Adam byGMOとは?特徴から評判・使い方まで徹底解説
Adam byGMOは、日本のNFTマーケットプレイスです。
日本円でNFT取引ができるため、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、以下のような疑問や悩みを解決します。
・Adam byGMOってどんなNFTマーケットプレイスなの?
・使う前に特徴や評判を知っておきたい!
・初めてで不安だから使い方も教えてほしい
上記以外にも、Adam by GMOのメリットやデメリット、取引できるNFTの種類も解説します。
Adam byGMOとは?
Adam byGMOとは、国内インターネット事業大手のGMOグループが運営するNFTマーケットプレイスです。
2021年8月にβ版が登場。2021年12月に正式版がリリースされました。
サービス名 | Adam byGMO |
運営会社 | GMOアダム株式会社 |
サービス開始日 | 2021年12月13日(正式版) |
取り扱っているNFT | アート・イラスト・動画・写真・楽曲など |
対応ウォレット | MetaMask (メタマスク) |
決済方法 | イーサリアム・日本円 (クレジットカード・銀行振込) |
公式サイト | Adam byGMO公式サイト |
Adam byGMOの目的は「コンテンツ流通革命の支援」であり、NFTの技術を使ったデジタルコンテンツの決済・流通を実現しています。
GMOグループという大手企業が運営していることもあり、サービスの安心感は抜群。
Adam by GMOには著名人クリエイターの作品も多く、そのジャンルも多岐に渡っています。
東村アキコやYoutuberのヒカル、井上尚弥など知名度が高いクリエイターが、Adam by GMOにNFTを出品しています。
Adam byGMOの5つの特徴
Adam byGMOの特徴は5つ。
- NFTを日本円で買える
- NFT保有者限定のコンテンツがある
- クリエイターにロイヤリティが還元される
- ロイヤリティを高く設定できる
- 無料で登録できる
NFTを日本円で買える
Adam byGMOなら、日本円でのNFTを購入できます。
Adam by GMOではイーサリアムでの決済も可能ですが、日本円(クレジットカード・銀行振込)でNFTを買えることが強みです。
他のNFTマーケットプレイスでは仮想通貨しか使えないところが多い中、日本円で決済できるのは非常に便利。
なおクレジットカードは、VISA・MasterCard・JCB・AMEX・Dinersなどを利用できます。
NFT保有者限定のコンテンツがある
Adam byGMOは、NFT保有者限定コンテンツが充実しています。
NFT保有者限定コンテンツの内容は、お宝動画・写真・音楽・画像などさまざま。
単純にコレクションとして収集するだけでなく、限定コンテンツを楽しむ目的でもNFT売買を楽しめます。
クリエイターにロイヤリティが還元される
Adam byGMOでは、OpenSeaやRaribleなどと同じように、クリエイターがロイヤリティ収入を得ることができます。
ロイヤリティとは、クリエイターへと還元される取引手数料のこと。NFT作品が二次販売されるたびに発生します。
通常であれば、転売された商品はクリエイターに利益は入ってきませんが、NFTはデジタルデータであるため売買履歴を追うことが出来ます。
Adam by GMOでは、クリエイターの作品が多くの人に売買される限り、継続的にお金を稼げるようになっています。
ロイヤリティを高く設定できる
Adam byGMOのロイヤリティ報酬は他のNFTマーケットプレイスと比べて、かなり幅が広いです。
世界最大級のOpenSeaでのロイヤリティは約2,5%ほどで設定されることが多いですが、Adam byGMOでは最大20%に設定されていることもあります。
高いロイヤリティの設定が可能な点は、クリエイターにとっては好条件と言えるでしょう。
無料で登録できる
Adam byGMOは、費用ゼロで無料登録ができます。
登録自体もメールアドレスや電話番号などがあればカンタンです。
Adam byGMOで取引できるNFTの種類
Adam byGMOで取引できるNFTの種類の例として、以下が挙げられます。
- アート・イラスト
- 写真
- 音楽
- 動画
- 3D
- トレカ
アート・イラスト
「東京タラレバ娘」や「海月姫」など数々のヒット作を生み出してきた東村アキコ氏の作品が例として挙げられます。
Adam byGMOでは東村氏の「私のこと憶えていますか」の表紙用書き下ろしイラストが販売中です。
ただ、貴重なため数量限定となっています。
音楽
音楽では、作曲家の坂本龍一氏の映画「戦場のメリークリスマス」の主題歌が販売されています。
NFTには曲の楽譜が採用されており、全部で595個の音に分けられて売られています。
総取引額は2023年7月時点で、約8,700万円です。
動画
Adam byGMOの動画コンテンツでは、Youtuberのヒカル氏の「祭りくじ動画」が有名です。
なんと約130万円で落札されたという事例まで。
今でも二次流通での販売はありますが、初心者には到底手をつけられないような価格になっています。
Adam byGMOの始め方
Adam byGMOの始め方は、以下の4ステップです。
- メールアドレスを登録
- ユーザー設定
- 電話番号認証
- 利用規約への同意
1. メールアドレスを登録
まずは、Adam byGMOの公式サイトを開き、画面右上の「ログイン」をクリックします。
そして「新規登録はこちら」からメールアドレスを登録します。
ちなみにSNSアカウントを持っている方なら、LINEやTwitterの連携で始めることも可能です。
2. ユーザー設定
次にユーザー設定のページにて、基本情報を入力します。
聞かれることはユーザーIDやパスワードなどカンタンな項目ばかりです。
3. 電話番号認証
ユーザー設定が終わったら、次は電話番号認証です。
携帯電話の番号を入力し、「SMSを送信する」をクリックすると6桁の認証コードが送られてきます。
あとはそれを入力すればOKです。
4. 利用規約への同意
最後にご自身の生年月日を選択し、利用規約に同意します。
これで、Adam byGMOへの登録は完了です。
Adam byGMOでNFTを購入する2つの方法
Adam byGMOでNFTを購入する方法は、以下の2つです。
- 固定価格販売のNFTを購入する
- オークションに入札して購入する
固定価格販売のNFTを購入する
すでに価格が決まっているNFT作品を購入する場合は、以下の3つの買い方から1つ選びましょう。
- クレジットカード払い
- 日本円での銀行振込
- 仮想通貨イーサリアムで支払う
やり方としてはカンタンで、欲しい作品の詳細ページから、「今すぐ購入する」ボタンを押して購入するだけ。
ただし、イーサリアムを使った購入方法なら、MetaMaskなどの仮想通貨ウォレットとの接続が必要なことに注意してください。
Adamと同じGMOグループに「GMOコイン」という仮想通貨取引所があるので、そちらを開設するのがおすすめです。
オークションに入札して購入する
Adam byGMOでは、オークションでの購入方法もあります。
みなさんがイメージするようなオークションと形式は同じで、期間内に最も高い価格を掲示した人が買えるようになっています。
やり方は、オークション形式で販売されているNFTの詳細ページから、「入札する」のボタンをクリックすればOKです。
その後落札されたり自分より高い金額が示されたら、メールで通知が来るようになっています。
Adam byGMOでNFTを出品する方法
Adam byGMOで購入したNFT作品を、2次販売することは誰でも可能です。
ただ、一次出品(作成したアイテムの初回販売)は、Adam byGMOに認定された場合のみ出来ます。
そのため、クリエイターの方はまずは審査を受けるところから始めましょう。(参考:Adam byGMO サポートページ)
二次販売なら、自身のアカウントのマイページから審査なしで出品出来ます。
ただし先に出品者情報を登録しておく必要があることは覚えておいてください。
Adam byGMOのメリット
Adam byGMOのメリットは、以下の2つです。
- クレジットカードや銀行振込で購入できる
- NFTのジャンルが幅広い
クレジットカードや銀行振込で購入できる
Adam byGMOの大きなメリットは、クレジットカードや銀行振込でNFTを買える点です。
というのも、ほとんどのNFTマーケットプレイスではイーサリアムでの購入が多いですが、Adam byGMOなら日本円で購入できます。
そのおかげで仮想通貨などに抵抗がある方でも、気楽にNFTを買える。
メタマスクを作る・送金をする手間などを省くことが実現しているというわけです。
NFTのジャンルが幅広い
Adam byGMOでは、取り扱っているNFTのジャンルが非常に幅広いです。
よくあるイラストやアートだけでなく、中にはYoutuberのカテゴリーまで用意されています。
有名な方で言うと、ヒカル氏やラファエル氏など。
そのため、ファンの方たちが集まり、Adam byGMOがNFTの入り口になるという方も多くなると予想されます。
Adam byGMOのデメリット
Adam byGMOのデメリットは、以下の2つです。
- ロイヤリティが高い場合がある
- 一般ユーザーは出品できない
ロイヤリティが高い場合がある
先ほども少し触れましたが、Adam byGMOではロイヤリティが20%に設定されているNFTも中にはあります。
クリエイターにとってはありがたい報酬設定ですが、買い手からすると割高に感じてしまいます。
ロイヤリティが高いと、二次販売する際にかなり手数料で引かれてしまい、手取りが少なくなるので注意しましょう。
一般ユーザーは出品できない
Adam byGMOでは一次出品をするためには、審査に通過する必要があります。
一般的なユーザーによる出品は厳しくなっています。
もし初めてNFTを出してみたいというようであれば、他のマーケットプレイスを検討してみると良いでしょう。
Adam byGMOの口コミ・評判
ここからは、Adam byGMOの口コミ・評判をご紹介していきます。
良い評判・口コミ
まず、Adam byGMOの良い口コミとしては、以下のような声が多くありました。
- 大手が運営しているから安心感がある
- 仮想通貨なしで買えるのが魅力的
- YoutuberのNFTまで購入できる
中でも特に「日本円でNFTを買える」という部分にメリットを感じている方がたくさんいました。
また、日本の大手であるGMOグループが運営しているのも、高評価の大きな理由でしょう。
悪い評判・口コミ
一方で、Adam byGMOの悪い口コミとしては、以下のようなものが見受けられました。
- NFTを好きに出品できない
- NFTの購入手数料が高い
多かったのは、個人の方のNFTを自由に売れないという声です。
Adam byGMOはまだ正式版がリリースされてから間もないので、今後は誰でも出品できるようになる可能性も考えられます。
しかし、もし今の段階でNFTを出品したいのであれば、他のマーケットプレイスも併用することをおすすめします。
Adam byGMOの評判・使い方まとめ
本記事では、Adam byGMOの評判や使い方について解説してきました。
国内大手のGMOグループが運営するNFTマーケットプレイスなので、安心感があって日本語対応もしています。
かつ日本円でのNFT購入もできるので、日本人でNFTの取引をしたい方にはうってつけです。
これからNFTを始めたい・日本円で気軽にNFTを買ってみたいという方は、ぜひAdam byGMOを積極的に活用してみてください。
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