仮想通貨取引所Gate.io(ゲートアイオー)とは?評判・手数料・口座開設について
Gate.ioは2000以上の仮想通貨を取り扱う海外取引所です。
人気の取引所でしたが、2024年7月22日から日本居住者の利用が禁止されました。
コンプライアンス的にNGとなったため、日本市場からは撤退するようです。
新規で口座開設はできないため、ご注意ください。
Gate.io以外のおすすめ取引所を知りたい方は「海外取引所のおすすめランキング」の記事をご参照ください。
仮想通貨取引所Gate.io(ゲートアイオー)の特徴
ここからは、ゲートアイオーの特徴を3つ確認していきましょう。
- 1,000種類以上の仮想通貨を取引できる
- サービスが充実している
- コールドウォレットとマルチシグでセキュリティも万全
効率的に仮想通貨を運用するためにも、ぜひ参考にしてください。
1,000種類以上の仮想通貨を取引できる
ゲートアイオーには、実に1,400種類もの仮想通貨が上場しており、世界最大規模のバイナンスですら大幅に引き離す水準です。
- バイナンス:約400通貨
- クーコイン:約550通貨
- GMOコイン:20通貨
主要アルトコインからブロックチェーンゲームの通貨、非常にマイナーな草コインまで幅広く網羅されているため、他社よりも幅広いトレードが楽しめるでしょう。
ただし、運営者実態が不明瞭な通貨も多く、場合によっては資金の持ち逃げを目的とした詐欺コインも紛れている可能性があります。
大切な資金を守り抜くためにも、きちんとリサーチした上で投資してみてください。
サービスが充実している
ゲートアイオーは通常のトレード以外のサービスにも力を入れており、多角的な運用が行えます。
たとえば、特定の仮想通貨を預け入れるだけで報酬がもらえる「ステーキング」もその1つであり、チャート分析などが苦手な方でも効率的に資産を増やすことが可能です。
*ステーキングしている通貨自体の価格が下落するリスクはあります。
さらに、他のトレーダーが代わりにトレードしてくれる「コピートレード」も初心者には嬉しいサービスといえるでしょう。
NFTマーケットプレイスも同じプラットフォームで利用できるため、大変利便性が高い取引所となっています。
コールドウォレットとマルチシグでセキュリティも万全
複数の対策を組み合わせたセキュリティ性の高さもゲートアイオーの魅力となっており、トレーダーは安心して資金を預けることができます。
- コールドウォレット:ブロックチェーンから分離した「オフチェーン」で仮想通貨を保管する仕組み。ハッキングなどのリスクが低い。
- マルチシグ:トレードや入出金時に複数の署名を用いるセキュリティ機能であり、通貨の盗難に対して高い効果が見込める。
- 二段階認証:特定の操作を行う際に1回使い切りのコードを入力し、他人によるなりすましを防ぐ。
実際のところ、仮想通貨取引所はサイバー犯罪の被害にあうケースも多いため、上記のように徹底したセキュリティ対策は大きな安心材料です。
仮想通貨取引所Gate.io(ゲートアイオー)の取扱通貨
ここからは、ゲートアイオーに上場している1,000種類以上の通貨から、特に注目度が高い銘柄を3つ確認していきましょう。
今後トレードを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ワールドコイン(WLD)
ワールドコインとは、ChatGPTの創業者であるサム・アルトマン氏らが立ち上げたプロジェクトの仮想通貨です。
2023年12月現在、独自アプリ「World App」利用者には、ワールドコインが無料で配布されています。
詳しい内容については「ワールドコイン(WLD) とは?特徴や将来性について徹底解説」でご紹介しているので、あわせてご覧ください。
ディープコイン(DEP)
ディープコイン(DEP)は、シンガポールのDEA社が開発した「Play Mining(プレイマイニング)」というプラットフォームのトークンです。
ご長寿ブロックチェーンゲームで知られる「ジョブトライブス」の報酬通貨でもあり、プロジェクトの人気が高まれば価格にも好影響をもたらすでしょう。
2022年6月現在は2円程度を推移しているため、ある程度まとまった通貨量を購入しやすい点もおすすめできる理由です。
→「ディープコイン(DEP)の特徴・将来性」の解説記事
Flow(フロウ)
フロウは、トランザクション処理のプロセスを複数端末に分割する「マルチノード」を採用した仮想通貨であり、従来よりも低コストかつスピーディーに取引できます。
そして、フロウを運営している「Dppar Labs(ダッパーラボ)」は、NBA TOP ShotやCryptoKittiesといった大人気コンテンツを輩出してきた業界のリードカンパニーです。
そのため、同社が今後も注目度の高いプロジェクトを開発すれば、再度高値圏に浮上する期待も持てるでしょう。
Chiliz(チリーズ)
チリーズは、スポーツ選手との交流を目的とした「ファントークン」が発行できるプラットフォームのガバナンストークンです。
限定グッズを効率的に販売できるファントークンは、スポーツチームの新たな収益源となることから、将来的にも有望なプロジェクトといえるでしょう。
すでに格闘技のUFCやサッカーのFCバルセロナなどが導入しており、さらに拡散していけばフロウ自体の価格上昇にも繋がります。
仮想通貨取引所Gate.io(ゲートアイオー)の手数料
ゲートアイオーの手数料はMaker・Taker*で0.15~0.2%とやや割高な印象ですが、独自通貨の「GT」を保有しつつ、取引量を積み重ねることで最低0.055%まで引き下がります。
VIPランク | GT保有量 (GT保有のみの場合) | 過去1か月の取引量 | 取引手数料(%) |
0 | 0 | 0 | Maker:0.15~0.2Taker:0.15~0.2 |
1 | 20GT(100 GT) | 1.5BTC | Maker:0.139~0.185Taker:0.146~0.195 |
5 | 1,000GT(5,000GT) | 25BTC | Maker:0.109~0.145Taker:0.116~0.155 |
10 | 40,000GT(250,000GT) | 2,500BTC | Maker:0.052~0.095Taker:0.058~0.105 |
16(最大) | 50,000GT(保有のみは不可) | 75,000BTC | Maker:-0.01~0.055Taker:0.025~0.065 |
参考までに、GTはゲートアイオー内で通常通りにトレードできるため、投資銘柄としてもおすすめです。
*Makerは取引板に新たな注文価格を提供する指値注文。Takerは取引板から注文を取る成行注文を指しています。
仮想通貨取引所Gate.io(ゲートアイオー)の評判・口コミ
ゲートアイオーを利用する際は、実際にトレードしているユーザーからの評判も参考にした方が良いでしょう。
SNSからピックアップした3つの口コミを解説するため、ぜひ参考にしてください。
銘柄が多く手数料も安い
ゲートアイオーには業界最多水準の仮想通貨が上場しており、手数料の安さも良い評判に繋がっています。
国内取引所ではトレードできないような銘柄も数多くラインナップされているため、ニッチな領域にチャレンジしたい方には特におすすめといえるでしょう。
同じ通貨でも取引量が大きい
ゲートアイオーは取引量、ユーザー数ともにトップクラスの水準を誇るため、他社よりも早く通貨が高騰するケースがあります。
もちろん、トレーダーにとっては効率的に利益が得られるチャンスとなることから、買いが集まりやすいトークンの上場タイミングなどはぜひ利用してみると良いでしょう。
入出金の処理能力に優れている
ゲートアイオーは、ネットワーク全体が混み合っている時でも送金できるケースがあり、プラットフォーム間の資金移動にも役立ちます。
特に、ローンチしたばかりのプロジェクトへ投資する際は、スピーディーな入出金が肝心となるため、ゲートアイオーなら優位性が高い運用が行えるでしょう。
仮想通貨取引所Gate.io(ゲートアイオー)の口座開設方法
ここからは、ゲートアイオーの口座開設手順を解説します。
ゲートアイオーの口座を開設するには、最初に以下の公式サイトへアクセスして「登録」を選択しましょう。
次に、専用フォームで「居住国」「メールアドレス」「パスワード」を登録して、確認メールを受け取り、マイページにログインします。
マイページでは「KYC認証」と「ワンタイムパスワード」の設定を促されるため、上から順に手続きしていってください。
詳細情報画面では、「居住国」「フルネーム」「生年月日」「身分証の識別番号」などを入力してください。
項目を埋めると認証手続きに移りますが、少し時間がかかることから、この間にワンタイムパスワードを設定するのがおすすめです。
画面下部の青帯に表示されている「今すぐ設定」をクリックしましょう。
下図に移行したら、「こちらをクリック」を選択してください。
以下画面でiPhoneかandroidの二段階認証アプリをダウンロードし、バーコードを読み込んでから6桁のワンタイムパスワードを入力すれば連携は完了です。
ここまでの手順を済ませれば、トレードや入出金機能の制限が解除されるでしょう。
そこまで煩雑な操作は必要ないため、ゆっくり確認しながら進めてみてください。
Gate.io(ゲートアイオー)の入金方法
ゲートアイオーの取引口座に入金する際は、マイページの「ウォレット」に表示された「入金」をクリックしてください。
以下画面で「入金したい通貨」を選択した後、バーコードを読み取るか入金用のウォレットアドレスに直接送金すれば完了です。
参考までに、ウォレットアドレスを1文字でも間違えると、仮想通貨をロストして二度と戻ってこない可能性があります。
したがって、基本的には手入力ではなくコピペで手続きしましょう。
Gate.io(ゲートアイオー)の出金方法
ゲートアイオーの口座にある資金を出金する際は、マイページの「ウォレット」で「出金」に進みます。
以下画面では、まず「出金したい通貨」と「出金先のアドレス」をそれぞれ設定しましょう。
この時、入金時と同じくアドレスを間違えないように気を付けてください。
そして、下にスクロールして「出金額」「資金パスワード」「ワンタイムパスワード」を入力すれば出金申請は完了となります。
身分証明書の提出を済ませれば、出金可能額を200万ドルにまで引き上がりますが、先ほど行ったKYC認証だけでも10万ドルは引き出すことが可能です。
金額やアドレス、パスワードなどを間違えないよう、丁寧に進めていきましょう。
仮想通貨取引所Gate.io(ゲートアイオー)のQ&A
ここからは、ゲートアイオーでよくある質問を3つ解説します。
現在利用を検討している方は、しっかり押さえておきましょう。
Gate.io(ゲートアイオー)の通貨は何種類?
ゲートアイオーには、1,400種類にも及ぶ仮想通貨が上場しており、主要アルトコインから知名度がほとんどない草コインまで取引できます。
世界最大規模のバイナンスが400通貨、クーコインでも550通貨程度となるため、より多くのチャンスを狙っていきたい方におすすめの取引所です。
どんなサービスがあるの?
ゲートアイオーは通常のトレードだけでなく、ステーキングなどのDeFiサービスや、NFTマーケットプレイスも提供しています。
また、熟練のトレーダーが代わりに運用してくれる「コピートレード」も利用できるため、スキルに自身のない初心者でも快適に投資が楽しめるでしょう。
ただし、コピートレードは必ず利益が得られるわけではないことから、失っても生活に支障の出ない余剰資金でチャレンジしてください。
どんなセキュリティ対策をしているの?
ゲートアイオーは、ブロックチェーンから資金を切り離す「コールドウォレット」に加えて、複数の署名を必要とする「マルチシグ」も導入しています。
さらに、外部アプリを用いた二段階認証を組み合わせており、セキュリティ性については業界トップクラスといえるでしょう。
【お知らせ】
仮想通貨の購入やNFTの売買には国内取引所の開設が必要です。
当サイトでは国内全ての取引所を調査して「おすすめの国内取引所」を出しています。
記事では各取引所ごとのお得なキャンペーンも記載しています。よろしければご覧ください。
「おすすめの海外仮想通貨取引所」を知りたい方は別記事をどうぞ。