ビットコインFXができる海外取引所を紹介【最大レバレッジ1,000倍】
ビットコインFXは海外FX業者もしくは海外取引所で行うと高いレバレッジでトレードができます。
国内取引所のビットコインFXのレバレッジは2倍までですが、海外では最大レバレッジ100倍~1,000倍まで設定可能です。
ただし、高レバレッジにはリスクがあります。僅かな値動きでロスカットされてしまうため、証拠金の管理が非常に大事になってきます。
本記事ではビットコインFXを提供している海外取引所を最大レバレッジ順に紹介。ビットコインFXの注意点や成功するためのコツなども解説しました。
ビットコインFXができる海外取引所一覧【最大レバレッジ順】
海外仮想通貨取引所の最大レバレッジは100倍~1,000倍まで様々です。
海外取引所名 | 最大レバレッジ | BTC/USDもしくは BTC/USDTのスプレッド | ボーナス | 種別 |
---|---|---|---|---|
FXGT | 1000倍 | $15 | 15,000円 | 海外FX業者 |
IS6FX | 1000倍 | $6 | 13,000円 | 海外FX業者 |
Exness | 400倍 | $0.65 | なし | 海外FX業者 |
Bybit | 200倍 | 0.1USDT | 30,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
MEXC | 200倍 | 0.1USDT | 8,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
BingX | 150倍 | 0.2USDT | 6,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
Bitget | 125倍 | 0.1USDT | 6,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
BTCC | 125倍 | 3.2USDT | 10USDT | 海外仮想通貨取引所 |
BitMart | 100倍 | 1.1USDT | 3,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
最大レバレッジは取引する仮想通貨にそれぞれ設定されています。今回は「BTC/USD」もしくは「BTC/USDT」の取引ペアを対象にしました。
なおドル円やユーロ円などの為替取引をメインに運営しているのがFX業者。ビットコインだけではなく、様々な仮想通貨の現物取引を行えるのが仮想通貨取引所です。
どちらもレバレッジ取引が可能で、ビットコインFXはもちろん行えます。
FXGT 最大レバレッジ1000倍
名称 | FXGT |
最大レバレッジ | 1000倍 |
レバレッジ取引ペア | 33種類 |
スプレッド | $15 |
スワップポイント | 変動性 |
ゼロカットシステム | 対応 |
ロスカット基準(必要証拠金) | 20%~40% |
取引ツール | MT4・MT5 |
クッション | 対応 |
ボーナス・キャンペーン | 口座開設で20,000円プレゼント |
関連記事 | ・FXGTの口座開設 ・FXGTの評判、口コミ ・FXGTの入金方法 ・FXGTの出金方法 |
FXGTは2019年に誕生した海外FX業者です。
ビットコインFXをレバレッジ最大1,000倍をかけてトレード可能です。FXGTは仮想通貨FXの取り扱いが豊富で、リップルやイーサリアム、ライトコインなどもレバレッジ1000倍に対応しています(参考)。
ただFXGTでは開設する口座によってトレードできる仮想通貨が異なるのでその点は注意が必要です。基本的にはStandard口座もしくはCryptoMaX口座というのがおすすめ。
比較表を用意したので、よろしければ参考にしてみてください。口座によって受けられるキャンペーンも違うので、よく確認しておきましょう!
FXGTの口座比較表▼
FXGTの口座は6種類用意されています。
項目 | PRO | スタンダード+ | Crypto Max | Mini | ECN | |
---|---|---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 | 1000倍 | 1000倍 | |
仮想通貨取引ペア | 仮想通貨FX | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ |
シンセティックペア | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | ❌️ | ⭕️ | |
Gti12 | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | |
DeFiトークン | ⭕️ | ❌️ | ❌️ | ❌️ | ❌️ | |
NFT | ⭕️ | ❌️ | ❌️ | ❌️ | ❌️ | |
キャンペーン/ボーナス | ❌️ | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ | ❌️ | |
最小スプレッド | 5ポイントから | 10ポイントから | 低 | 10ポイントから | 0ポイントから |
「どれがどういう違いがあるんだ!」となってしまうかと思うので、それぞれの項目で検討するべきポイントを見ていきましょう。
もしFXGTで仮想通貨のレバレッジ取引をしたいなら、選択肢は3つです。
- PRO口座
- スタンダード+口座
- Crypto Max口座
レバレッジ1,000倍の取引をしたかったら「PRO口座」「Standard+口座」のどちらか。トレードできる取引ペアが異なるのと、ボーナスが適用されるかどうかが異なります。
「基本的に仮想通貨しか触らない」のであれば「Standard+口座」がおすすめです。
Crypto Max口座はトレードできる仮想通貨取引ペアが増えます。ただ、割とニッチな銘柄(BSV、DSH、EOS、IOT、TRX、XMR、XTZ)しか増えません。これら銘柄にこだわりがない人は、Crypto(暗号資産)と付いているからといってわざわざ選ばなくても問題はないでしょう。
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IS6FX 最大レバレッジ1000倍
名称 | IS6FX |
最大レバレッジ | 1000倍 |
レバレッジ取引ペア | 64種類 |
スプレッド | $6(変動性) |
スワップポイント | 変動性 |
ゼロカットシステム | 対応 |
ロスカット基準(必要証拠金) | 20% |
取引ツール | MT5 |
クッション | 対応 |
ボーナス・キャンペーン | 【入金不要!】口座開設で3,000円分のボーナスプレゼント |
関連記事 | 準備中 |
IS6FXは2016年から運営されている海外FX業者です。
IS6FXでは最大レバレッジ1,000倍でビットコインFXを行えます。
IS6FXはボーナスを証拠金として利用できるため、自己資金が少なくても大きなポジションを取ってレバレッジ取引ができるのが強みです。例えば入金額10万円+ボーナス30万円であれば、証拠金40万円分としてポジションを取れます。
またビットコインFXは平日・週末を問わずトレードが可能です。
デメリットは、3ヶ月間トレードをしていないと口座維持手数料として月間10ドルかかってしまう点です。口座に資金を残したまま放置はしないようにしましょう。
またIS6FXでビットコインFXを行う場合はCrypto口座を選択することも忘れずに。
IS6FXは新規口座開設で3,000円分のボーナスが貰えます。入金は不要です。
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exness 最大レバレッジ400倍
名称 | exness |
最大レバレッジ | 400倍 |
レバレッジ取引ペア | 9種類 |
スプレッド | $0.65 |
スワップポイント | スワップフリー |
ゼロカットシステム | 対応 |
ロスカット基準(必要証拠金) | 0% |
取引ツール | MT5・MT5 |
クッション | 対応 |
ボーナス・キャンペーン | 実施していない |
関連記事 | – |
exnessは2008年から運営されている老舗海外FX業者です。
exnessでは最大レバレッジ400倍でビットコインFXを行えます。
exnessは約定力やスプレッドの狭さに定評があります。ロスカット基準も証拠金が0%になって初めてロスカットが行われる仕様になっており、スワップフリーのためポジションを持っていても手数料は発生しません。
exnessではユーザーがFXをトレードに取り組みやすい環境を整えることを優先に考えているのか、ほかで行われているようなボーナスキャンペーンはexnessでは無いです。ボーナスに回す分があれば取引環境の整備に使うという信条があるのか、これまでもキャンペーンが開催されたことはほぼありません。
exnessは運営年数も長く、トレーダー向けに環境が整えられたFX業者です。本格的にビットコインFXに取り組み始めたい人におすすめです。
\ユーザーファーストな海外FX業者/
Bybit 最大レバレッジ200倍
名称 | Bybit |
最大レバレッジ | 200倍 |
レバレッジ取引ペア | 402種類 |
スプレッド | 0.1USDT(変動性) |
スワップポイント | 変動性 |
ゼロカットシステム | 対応 |
ロスカット基準(必要証拠金) | 0.50% |
取引ツール | MT5 |
クッション | 対応 |
ボーナス・キャンペーン | 最大30,000USDT相当のボーナス |
関連記事 | ・Bybitの概要 ・Bybitの評判、口コミ ・Bybitの口座開設方法 ・Bybitのレバレッジ取引 ・Bybitのキャンペーン ・Bybitの入金方法 ・Bybitの出金方法 ・BybitのMT5の使い方 |
Bybitは2018年に誕生した海外仮想通貨取引所です。
BybitではビットコインFXを最大レバレッジ200倍で取引できます。MT5を使うことが条件ですが、ETH/USDTやXRP/USDTなどにも対応。ドル円やポンド円などの為替トレードであれば、最大500倍のレバレッジも設定できます。
Bybitは日本居住者が利用できる海外取引所の中ではトップクラスに人気です。実際、Bybitは流動性も高く業界随一の取引板があるために急激な価格変動が起きても安心して注文を出せます。
またBybitはキャンペーンをよく開催しており、ビットコインFXを含む先物取引量に応じてボーナスが貰えたり、先物トレード大会が開かれるなどの盛り上がりを見せています。
ただ、レバレッジ200倍の設定はMT5を利用した場合に限ります。Bybitの通常プラットフォームを利用する場合はレバレッジ100倍までとなるため留意しておきましょう。
新規口座開設キャンペーンでは最大30,000USDT相当のボーナスを得られる可能性があります。
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MEXC 最大レバレッジ200倍
名称 | MEXC |
最大レバレッジ | 200倍 |
レバレッジ取引ペア | 392種類 |
スプレッド | 0.1USDT |
資金調達料 | 0.0100% |
ゼロカットシステム | 対応 |
ロスカット基準(必要証拠金) | 0.0100% |
取引ツール | 不可 |
クッション | 対応 |
ボーナス・キャンペーン | 口座開設で50USDTプレゼント |
関連記事 | ・MEXCの概要 ・MEXCの口座開設方法 ・MEXCのキャンペーン情報 ・MEXCの手数料 ・MEXCの入金方法 ・MEXCの出金方法 ・MEXCの先物取引 |
MEXCは2018年に誕生した海外仮想通貨取引所です。
MEXCのビットコインFXのレバレッジは最大200倍です。
MEXCでビットコインFXを行うときのMaker注文(指値)は手数料無料になります。一方、Taker(成行)注文は0.020%の手数料がかかります。そのため、Maker注文を使って取引すればトレード毎に発生する手数料はありません。ただし資金調達料はあるのでポジションの確認は必須です。
またMEXCはレバレッジ取引できる仮想通貨ペアが豊富です。300種類以上の仮想通貨ペアが用意されており、ほかではダメでも「MEXCだったらレバレッジトレードができる」ことも珍しくありません。
デメリットはレバレッジ200倍は「BTC/USDTのみ対応」という点です。それ以外は100倍、50倍など仮想通貨ごとに異なります。
ビットコインFX以外にも仮想通貨の現物取引もしてみたいという人は、MEXCはおすすめできます。
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BingX 最大レバレッジ150倍
名称 | BingX |
最大レバレッジ | 150倍 |
レバレッジ取引ペア | 241種類 |
スプレッド | 0.2USDT |
スワップポイント | 0.0100% |
ゼロカットシステム | 対応 |
ロスカット基準(必要証拠金) | 0.38%~20% |
取引ツール | 未対応 |
クッション | 未対応 |
ボーナス・キャンペーン | 最大6,000USDT相当のボーナス |
関連記事 | ・BingXの概要 |
BingXは2018年に誕生した仮想通貨取引所です。
BingXではレバレッジは最大150倍でビットコインFXを行えます。
特徴はコピートレードがある点です。優秀なトレーダーのポジションをレバレッジ含めてコピーした取引ができます。
コピーレーダーの中には直近30日の利益が200%超えの人もいます。必ずしも過去の実績通りの利益を出してくれるとは限りませんが、自分でトレードするよりも高い利益を出す可能性もあり得ます。
また仮想通貨取引所のなかでは珍しく取引ツールのMT5に対応しています。
デメリットは流動性がほかと比べて低い点です。
BingXの先物取引は1日あたり約1兆円の取引高があるのですが、世界2位のBybitでは約8兆円の取引高があります。BingXが決して悪いわけではないものの、他と比べると流動性は低いと言えます。
(ちなみに、日本居住者は利用できないグローバル版のBINANCEは1日の先物取引高で約21兆円です。)
BingXは口座開設で10~30USDT相当のボーナスをプレゼント。初回入金や取引などのタスクを完了することで最大6,000USDT相当のボーナスを得られます。
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Bitget 最大レバレッジ125倍
名称 | Bitget |
最大レバレッジ | 125倍 |
レバレッジ取引ペア | 234種類 |
スプレッド | 0.1USDT |
スワップポイント | 変動性 |
ゼロカットシステム | 対応 |
ロスカット基準(必要証拠金) | 0.40%~49.5%(段階式証拠金) |
取引ツール | 不可 |
クッション | 対応 |
ボーナス・キャンペーン | 最大1,000USDT相当のクーポン |
関連記事 | ・Bitgetの概要 ・Bitgetの評判、口コミ ・Bitgetの口座開設方法 ・Bitgetのレバレッジ取引 ・Bitgetのキャンペーン ・Bitgetの入金方法 ・Bitgetの出金方法 |
Bitgetは2018年に誕生した仮想通貨取引所です。
BitgetではビットコインFXを最大125倍のレバレッジで行えます。
日本居住者限定で先物取引手数料30%OFFキャンペーンが常時開催されています。そのおかげで、Bitgetの先物取引手数料は最安クラスになります。
Bitget | Bybit | Phemex | KuCoin | |
---|---|---|---|---|
Maker先物手数料 | 0.014% | 0.0200% | 0.0100% | 0.015% |
Taker先物手数料 | 0.042% | 0.0550% | 0.0600% | 0.060% |
Bitgetはコピートレードでもレバレッジ取引が可能です。コピトレ時のレバレッジ倍率はユーザー自身で設定できるようになっているため、コピートレーダーが非常に高いレバレッジをかけていたとしても、ユーザーは自分が決めた範囲内のレバレッジで取引ができます。
またBitgetは近年人気が高まってきており先物取引高ランキングで世界3位にランクインするようになってきました。ビットコインFXをするうえでも流動性の心配はありません。
デメリットは全銘柄が125倍のレバレッジに対応していない点くらいです。個人的にはBitgetのトレード画面は見やすくて重宝しています。
口座開設キャンペーンでは最大6,000USDT相当のボーナスを貰えます。
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BTCC 最大レバレッジ125倍
名称 | BTCC |
最大レバレッジ | 150倍 |
レバレッジ取引ペア | 110種類 |
スプレッド | 3.2USDT |
スワップポイント | 変動性 |
ゼロカットシステム | 対応 |
ロスカット基準(必要証拠金) | 0.5% |
取引ツール | MT% |
クッション | 未対応 |
ボーナス・キャンペーン | – |
関連記事 | ・BTCCの概要 |
BTCCは2011年に誕生した仮想通貨取引所です。
BTCCのビットコインFXは最大レバレッジ125倍でトレードが行えます。
海外取引所の中ではBTCCは古くから運営を続けており、ユーザー登録数は1,600,000人以上。
約12年間の運営の中でハッキング被害はゼロ。安定して使用できる取引所のひとつです。
デメリットはBTCCはクッション制度がないため、ボーナスを貰っても証拠金に使用できない点です。ボーナスは手数料の支払いにのみ使用できます。
ほかの取引所ではボーナスをそのままレバレッジ取引の証拠金に利用できるところ方が多いですが、BTCCで取引を行う場合は資金効率が落ちてしまう可能性があります。
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BitMart 最大レバレッジ100倍
名称 | BitMart |
最大レバレッジ | 100倍 |
レバレッジ取引ペア | 330種類 |
スプレッド | 1.1USDT |
スワップポイント | 変動性 |
ゼロカットシステム | 対応 |
ロスカット基準(必要証拠金) | 0.40%~49.5%(段階式証拠金) |
取引ツール | 不可 |
クッション | 対応 |
ボーナス・キャンペーン | 最大3,000USDT相当のクーポン |
関連記事 | ・BitMartの概要 ・BitMartの評判、口コミ |
BitMartは2017年に誕生した海外仮想通貨取引所です。
BitMartはレバレッジ最大100倍でビットコインFXを行えます。レバレッジをかけて取引できる先物ペアも300種類以上あり、流動性もまずまずです。
ただBitMartの先物取引手数料は高めで、「Maker:0.20% Taker:0.60%」となっています。何度もトレードをする方や売買額が大きい人はほかのFX業者や仮想通貨取引所を狙ったほうがいいかもしれません。
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海外FX業者と海外仮想通貨取引所の違い
海外取引所でビットコインFXを行う際には2通りの選択肢があります。
- 海外FX業者でBTC/USDのトレードを行う
- 海外仮想通貨取引所でBTCUSDTの無期限先物取引を行う
それぞれ一長一短があります。主な違いは次の通りです。
項目 | 海外FX業者(例:FXGTやIS6FX) | 海外仮想通貨取引所(例:BybitやBitgetなど) |
---|---|---|
最大レバレッジ | 最大1,000倍 | 最大200倍 |
取引コスト | スプレッド広め | スプレッド狭め+手数料あり |
取扱い資産 | BTC/USDやETH/USDなどの 主要仮想通貨ペアのみ | BTC/USDTやETH/USDT以外にも XRPやADAなどほかアルトコインも豊富 |
証拠金通貨 | 円、ドル、仮想通貨 | 主に仮想通貨(USDTやUSDC) |
現物保有 | 不可 | 不可(現物取引なら可能) |
ゼロカット | 対応 | 対応 |
海外FX業者は最大レバレッジが高いため、少額資金で大きなポジションを持てます。その反面、取引できるのはビットコインやイーサリアムなどの主要な暗号資産のみです。またスプレッドも広めになっています。
海外仮想通貨取引所は取引コストが安いです。スプレッドが狭く、取引手数料も0.1%程度しかかからないため無駄なコストを減らせます。取り扱い銘柄も多いです。ただ、最大レバレッジは200倍までであり、レバレッジ1,000倍と比べてしまうと控えめです。
ビットコインFXをどちらで行うのかですが、自分のトレードスタイルを考慮するのがよいでしょう。
ざっくり言うと、「短期トレード(デイトレ・スキャルピング)なら海外仮想通貨取引所」「長期トレードなら海外FX業者」という整理になります。
- 短期トレード:取引コストが安いのが重要→海外仮想通貨取引所
- 長期トレード:高レバレッジで効率良く資金を運用→海外FX業者
もちろん、上記した整理以外にも考え方はあります。
仮想通貨を実際に持ちたいのであれば海外仮想通貨取引所がいいでしょうし、ビットコインFX以外にドル円やユーロドルなどの為替取引もやりたいのであれば海外FX業者のほうが合うでしょう。
自分のトレードスタイルを考慮して検討してみてください。
なお、海外仮想通貨取引所のBybitはビットコインFXもドル円やユーロドルなどの為替取引も対応しています。迷った際には候補に入れておくといいかもしれません。
海外取引所でビットコインFXのレバレッジ取引を行うメリット
ビットコインFXのレバレッジ取引を海外取引所で行うメリットは7つ。
- 少額でも大きなポジションを持てる
- 借金が発生しない
- ボーナスで資金効率良くトレードできる
- 流動性が高く約定しやすい
- 注文方法が多彩
- コピートレードが可能
- 取引ツール(MT4・MT5)を使用できる
少額でも大きなポジションを持てる
海外FX業者や海外取引所ではレバレッジを高く設定できます。
レバレッジ倍率を高く設定すれば少ない資金でも大きなポジションを持てます。上手く活用できれば、通常の取引よりも多くの利益を期待できます。
【例】400万円の資産を持っている人
・1BTC=400万円のときに購入
・1BTC=450万円に上がった
・レバレッジなし
400万円×1BTC=400万円
450万円‐400万円=50万円の利益
・レバレッジあり(2倍)
400万円×2BTC=800万円
900万円‐800万円=100万円の利益
・レバレッジあり(100倍)
400万円×100BTC=4億円
4億5000万円‐4億円=5000万円の利益
分かりやすくするために単純化して説明しましたが、レバレッジのかけ方によって利益に差が生まれていることが分かるかと思います。
例えばFXGTはレバレッジ1000倍まで対応可能。他の取引所でも少なくともレバレッジ100倍をかけられます。
一方、国内取引所のレバレッジは最大2倍までです。
なぜこんなにも小さなレバレッジになっているかというと、一言で言えば「投資家保護」のためです。大きなレバレッジをかけると強制決済の可能性が高くなり投資家のリスクが大きくなってしまいます。そのため、国内仮想通貨取引所ではレバレッジが低めに設定されています。
日本でも仮想通貨FXの登場当初は25倍まで設定できていました。しかし最大レバレッジは25倍→4倍→2倍と下げられています(2024年11月時点)。
借金が発生しない
海外取引所はレバレッジ取引時に“ゼロカットシステム”を搭載しています。
ゼロカットシステムとは、保有している資産以上の損失が出ないように自動でポジションを解消してくれる機能です。
例えば100万円分のポジションを持っているとしましょう。価格が急落して損失額が150万円になった場合を考えてみます。
海外取引所の場合は損失額が100万円で済みます。マイナス50万円分は海外取引所が負担します。
国内取引所の場合は損失額が150万円分です。追加で50万円を支払う必要があります。この追加50万円分のことを”追証”といって借金になってしまいます。
要するに、海外取引所のゼロカットシステムは「ユーザーが借金を背負わなくて済むシステム」です。
借金をする可能性を無くしたい方は海外取引所の方がむしろ安全です。
ボーナスで資金効率良くトレードできる
海外取引所はキャンペーンを頻繁に開催しています。
キャンペーン配られる”ボーナス”はレバレッジ取引の証拠金に使えます。
例えば「入金100%ボーナス」というキャンペーンでは入金額の100%分のボーナスを貰えます。1万円の入金であれば1万円相当のボーナスです。
同じ1万円を入金するのでも、ボーナスがある取引所と無い取引所とでは保有できるポジションに差が生まれます。
国内取引所でもキャンペーンは実施されることはありますが、ボーナスを付与するところはあまり見られません。
流動性が高く約定しやすい
海外取引所は世界中のトレーダーが利用しています。
海外取引所の取引高を国内取引所と比べてみると、1日で10億ドル近い差があります。
区分 | 仮想通貨取引所名 | 1日の取引高(24h) |
---|---|---|
海外取引所 | Bybit | $4,142,761,443 |
Bitget | $1,396,913,022 | |
MEXC | $1,439,489,051 | |
国内取引所 | bitflyer | $115,757,931 |
コインチェック | $70,593,961 | |
ビットバンク | $40,189,454 |
取引高が多ければ流動性が高まります。流動性が高ければ注文が約定しやすいため、自分が望む金額で仮想通貨を売買しやすくなります。
注文方法が多彩
海外取引所はレバレッジ取引時の注文方法が複数用意されています。
- 指値注文:指定した金額になったら約定する
- 成行注文:現在の価格で注文が約定する
- 逆指値注文:現在値より高い価格で買う、もしくは安い価格で売れる注文方法
- ストップリミット注文:指値と逆指値注文を組み合わせた注文方法
- ポストオンリー注文:メイカーとして機能する時のみ約定する
- トリガー価格:あらかじめ設定した価格になった時に注文を出す設定
海外取引所では細かく設定をして注文ができるため自分が行いたい取引を実現しやすいです。
一方、国内取引所では指値注文と成行注文しか用意されていない取引所もあります。注文方法の多彩さという点では海外取引所の方が便利に使えるでしょう。
コピートレードが可能
レバレッジ取引がコピートレードに対応してる海外取引所もあります。
コピートレードとはほかのトレーダーの注文を、自分の取引にもコピーできる取引手法です。
海外仮想通貨取引所の「Bybit」や「Bitget」などが対応しています。
コピートレードではレバレッジ倍率も含めてコピーするかどうかを決められます。自分と同じような資金感の人のトレードをコピーすれば、自分でトレードする以上の収益が期待できるかもしれません。
もちろん投資に絶対はないので、誰のトレードをコピーするかは事前によく調べておく必要があります。
国内取引所はコピートレード未対応です。
取引ツール(MT4・MT5)を使用できる
海外取引所はFXツール(MT4・MT5)に対応しているところがあります。
「慣れ親しんだMT4で取引したい」「FX取引はMT5で一括管理したい」といった要望がある人は、海外取引所の方がおすすめです。
国内取引所はMT4・MT5に対応していません。
海外仮想通貨取引所でレバレッジ取引を行うデメリット
ビットコインFXを海外取引所で行うデメリットは4つ。
- ロスカットのリスクが高まる
- 日本円を直接入金するのが難しい
- 取引操作画面に慣れる必要がある
- 日本語サポートがない取引所もある
ロスカットのリスクが高まる
海外取引所でレバレッジを高く設定するとロスカットのリスクが高まります。
少しの値動きでも損失額が大きくなってしまうからです。
【例】400万円の資産を持っている人
・1BTC=400万円のときに購入
・1BTC=350万円に下がった
・レバレッジなし
400万円×1BTC=400万円
350万円‐400万円=-50万円の損失
・レバレッジあり(2倍)
400万円×2BTC=800万円
700万円‐800万円=-100万円の損失
・レバレッジあり(100倍)
400万円×100BTC=4億円
3億5000万円‐4億円=-5000万円の損失
レバレッジを高く設定すると想定損失額も大きくなります。
元々400万円の証拠金しか無いのにマイナス5,000万円の損失を出すのはあり得ません。大抵、損失額が膨らむ前にゼロカットされます。
レバレッジ倍率を高くすることはハイリターンが望める一方で、すぐに損切りが発生するリスクもあります。
日本円を直接入金するのが難しい
海外取引所に入金するには、クレジットカード・銀行送金・P2P取引などの手段があります。
クレジットカードは決済できる会社が限られます。自分が普段利用しているカードが使えるなら問題はありません。ただ、保有していないとなると新たなクレジットカードを作る必要が出てきます。
海外取引所にはP2P取引というユーザー同士で資金のやり取りができる制度もあります。
P2P取引は手順自体はそれほど難しくはないものの、自分がほかのユーザーと資金のやり取りをするため少し緊張します。
そしてトラブルが起きた際は基本的に自己責任です。自分で問題の対処にあたる必要があります(取引所によっては間に入ってくれることもありますが)。
取引操作画面に慣れる必要がある
海外取引所のトレード画面はそれぞれの取引所で異なっています。
操作画面は日本語ですが画面構成に慣れる必要はあるでしょう。特に国内取引所と違って、海外取引所ではレバレッジ倍率を細かく設定する場面が出てきます。
最初のうちはお試しで取引ができる「デモトレード」を利用して操作画面に慣れておくことをオススメします。
日本語サポートがない取引所もある
海外取引所になにか問い合わせたときに日本語で対応してくれない場合があります。
実際に私の体験では、聞きたいことがあってチャットサポートに連絡した際に「現在は日本語対応できるスタッフが席を外しているため、英語の対応でも問題ないですか?」という旨の返事がきたことがありました。
必ずしも日本語で対応してくれるわけではないので頭に入れておきましょう。
なおGoogle翻訳やDeepL翻訳などのツールを使えば、英語が苦手なひとでも会話ができます。困った際には利用してみてください。
海外仮想通貨取引所でレバレッジ取引を行う時の注意点
仮想通貨毎に設定できるレバレッジ倍率が異なる
仮想通貨ごとに設定できるレバレッジ倍率は異なります。
BTCの取引ペアは最もレバレッジ倍率を設定できる一方で、あまり人気のないアルトコインは設定できるレバレッジ倍率が低いです。
自己責任で行う必要がある
海外取引所は金融庁から認可されていません。利用自体は合法ですが、あくまで自己責任で利用する必要があります。
詳しい内容は海外取引所の違法性について調査した別記事をご参照ください。
日本の法律に準じて仮想通貨レバレッジ取引を行うのであれば、国内取引所を使うようにしましょう。
レバレッジ取引が行える国内取引所はいくつかありますが、その中でも「GMOコイン」はおすすめできる取引所のひとつです。
各種手数料は0円。日本円の入出金に対応しているほか「レバレッジ取引がしやすい」とGMOコインのスマホアプリも評判です。
海外取引所はいつ何が起きるか分かりません。少しでも心配がある方は国内取引所を利用するのがおすすめです。
\ハッキング被害ゼロで信頼性が高い取引所/
確定申告を行う
海外取引所で得た利益であっても、日本居住者であれば日本の税制度で確定申告を行います。
忘れずに申告するようにしましょう。
海外仮想通貨取引所の収益計算ができるツールもあります。
ビットコインFXのハイレバレッジ取引を成功させるコツ
ビットコインFXで成功するためのコツを5つ紹介します。
- レバレッジをかけすぎない
- 小さい金額からトレードを始める
- トレンドを読んでから動く
- 自分ルールを作り、守る
- メンタル管理を徹底する
一部精神論に近しい内容もありますが、とっても大事なことです。
レバレッジをかけすぎない
レバレッジ1,000倍かけられます!と言われると、なんだかレバレッジを最大まで設定しておいた方がいいように思えるかもしれません。
しかし「レバレッジは高ければ高いほどいい」というものでも無いのです。高レバレッジのデメリットは、僅かな値動きでロスカットされやすくなる点です。
それぞれのレバレッジ設定で例を見てみましょう。
▼資金10万円、ビットコイン価格500万円の場合
レバレッジ1倍
- ポジションサイズ:10万円分(0.02BTC)
- BTC価格が1%下落(500万円 → 495万円)の場合:
- 損失:0.02BTC × 5,000円(1%の値動き) = 100円
- 損失率:100円 ÷ 10万円 = 0.1%
レバレッジ10倍
- ポジションサイズ:10万円 × 10 = 100万円分(0.2BTC)
- BTC価格が1%下落(500万円 → 495万円)の場合:
- 損失:0.2BTC × 5,000円 = 10,000円
- 損失率:10,000円 ÷ 10万円 = 10%
レバレッジ100倍
- ポジションサイズ:10万円 × 100 = 1,000万円分(2BTC)
- BTC価格が1%下落(500万円 → 495万円)の場合:
- 損失:2BTC × 5,000円 = 100,000円
- 損失率:100,000円 ÷ 10万円 = 100%(=全額失う)
レバレッジ100倍に設定した場合、1%値動きしただけでも損失は大きくなります。
もちろんレバレッジを上手く扱えたら資金効率は非常に良くなるものの、あまりにも高いレバレッジをかけてしまうとすぐに市場から退場してしまいかねません。
最初のうちのレバレッジは3倍~5倍くらいがおすすめです。
小さい金額からトレードを始める
トレードを始めたてであれば、少額資金からビットコインFXを始めるのがよいでしょう。ビットコインはそもそもの値動きが大きく急落・急騰がかなりの頻度で発生します。
上手く流れに乗れればいいですが、流れに乗れなかったときは一気に資金が持っていかれます。そのためまずは証拠金1万円くらいから始めてみて、1回のトレードでは1,000円以上の損失は出さないという気持ちで臨むくらいでいいかなと思います。
買ったり負けたりを経験してみて、少しずつビットコインFXが自分に身に付いていきます。…ただそうは言っても当然負けたくはないものですから、色んな情報を調べていくのが大事です。
トレンドを読んでから動く
ビットコインFXにはテクニカル分析やファンダメンタルズ分析などの、チャートの動きを分析する手法が存在します。
その中でも、ローソク足や移動平均線などの価格の方向性(トレンド)を読める指標はぜひ覚えておきましょう。過去のトレーダー達も多くの人が使っている指標です。
ロング(買い)とショート(売り)というシンプルな注文でこそ、トレンド分析が活きます。
自分ルールを作る
ビットコインFXに限らず、成功した株や為替取引をするトレーダーが口にするのが「自分ルールを守ることが大事」という話です。
「証拠金維持率が200%を切ったらポジションサイズを調整する」「目標値から5%下回るようなら損切り」「エントリーシグナル3つが揃ったら買い注文を行う」など、成功するトレーダー達は自分なりのルールを持っています。そしてそのルールを守っています。
ビットコインFXにおいても、ほかのひとが成功しているやり方で自分がトレードしても全然上手くいかないことはよくあることです。市場状況や資金力、トレードできる時間帯なども違うのでこれは残念ながら当然の話なのです。
だからこそ、自分が勝ちやすいパターンとルールを見つけて、それに沿ってトレードを行うのがビットコインFXで勝つためには必要です。
メンタル管理を徹底する
いざ自分ルールを決めても、そのルールが守れなかったら意味がありません。
そこで必要なのがメンタル管理です。
これは私の実体験なのですが、実際の相場に立つと、損切りラインに来たはずなのに「まだ騰がるかもしれない」と様子見をしてしまったり、利確ラインが来ても「この勢いならもっと騰がるんじゃないか、もし下がってきたら利確すればいいや」と考えてなかなか利確せず、気が付いたら損失になっていたなんてことがあります。
こういう苦い経験を通じて、私はメンタル管理の重要性を痛感しました。ただ買いボタンを押すだけ・売りボタンを押すだけですが、それをルールに当てはめて冷静にトレードするのがビットコインFXで勝つためには大事です。
ビットコインFXができる海外取引所のまとめ
BTCUSD(USDT)のレバレッジ取引を提供する海外取引所の最大レバレッジは以下の通り。
海外取引所名 | 最大レバレッジ | BTC/USDもしくは BTC/USDTのスプレッド | ボーナス | 種別 |
---|---|---|---|---|
FXGT | 1000倍 | $15 | 15,000円 | 海外FX業者 |
IS6FX | 1000倍 | $6 | 13,000円 | 海外FX業者 |
Exness | 400倍 | $0.65 | なし | 海外FX業者 |
Bybit | 200倍 | 0.1USDT | 30,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
MEXC | 200倍 | 0.1USDT | 8,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
BingX | 150倍 | 0.2USDT | 6,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
Bitget | 125倍 | 0.1USDT | 6,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
BTCC | 125倍 | 3.2USDT | 10USDT | 海外仮想通貨取引所 |
BitMart | 100倍 | 1.1USDT | 3,000USDT | 海外仮想通貨取引所 |
レバレッジが高ければ自分の資金以上のポジションを保有してトレードに臨めます。
その一方で、資金管理をしっかりしておかないとロスカットされるリスクがあることは認識しておきましょう。
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