仮想通貨取引所Coinone(コインワン)とは?評判・手数料・口座開設について
Coinone(コインワン)は2014年からサービスをはじめ、現在では韓国を代表する仮想通貨取引所の1つとなりました。
・韓国の取引所ってどんなのがあるんだろう?
・安全にやり取りできるの?
・他の取引所とどんな違いがあるんだろう?
このような疑問をお持ちかもしれません。今回はセキュリティに重点を置く、韓国の仮想通貨取引所Coinone(コインワン)についてご紹介します。
Coinone(コインワン)とは?
Coinone(コインワン)は韓国を代表する取引所(Bithumb、Korbit、Coinone、Upbit、Gopax)の1つです。
2014年にカカオベンチャーズに投資を受けて設立、Coinone(コインワン)のサービスがスタート。
2017年にはCoinoneが世界2位の仮想通貨取引所になりました。
情報技術と、金融技術が急成長しているインドネシアでもサービスを開始しており、活躍の場を広げています。
Coinone(コインワン)の特徴
Coinone(コインワン)の特徴をまとめました。
- コインワンプラスを使って報酬を得る
- 上場するための9つの基準
- セキュリティへのこだわり
以上の3つについて解説します。
コインワンプラスで報酬が貰える
コインワンプラスは、保有している仮想通貨を利用することで、報酬を生み出せるサービスです。
コインワンプラスでは以下の3つを利用可能です。
ロックアップ | Coinoneに仮想通貨を預け入れることで、報酬を得られます。 途中でキャンセルすると報酬は貰えません。 |
デイリー | 預け入れる必要がなく、保有するだけで参加ができます。 特定の通貨(ATOM、KLAY、TRXなど)を所持していることが条件です。 |
ステーキング | ブロックチェーンシステムに預け入れることで報酬を得られます。 ステーキングはATOM、XTZ、KLAYに対応しています。 |
預け入れると報酬が得られますが、一定期間資産が動かせなくなる、期間中に価値が下がってしまうなどリスクもあるので注意が必要です。
上場するための9つの審査基準
Coinoneでは仮想通貨に対して独自に設定した9つの基準をクリアした場合、上場が可能です。
2019年に以下の条件が公開されました。
その9つとは
- ビジネスの持続性
- ガバナンスの透明性
- トークンの配布計画
- ビジョンとバリュー
- 市場規模
- 実際の使用例
- 運営、リーダーシップ
- ロードマップ達成率
- 市場性
以上のような基準をクリアした銘柄が現在Coinon(コインワン)に上場していることになります。
また、上場後に問題が発覚した場合、上場は廃止です。
上場廃止の1例を紹介すると、2022年6月にライトコイン(LTC)のアップデートにより、プライバシーに関わる機能が問題となり、Coinone(コインワン)での上場が廃止になったことがあります。
以上のように、厳しい基準と、その後の調査によってクリーンさが保たれているということが分かります。
セキュリティへのこだわり
Coinone(コインワン)は2014年の設立以来、ハッキング被害がありません。
セキュリティを重要視しているのがCoinone(コインワン)の特徴です。
また、以下のような対策も行われています。
- 二段階認証
- マルチシグ
- 本人確認
- コールドウォレット
仮想通貨上場の厳しい審査や、ハッキング被害0、上記のような対策などセキュリティにはこだわっていると分かります。
Coinone(コインワン)の取り扱い通貨
Coinoneでは181種類の通貨を扱っています。
181種類の内、取引高が高い順に10個抜粋すると
1.BTC | 2.ETH | 3.XRP | 4.ADA | 5.ATOM |
6.ETC | 7.ORBR | 8.PURE | 9.EXE | 10.MCH |
などです。
他の海外取引所と取扱通貨の種類を比べた場合は
取引所 | 取り扱い通貨の種類数 | 取引ペア |
Coinone | 181 | 197 |
Binance | 362 | 1456 |
Gate.io | 1430 | 2650 |
ByBit | 217 | 263 |
KuCoin | 703 | 1264 |
取扱数は他の海外取引所に比べて少ないですね。
しかし、Coinoneでは仮想通貨を上場、取り扱いの廃止については多く基準を設けています。
上場しているコインは厳しい選定をクリアしているので、安心して取引できるのではないでしょうか。
Coinone(コインワン)の手数料
手数料はMaker(メイカー)とTaker(テイカー)に分かれています。
メイカーとは注文を提示した人で、テイカーは注文を見て売買の決定をする人のことです。
Coinone(コインワン)の手数料は
- メイカー0 ~ 0.1%
- テイカー0.02 ~ 0.10%
です。
他の取引所とも比較しました。
取引所 | メイカー | テイカー |
Coinone | 0 ~ 0.1% | 0.02 ~ 0.1% |
Binance | 0.02 ~ 0.1% | 0.04 ~ 0.1% |
Gate.io | 0.055 ~ 0.2% | 0.065 ~ 0.2% |
Bybit | 0 ~ 0.1% | 0.02 ~ 0.1% |
KuCoin | -0.005 ~ 0.1% | 0.025 ~ 0.1% |
メイカーテイカーは取引量やコインの種類などによって変動します。
基本的に取引量が多いほど安くなる傾向があります。
Coinone(コインワン)は他の海外取引所と比べても手数料が安く、Bybit(バイビット)と同じです。
Coinone(コインワン)の評判・口コミ
Coinone(コインワン)の評判、口コミを調べました。
近年アプリ版も登場したのでアプリ版の評判もまとめます。
- 取引画面が見やすい
- 韓国語で難しい
といった内容が目立ちました。
確かに全て韓国語なので、韓国語が得意な人向けだと感じました。
ちなみに、ブラウザ版であれば英語にするオプションもあります。
アプリ版は賛否両論で、
- デザインが綺麗
- カスタマーセンターへの電話に応答がない
- 最初は使いづらかったが、使っていく内に最適な設定だったと気付いた
以上のような評判でした。
アプリ版の評価は星5つ中2.5です。
最初に感じる使いづらさと、サポートの問題が評価に影響しているようでした。
Coinone(コインワン)で口座開設・入金/出金方法
Coinone(コインワン)での口座開設は韓国在住でない場合は難しいです。
理由は口座の認証にて、農協銀行(韓国の銀行)の口座情報を求められるからです。
口座開設は難しいですが、以下にて口座の開設方法を解説します。
また、利用には19歳以上であることも条件です。
口座開設
口座の開設を3つに分けて解説します。
- 会員登録
- 本人確認
- 口座の認証
以上の3つです。
1.会員登録
サインアップから登録規約に同意して進めます。
メールアドレス、パスワード等を入力して次へ。
メールが届くので、メールに記載されている認証番号を入力すると、登録完了です。
2.本人確認
会員登録が済んだら、本人確認へ進みます
身分証明書、スマホ、本人の農協銀行口座(韓国の銀行)が必要なので準備しておきましょう。
本人確認では、携帯電話認証、身分証明、銀行口座認証をします。
銀行口座認証では1ウォンをテストとして送金されます。
案内に従って進めましょう。
3.口座の認証
先ほどの口座情報を詳しく入力します。
口座の情報を入力して完了ボタンを押して完了です。
入金/出金方法
Coinone(コインワン)ではウォン(KRW)以外の法定通貨に対応していないので注意しましょう。
入金と出金の操作は途中まで同じです。
詳しく説明します。
入出金までの同じ操作
1.ログインし、メニューから「資産」をクリック
2.「入出金」をクリック
3.「ウォン(KRW)」をリストから選択
ここまでは入金/出金に共通している部分です。
入金の場合
「入金」をクリック
入金専用の仮想口座が表示されるので、所有している農協銀行口座(韓国の銀行)やモバイルバンキングから入金します。
出金の場合
1.「出金」をクリック
2.引き出し額を入力し、「次」をクリック
本人確認済みの農協銀行口座(韓国の銀行)のみ操作可能で、最低出金額は5000ウォンなのでこの2点に注意しましょう。
以上が入金/出金の方法です。
Coinone(コインワン)のQ&A
Coinone(コインワン)に関するよくある質問を3つ集めました。
ぜひ参考にしてみてください。
- Coinoneは日本人でも使える?
- 韓国の仮想通貨取引所はコインワン以外に何がある?
- OneCoin(ワンコイン)とは違うもの?
以上の3つについて答えます。
Coinone(コインワン)は日本人でも使える?
Coinone(コインワン)を日本人が使うにはハードルが高いでしょう。
登録時に農協銀行の口座(韓国の銀行)が必要で、やはり日本人が登録するには難しいのではないでしょうか。
韓国の仮想通貨取引所はCoinone(コインワン)以外に何がある?
韓国には公式の仮想通貨取引所が63箇所あります。
63箇所の内、代表的な韓国の仮想通貨取引所には
- Bithumb
- Coinone
- Korbit
- Gopax
- Upbit
などがあります。
この5社はテラ・ルナが暴落した事態の再発を防ぐため、お互いが協力し合って対策を始めています。
Onecoin(ワンコイン)とは違うもの?
Coinone(コインワン)で検索するとOnecoin(ワンコイン)が結果に表示されることがあるかもしれません。
名前もよく似ていますし、迷う方もいるでしょう。
しかし、この2つは別物です。
Coinone(コインワン)は韓国を代表する仮想通貨取引所です。
一方Onecoin(ワンコイン)は仮想通貨の一種です。
しかし、詐欺で有名な仮想通貨なので注意しましょう。
- 最大1,500円相当のビットコインが貰える
- 各種手数料が無料
- ニッチ〜メジャーまで幅広い仮想通貨ラインナップ
- SBIグループの運営で安心感◎
\1,500円相当のBTCが貰える!/
【公式サイト】BITPOINT