NFTトレカとは?特徴や仕組み・購入方法をわかりやすく解説
NFTの技術が活用されたトレーディングカードが注目を集めています。
人気アイドルグループSKE48がNFTトレカを販売したところ即完売。ポケモンカードもNFT化されたと話題です。
本記事では、NFTトレカの特徴や仕組み・購入方法を解説します。
NFTトレカの将来性についても見ていきます。
NFTトレカとは?
NFTトレカとは、NFTの技術を活用したデジタル版のトレーディングカードです。
NFTは「非代替トークン」と呼ばれ、コピーや改ざんができないという特徴をもちます。
所有するNFTトレカはコピーされず唯一の価値が担保されており、資産として認識されることもあります。
またNFTトレカは売買が可能です。レアカードや人気のあるカードは高額で取引されています。
NFTトレカの特徴や仕組み
NFTトレカの特徴や仕組みを詳しく確認していきましょう。
- ブロックチェーン技術によって価値が担保されている
- 音声や動画を紐付けられる
- カードを売買して稼げる
1つずつ順番に解説していきます。
ブロックチェーン技術によって価値が担保されている
NFTトレカはブロックチェーン技術が活用されています。
そのため、唯一の価値が担保されている状態です。
それぞれのNFTカードはコピーや改ざんが不可能なため、偽物が出回ることはなく高い希少性をもちます。
音声や動画を紐付けられる
NFTカードには画像だけではなく、音声や動画を紐付けることが可能です。
例えばSKE48のNFTトレカには、固有の画像・音声・動画等のデータが内蔵されているものもあります。
限定の動画や音声が紐付いたNFTトレカは希少価値が高く、価格も高騰する可能性もあります。
カードを売買して稼げる
NFTトレカはマーケットプレイスでかんたんに売買できます。
NFTトレカの価格は、仮想通貨相場に影響を受けるため、常に変動しています。そのため安く仕入れて高値で売れば、売買差益を得ることが可能です。
新しいお金の稼ぎ方として「NFTの転売」は注目されています。
普通の転売はクリエイターに収益が入らないために忌避されていましたが、NFTの転売はクリエイターに収益が還元される仕組みが付いています。
NFTトレカもまた転売で稼ぐことができます。
特に近年は投資対象としても注目を集める「ポケモンカードNFT」は今後の発展が見込めるかもしれません。
おすすめのNFTトレカ3選
NFTトレカには多くの販売事例がありますが、ここではおすすめのNFTトレカを3つ紹介します。
- SKE48
- Sorare(ソラーレ)
- CryptoSpells(クリプトスペルズ)
1.SKE48
人気アイドルグループSKE48のNFTトレカは有名な事例の1つです。
特に、松井珠理奈と高柳明音の卒業コンサート限定カードは、ファンの注目を集めました。人気メンバーのカードは価値が高く、価格が高騰しやすい傾向にあるようです。
2.Sorare(ソラーレ)
Sorareは、実在するサッカー選手をNFTカードとして使用するNFTゲームです。現実の戦績がゲームに反映される仕組みになっています。
トーナメントで上位に入賞すると、レアカードや仮想通貨ETHを稼ぐことが可能です。
3.CryptoSpells(クリプトスペルズ)
CryptoSpellsはSorareと同様に、NFTカードを使用して仮想通貨を稼ぐカード型のゲームです。
ミッションをクリアすれば、報酬として仮想通貨を獲得できます。また、NFTカードはゲーム内マーケットで出品可能で、カードの売買でも稼ぐことが可能です。
NFTトレカの将来性
NFTトレカの将来性を以下の2点から解説していきます。
・NFT市場の拡大が期待できる
・大手企業が参入する可能性がある
NFTトレカ市場の拡大が期待できる
NFTトレカの販売事例は数多くありますが、まだまだ一部のユーザーからしか認知されていない状態です。
一般的なトレカの市場ではポケモンや遊戯王など強いIPの知名度が高く盛り上がっています。
日本玩具協会が2022年に発表した統計によれば、21年度のトレカ市場は約1782億円を記録しました。
例えばポケモンカード市場を見てみると、ひとつのカードが数百万円単位で売買されることも珍しくありません。
トレカの市場価格が分かるサイト『PRICEBASE』では、ポケモンカードが1千万円でやりとりされていることを確認できます。
そのため、ブランド力のあるカードがNFTとして取引されるようになれば、NFTトレカ市場全体が拡大していくでしょう。
大手企業が参入する可能性がある
大手企業が参入することで、NFTトレカ市場が活発化する可能性があります。
楽天が運営する「RakutenNFT」ではアイドルグループ「アンダービースティー」のNFTトレカを販売し話題になりました。
またLINEが運営する「LINE NFT」やGMOグループが持つ「Adam By GMO」など、大手IT企業のNFT事業への参入が相次いでいます。
今後も企業が参入する流れが加速し、NFT市場が拡大していくと予想されています。
NFTトレカの注意点
NFTトレカ売買の際の注意点は3つです。
- 価値が下落する恐れもある
- 投資目的で購入する際には偽物に注意する
- 取引時にはガス代(手数料)がかかる
価値が下落する恐れもある
NFTの価値は市場の需要と供給によって変動するため、価値が下落する恐れがあります。
人気のあるカードでも、カード自体の需要が減少したり新しいカードが登場すれば価値が下落しかねません。
NFTと実物カードの価値は連動するので、トレカの市場価格が分かるサイト『PRICEBASE』で価格をチェックしておくとよいでしょう。
投資目的で購入する際には偽物に注意する
投資目的でトレカNFTを購入する際には、偽物を買わないよう注意しましょう。
トレカNFTはまだ新しい市場であり偽物が出回っていることも多いです。
カードの画像や説明に不自然な点がないか確認しましょう。
不安な方は大手企業が運営しているマーケットプレイスを利用したり、トレカ専門店で購入するのがよいでしょう。
取引に手数料(ガス代)がかかる
トレカNFTの取引には一定のガス代がかかります。
ガス代とは取引の際に必要な計算や検証作業の手数料のようなものです。
ガス代はブロックチェーンの混雑状況によって変動するので、買うタイミングによって数千円の手数料の差が出ます。NFTは買うときだけではなく、売るときにもガス代が発生する点に注意してください。
ガス代の価格は「Ethereum Gas Tracker」でチェックできます。取引前に確認して、なるべくガス代が安い時に売買するとコストを抑えられます。
もしNFTでトレカを売るのではなく、現物のトレカを売るなら「PRICE BASE」はおすすめです。
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NFTトレカの始め方・購入方法【3つの手順で解説】
ここでは、実際にNFTトレカを始めたい方に向けて、NFTトレカの始め方・購入方法を解説します。
結論からいうと、NFTトレカを購入するならCoincheckNFTがおすすめです。
CoincheckNFTでは、おすすめのNFTトレカの見出しで紹介した「SKE48」や「CryptoSpells」などを取り扱っています。
始め方もかんたんで、国内で人気の取引所コインチェックの口座開設をするだけで利用可能です。
実際にNFTトレカを購入する手順は以下のとおりです。
- 手順①:コインチェックで口座開設する
- 手順②:日本円を入金する
- 手順③:CoincheckNFT欲しいNFTトレカを選んで購入する
まだ、コインチェックの口座開設が済んでいない方は、まずは口座開設から始めてみましょう。