【スマホでOK】NFTアートの作り方・販売の方法を初心者向けに解説

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数十億円という高額での取引が話題になることもある「NFTアート」。

難しそうなイメージですが、子供でも出品できたというニュースがあるとおり、実は誰でも簡単に作って販売することができます。

この記事では、作品作りにおすすめの無料アプリや出品方法を画像付きで解説します。

NFTアートとは

NFTアートとは「NFTの技術を使ったアート作品」のことです。

NFTとは「非代替性トークン(Non-Fungible Token)」の略で、ブロックチェーンを使ってデジタルデータに固有の証明を付与することができる技術です。

従来のデジタルデータでは難しかった「プレミア感」や「所有することのステータス」を高めることができるため、アーティストやハイブランドでもNFT市場への参入が相次いでいます。

NFTアートの作り方

NFTアートといっても、作品自体は一般のイラストアプリで作成できます。

どんなデジタルアートでも、専用の売買サイトへ出品すれば自動的にNFTとして扱われ「NFTアート」となります。

ドット絵

ドット絵のNFTアートは、NFTアートの初期から販売されており、数千万円で取引されたこともあります。

8bit painter

写真やイラストをインポートすれば、ドット絵に変換してくれる機能があります。自分でゼロから描けないという人でもドット絵を作りやすいアプリです。

pixelable

背景と被写体を別々のレイヤーに分けて描くことができるアプリ。ドット絵ながら緻密なイラストを描きたい人におすすめです。

イラスト

風景画やキャラクターを描きたい人はイラスト作成アプリがおすすめ。無料でプロレベルの機能が使えるツールも増えています。

IbisPaint

素材やフィルターが豊富で、初めてデジタルイラストを描く人でも雰囲気のあるイラストを描けます。画面が大きいので、スマートフォンでも描きやすいアプリです。

MediBangPaint 

描画ツールが豊富で、パソコンやタブレットでデジタルイラストを書いた経験のある人向きのアプリ。タブレットで使うのがおすすめです。

写真加工

イラストのイメージが強いNFTアートですが、写真ももちろん販売可能です。

Canva

センスの良いテンプレートが豊富なツールです。テンプレートに入れるだけでコラージュ風アートが作れます。

Adobe LightRoom

写真家などプロの利用者も多いツール。Adobeのほかのツールと合わせて使えば、より使い勝手がよくなります。

NFTアートの販売方法

NFTアートはスマートフォンからでも販売できます。

事前準備

NFTの販売をするためには、「専用の通貨(イーサリアム)」と「ウォレット」のふたつの準備が必要です。

「イーサリアム」の準備

NFTを販売するためには手数料が必要で、「イーサリアム(ETH)」という暗号資産で支払います。

イーサリアムは国内のほとんどの暗号資産取引所で購入できるので、持っていない人は事前に購入して用意しておきましょう。

なおイーサリアム以外の通貨でもNFTアートを販売することは可能ですが、購入の手間や売りやすさを考えるとイーサリアムを使った方が簡単です。

「ウォレット」の用意

暗号資産を使うためには、「ウォレット」という暗号資産専用の財布が必要です。

おすすめのウォレットは「メタマスク」。アプリがあるので、スマートフォンでも簡単に使えます。

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NFTアート販売の手数料は、メタマスクを通じて支払うことになります。事前にイーサリアムをメタマスクに送金しておきましょう。

出品

NFTマーケットプレイス「オープンシー」について

NFTアートはNFTマーケットプレイスという専門のサイトで販売します。今回は世界最大級のマーケットである「オープンシー(OpenSea)」での販売方法を紹介します。

日本語には対応していませんが、それほど難しい単語は出てきません。ブラウザの翻訳機能を併用しながらであれば十分使えると思います。

最近は国内でも、楽天などがマーケットプレイスを開設しています。ただ、まだ個人作品の取り扱いは少ないので、オープンシーを使った方が売れやすいでしょう。

オープンシーとメタマスクを接続する

イーサリアムをオープンシーで使うためには、メタマスクとオープンシーを接続する必要があります。

左上のメニューから「ブラウザー」を選択します。

次の画面で、OpenSeaのURLを入力すれば接続完了です。

プロフィールを登録する

次にプロフィールを登録します。ここからはオープンシーでの作業です。

まずAccountからProfileを開いてください。

とりあえず、以下の必須項目だけ埋めれば問題ありません。

・Username

・Email Address

登録したメールアドレス宛に、確認のメールが届きます。メール本文内のリンクをクリックすれば登録完了です。

出品情報の登録

ではいよいよ、アートの出品情報を登録していきましょう。

(1)コレクションを登録する

「Account」>「My collections」の順番で画面を開いてください。

「Create a collection」をタップします。

コレクションの情報を登録する画面になるので、必要情報を入力していきます。

「Featured Image」は必須ではありませんがぜひ入れておきましょう。カテゴリページなどに表示されるので、アートを探している人の目に止まりやすくなります。

コレクションの登録が完了しました。

(2)作品を登録する

先ほど作成したコレクションページで、右上にある「Add Item」をタップします。

  • Image, Video, Audio, or 3D Model 出品するデジタルアート
  • Name アートの名前
  • Description アイテムの説明
  • Blockchain NFTのブロックチェーン

ブロックチェーンをイーサリアムにすると、出品するときに手数料がかかります。しかし別の通貨(ポリゴン)よりも圧倒的に利用者が多いため、作品が売れやすいです。

作品が登録できました。

(3)出品する

いよいよ出品です。

作品ページで「Sell」をタップします。

  • Type オークションか固定金額かを選べます。
  • Price 価格です。出品後に変更することはできません。
  • Duration 出品期間です。

最後に「Complete Listing」をタップすれば、出品完了です。

販売手数料とガス代

イーサリアムで出品すると、販売手数料がかかります。これを「ガス代」と呼び、イーサリアムを送金したり、NFT作品を売買したりするときに徴収されます。

時間帯や日によって違うので、慣れてきたら安い時を狙ってコストを抑えた出品を目指してみましょう。

NFTアートの税金

現在NFTに対する税金については、法律上の定めがありません。ただし、NFTアートの販売で利益を得た場合は、雑所得として課税される可能性があります。

会社勤めの方の場合、給与所得以外の雑所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。売り上げ金額がそのくらいになったら、税理士の人に相談してみましょう。

自動botを作るのは難しい

NFTアートを自動で購入する「bot」で利益を得た、という話がたびたびSNSで話題になります。

これはbotを使って大量購入したNFTアートを自分で売却して売却益を得るという方法です。何もしなくて良いというわけではありません。

作成したプログラマー自身がソースコードを公開していることがありますが、市販サービスではないのでプログラミングの知識がないと作れないでしょう。

NFTアートは誰にでもかんたんに作ることができます。NFTは個人から大企業まで様々な形でサービスが増えている分野なので、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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