NFTの魅力とは?現役クリエイター兼コレクターが語る楽しみ方を紹介
こんにちは!
NFTプロジェクトの主催をつとめつつ、NFTの普及活動に励んでいる元フラワーアーティストの堺 彬(@aki_jpgf)です。本記事では、NFTの魅力を皆さんに知ってもらうために、クリエイター側から見たNTFの良さについて解説します。
また私自身もNFTを集めているので、コレクターの立場から見るNFTの魅力についても語れたらと思います。実践しているからこそわかる魅力や注意点をまとめるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎
NFTの魅力(クリエイター側)
クリエイター側目線で見るNFTの魅力をまとめると以下の通りです。
- 様々なデジタルデータに価値をつけられる
- ロイヤリティ報酬を獲得できる
- 誰でも簡単にNFTを発行できる
- 海外を視野にビジネスを広げられる
- コミュニティを形成できて同じ価値観をもった人たちと繋がれる
- 先行者利益を獲得できる可能性がある
- マーケティング力を強化できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
様々なデジタルデータに価値をつけられる
NFTの魅力はなんと言っても、デジタルデータに価値をつけられるところですね!
これまで画像や動画といったデジタルデータはコピーが容易であったため、本物の価値を持つとは言えなかったんです。ただ、NFTの技術によってデータの所有者が誰でも閲覧できるようになり、データに価値を持たせることができるようになったんです!
実際に私もクリエイターにデジタルデータの作成をお願いしていますが、現在50名以上の人にNFTを買ってもらっています。「この絵可愛い!」「作品への想いが素敵!」といった声をいただいて、本当にNFTを初めてよかったと感じています。
これまで価値を見出しにくかったデジタルコンテンツが再評価され、アーティストの収入源が増えるという点も魅力の1つですね。
ロイヤリティ報酬を獲得できる
アーティストやクリエイターが作品を販売する際、一度売れてしまうと二次販売からは利益を得ることができませんでした。ただ、NFTでは作品が再販されるたびに一定のロイヤリティを受け取ることができるんです!
実際に、私も作品が二次流通が発生した際にはクリエイターにロイヤリティ報酬が入るように設定しています。これにより、クリエイターの持続的な収入と、作品への愛情が保たれます。
また、クリエイターの権利が守られることで、より多くのクリエイターがNFTの世界に参入する動機にもなりますね。
誰でも簡単にNFTを発行できる
NFTを発行するための専門的な知識や技術は、実はそこまで必要ありません。NFTを発行するためのプラットフォームのほとんどがNFTを簡単に発行するためのサービスを提供しているから、誰でもすぐに販売できます。
実際に、私が初めて販売を実施したのはOpenSeaと呼ばれるプラットフォームですが、5分もたたずと発行できました。英語表記では難しく見えがちですが、日本語翻訳を活用していけばすぐにNFTの販売がスタートできますよ。
海外を視野にビジネスを広げられる
NFTは国境を越えて取引されるため、国内だけでなく海外のファンやコレクターとも繋がれます。これにより、グローバルな市場でのビジネスチャンスが広がり、新しいファンや顧客を獲得することができるんです!
特に、アジアや北米などの大きな市場での取引が増えており、日本のクリエイターにとっても大きなチャンスとなっています。私も新しいプロジェクトを作っていますが、現在世界に向けてアプローチをかける準備を進めているところです。
海外へビジネスを広げていくきっかけとして、NFTを活用できるのも魅力の1つですね。
コミュニティを形成できて同じ価値観をもった人たちと繋がれる
NFTを通じて、同じ興味や価値観を持つ人々とのコミュニティが形成されることも期待できます。NFTは会員権として活用することもでき、特定のNFTを持っている人だけが入れるコミュニティを作ることもできるんです!
実際に私もNFTを持っている人だけが見れる場所を設けており、会員だけが見れる情報を流しています。特別扱いをすることでNFTに価値を持たせ、会員でいることをメリットとして感じてもらうのが目的です。
コミュニティ内では新しいアイデアや情報交換の場が生まれ、クリエイター同士の協力やコラボが生まれることも多々あります。また、ファンとの直接的なコミュニケーションが増えることで、より深い関係性を築けるのも魅力の1つですね!
先行者利益を獲得できる可能性がある
NFTの世界はまだ新しいため、早期に参入することで先行者としての利益を獲得できるチャンスがあります。たとえば、YouTuber・ヒカキンも先行者として活動していたおかげで、今はトップYouTuberになっているわけです。
同様に、新しい技術やトレンドに敏感になって積極的に取り組むことで、大きなチャンスを掴むことができるでしょう。早期参入すれば、クリエイターとしてのブランド確立だけでなく、市場のリーダーシップを築くことも期待できますよ!
マーケティング力を強化できる
NFTを活用してブランドの認知度を上げるのは、これまでにない新しいマーケティングの形です。特に、SNSやインフルエンサーとの連携を通じてリリースすれば、多くのユーザーに注目されることが期待できます。
私もNFTを通じて様々な繋がりができ、どこで何をアプローチすべきかを考えるようになりました。結果、SNSのフォロワー数が少なくても、コミュニティを持っていればNFTといったコンテンツを販売できることができています。
また、日本のNFTコレクターと海外のNFTコレクターにアプローチする方法は大きく異なります。どう宣伝していくか考えるだけでも、マーケティング力が強化されるはずです。
NFTの魅力(コレクター側)
コレクター目線で見るNFTの魅力をまとめると以下の通りです。
- 二次販売が可能
- NFTを持っていることで限定のコミュニティに参加できる
- ファンとクリエイターの間で、より密接な繋がりが作れる
- 自身のブランドをNFTで示すことができる
- 海外のNFTユーザーとつながりを持てる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
二次販売が可能
一般的に有料画像を購入したら、著作権の問題もあって二次販売はできません。ただ、NFTは購入した後は価値が上がった場合に再販することで、利益を得ることもできるんです!
実際に私も、200円で購入したNFTを10万円近い値段で売却したことがあります。NFT化されたデジタルデータは真正性や希少性が保証されるため、安心して取引を行えるのも魅力の1つですね!
NFTを持っていることで限定のコミュニティに参加できる
特定のNFTを持っていれば、限定イベントやコミュニティに参加する権利を獲得できます。これにより、同じ興味を持つ人々との交流の場が増え、新しい情報や特典をゲットできるんです!
私の場合、西野亮廣さんが手がける『心臓NFT』を持っていますが、中では限定イベント情報をゲットしています。また、高額なNFTを購入するほど著名な方が所属しているコミュニティに参加できる傾向にあり、つながりを作ることも可能です。
実際に、NFTを始めたおかげで芸能人と繋がったので、ぜひNFTをゲットしてこの魅力を体感してほしいところです!
ファンとクリエイターの間で、より密接な繋がりが作れる
NFTの取引履歴は、ブロックチェーン上に半永久的に記録されます。どんなNFTに投資をしていつ取引を行なったか、その人が普段どんな行動をしているかが目に見えてわかるのもNFTの面白いところです。
例えば、買ったNFTを利益目的ですぐに売却してしまうと、クリエイターや他のファンにすぐバレてしまいます。クリエイターからすると、「なんだ、この人は転売目的でNFTを買ったのか」となり、信頼度が下がってしまうんです。
NFTを見れば普段の活動が丸わかりなため、NFTを通してその人が嘘つきかどうかがわかります。ファンとクリエイターの間で、より密接なつながりを作れるのもNFTの魅力なんです!
自身のブランドをNFTで示すことができる
特定のNFTをコレクションすることで、自身のブランドを間接的に示すこともできるんです!
例えば、有名NFTの『BAYC(Bored Ape Yacht Club)』は非常に高級です。1体あたり数千万円となかなか買えない金額ですが、BAYCを持っていれば「この人はちゃんとお金を持っている人」だと証明できます。
NFT界隈で有名なイケハヤさんも、NFTを通して自身のブランドを構築していきました。自分のNFTコレクションをSNSなどで公開することで、自分の価値観やセンスをアピールすることに成功しています。
海外のNFTユーザーとつながりを持てる
NFTの取引は国境を越えて行われるため、海外のコレクターやクリエイターとのつながりを持つことができるのもNFTの魅力です!
実際に私もNFTのおかげで海外の方とつながり、これまでにはないつながりを持つことに成功しました。
特に、アジアや北米などの大きな市場での取引が増えている状態です。日本のコレクターも様々な作品を手に入れていけば、海外のNFTユーザーと繋がれるチャンスもつかめますよ!
NFTの魅力をフル活用した事例を紹介
NFTの魅力を知るためにも、他のプロジェクトを知ることが大切です。以下にNFTの魅力をフル活用した事例をまとめました。
- Nishikigoi NFT
- NOT A HOTEL NFT
- セブン銀行ATMNFT募金
それぞれ詳しく解説します。
Nishikigoi NFT
Nishikigoi NFTは、日本の伝統的な魚である錦鯉をモチーフにしたNFTです。
新潟県にある山古志地域(旧山古志村)の「電子住民票」の意味合いを兼ね備えたNFTとして一気に話題となりました。
美しいデザインが特徴的ですが、世界中でわずか 10,000 枚しか発行されていないため、希少性が非常に高いんです。さらに、Nishikigoi NFTはコミュニティ形成のツールでもあり、保有することで専用のコミュニティに参加できます。
これまでにない新しい繋がりができ、新しい発見があったのもNishikigoi NFTのおかげです!
NOT A HOTEL NFT
NOT A HOTEL NFTは、物件を購入せずとも豪華な物件に宿泊できるサービスを兼ね備えたNFTです。NFTを保有していれば、NOT A HOTELが提供する物件に年1単位で宿泊できます。
さらに、NFT保有者はいつでも売却できるだけでなく、友人に贈ったりすることもできるという優れものです。例えば、友達や恋人に豪華なハウスでの宿泊をプレゼントするといったサプライズもできちゃうんです!
他にも、NFT保有者限定のイベントに参加できる点も大きな魅力になりますよ。
セブン銀行ATMNFT募金
セブン銀行ATMNFT募金は、セブン銀行のATMでNFTを購入し、その売上の一部を寄付する新しい募金活動です。誰でも簡単に参加でき、新しい募金活動として注目を集めています。
実際に募金をしてみましたが、NFTを買うという行為で募金に繋がるというのは新しい体験価値が得られます。社会貢献にも繋がる新しい取り組みでもあるため、NFT初心者にこそ体験していただきたい内容です。
NFTを活用する際の注意点
魅力あふれるNFTですが、活用する際には以下の点に注意しましょう。
- 暗号資産(仮想通貨)の法律が十分に整備されていない
- 詐欺をはたらく悪質ユーザーが存在する
- 参入するためには定期的な情報収集が必要
それぞれ詳しく解説します。
暗号資産(仮想通貨)の法律が十分に整備されていない
NFT取引には仮想通貨が使用されることが多く、日本の法律はまだ十分に整備されていません。そのため、取引を行う際には仮想通貨だけでなく日本の法律に関する理解が必要です。
例えば、NFTで20万円以上の利益が発生した際には確定申告をする必要があります。副業感覚でNFTを始める人も多いため、もし始める際には十分注意して取り組んでみてください。
詐欺をはたらく悪質ユーザーが存在する
NFTの取引プラットフォームには、残念ながら詐欺をはたらく悪質なユーザーも存在します。そのため、取引を行う際には信頼性のあるプラットフォームを選ぶことが重要です。
私は詐欺に引っかかった経験はありませんが、NFT仲間の中には全てのNFT・仮想通貨を盗まれたという人も存在します。こういったリスクを回避するためにも、過去の取引履歴を閲覧することが大切です。
NFTを販売する相手の普段の発信内容や過去の取引履歴をしっかりと確認すれば、リスクを軽減できます。
参入するためには定期的な情報収集が必要
NFTの世界は日々進化しているため、最新の情報を常に獲得することが大切です。情報収集のためにも、NFT関連のコミュニティへの参加やネットでのリサーチを日課にすることも検討しましょう。
私は常にニュースサイトをみていますが、何より情報が集まるのはNFT関連のコミュニティです。Discordでコミュニティを形成しているプロジェクトがほとんどのため、気になるプロジェクトがありましたらぜひ参加してみることをおすすめします。
まとめ
NFTの魅力はクリエイター側とコレクター側とで異なります。NFTを最大限活かしていきたいなら、まずはどんな魅力があるかを知り、実際に体験してみることが大切です。
私自身も自分でNFTを買ってみて、様々な人と繋がったからこそNFTの魅力に気づきました。体験してみないことには魅力は感じにくい部分もあるため、ぜひ本記事を参考にしつつNFTの世界に足を踏み入れてみてください!
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎