Meta Quest 2(旧oculus quest 2)とは?購入方法や初期設定・体験できることを徹底解説

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ここ最近「メタバース」という単語を、よく目にするようになりました。

テレビや雑誌、YouTubeなどでも特集されていて、利用するユーザーも増えています。

メタバースをより楽しむためには、頭に被り3D映像を体感できるVRヘッドセットは欠かせません。

本記事は、Meta社(旧Facebook)が発売しているVRヘッドセット、Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を紹介します。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)で体験できることや購入方法、初期設定やおすすめのアプリを徹底解説します。

購入を考えている方や、没入感のあるVR空間を体験してみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)とは?

画像出典:Meta Quest 2

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)は、2020年に発売されたVRヘッドセットです。

もともとは、oculus quest(オキュラスクエスト)という名称で販売されていましたが、2021年にFacebookがMetaへ社名を変更したことで、ブランド名もMeta Questへと変わりました。

VRヘッドセットには

  • パソコン接続型
  • スマートフォン接続型
  • 一体型(スタンドアローン型)ヘッドセット

などの種類があります。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)はパソコンやスマートフォンと接続する必要がなく、Wi-Fi環境があれば単体で使用できる一体型ヘッドセットです。

ヘッドセットをかぶったまま自由に動くことができ、映画やゲームを楽しむ以外にも、フィットネスのような使い方もできます。

気軽にVR空間やメタバースを体験でき、ビジネスの現場で利用する機会も増えています。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)は、以前発売されていたoculus questよりも重量が軽く、ヘッドセットも小さくなっています。

映像の解像度も上がり、コントローラーの操作性も向上したことが大きな特徴です。

商品の基本情報は、以下の表で確認してください。

発売日2020年10月13日
価格128GB 59,400円256GB 74,400円
公式サイトMeta Quest 2
カスタマーサポートMeta Storeヘルプセンター
2022年11月現在 データ出典:Meta Quest 

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)で体験できること7選

画像出典:Meta Quest 2

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)で、体感できることをまとめました

  • VR動画
  • VRゲーム
  • フィットネス
  • オンラインミーティング
  • 企業の研修
  • VR SNS
  • オンライン美術館

詳しく解説します。

VR動画

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を使用すると、多くのVR動画を楽しめます。

具体的には

  • YouTube
  • Netflix
  • Amazon Prime Video
  • DMM.com

などの動画配信サービスに対応しています。

YouTubeではYouTube VRという専用のコンテンツがあり、アプリをダウンロードすれば無料で視聴が可能です。

初めてVR動画を体験する場合は、ジェットコースターやスカイダイビングなど、臨場感たっぷりの映像がおすすめです。

また、観光地を散策する動画は、コロナウイルス感染症の影響で旅行に行けなくなった人たちから高い評価を受けました。

NetflixやAmazon Prime Videoでは、ホームシアターのような感覚でVR動画をたのしめます。

高いところから落下をするシーンがあるアクション映画などはスピード感があり、ホラー映画では緊張感のある映像が目の前に広がります。

VRゲーム

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)は、多くのゲームにも対応しています。

  • バイオハザード4
  • Beat Saber(ビートセイバー)
  • Superhot(スーパーホット)
  • TheCrime2(ザ・クライム2)
  • Moss(モス)

など、アクションゲームを中心に、豊富なコンテンツがそろっています。

バイオハザード4は、日本でもおなじみのゲームです。

ゲームの内容は、襲ってくるゾンビを銃やナイフを使い倒していくストーリーです。

VR版ではゾンビと戦う武器を交換する時に、実際に手を動かしながら武器を選択します。

テレビゲームというよりも、サバイバルゲームのようなイメージに近いです。

Beat Saber(ビートセイバー)は、2018年にリリースされたリズムゲームです。

音楽に合わせて流れてくるキューブを、手に持った光る剣を使い、タイミングを合わせて斬っていきます。

上下左右からキューブが流れてくるので、腕だけでなく全身を使って遊ぶゲームです。

VRゲームの大きな特徴は、没入感が高いことです。

実際にゲームの世界に入りこみ、キャラクターを操作している感覚を味わえます。

フィットネス

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)には、全身を使ったフィットネス効果のあるコンテンツも多いです。

先ほど紹介したBeat Saber(ビートセイバー)も、ダイエット効果が期待できるゲームです。

豊富な楽曲が用意されており、フィットネスに特化したFitBeatモードでは、体を左右に動かしながら激しく腕を振り続けます。

また、フィットネスアプリのFitXR(フィットXR)では

  • ボクシング
  • ダンス
  • HIT(高強度インターバルトレーニング)

など、本格的なトレーニングを体験できます。

月額990円で利用できるサブスクリプションサービスもあり、登録者専用のメニューが用意されています。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)には、カロリー消費や運動時間を記録するフィットネストラッカーがあり、iPhoneやApple Watchなどの記録も自動で取り込めます。

オンラインミーティング

Meta(旧Facebook)は、オンラインミーティングができるツール、Horizon Workrooms(ホライズンワークルームズ)を提供しています。

  • アメリカ
  • イギリス
  • オーストラリア
  • フランス
  • 韓国

など、多くの国で対応しており、日本でも使用可能です。

自宅にいながら世界中のスタッフとミーティングができ、ビジネスシーンで多く利用されています。

VR空間の中にいるアバターは、表情や身ぶり手ぶりを再現でき、相手と対面しているようなコミュニケーションがとれます。

また、ホワイトボードやパソコンをVR空間に持ち込めるので、実際のミーティングと同じように仕事を進めることも可能です。

ホワイトボードの内容をGoogleカレンダーやOutlookに同期できるので、スタッフのスケジュールをリアルタイムで設定できます。

企業の研修

VR空間を利用して、企業の研修を行うことも可能です。

  • 接客
  • 調理
  • 建築
  • 自動車整備
  • 医療

など、多くの業種で利用されています。

接客業では、店舗に出る前に顧客への対応や、繁忙期の現場を疑似体験できます。

VR空間の中で地震や台風などを再現し、災害時に近い状態で避難訓練をすることも可能です。

建築士や整備士などの職業は、技術を覚えるために現場で多くの経験が必要です。

映像や本などの資料ではイメージしづらいことも、VR空間で実際に手を動かすことで、効率的に技術を学べます。

医療の分野では、脳や血管、筋肉などをVR空間に再現し、治療の細かい手順を確認できます。

実際よりも拡大して表示することができ、今までの研修よりも高い効果が出ています。

VR SNS

VR SNSとは、VR空間の中でユーザー同士が交流するサービスです。

TwitterやInstagramとは違い、アバターを使用したコミュニケーションが大きな特徴です。

メタバースと呼ばれることも多く、多くの企業がプラットフォームを提供しています。

例えば、cluster(クラスター)というサービスでは、企業や個人が毎日イベントを開催しています。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を使用することで、実際のイベントに参加しているような雰囲気を味わえます。

メタバースではユーザー同士が集まれる場所が多くあり、会話や飲み会、ゲームを使ってコミュニケーションを取ることが可能です。

クリック1つで場所を移動できるので、仕事が終わった瞬間にお気に入りの場所へ遊びに行けるメリットもあります。

オンライン美術館

近年、自宅で美術品を鑑賞できる、オンライン美術館が増えています。

コロナウイルス感染症の影響で美術館の営業ができなくなり、オンライン上で展示会を開催することも増えました。

オンラインで開催した場合

  • 24時間営業できる
  • 人件費が削減できる
  • デジタルアートを展示できる

というメリットがあります。

NFTなどのデジタルアートを鑑賞できることは、オンライン美術館ならではの楽しみ方です。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を使用すると、作品の世界に自分が没入する感覚があり、ゲームやテーマパークのような体験もできます。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)の購入方法

画像出典:Meta Quest 2

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を購入する方法は

  • Meta公式サイト
  • ECサイト
  • 家電量販店

以上の3種類です。

それぞれのメリットを解説します。

Meta公式サイト

Meta公式サイトで購入するメリットは

  • 配送料無料
  • 30日以内の返品無料
  • 保証サービスがある

以上の3点です。

公式サイトなので安心感があり、キャンペーンを利用するとお得に購入できます。

詳しい商品の説明を確認でき、関連商品などもすべて1つのサイトでチェックが可能です。

購入時は、クレジットカードとPayPalを使用できます。

ECサイト

Amazonや楽天市場、家電量販店のサイトからも購入できます。

普段使用しているサイトがあり、ポイントが多くたまっている場合は、お得に購入可能です。

サイトごとに独自のキャンペーンを行っていることもあり、こまめに情報を確認すると良いでしょう。

家電量販店

家電量販店で購入するメリットは、商品に直接触れられることです。

実際の重さや、装着した時の感覚を体験できます。

店舗によってはテストプレイが可能で、購入前に操作方法や使用感を試せることは大きなメリットです。

わからないことがあれば店員に直接質問できるので、おすすめの使い方や操作のコツなど、幅広い情報が集まります。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)の初期設定方法

画像出典:Meta Quest 2

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)の初期設定の手順は、以下の通りです。

  • 本体を充電
  • Metaアカウントを作成
  • ヘッドセットの初期設定
  • アプリをインストール
  • ガーディアン(プレイエリア)を設定

手順が多く難しく感じてしまいますが、アプリやVR空間内の指示通りに進めていくと、初期設定は完了します。

本体を充電

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を開封したら、レンズの保護シートを外し、本体を充電します。

初回のアップロード時にはバッテリーを多く消費するので、必ず充電を行ってください。

Metaアカウントを作成

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を使用するためには、Metaアカウントが必要です。

Metaアカウントは、公式サイトから登録できます。

  • Facebookアカウント
  • Instagramアカウント
  • メールアドレス

これらの方法で、アカウントを作成してください。

ヘッドセットの初期設定

初期設定では

  • 使用言語
  • 画面の調整
  • Wi-Fiの登録

などを行います。

画面の指示通りに、初期設定を進めてください。

メガネを掛けて操作する場合は、付属品のメガネスペーサーを使用します。

メガネのフレームのサイズが

  • 幅142mm以下
  • 高さ50mm以下

であることを確認してください。

実際に頭から被り、サイドストラップと上部のストラップでフィット感を調節します。

アプリをインストール

ヘッドセットの初期設定が終わったら、Meta Questモバイルアプリをインストールします。

専用アプリは、以下のリンクからダウンロードしてください。

Google Playストア

App Store

アプリの設定ではMetaアカウントを使用するので、先に作成しておいてください。

ガーディアン(プレイエリア)を設定

安全にMeta Quest 2(旧oculus quest 2)を使用できるように、ガーディアンを設定します。

ガーディアンとは、プレイエリアを制限する安全機能です。

部屋の中を動き回りながら使用することが多いので、2m×2m以上の障害物のないスペースを設定します。

VR動画や映画の視聴など、座った状態で使用する場合は、ガーディアを設定する必要はありません。

以上の初期設定方法は、公式サイトのスタートガイドでも確認できます。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)のおすすめアプリ3選

画像出典:Meta Quest 2

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を購入した後に、おすすめのアプリを紹介します。

  • はじめてのQuest2
  • エピック ローラーコースター
  • VARK(ヴァーク)

はじめてのQuest2

はじめてのQuest2は、購入したばかりのユーザーが操作を体験するためのアプリです。

メニュー画面からインストールをするだけで、コントローラーの使い方を学び、ミニゲームを楽しめます。

ミニゲームは

  • シューティングゲーム
  • ダンスゲーム

の2種類があります。

遊びながら操作方法を習得できるので、初めてVR空間を体験する人におすすめです。

エピックローラーコースター

エピックローラーコースターは、自宅にいながら遊園地を楽しめるアプリです。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を使用して、実際にローラーコースターを操作することも可能です。

レースモードでは、世界中のユーザーとタイムを競え、スピードを調節しながらゴールを目指します。

友人とローラーコースターで遊んだり、写真を撮影してSNSにアップしたりする楽しみ方があります。

VARK(ヴァーク)

VARK(ヴァーク)は、VR空間でライブイベントを楽しめるアプリです。

現実のライブイベントと同じように開催時間が決まっており、参加者全員が同じ時間にVR空間へ集まります。

さまざまなアーティストが参加しており

  • アイドル
  • Vtuber
  • 芸能人

などのライブイベントが楽しめます。

VR空間のメリットは、自分の好きな場所で楽しめることです。

好きなアーティストのパフォーマンスを、最前列で鑑賞することが可能です。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)のおすすめアクセサリー

画像出典:Meta Quest 2

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)は、本体に取り付けるアクセサリーの種類も豊富です。

  • Meta Quest 2 Eliteストラップ
  • VirtuClearレンズ
  • フィットパック

以上3点の特徴を紹介します。

Meta Quest 2 Eliteストラップ

純正のストラップと交換することで、ヘッドセットの着脱がしやすく、頭部が安定するストラップです。

後頭部にはダイヤルがあり、ストラップの長さを片手で調節できます。

ゴーグルのフィット感も向上するので、長時間使用するときにおすすめのアクセサリーです。

VirtuClearレンズ

VirtuClearレンズは、視力にあった度数で注文できるレンズです。

メガネを掛けなくてもVR空間を体験でき、激しい動きにも対応しています。

光の反射を防ぐコーティングがされており、映像に集中して楽しむことができます。

フィットパック

フィットパックは、顔の形に合わせて簡単に交換が可能なシリコン製のカバーです。

顔との接着部分と鼻筋の部分にフィットさせ、ヘッドセットと顔の距離を調節します。

顔の部分との接着面は汚れやすいので、定期的に交換できることもうれしいポイントです。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)のまとめ

画像出典:Meta Quest 2

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)で体験できることや購入方法、初期設定やおすすめのアプリを解説しました。

本格的なVR体験をする時に、おすすめできる商品です。

今後もVRに対応したゲームやアプリ、動画配信サービスは増えていきます。

Meta Quest 2(旧oculus quest 2)を使用して、自分にあったコンテンツを楽しんでみてください。

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