メタバースの不動産とは?特徴や将来性を徹底解説
2021年の後半から、メタバース空間にある不動産が注目されています。
現実の不動産と同じように、利便性のよい場所や、有名企業が購入した土地の周辺には高額な値段がついています。
本記事では、メタバース不動産の特徴や将来性を徹底解説します。
購入を検討している方や情報を集めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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メタバース不動産とは?
メタバースは、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の技術を使用して作り出した、3次元の仮想空間です。
メタバースの中にある、仮想の土地と建物をメタバース不動産と呼びます。
購入した場合は実際の不動産と同じように
- 不動産を所有する権利
- 不動産を使用する権利
以上2点が手に入ります。
ビジネス専門メディアのCNBCは、2021年にメタバース不動産の売上高が5億ドルを突破し、2022年は10億ドル近くの取引が行われると予想しました。
現在多くのメタバースが存在していますが、不動産取引ができる場所は非常に少ないです。
場所が限られているので希少性があることも、メタバース不動産が注目されている理由の1つです。
メタバース不動産の特徴
メタバース不動産の特徴を、5つにまとめました。
- 不動産がNFT化している
- 土地によって価格が変化する
- 不動産取引ができるメタバースが限られている
- メタバース空間でビジネスができる
- 現実の不動産との違い
詳しく解説します。
不動産がNFT化している
メタバースの不動産には、NFTの技術を使用しています。
NFTの大きな特徴は
- データの改ざんができない
- 不動産の所有権が明確
- 取引の手続きが簡単
以上の3点です。
ブロックチェーンにすべての取引記録を書き込み、多くのユーザーで共同管理をしているので、データの改ざんはほぼ不可能です。
メタバースの不動産は現実の不動産と違い、資金があればすぐに購入できます。
多くの書類を作成せず、どこの国にいても取引できることは、NFTを使用する大きなメリットです。
土地によって価格が変化する
現実の不動産と同じように、利便性の高い土地は価格が高くなっています。
- ユーザーがログイン時に出現する土地
- イベントが多く行われる土地
- 有名企業が購入した不動産の周辺
多くのユーザーが集まりやすい土地は、不動産の価格も高い傾向があります。
また、ESTATE(エステート)と呼ばれる、複数の土地をまとめた場所も人気が高いです。
広い土地には多くのユーザーが集まり、大規模なイベントや店舗の出店がしやすくなるという理由です。
不動産取引ができるメタバースが限られている
メタバースはデジタル空間にあるので、無限に作ることが可能です。
しかし、不動産取引ができるメタバースは限られています。
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- Decentraland(ディセントラランド)
- Cryptovoxels(クリプトボクセル)
- Somnium Space(ソムニウムスペース)
などのメタバースに、不動産取引は集中しています。
Meta社がリリースするHorizon Workrooms(ホライゾンワークルームス)や、大人気ゲームのあつまれどうぶつの森もメタバースですが、不動産の取引はできません。
取引が限られているので希少性があり、人気の不動産の価格は上がりやすいです。
メタバース空間でビジネスができる
メタバース不動産を購入すると、メタバース空間で新しくビジネスができます。
- イベントを開催
- 店舗の経営
- 広告収入
このようなビジネスは、今後も増えていくでしょう。
有料のイベントを開催すれば、来場したユーザーから入場料収入が得られます。
イベント会場の近くに店舗を経営すると、遊びに来たユーザーが商品を購入する可能性も高いでしょう。
また、大きな広告を出すことで、企業の宣伝をすることも可能です。
メタバース空間の不動産の価格が上がることで、現実の不動産と同じように、販売して利益を得ることもできます。
現実の不動産との違い
メタバースの不動産は、現実の不動産よりも価格の変動が激しいです。
メタバース不動産のデータを確認できるLandindexで、2022年10月12日〜11月10日までの価格を調べてみました。
不動産を購入できる最低価格は1.18ETH(11月7日)から1.48ETH(10月12日)までと、金額に大きな差があります。
不動産の価格だけでなく、イーサ(ETH)と日本円のレートも関係してくるので、直感的に購入金額が分かりづらいことはデメリットです。
いっぽう、メタバース不動産は経年劣化の心配がありません。
現実の不動産は
- 雨風
- 湿気
- 温度変化
により徐々に劣化していきます。
メタバース不動産は劣化の心配がないので、管理に手間がかからないメリットがあります。
メタバース不動産の将来性
現在も多くの企業が、メタバースへの投資をしています。
具体的には
- GUCCI
- adidas
- Coca-Cola
- SQUARE ENIX
- Coincheck
などの企業が、メタバースの不動産や土地を購入しています。
有名な企業がメタバースでイベントを開催することで、一般のユーザーも増えていくと予想されます。
いっぽう、不動産の価格の下落以外にも注意するべきポイントがあります。
取引に使用する暗号資産(仮想通貨)の価格が下がってしまうと、不動産の価値も下落します。
暗号資産業界全体のニュースにも注目をして、情報を集めてください。
メタバース不動産のまとめ
メタバース不動産の、特徴や将来性を解説しました。
不動産を購入することで土地を所有し、新しいビジネスを始めることができます。
不動産の購入方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。
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