CryptoPunksとは?NFTの特徴や買い方、将来性を徹底解説
CryptoPunks(クリプトパンクス)は8ビットスタイルで描かれたピクセルアートのNFTです。世界最古のNFTとして高値で取引されており、NFTの王者的存在といっても過言ではありません。
作品の価値は1千万円以上と、高額すぎるNFTアートとしても注目されています。
どんなアート?なぜ高値で取引されているの?など、疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
今回はCryptoPunks(クリプトパンクス)を徹底解説します。
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CryptoPunksとは?
CryptoPunksは、8ビットスタイルで描かれたピクセルアートです。
人の上半身のようなアートが特徴です。
カナダのソフトウェアエンジニアMatt HallとJohn Watkinsonで構成されるLarva Labs(ラルバラボ)によって2017年6月に発足しました。
ゲームのアバターになるなどの用途はありませんが、SNSのアイコンとして使用する人も多いため、目にする機会も増えています。
世界で最も古いNFTのひとつと言われており、世界に1万点しか無いため、希少性が高いことから高額で取引されています。
CryptoPunksの特徴
CryptoPunksの特徴として
- 24×24のピクセルアート
- 高すぎる価格
- 大手企業や著名人が購入し話題に
といった点が挙げられますので、ひとつずつ解説します。
24×24のピクセルアート
CryptoPunksの一番の特徴は、8ビットスタイルで描かれた24×24のピクセルアートです。
ドット絵というスタイルですね。
NFTアートといえばドット絵といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?CryptoPunksは人間の上半身をモチーフにしたドット絵を制作しています。
エイリアン・サル・ゾンビ・女性・男性からなる5つのタイプのキャラクターがベースとなっており、様々な装飾品と組み合わせることで世界に1つだけのデザインを生み出しています。
高すぎる価格
CryptoPunksは1点で数千万円以上と高値で販売されています。希少性が高く、人気のアートは億を超えるほどです。
そのため、所持することが富の証といった、一種のステータスにもなっているようです。
大手企業や著名人が購入し話題に
2021年8月、大手クレジットカード会社のVISAがCryptoPunksのNFTアートを購入し話題になりました。
さらに、米国の音楽DJ・Steve Aokiさんが高額転売したことでも話題になり、よりCryptoPunksはより注目を浴びるようになりました。
Steve AokiさんのTwitterによると、65ETHで購入したアートが3週間後に300ETHになったそうです。
倍以上の価値に上昇していますので、夢がありますね。
Steve AokiさんのTwitter
CryptoPunksの価格動向
CryptoPunksは当初、無料でリリースされイーサリアムのウォレットを持つ人なら誰でも所有できるようになっていました。
無料でリリースされていたアートが1千万円以上の価値になるとは、初期に参入しておくことの重要性がよくわかります。
2017年には数十万円の価値になり、その後、希少性の高さや有名企業・著名人の購入などで話題になり価値が上昇、現在では1点で数千万円にもなる高価なアートへと成長しています。
特に、シリーズの中でも9点しか無いと言われる「エイリアン」をモチーフにした作品は、10億近い金額がついています。
続いて人気のタイプはサルで、24点しか制作されておりません。
CryptoPunksの今後の見通し・予想
CryptoPunks作品の総発行枚数は現在1万点あり、今後増えるかどうかはわからないとされています。しかし、世界最古のNFTという事実は今後も変わらないため、これからも価値が上がるまたは維持されるのではないでしょうか?
また、Larva Labsは2021年9月1日、米国の芸能事務所・United Talent AgencyとNFTプロジェクトに関する代理店契約を結んだと発表し、今後、映画やテレビなどにCryptoPunksが登場することを示唆しています。
テレビや映画の出演を通し、CryptoPunksの存在がより身近になれば、人々の関心が高まり今以上に価値が上がると予想します。
CryptoPunksの買い方
CryptoPunksを購入するためには仮想通貨・ETH(イーサリアム)とWeb上のウォレットが必要です。
日本円と仮想通貨・ETH(イーサリアム)を交換するための仮想通貨取引所の口座を持っていない人は、口座開設を行いましょう。
ETHは日本ではビットコインの次に有名な仮想通貨ですので、ほとんどの仮想通貨取引所がイーサリアムを扱っています。
ETHの価値は変動しているので、なるべく価格が安い時に買うとお得にETHを取得できますよ。
ETHを入れておくWeb上のウォレットには、MetaMaskがおすすめです。MetaMaskはスマホ・PCどちらからも利用可能で、無料でダウンロードができます。
ETH・ウォレットの準備ができたら、CryptoPunksの購入に進みましょう。CryptoPunksはNFTのプラットフォームであるOpenSeaと公式サイトの2カ所から購入できます。
それぞれのサイトを利用した購入方法を解説します。
OpenSeaでCryptoPunksを購入する
OpenSeaでNFTアートを購入する場合は、OpenSeaとMetaMaskの連携をする必要があります。
OpenSeaでCryptoPunksを検索し、欲しい作品を選び購入に進みましょう。CryptoPunksは規格の違いから、あまりOpenSeaで出品していませんので、より多くの作品を見たい方は公式サイトからの購入をおすすめします。
公式サイトでCryptoPunksを購入する
公式サイトで購入する場合
- 公式サイトとMetaMaskを連携する
- 購入したい作品選ぶ
- 購入に進む
といった手順が必要です。
公式サイトを見ると、背景が赤・青・紫の3種類にわかれており、購入できるのは背景が赤色または紫色のアートです。背景が青色のアートは既に購入されているコレクションですので、購入できません。
赤の背景は通常の買い物のように、購入することができます。紫の背景はオークション形式のため入札し、持ち主が納得すれば購入することができる仕組みです。
CryptoPunksのQ&A
CryptoPunksに関する質問と回答をまとめました。
CryptoPunksの稼ぎ方は?
CryptoPunksをコレクションとして購入する方もいますが、稼ぐために購入する方も多いのではないでしょうか?NFTコレクションの価格は日々変動しており、転売することで稼げます。
長期保有し価格の上昇を待ち稼いだり、短期間で売買し稼いだりと、自身に合った方法を選ぶと良いでしょう。
CryptoPunksの最低価格は?
2022年7月時点、公式サイトで提示されている最低価格は68.45ETHです。1ETHを約20万円として計算しても約1369万円になります。
高価であることはCryptoPunksを所有することが富の象徴といった、新たな価値を付けたとも言えるでしょう。
過去にはお金を持つと家や車、ブランドのアクセサリーなどで豊かさを表現していましたが、近頃ではNFTコレクションが新たな富の象徴になっているのですね。
CryptoPunksはなぜ高いの?
CryptoPunksが高値で取引される理由として
- 世界最古のNFTアート
- 世界で1万個しか発行していない
- 投資目的としても注目されている
- 大企業や著名人が購入したことで注目を浴びた
といった点が挙げられると考えます。
世界で最も古いNFTと言われる唯一無二のアートといったプレミア感や作品を転売することでより多くの資産を得られるといったことが理由で人気になり、高値で取引されているようです。
NFTアートはまだまだ盛り上がりを見せているので、まだまだ価値が上がるのではないでしょうか?
まとめ
今回は、世界で最も古いNFTと言われ、高額で取引されているアートであるCryptoPunksの特徴や買い方・将来性についてまとめました。
CryptoPunksの特徴や購入方法として
- 8ドットで描かれた24×24のピクセルアートNFT
- カナダのLarva Labs(ラルバラボ)が運営し、2017年6月発足された
- 1点1千万円以上もするほど高値で取引されている
- 公式サイトまたはOpenSeaで購入できる
- NFTアートは収集目的でも投資目的でも楽しめる
といった点が挙げられることが判明しました。
世界最古のNFTという事実は今後変わることがありませんので、CryptoPunksは今後も価値が上昇・維持されると考えます。これから購入する方はぜひ参考にしてください。
高価のためCryptoPunksの作品を購入できない!という方でも、どんなアートがあるのか、いくらで取引しているのか眺めるだけで楽しむことができるのでおすすめです。
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