清算されます。流動性マイニングでレバレッジを書ける場合は強制決済価格に達しないように注意する必要があります。
レバレッジごとの強制決済価格の目安は以下の通り。
- 2倍:元の価格の約26%
- 3倍:元の価格の約46%
- 4倍:元の価格の約59%
- 5倍:元の価格の約67%
ペアとして保有している暗号資産が、元値から26%下がることはなかなか想像できませんが、67%に下がることはあり得そうですね。
高いレバレッジをかける場合は強制決済のリスクを頭に入れておきましょう。
レバレッジをかけなければ強制決済のリスクはありません。
詳しくはBybit公式の説明も御覧ください。
暗号資産の変動損失がある
流動性マイニングには「変動損失」という、非常にわかりにくい損失があります。
変動損失はペアで保有している暗号資産のどちらか一方の価格が高騰した場合に起こるリスクです。
これからできるだけわかりやすく解説しますが「そういうこともあるんだな」くらいの認識をしていただければと思います。
▼200ドル分の資金を持っている人。
1ETHと100USDTのペアで流動性マイニングプールに入金。(この時点では1ETH=100ドルの価格)
↓
マイニングプール内には他のユーザーの資金も含めて合計10ETH/1,000USDTが預け入れられています。
プール内の10%が自分の割り当てに相当します。
↓
その後、1ETH=400ドルまで高騰
↓
すると10ETH/1,000USDTではバランスが崩れるため、裁定取引業者によりプールのバランスが保たれ、即座に5ETH/2,000USDTに調整されます。
↓
引き出せる資金は0.5ETHと200USDTに変更。
流動性マイニングは自分が預け入れた暗号資産の枚数ではなくプール内のバランスで返済されます。
つまり流動性を供給している10%分です。
↓
0.5ETH=200ドルのため自分の合計資産は400ドルです。元金よりも200ドル増えました。
↓
しかし実は元金である200ドルをUSDTと分けずにそのまま2ETHにしておけば、自分の資産は800ドルになっていたのです。
ただETHを保有していれば得られたはずの利益が流動性マイニングすることで得られない。このようなケースで起こる損失のことを”変動損失”と呼びます。
といっても、このケースはETHが短期間で4倍に高騰するというケースであり、実際にはそれほど頻繁に起こるケースではありません。
また損失しているといっても資金の半分はETHで保有しており、その分の利益は得られていますし、上記のケースでは流動性マイニングで得られるはずの手数料も加味していません。
ペア通貨のうちの片方が異常な高騰をした場合に起こる、珍しいパターンとして知っておきましょう。
詳しくはBybit公式の説明もご確認ください。英語の記事ですがGoogleの自動翻訳を使えば読めます。
どんな人にBybitの流動性マイニングはおすすめ?
流動性マイニングは、今までは銀行や換金所だけが可能であった「両替の手数料」を個人が得ることができる画期的な方法です。
ただ保有して値上がりを待つだけの暗号資産投資を抜け出し、既存の通貨では不可能な、新しい稼ぎ方を望む方が向いています。
テクニカルな暗号資産投資をしたい方
暗号資産ジャンルは常に盛り上がりを見せていますが、正直「安いうちに買って、上がったら売る」という投機商品としての枠を抜け出せていません。
しかし流動性マイニングは、投機商品としての稼ぎ方とは全く違い、今までは一般人が得ることのできなかった「両替手数料」を得られる投資手法です。
ただの投機商品としての暗号資産投資に飽きてきた方は、流動性マイニングは選択肢としてはアリかと思います。
その分、考慮すべきリスクやリサーチする必要が増えるかもしれませんが、少額から始めることで低リスクでスタートできます。
暗号資産の値動きに左右されたくない方
流動性マイニングは他のユーザーが取引した際の手数料の一部を頂く投資手法なので、暗号資産の値動きに振り回されなくなります。
預け入れている暗号資産とは別に手数料収入を得られる様になるからです。
また、Bybitで流動性マイニングができる通貨は比較的値動きが安定している通貨が多いため、暴騰や暴落する可能性は他の通貨よりは低めです。
草コインやICOのような一攫千金の楽しさはありませんが、より精神的に健康でいられる投資手法です。
長期間暗号資産を保有するつもりの方
流動性マイニングで期待できる利益率は1%程度から70%まで幅広いです。
10%や20%を選んだとしても、他の投資商品よりはだいぶ高い利回りですが、どうしても暗号資産に付きまとう「一発逆転!」のイメージとはかけ離れます。
一発逆転をして、短期間で資産を10倍、100倍にしたいような方には向いておらず、あくまで長期間、年単位での保有をすることで目に見えた利益が出る投資手法です。
複利の効果も期待でるため、じっくりとひとつの通貨を保有するつもりの方に向いています。
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Bybitの流動性マイニングのおすすめの暗号資産ペア
Bybitでは29ペアから通貨ペアを選べます。
確実に儲かる組み合わせがあるわけではありませんが、通貨選びは利益を大きく左右します。
ペアの選び方と3種類のおすすめペアを紹介します。
暗号資産ペアの選び方
流動性マイニングでは「流動性」と「24時間収益率(年利換算)」を選ぶことができます。
「流動性」とは「流動性プール」のことで、プール内に占める自分の資金の割合が大きいほど利益が増えますが、利用者が多くないと手数料は増えないため「24時間収益率」をチェックするのが大切です。
「24時間収益率(年利換算)」は、直近24時間の手数料収益率を年利換算したものです。
収益率の高いペアはリスクが高いことも多いため慎重に選びましょう。
ただ価格が上がりそうな暗号資産ではなく「今後、頻繁に取引が行われそうな通貨ペア」を選ぶことで、高い利益を得られる確率が上がります。
シンプルに今後価格が上昇しそうな通貨を狙いたい場合は、上述の「変動損失」があるため、流動性マイニングよりもただ保有しておいた方がよいこともあります。
NEAR/USDT:年利最大30%の収益性
年利最大30%の高収益を期待できるのが「NEAR/USDT」のペアです(2024年6月時点)。
NEAR(ニアプロトコル)は、スイスを拠点とする非営利団体が運営する暗号資産で、複数の団体から支援を受け、多くのプロジェクトが立ち上がっています。
CoinMarketCapによる時価総額ランキングでは2024年6月時点で18位。
年利約30%という高水準の利益が見込めます。
BTC/USDT:抜群の安定性、安心感の組み合わせ
「BTC/USDT」のペア期待できる収益率は10%程度と低めですが、ビットコインを保有しながら手数料収入も貰えるのはメリットが大きいです。
ビットコインは値動きが激しいですが、長期的に見るとまだまだ上がると言われています。
いわゆる「ガチホ」している方は、ガチホついでに流動性マイニングをし、手数料を手に入れるのがおすすめです。
DOGE/USDT:ミームコインの可能性を信じている方におすすめ
代表的なミームコインである「ドージコイン(DOGE)」も、流動性マイニングのペアとして選ぶことができます。
期待収益率は11%(2024年6月時点)。
ビットコインと同じく「ガチホ」している方はガチホしながら流動性マイニングすることができます。
ドージコインは基本的にミームコインですが、2024年6月には「Playdoge(プレイドージ)」という、ドージコインのモデルの柴犬が登場するゲームアプリが発表されました。
今後も注目が集まり続けるとすれば、取引も増えて手数料が手に入ることを期待できます。
Bybitの流動性マイニングのやり方と登録方法は?
この記事を読んで「流動性マイニングをしてみたい!」と思った方のため、Bybitの登録方法と流動性マイニングのやり方を解説します。
Bybitの登録方法
- Bybitにアクセス
- メールアドレスか電話番号で登録
- 本人確認書類をアップロード
- 自分の顔写真をKYCを使って登録
Bybitへの登録はパソコン、スマホどちらからでもできますが、KYCでの本人確認はスマホで行うことになるため、手元にスマホを置いて行いましょう。
また、Bybitは「言語選択」でいつでも日本語に変更できます。
Bybitでの流動性マイニングのやり方
- 資産運用→プルダウンメニュー→流動性マイニングの順に選択
- 流動性プール(通貨ペア)を選択
- 希望額とレバレッジを選択する
- 注文の詳細を確認し「流動性の提供(Add Liquidity)」を選択
- 最後に「確認(Confirm)」を選択
基本的には画面の指示に従って操作をすればOKです。
ちなみに「1」で流動性マイニングホームへの手順を書いていますが、Bybitのホーム画面にある検索バーに「流動性マイニング」と入力すれば、簡単にそのページに飛ぶことができます。
また「3」では希望額を入力しますが、ひとつの通貨を入金すれば、自動で同額のペアを作成してくれるため、2つの通貨を入金する必要はありません。
流動性マイニングは資金がロックされる期間は存在しません。いつでもキャンセルが可能です。
興味が沸いた方はぜひ検討してみてください。
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