NFTアートを買ってどうする?NFTの購入方法や使い方7選を徹底解説
デジタルデータを活用した「NFTアート」は、多くのメディアで注目を集めています。
ただ、「NFTアートが話題だから買ってみたけど、どう活用すればいいの?」と疑問を持つ方もいるかもしれません。
そこで本記事では、NFTアートを買った後にどんな活用方法があるのかを解説します。
NFTアートとは?
NFTアートとは、非代替性トークン(Non-Fungible Token)を活用した新しいアートの形です。
アート作品はデジタルデータで所有できるため、SNSのアイコンに使用したり、メタバース上の仮想空間にインテリアとして飾ったりすることができます。
例えばVRアーティスト・せきぐちあいみさんは「Alternate dimension 幻想絢爛」という作品を出品しており、そのNFTアート作品は1,300万円で即日に落札されたという事例もあります。
NFTアート作品は、ブロックチェーン技術を用いて作品の所有権を保証しています。誰の手によって作成されたかが公開されているため、コピー品や詐欺のリスクが軽減されているのが特徴です。
買ってどうする?NFTアートの使い方7選
NFTアートはデジタルデータであって、鑑賞したり、二次利用できることはわかった。
しかし結局のところどんな活用方法があるのか。
例として、NFTアートを買った後にできることは7つあります。
- NFTアート作品を転売する
- コレクションとして楽しむ
- SNSのアイコンにする
- メタバースで使用する
- ユーザー限定のコミュニティへ参加する
- 商用利用する
- 新作NFTの優先購入権をもらう
NFTアート作品を転売する
いまやNFTは、実際の美術品や骨董品のように市場価値が付くようになっています。
NFTを安く購入して高く売れば収益を得られます。いわゆる「NFTの転売」です。
転売、というと嫌なイメージを抱いてしまいがちですが、実はNFTの転売はそれほど嫌がられるものではありません。むしろ、「どんどん転売してください」というクリエイターもいるくらいです。
というのも、NFTは転売されるごとに、一定の料金が作品の制作者に還元される仕組みがあるからです。
作品が転売されるごとに制作者に利益が入るので、クリエイターにとっても転売は悪いものではありません。これはデジタルデータでやり取りできるNFTアートならではの特徴です。
NFT転売のやり方については、別記事で解説しているので興味がある方はどうぞ。
コレクションとして楽しむ
NFTアートは、マーケットプレイスの専用ページに表示されるので、コレクションとして楽しめます。
OpenSeaではNFTアートを作品ごとに分類でき、自分の好きなカテゴリーを作ることも可能です。
また、OncyberというツールにNFTアートを保管しているウォレットを接続すれば、メタバース上にNFTギャラリーを構築できます。
作品ごとにデザインやキャラクターの特徴、細かい設定が異なるので、NFTアートは見ているだけでも楽しめます。
SNSのアイコンにする
NFTアートはSNSのアイコンに適したデザインが多く、著名人やインフルエンサーがアイコンに設定しています。
- 西野亮廣さん
- レイザーラモン HGさん
- イケダハヤトさん
- 鴨頭嘉人さん
例えば西野亮廣さんのXのアイコンをタップしてみると、以下の詳細画像が見れます。
アイコン画像が誰によって作られたのか。これまでどんな経緯で西野亮廣さんにNFTが渡ってきたのかを確認できます。
SNSのアイコンをNFTアートに設定すれば、自分が所属しているコミュニティや価値観を公開できます。
同じ作品を購入したユーザー同士でコミュニケーションがとりやすくなる効果が期待できるでしょう。
メタバースで使用する
NFTアートを購入すると、メタバースで使用するアバターをもらえることが多いです。
- XANA: GENESIS
- BAYC
- CryptoNinja Partners
などの作品を購入したユーザーには、限定のアバターが配布されました。
もちろんアバターだけでなく、メタバース空間に飾れる作品もあります。
先日話題になったツイートで「亡くなった父親の作品をデータ化して、メタバース美術館に飾る」という試みは大きな注目を集めました。
メタバース空間を自分の手で構築できるようになれば、個人的に展示会を開くことも可能になります。
現に、上記ツイートのメタバース美術館は誰でもアクセスして作品を閲覧できます。
NFTアート作品はメタバースと相性が良いと言われており、その可能性を非常に感じる例です。
ユーザー限定のコミュニティへ参加する
NFTアートを購入したユーザーに、コミュニティへの参加権を配るプロジェクトが増えています。
日本国内を見てみると、西野亮廣さんも関わっているCHIMNEY TOWN DAOに参加するには「SHINZO NFT」の購入が条件です。
NFTアート作品を、コミュニティの参加権のように活用している例ですね。
NFTアートを購入すると、同じコレクションを所有するユーザー同士で、コミュニケーションが取れます。
海外では「BAYC」というNFTアート作品を購入したユーザーだけが参加できるコミュニティが有名です。
商用利用する
NFTアートの中には、商用利用を許可しているコレクションがあります。
NFTに描かれているキャラクターを使用して、オリジナルグッズやNFTアートの販売が可能です。
コレクションごとに商用利用のルールが異なりますので、事前に利用規約を確認してください。
新作NFTの優先購入権をもらう
人気のNFTアートを保有していると、新作NFTの優先購入権がもらえることがあります。
優先購入権はAL(アローリスト)と呼ばれており、一般販売よりも安い価格で購入できる場合が多いです。
また、NFTアートを所有しているユーザーには記念のNFTが配られることも多く、長期的に保有すると多くのNFTを獲得できます。
NFTアートの購入方法
NFTアートの購入の流れは以下の通り。
- NFTマーケットプレイスで作品を見つける
- 暗号資産取引所でEthereum(ETH)を購入
- ウォレットにEthereum(ETH)を送金
- マーケットプレイスでNFTを購入
NFTマーケットプレイスで作品を見つける
まずは自分が気になるNFTアート作品を見つけましょう。
NFTアートは「マーケットプレイス」というところに出品されています。日本・海外含めて様々なマーケットプレイスがあるので、最初は色々なところを見てみてください。
暗号資産取引所で口座開設する
NFTアートを購入するために必要な暗号資産を準備します。
NFTアート作品は暗号資産で決済されるものがほとんどです。決済通貨としてはイーサリアム(ETH)がよく利用されています。
イーサリアムであれば、国内暗号資産取引所のほぼ全てで取り扱いがあります。手数料が無料の「SBI VCトレード」はお得に取引できるのでおすすめ。
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ウォレットにEthereum(ETH)を送金
NFTや仮想通貨を管理するために必要な「ウォレット」を作成します。
ウォレットはWeb上のお財布のようなもので、NFTや仮想通貨を個人で保管できるようになります。
おすすめのウォレットは「MetaMask」というウォレットで、大抵のNFTマーケットプレイスで利用できます。
NFTの購入には暗号資産の「イーサリアム」が必要です。Metamaskから暗号資産を送金する方法を見て、準備しておきましょう。
ウォレットにEthereum(ETH)を送金
最後に、マーケットプレイスでNFTを購入します。
ここでは「OpenSea」というマーケットプレイスを例に説明します。
購入したいNFTの画像をクリックし、価格を確認したら「Buy now」を選択します。
MetaMaskにガス代(送信手数料)が表示されるので金額を確認し、署名をするとNFTを購入できます。
買ってどうする?NFTアートのまとめ
NFTアートの使い方や購入方法を詳しく解説しました。
NFTアートには、価格の上昇を待って転売して稼ぐ以外にも、多くの使い方があります。
限定のコミュニティに参加すると、同じ趣味や価値観の仲間と交流ができ、最先端の技術を学べます。低価格で販売しているNFTアートも多いので、ぜひ購入を検討してみてください。
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